和久井被告のSNSには、愛車との別れを惜しむ投稿が散見される
「売上のための疑似恋愛関係であることは明白」
そして、弁護側が主張する、「和久井さんがAさんに結婚の約束を破られた」という内容についても、「Aさんが結婚を前提に被告と接していたとはそもそも考えられない」とした。
検察官「Aさんと被告人の関係は、客観的に見て常に配信者とリスナー、キャストと客でした。被告人はAさんの本名や電話番号、入院先についても、直接Aさんから聞いたことは一度もありませんでした。
Aさんと被告人の関係は、Aさんの売上のための擬似恋愛関係であることは明白です。Aさんは金払いのいい客である被告人に話を合わせたにすぎません」
この理由として、検察官は今回の公判で証拠として提出された、Aさんと被告人との電話の録音内容について指摘。被告人が結婚の話題を出すことに対して、Aさんは「相槌を打ったりはぐらかしたりするだけで、自ら結婚という言葉は一切使わなかった」と主張した。
第2回公判で明らかになった2人のLINE上のやり取りを見ても、次に示すように、Aさんは被告人に激しい言葉で拒絶を示している(#5記事参照)。