親族が入手した容疑者とその母のやり取りには「押し入れ」という文言が──(親族提供)
前出の社会部記者によれば「12月9日から20日までの間、岡崎さんから警察に『容疑者が自宅の周りにいるからパトロールしてほしい』『自転車を盗まれた』など計9回の通報があった」ということもわかっている。
岡崎さん本人から最後の通報があった12月20日、事件は起きる。前出の大叔母は当時を振り返ってこう声を落とした。
「行方不明になる前日にも“殺すぞ”みたいな連絡が来ていたから、ひとりにならないように配慮はしていたんです。でもまさか、家の中にまで……気が小さいやつだと思っていたのに」
親族らに愛され、守られていた彩咲陽さんを無理やり奪った白井容疑者。戻ってきた彩咲陽さんの遺体には、およそ人間の所業とは思えない“異常な形跡”が残されていた──。
(後編に続く)
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