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【観光客が熊に餌を…】羅臼岳クマ事故でべテランハンターが指摘する“過酷すぎる駆除活動”「日当8000円、労災もなし、人のためでも限界」

ヒグマの親子のイメージ(時事通信フォト)

ヒグマの親子のイメージ(時事通信フォト)

 北海道を中心にクマによる事故が相次ぎ、社会問題化している。7月12日には福島町で新聞配達中の50代男性がヒグマに襲われ死亡。さらに8月14日には知床半島・羅臼岳で登山中の20代男性がヒグマに襲われ行方不明となり、翌15日に山中で遺体が発見された。

 人とクマの生活圏の境界線が曖昧になる中、駆除の最前線に立つのが猟友会に加盟するなどしているハンターたちだ。しかし彼らはいま、危険と隣り合わせの任務に見合わない待遇や、時に司法との軋轢という深刻な問題に直面している。

 NEWSポストセブン取材班は、北海道猟友会砂川支部長を務めるベテランハンターに、現場が抱える矛盾と、私たちが知るべきクマとの向き合い方について話を聞いた。

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