芸能

テレビから消えた香川照之が注力する息子・市川團子の“マネジメント” 「テレビに出したい」父と「歌舞伎と学業に専念したい」息子のすれ違い

自分の代わりに市川團子(左)をテレビに出したい思いも強いという

自分の代わりに市川團子(左)をテレビに出したい思いも強いという

 2022年に銀座ホステスへの「ブラ剥ぎ性加害」が報じられ、地上波から姿を消した香川照之(58)。そんな香川が今、一番注力しているのが息子である歌舞伎俳優・市川團子(20)の「マネジメント」だという。梨園関係者がこう話す。

「現在、(市川)中車さん(香川の歌舞伎名)は團子さんの仕事のスケジュールや内容をチェックし、管理する立場だそうです。過去にはドラマにバラエティにCMにとテレビに出まくっていた中車さんだけに、『自分の代わりに團子くんをテレビに出したい』という気持ちが強いそうです。

 とくにドラマなどを推したい意向があるそうです。というのも、何かと團子さんと『コンビ』として推されている市川染五郎さん(19)が早くも大河ドラマなどに進出し、成果をあげている。中車さんとしては、『うちの子も……』という気持ちがあって自然でしょう。中車さんは現在もテレビ局に強いパイプがあり、旧知のスタッフに声をかければ、息子を出演させるのはそう難しいことではないでしょうから」

 しかし、当の息子は頑として首を縦に振らないのだという。別の梨園関係者が言う。

「團子くんは、亡くなった祖父・猿翁さん(享年83)を熱狂的に信奉しており、とにかく今は、『学業と歌舞伎の舞台に専念したい』と言っている。現在、大学3年生の彼は、学校で演劇映像などを学び、それをどう歌舞伎に活かせるか、日々奮闘しているといいます。将来は尊敬する猿翁さんのように、自ら歌舞伎の演出に携わりたいとも思っているようです。

 中車さんは、実の父親である猿翁さんと『父子断絶』の関係にありながらも、根性と努力で時間をかけて関係を改善した過去がある。それだけに、一度溝が生まれた親子関係を修復するのがいかに大変かわかっているはず。今回も最終的には息子の意見を尊重するのではないでしょうか」

 香川が息子に懸ける思いの強さは、梨園内でも有名だという。

「現在、福岡・博多座で公演中のスーパー歌舞伎『ヤマトタケル』終演後の出演者によるアフタートークで、中車さんは一緒に舞台に出演する團子くんらとともに舞台衣装のまま登壇すると、息子が生まれた時の様子を誕生時のグラム数まで詳細に話していた。参加していた客からは『意外と“親バカ”』と言われていました。そんな父に、團子くんは『個人情報!』『知りません!』と強い口調で叱り飛ばしていました(笑)」

 松竹に香川と團子の関係について聞いたが、「回答する立場にございません」(広報室)とのこと。息子の“だんこ”たる決意を香川は受け入れられるのか。

※週刊ポスト2024年11月1日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
渡邊渚さん(撮影/藤本和典)
「私にとっての2025年の漢字は『出』です」 渡邊渚さんが綴る「新しい年にチャレンジしたこと」
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン