スポーツ

過熱する大谷翔平“便乗ビジネス” オークションに「大谷の中古車」が出品、義兄のアパレルブランドでは“匂わせ”疑惑も 

大谷翔平を困惑させる便乗ビジネス(写真/USATODAYSportsReuters/AFLO)

大谷翔平を困惑させる便乗ビジネス(写真/USATODAYSportsReuters/AFLO)

 球場中が熱狂した大谷翔平(30才)のホームランに、普段は穏やかにゲームを見守る妻の真美子夫人も、両手の拳を突き上げた。10月5日(現地時間、以下同)、メジャーリーグで世界一を決める戦いが開幕。真美子夫人も興奮するほどの活躍が、大谷の「価値」をさらに高めている。 

「大谷選手は9月19日に、メジャー史上初の偉業となる50ホームラン、50盗塁の『50-50』を達成しました。記念すべき50号のホームランをキャッチした観客は、そのボールをオークションに出品。50万ドル(約7200万円)から始まった入札価格は10月7日時点で150万ドル(約2億2000万円)をつけました。入札の締め切りは10月23日なので、今後の活躍次第ではさらに価格が上がる可能性もあります」(在米ジャーナリスト) 

 大谷に関する「金銭的な価値」はドンドン上がり、ちょっとした騒動まで起こり始めている。メジャー移籍後に運転免許を取得した大谷は、2020年に電気自動車の「テスラ」を購入した。その車とされる一品が9月下旬、中古車のオークションサイトに出品されたのだ。本誌『女性セブン』が出品者にコンタクトを取ると、出品の理由をこう明かした。 

「中古車ディーラーのオークションで、このテスラを購入したんだ。それで書類を受け取ったら、前の所有者がショウヘイ・オオタニだと判明した! 驚いたよ! この車はオオタニの偉業を理解している人が乗るべきだと思って、売りに出すことにしたんだよ」 

 サイトには《走行距離は約3万7000マイル》などの使用状況と共に、大谷本人のサインが入った書類の画像も掲載されている。だが、この出品には不可解な点があった。 

「出品された車は、過去にアメリカのメディアが“大谷が購入した車”と報じたテスラと同じ車種ではありますが、グレードが異なるんです。落札価格は6万3000ドル(約932万円)と、大谷選手本人が使用した車としては寂しい印象を受けました。真相は定かではありませんが、大谷選手の人気にあやかった“わけあり品”の可能性も噂されています」(前出・在米ジャーナリスト) 

 出品者に「グレードの違い」についても尋ねていたが、回答が得られぬままオークションが終了、誰かに落札されたようだった。 

 騒動は身近なところでも起きていた。渦中の人物は、真美子夫人の兄Aさん。つまり、大谷の「義兄」だ。 

「Aさんは現役のラグビー選手でありながら、自身でユニセックスのアパレルブランドも経営する“二刀流”。そのブランドの宣伝が、物議を醸していまして……。ブランドのインスタグラムには商品の着用画像がアップされているのですが、なぜか、モデルの女性が大谷選手の所属するロサンゼルス・ドジャースのキャップをかぶっているんです。ドジャースとは無関係のはずですがね(笑い)。 

 また、8月に行われた大谷夫婦の愛犬・デコピンの始球式を、真美子さんは兄のブランドのパーカを着て見守っていました。彼女の姿は多くのメディアに掲載され、世界中に配信されました」(スポーツジャーナリスト) 

“宣伝効果”があったのか、パーカは完売。現在は「予約商品」となっている。 

「好調な売れ行きの一方で、大谷選手が活躍すればするほど“便乗ビジネス”を指摘する声が大きくなっています。妹の結婚に口を閉ざしているにもかかわらず“匂わせ”にも見えるので、大谷選手の人気を利用しているように捉えられてしまうのかもしれませんね。義兄の“手法”には、大谷選手も困惑しているのではないでしょうか」(前出・スポーツジャーナリスト) 

