「斉藤さんは今年7月、在阪キー局が制作する番組のロケ中に、ロケバス車内で2人きりになったA子さんに、わいせつな行為をした上で、口腔性交を強いたという2つの容疑がかけられています。任意の取調べに『軽率な行為に反省している』などと供述しています」(大手紙社会部記者)
さらに警視庁が検察への送致時に、起訴を求める「厳重処分」の意見を付けたことが捜査関係者への取材で分かった。今後、東京地検が証拠書類などをもとに聴取をするなどして捜査を進めるが、A子さんとの示談などがなかった場合、起訴される公算が大きい。
「警察は、送致時に重い順に『厳重処分』『相当処分』『寛大処分』『しかるべき処分』のいずれかの意見を付けます。一次捜査を担った警察の意見を述べるものですが、あくまでも起訴の判断をするのは検察ですから、その参考意見にすぎません。
ただ、性犯罪は相手との示談や、同意の有無など複雑な要素が絡むので、警察は事件に色をつけないためにも、『相当処分』という意見をつけることが少なくない。にもかかわらず今回は『厳重処分』ということは、警視庁が捜査した結果、斉藤の行為がそれだけひどいものだったと判断し、起訴するべきだという意見を付けたということです」(同前)