アトピー性皮膚炎に悩まされていた過去も
「じつは生後数カ月の頃から、“アトピー性皮膚炎”に悩まされていたんです」
──アトピーの症状はどの程度だったんでしょうか。
「かなりひどかったと思います。当時は全身に症状が出ていて、親が『女の子だし可哀想だから』とアトピーの炎症が肌に残る写真は全部消してしまったくらい、見た目的にもぎょっとする感じで。皮膚がぶわぁって剥がれて痛いし、治りかけても痒いから掻きむしっちゃう。特に寝ている間がひどくて、毎朝起きると掻きむしった部分の皮膚が剥がれていて、服が血まみれになっているんです」
──聞いただけでも大変さを感じます。
「周りがオシャレとか恋愛とかを始める一番多感な時期に、私だけ見た目が“お化け状態”。そのせいで『自分は汚い存在なんだ』っていう強いコンプレックスが心の奥底に染みついてしまい、可愛いお洋服を着るのもずっと抵抗がありました」
──「服に申し訳ない」「自分は汚い存在なんだ」というコンプレックスは、アトピーが原因だったんですね。
「周りの反応も大きかったと思います。アトピーが原因でイジメられもしましたし、掻きむしって剥がしてしまった皮膚が粉雪のように舞って、『汚い』って言われたり嫌な顔をされたり……そういうことが10年間も続いたので。
また、通っている学校の制服が黒色だったせいで、皮膚を掻きむしった後の汚れが目立ちましたし、周りの人に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。人前に出るときはいつも『お目汚し失礼します』みたいな気持ちになる。明るいところにいくとすべてが見えてしまうので、常に暗いところにいたかったですね」
