歌手デビューした1985年に「おニャン子クラブ」で工藤(右)はデビューし、“同期”だった2人。2022年のテレビ番組で、当時仲のよかったアイドルを聞かれた中山さんは「工藤静香ちゃん」と即答するほどの仲だった(写真/女性セブン写真部)
彼女はまったく気にしない感じで、その姿に現場スタッフ全員が救われました。一回休憩を挟んで、今度は一発OKでした。あの時ほど、プレッシャーにかられた瞬間はないかもしれないですね。本当に惜しい人を亡くしました」
中山さんは同作品について、周囲に次のように語っていた。
「中山さんは『コメディーは、シリアスなドラマよりも共演者とのコミュニケーションを深めて呼吸を合わせることが大切』と話していて、浜田さんに対しても『本読みの段階で、自然と浜田さんの中に入っていくことができた。本当のお兄ちゃんのような感じだった』と、敢えて進んで積極的にコミュニケーションを取っていたことを明かしていました。主演としての責任感が強かったのかもしれません」(ドラマ関係者)
“もしも願いが叶うなら”、もっと「女優・中山美穂」の芝居を見ていたかった。