充実の夏を過ごされた(2025年8月、静岡県下田市)
お盆休み返上で日赤に出勤
愛子さまの変心に、成年皇族としてのご決意も見え隠れする。8月29日に宮内庁が公開した来年度予算の概算要求によれば、愛子さまの公務増加に対応するため、専属の職員を現在の1名から3名に増員する予定だという。今年度前半は沖縄や長崎へのご訪問など、たびたび両陛下と一緒に公務に臨まれ、単独公務の数も佳子さまと比べると控えめだった愛子さまだが、今秋は新潟にラオスにと泊まりがけの単独公務が控えている。
「9月6日、愛子さまは悠仁さまの成年式に出席されたその足で新潟入りされ、翌日の防災イベントとして国内最大規模を誇る『防災推進国民大会2025』に出席されます。
また、ラオスは愛子さまにとって初の外国公式訪問となります。今後、他国からの“ラブコール”も増えるでしょうから、人員増加は一見妥当なようにも感じますが、陛下の妹の黒田清子さんについていた専属職員は2名でした。対する愛子さまは3名ですから、かなり手厚いサポートだといえます」(前出・皇室記者)
十全の体制を整えるのは、“二足のわらじ”で生活を送る愛子さまを支えるためにほかならない。日赤の青少年・ボランティア課に勤務される愛子さまにとって、学生ボランティアの活動が活発化するこの時期は繁忙期だという。
「愛子さまは、終戦記念日の8月15日こそお休みを取られていましたが、世間がお盆休みのさなかも出社されていました。必要に応じて“土日出勤”もされたうえ、退勤時間が20時近くになることもあったといいます。
愛子さまは嘱託職員ですからある程度融通が利くはずですが、責任感の強い愛子さまゆえ公務も日赤での勤務もおろそかにしたくないのでしょう。その分、公を支える職員を手厚くしたということなのだと思います」(前出・皇室記者)
公務に邁進される愛子さまのお姿を、来年度からは一層見られそうだ。先述の概算要求では、広報費用として今年度の倍近い5300万円を計上。海外や地方はもちろん、都内の公務のご様子も撮影の対象とし、インスタグラムの運用体制を強化するという。
「これで愛子さまのインスタグラムへの登場が増え、注目度も格段に上がるでしょう。というのも、愛子さまが写っていると“いいね”の件数が跳ね上がる傾向にあるのです。
なかでも人気の投稿は海水浴やタケノコ掘りといった愛子さまのお人柄が感じられる写真ですから、今後はよりプライベート感あふれる写真の露出があるのではないでしょうか。愛子さまの公私両方の投稿が充実すれば、皇室に親近感と敬愛の気持ちを抱く人が増える可能性が高い。皇室のためならば、と愛子さまなりのお考えがあってのことでしょう」(前出・皇室記者)
次はどのような表情をお見せになるのか楽しみだ。
※女性セブン2025年9月18日号