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《遺骨やお墓の場所もわからない…》萩原健一さん七回忌に実兄は「写真に手をあわせるだけです」明かした“弟との最期の会話”

亡くなる前日、救急車がマンションに……

萩原健一さんが亡くなって6年

“ショーケン”こと萩原健一さん(享年68)が2019年3月26日に亡くなってから、今年で6年。芸能界で類まれな才能を遺憾なく発揮した萩原さんの七回忌に際し、今も故郷の埼玉に住む実兄が、弟への思いを語った。

「萩原さんは『ザ・テンプターズ』のボーカリストとして、芸能界デビュー。ドラマ『傷だらけの天使』(日本テレビ系)の主演で異彩を放ち一躍スターになりました。

 一方で、大麻不法所持、恐喝未遂容疑など逮捕歴が4回。結婚歴も4度あり、1975年にモデルの小泉一十三さん、1980年に歌手のいしだあゆみさん(享年76)、1996年に一般女性、そして2011年にモデルの冨田リカさん(63)と結婚。冨田さんは萩原さんが亡くなるまで、彼に添い遂げました」(芸能プロ関係者)

 波乱万丈の人生を駆け抜けた萩原さんだが、「2005年の逮捕以降、仕事は減っていた」(同前)。そんな彼を幼少期から支えていたのが、9歳年上の実兄・Aさんだった。

 萩原さんの葬儀は冨田が執り行ない、Aさん含めた萩原家側の親族は弟の臨終に立ち会えなかったという。そして、弟が天国へと旅立って6年が経った現在も、「七回忌の法要も、連絡がないから、あるかどうかもわからない」と打ち明ける。

「お墓もどこにあるのかわからないから、拝んでやる場所がないんだ。だから弟の写真だけは家に飾って、ここでいつも手を合わせているんだよ」(Aさん)

 中学在学中にスカウトされ、『ザ・テンプターズ』のヴォーカリストとして16歳でデビューした萩原さん。Aさんは、「俺とは9歳離れてるから喧嘩にならないけど、小さい時から生意気だった」と振り返る。

「俺は歌よりも演技のほうがいいと思っていたから、役者で成功してよかったよ。当時は実家にもよく女の子のファンが来た。雨の日にも、外で立ってんだもん。可哀想になっちゃって、『コーヒーでも飲んでけよ』ってよく家に上げた。書いてあったサインをあげたこともあったよ」

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