スポーツ

大谷翔平を悩ます、優勝チームの「ホワイトハウス表敬訪問」問題 トランプ氏と対面となれば辞退する同僚が続出か 外交問題に発展する最悪シナリオも

「ホワイトハウス表敬訪問」問題で悩まされる大谷翔平(写真/AFLO)

「ホワイトハウス表敬訪問」問題で悩まされる大谷翔平(写真/REX/AFLO)

 大統領の座に返り咲くあの男と、日本が誇るユニコーンの対面が迫っている。次々と記録を塗り替えるスーパースターは、さぞや尊敬の眼差しで迎えられると思いきや、どうも一筋縄ではいかないようで──白人至上主義がもたらす緊迫を検証レポート。

「ショーはすごいね。打って、投げて、ベーブ・ルースみたいじゃないか」

 6年前、ドナルド・トランプ氏(78才)は安倍晋三元首相との首脳会談で、メジャー1年目から大活躍した大谷翔平(30才)をこう褒め称えたという。実はこの2人の初対面が近く実現しそうなのである。

 11月21日(現地時間)、2年連続でMVPを受賞した大谷。

「発表の場となったMLB専門番組には、妻の真美子さんと愛犬・デコピンを伴って出演。発表の瞬間、真美子さんが大谷選手に囁きかけ、ふたりがグータッチで喜びを分かち合う様子は多くの反響を呼びました」(在米ジャーナリスト)

 晴れの舞台とあって、真美子さんの装いはいつも以上に艶やかだった。

「着用していたモノグラムドレスは、大谷選手がブランドアンバサダーを務めるヒューゴ・ボスのもので、大谷選手の衣装とお揃いのブランド。さらに注目を集めたのはアクセサリーです。左手には結婚指輪、右手首にはシルバーのバングル、さらに首元には2つのネックレスを装着。普段はシンプルな装いを好む真美子さんにしては珍しくゴージャスに決めていました。来年1月にニューヨークで開催されるMVPの授賞式にも、夫婦で参加するとみられています」(前出・在米ジャーナリスト)

 最近はクライアントがさらに増え、ワールドシリーズ後はCM撮影に忙殺されていたという大谷。いまやアメリカで最も影響力のある日本人といっても過言ではない彼が、なぜトランプ氏と面会するのか。

「野球だけに限らず、アメリカのプロスポーツでは、優勝したチームがホワイトハウスを表敬訪問して大統領と面会するのが恒例です。今年ワールドシリーズを制覇したロサンゼルス・ドジャースも、来年4月に予定されるワシントンD.C.遠征時に、ホワイトハウスに招待されるとみられています」(現地特派員)

関連キーワード

関連記事

トピックス

中居正広氏の近況は(時事通信フォト)
反論を続ける中居正広氏に“体調不良説” 関係者が「確認事項などで連絡してもなかなか反応が得られない」と明かす
週刊ポスト
「地面師たち」からの獄中手記をスクープ入手
「全てを話せば当然、有罪となっていたでしょう」不起訴になった大物地面師が55億円詐欺「積水ハウス事件」の裏側を告白 浮かび上がった“本当の黒幕”の存在
週刊ポスト
大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《大谷翔平が“帰宅報告”投稿》真美子さん「娘のベビーカーを押して夫の試合観戦」…愛娘を抱いて夫婦を見守る「絶対的な味方」の存在
NEWSポストセブン
「お笑い米軍基地」が挑んだ新作コント「シュウダン・ジケツ」(撮影/西野嘉憲)
沖縄のコント集団「お笑い米軍基地」が戦後80年で世に問うた新作コント「シュウダン・ジケツ」にかける思い 主宰・まーちゃんが語る「戦争にツッコミを入れないと」
NEWSポストセブン
神谷宗幣氏(写真中央)が率いる参政党は参院選で大躍進した。東京選挙区でも塩入清香氏(右)が当選(2025年8月写真撮影:小川裕夫)
《午前8時の”異変”》躍進した「参政党」、選挙中に激しい応酬のあった支持者と反対派はどこへ?参院選後の初登院の様子をレポート
NEWSポストセブン
令和最強のグラビア女王・えなこ
令和最強のグラビア女王・えなこ 「表紙掲載」と「次の目標」への思いを語る
NEWSポストセブン
“地中海の楽園”マルタで公務員がコカインを使用していたことが発覚した(右の写真はサンプルです)
公務員のコカイン動画が大炎上…ワーホリ解禁の“地中海の楽園”マルタで蔓延する「ドラッグ地獄」の実態「ハードドラッグも規制がゆるい」
NEWSポストセブン
『週刊ポスト』8月4日発売号で撮り下ろしグラビアに挑戦
渡邊渚さん、撮り下ろしグラビアに挑戦「撮られることにも慣れてきたような気がします」、今後は執筆業に注力「この夏は色んなことを体験して、これから書く文章にも活かしたいです」
週刊ポスト
強制送還のためニノイ・アキノ国際空港に移送された渡辺優樹、小島智信両容疑者を乗せて飛行機の下に向かう車両(2023年撮影、時事通信フォト)
【ルフィの一味は実は反目し合っていた】広域強盗事件の裁判で明かされた「本当の関係」 日本の実行役に報酬を支払わなかったとのエピソードも
NEWSポストセブン
ブラジルの元バスケットボール選手が殺人未遂の疑いで逮捕された(SNSより、左は削除済み)
《35秒で61回殴打》ブラジル・元プロバスケ選手がエレベーターで恋人女性を絶え間なく殴り続け、顔面変形の大ケガを負わせる【防犯カメラが捉えた一部始終】
NEWSポストセブン
モンゴルを公式訪問された天皇皇后両陛下(2025年7月12日、撮影/横田紋子)
《麗しのロイヤルブルー》雅子さま、ファッションで示した現地への“敬意” 専門家が絶賛「ロイヤルファミリーとしての矜持を感じた」【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
三原じゅん子氏に浮上した暴力団関係者との交遊疑惑(写真/共同通信社)
《党内からも退陣要求噴出》窮地の石破首相が恐れる閣僚スキャンダル 三原じゅん子・こども政策担当相に暴力団関係者との“交遊疑惑”発覚
週刊ポスト