死因は上半身などを複数回刺されたことによる失血死だった(時事通信フォト)

死因は上半身などを複数回刺されたことによる失血死だった(時事通信フォト)

判決文に記されていた”衝撃の犯行様態”

〈同署(生田署)によると、谷本容疑者はこの日、女性が帰宅してドアを開けるのを待って部屋に侵入。首を絞めた後にも部屋で1時間にわたって女性に好意を告げ、『警察に言わないで』と言い残して逃げたという〉

 谷本容疑者はその後逮捕。同年7月28日から公判が開かれ、懲役2年6か月、執行猶予5年が言い渡された。

「公判では、谷本容疑者が当時、被害女性を路上で見かけて一方的に好意を抱いたと明かされました。その後、約5か月間にわたって被害者をつけ回し、自宅マンションをうろつくなどといったストーカー行為に及んだ。女性の姿を動画撮影していたこともわかっています」(同前)

 谷本容疑者は、このストーカー行為の最中に、5回にわたって被害女性の後ろをついていくなどして被害女性の住むオートロックのマンションに侵入しているという。

「その挙句にマンション内で被害女性を待ち伏せ、帰宅した彼女の部屋に押し入った。そこで首を絞めて傷害を負わせた上に、女性に『好意』を伝えたわけです。

 公判では、『必死に逃げようとする被害者に対し強く首を絞めるなどしたという強度で危険なもの』であり、『被害者は死の恐怖に直面しており、被害後も続く不安・恐怖を含めた心身の苦痛は大きい』などと断罪されています」(同前)

 この事件のあと、容疑者は当時働いていた神戸市内の建築会社の社長に「改心してがんばります」などと言い残して、地元である関西を離れた。そしてそれから約3年後、“前科”を彷彿とさせる手口で片山さんに接近。“改心”どころか、さらに凶悪な犯行に及んだ。

 動機はまだ明らかになっていないが、容疑者には前回の事件と同じように女性への“執着心”があった可能性がある。

「男は事件の3日前、お盆休みの初日から神戸市内を訪れており、片山さんが勤務していた損害保険会社近くのホテルに泊まっていたことがわかっている。県警によれば、今のところ2人の接点は確認されていない」(在阪全国紙社会部デスク)

 片山さんをつけ回し始めたのは、果たして事件当日だったのだろうか。日常の安寧を脅かす今回の事件。全容解明に注目が集まっている。

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