芸能

《ステージ初共演》伊藤蘭ツアーファイナル公演に趣里が登場、サプライズでデュエットを披露 「不仲はウソです!」と明るく否定

伊藤蘭の公演に娘の趣里がサプライズ登場した(右・時事通信フォト)

伊藤蘭の公演に娘の趣里がサプライズ登場した(右・時事通信フォト)

「わが娘が来ております。趣里!」──伊藤蘭(70才)が呼びかけると、趣里(34才)がステージに元気よく飛び出した。

 披露したのは、趣里が主演を務めた連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)の劇中歌『ラッパと娘』。テンポよく歌い出すと、会場からは大歓声が起こった。

 1月25日、東京・有明の東京ガーデンシアターで行われた伊藤の全国ツアー・ファイナル公演。会場を埋めつくした約5500人の熱烈なファンの大声援のなか、伊藤はソロ曲のほか、『春一番』『年下の男の子』などキャンディーズのナンバーも熱唱した。

「会場には、法被姿の伊藤さんのファン〝親衛隊〟もいて、〝ランちゃーん!〟の声援が飛び交いました。伊藤さんはそれに応えるようにして、サービス精神を発揮。『わな』を歌った後のMCでは、“あの人は紅茶を入れてもくれる”という歌詞に触れて、“うちにもこういう人いますけど”と言いながら、夫の水谷豊さん(72才)が『相棒』(テレビ朝日系)で見せる、紅茶のポットを高く上げてカップに注ぐモノマネで爆笑を誘っていました」(音楽会社関係者)

 そして、アンコールに入ると、冒頭のように愛娘をステージに招き入れたのだ。

「告知はまったくなく、まさにサプライズ。手をつないで『春になったら』をデュエットする姿には、胸が熱くなりました」(観客のひとり)

 伊藤と趣里がステージで共演するのは、これが初。2023年の『紅白歌合戦』では、46年ぶりに伊藤が出場すること、そして当時『ブキウギ』が放送中だったことから、母娘共演が期待されたが叶わなかった。

「当時、趣里さんは朝ドラの主演という重圧やハードスケジュール、世間の声に対してかなりナーバスになっていたそうです。

 そんななか、紅白という大舞台で生の歌唱を披露するとなれば、さらに追いつめられてしまう可能性がありました。そういった状況を周囲のスタッフも理解していて、紅白への出演は実現しなかったそうです」(テレビ局関係者)

『ブキウギ』の終了から約1年。趣里はようやく朝ドラ主演女優という呪縛から逃れることができたのかもしれない。

「お母さんと一緒のステージなら頑張れる、という思いもあったのでしょう。『ラッパと娘』を歌い終わった後には、“共演を避けていたのではなく、偉大な父と母なので、自分ももっと頑張ろうと思い続けて、このタイミングになりました”と明かしました」(前出・音楽会社関係者)

 また、過去には家族との不仲説が囁かれたこともあるが、それも誤解であることを明かした。

「趣里さんの同棲報道に水谷さんが呆れていたことや、映画『生きてるだけで、愛。』(2018年)で水谷さんに相談なくヌードシーンに応じたことなどが不仲の理由と報じられていましたが、実際の親子関係は良好。『ブギウギ』が始まった2023年には水谷さんと趣里さんが業務執行社員(取締役)に名を連ねる新会社を設立したほど。

 ライブでは“不仲とか書かれているけどウソです!”と、明るく否定していました」(前出・芸能関係者)

 この日、水谷は妻と娘の晴れ姿を観客席から見守っていたようで、趣里はステージ上から「パパはどこかで見てるよね!」と呼びかけた。

 両親との絆を糧に、娘は新たな一歩を踏み出した。

女性セブン2025213日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
すき家がネズミ混入を認める(左・時事通信フォト、右・イメージ 写真はいずれも当該の店舗、販売されている味噌汁ではありません)
《「すき家」ネズミ混入味噌汁その後》「また同じようなトラブルが起きるのでは…」と現役クルーが懸念する理由 広報担当者は「売上は前年を上回る水準で推移」と回答
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン