雅子さまには「フラッシュ禁止」なのに…
過去にデジタル大臣を務めた河野氏は、現地滞在中にも頻繁にSNSを更新した。しかし、これも別の騒動を生んだ。
「やたらめったら写真を撮影しまくり、政府専用機内の様子を投稿した際には“危機管理上大丈夫か?”と心配する声もありました。また、同行した記者団の写真を勝手に撮って投稿したことに困惑する声があり、現場の記者からの不満や疑問が河野氏側のスタッフの耳に入り、のちに投稿を削除しました」(宮内庁関係者)
極めつけは雅子さまに対しての行為だった。今回のモンゴル訪問に限らず、公務の際に雅子さまを「フラッシュ撮影しない」のは、皇室担当記者やカメラマンにとって常識だ。宮内庁が作成する取材要項などにもフラッシュ禁止の旨が明記されている。
「モンゴル伝統の『シャガイ』を両陛下がご覧になったときのことです。これは、羊の骨を指で弾いて的に当てる競技です。その際、河野氏は煌々とスマホのフラッシュライトをつけて撮影をしていました。一般の人ならいざ知らず、首席随員である河野氏の“ルール無視”の行動には、関係者も呆れかえっていました」(別の宮内庁関係者)
参院選での自民党の大惨敗を受け、選対委員長代理の職の辞表を提出した河野氏。「職責をまっとうしたとは言い難い」と理由を述べたが、“モンゴル訪問首席随員”としての職責はどうだったのか。