ストーカー規制法違反容疑で逮捕された過去も(のちに不起訴処分)
「刺激をすると危害を加えられかねない」
和久井被告がAさんのキャバクラ店に通う中、AさんとBさんの復縁が隠されていたことも指摘された。当時、被告人からも「ヨリを戻しているのでは?」と尋ねられたが、Bさんは別の人物と結婚をしたと答えたという。
弁護人「言葉悪いですが、あなたは(被告人に)嘘をついたわけですね」
Bさん「そうですね。刺激を与えると危害を加えられかねないと思って」
弁護人「刺激ってどういうことですか」
Bさん「さっきのがいい例ですよね。ちょっとしたことで、すぐカッと興奮するので」(*第1回記事参照)
今度は、被告人は微動だにしない。
弁護人「電話で被告人と話したとき、被告人は『Aさんから付き合うと言われた』と言ってたんですよね?」
Bさん「そんな趣旨の会話をしました」
弁護人「『Aさんから結婚すると言われた』、『(Aさんから)“結婚するからには人生かけてね”とも言われた』と聞きましたね」
Bさん「そう言われたと聞きました」
最後に弁護人は、核心に迫る質問をする。