Instagramに投稿された写真に注目が集まる愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さまのお出ましの機会は、今後ますます増えていく。だがその一方で、国民が求めるのは、「素の表情」が垣間見える瞬間だろう。大胆に舵を切った“露出戦略”が、愛子さまの存在感をより大きくする。
9月上旬の夜、まだ昼間の熱気が残る東京駅構内に愛子さまのお姿があった。
「那須御用邸でのご静養からの帰りだったようです。先に那須入りされていた天皇皇后両陛下と現地で合流され、週末を活用して静養されました。そして週明けにはご両親を残して一足早く帰京。東京駅に到着されたのは夜の9時前でした。
日本赤十字社(以下、日赤)での勤務と公務の合間を縫って束の間の休息を取られた愛子さま。すでに多忙な日々を送られていますが、来年度はさらにさまざまな務めを果たされそうです」(宮内庁関係者)
宮内庁は8月27日、天皇ご一家がこの8月に、須崎御用邸で静養された際の写真を公式インスタグラムで公開した。うち1枚はプライベートビーチでの家族写真だ。なかでも濡れて髪が少し乱れ、襟元からチラリと水着がのぞく愛子さまの姿からは、存分に海水浴を楽しまれたことが伝わってくる。
「愛子さまは海がお好きで、ご静養前から“時間が許せば須崎の海で泳ぎたい”とお考えだったようです。ただ、もともと泳ぎが得意だったわけではありませんでした。通われていた小学校の臨海学校では遠泳を行わねばならないので、毎夏、須崎に行くたびに猛特訓を重ねられ、ようやく苦手を克服されたのです。
いまでは特訓もいい思い出なのか、2022年の成年会見ではご一家で海に入られたときの思い出を語られていたほど。今夏は新たな思い出をつくられたようですね」(前出・宮内庁関係者)
“プライベート感”の強い海水浴写真は公開直後から注目を集め、すでに52万件以上の“いいね”がついている(9月2日現在)。
「宮内庁が勝手に写真を公開することはありませんから、天皇ご一家の方から『この写真はどうですか』と打診があったのでしょう」(前出・宮内庁関係者)
愛子さまの素がにじみ出る“私的写真”ともいえる投稿はこれが初めてではない。昨夏に投稿された御料牧場でのタケノコ掘りの写真にも大きな反響があった。
「いまでこそサービスショットで世間を沸かせる愛子さまですが、以前は私的な写真が世に広まることがあまりお好きではありませんでした。運動会などの学校行事には報道陣への取材の許可が下りるのですが、臨海学校は取材NGで“水辺の装い”が報道陣の目に触れることに抵抗がおありのようでした。それが一転、今回の写真が投稿されたので非常に驚きました」(皇室記者)