●前頭筆頭・玉鷲(モンゴル):先場所、40歳8か月で最年長三賞と最年長金星の記録を更新した鉄人。白鵬や鶴竜らモンゴル力士グループと一線を画してきたモンゴルの星。優勝2回。通算872勝は大鵬と並んで史上9位。
前頭筆頭・玉鷲(モンゴル)。時事通信フォト
●十両十三枚目・旭海雄(モンゴル):旭丘高では阿武剋と同期で、ともに進んだ日体大では大の里がいた。全日本選手権5位のため付け出し資格がなかったことで前相撲デビューとなったが、初土俵から所要11場所で十両に昇進した。
十両十三枚目・旭海雄(モンゴル)。写真/共同通信社
●十両筆頭・大青山(中国):蒼国来(現荒汐親方)の紹介で飛龍高に相撲留学。高校ベスト8の実績で入門し、2年7か月の研修期間を経て初土俵。皆勤場所(休場2場所)はすべて勝ち越して十両昇進。
●幕下十枚目・聖白鵬(モンゴル):父と曾祖父がモンゴル相撲の大横綱で白鵬二世とされる白鵬の置き土産。鳥取城北高、同志社大と白鵬ルートで相撲留学。宮城野部屋に入門したが、部屋閉鎖で伊勢ケ濱部屋に。
幕下十枚目・聖白鵬(モンゴル)
取材・文/鵜飼克郎
※週刊ポスト2025年9月19・26日号