 10月上旬、Aさんに、モデルがドジャースのキャップをかぶっている意図や、真美子夫人のパーカ着用の背景について質問した。だが彼は笑みを浮かべ「いや、別に」と繰り返し、「大谷選手の人気に便乗しているのでは?」と尋ねると、「そんなことはないです」と語るのみだった。便乗ビジネスは否定したAさんだが、首からはドジャースのネックストラップがさげられていた。 

女性セブン2024102431日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

中国でライブをおこなった歌手・BENI(Instagramより)
《歌手・BENI(39)の中国公演が無事に開催されたワケ》浜崎あゆみ、大槻マキ…中国側の“日本のエンタメ弾圧”相次ぐなかでなぜ「地域によって違いがある」
NEWSポストセブン
渡邊渚アナのエッセイ連載『ひたむきに咲く』
「世界から『日本は男性の性欲に甘い国』と言われている」 渡邊渚さんが「日本で多発する性的搾取」について思うこと
NEWSポストセブン
 チャリティー上映会に天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが出席された(2025年11月27日、撮影/JMPA)
《板垣李光人と同級生トークも》愛子さま、アニメ映画『ペリリュー』上映会に グレーのセットアップでメンズライクコーデで魅せた
NEWSポストセブン
リ・グァンホ容疑者
《拷問動画で主犯格逮捕》“闇バイト”をした韓国の大学生が拷問でショック死「電気ショックや殴打」「全身がアザだらけで真っ黒に」…リ・グァンホ容疑者の“壮絶犯罪手口”
NEWSポストセブン
“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)
《顔を伏せて恥ずかしそうに…》“コーチの股間タッチ”報道で謝罪の都玲華(21)、「サバい〜」SNSに投稿していた親密ショット…「両親を悲しませることはできない」原点に立ち返る“親子二人三脚の日々”
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
「山健組組長がヒットマンに」「ケーキ片手に発砲」「ラーメン店店主銃撃」公判がまったく進まない“重大事件の現在”《山口組分裂抗争終結後に残された謎》
NEWSポストセブン
ガーリーなファッションに注目が集まっている秋篠宮妃の紀子さま(時事通信フォト)
《ただの女性アナファッションではない》紀子さま「アラ還でもハート柄」の“技あり”ガーリースーツの着こなし、若き日は“ナマズの婚約指輪”のオーダーしたオシャレ上級者
NEWSポストセブン
財務省の「隠された不祥事リスト」を入手(時事通信フォト)
《スクープ公開》財務省「隠された不祥事リスト」入手 過去1年の間にも警察から遺失物を詐取しようとした大阪税関職員、神戸税関の職員はアワビを“密漁”、500万円貸付け受け「利益供与」で処分
週刊ポスト
世界中でセレブら感度の高い人たちに流行中のアスレジャーファッション(左・日本のアスレジャーブランド「RUELLE」のInstagramより、右・Backgrid/アフロ)
《広瀬すずもピッタリスパッツを普段着で…》「カタチが見える服」と賛否両論の“アスレジャー”が日本でも流行の兆し、専門家は「新しいラグジュアリーという捉え方も」と解説
NEWSポストセブン
子宮体がんだったことを明かしたタレントの山瀬まみ
《“もう言葉を話すことはない”と医師が宣告》山瀬まみ「子宮体がん」「脳梗塞」からの復帰を支えた俳優・中上雅巳との夫婦同伴姿
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《12月1日がお誕生日》愛子さま、愛に包まれた24年 お宮参り、運動会、木登り、演奏会、運動会…これまでの歩み 
女性セブン
海外セレブの間では「アスレジャー
というファッションジャンルが流行(画像は日本のアスレジャーブランド、RUELLEのInstagramより)
《ぴったりレギンスで街歩き》外国人旅行者の“アスレジャー”ファッションに注意喚起〈多くの国では日常着として定着しているが、日本はそうではない〉
NEWSポストセブン