もともと足の筋肉が発達していたという瑞希さんの脚
──全身ムキムキだと思うのですが、どこを隠すんですか。
「……前ですね。お尻はプリッとしているからいいかなと思うんですけど、腹筋とかは明らかに筋肉が見えちゃっているし、肌は焼いていて真っ黒だし。息子的には“増量期”やトレーニングをしていない“オフ期”の体型がちょうどいいみたいで、『減量期のママは嫌だ』って言われるぐらいです」
──増量期と減量期で体重が合計24キロ増減したというお話もありましたが(第1回参照)、お洋服選びも大変そうですね。
「オフ期と減量期のサイズ感がぜんぜん違う。増量期のいまは筋肉の上に脂肪があるから、普段履いているズボンもキツいし、服もパツパツになってきた。基本的にはSサイズやS寄りのMサイズを着ているんですが、それが減量期の末期になるとブカブカになるので、XSサイズを買わなきゃいけないのは不便だなって思います。
だから夏服を買うときも、『夏は減量期だし入るかな?』みたいな買い方になるんですよ。『いまは試着できないけど、未来の自分だったら着られるだろう』という」
──大変な努力の甲斐あってボディビル大会で見事10位入賞を果たしたわけですが、“魚肉タンパク質”の証明と、新商品『ちっくすパック』のPRとしての手応えはいかがですか。
「正直、びっくりするぐらいの反響で。ほんとは『この夫婦なんかやってるな』くらいで、小田原界隈でこじんまりやっていく感じになるかなと思っていたんです。『伊勢兼商店』は小田原駅から最も遠いかまぼこ屋ですし、正直、そこまでお客さんがたくさん来るお店じゃないんですが、最近は埼玉や三重から来られる方もいて『オンラインでも買えるのにわざわざ買いにきてくださってありがとうございます』とお話ししました。
『ちっくすパック』に関していえば、オンラインショップでも北海道から沖縄まで注文があって、製造が追いつかなくなることもあります。販売を開始したのは半年ほど前ですが、そのときにはここまで反響があるとは想像もできなかったです」
