2023年に長野県中野市で住民の女性と警察官合わせて4人が殺害された事件の裁判員裁判で検察側は死刑を求刑しました。
公判で弁護側は、青木政憲被告に統合失調症の症状が見られたことを主張しました。
冒頭陳述によりますと被告は学生の頃から「ぼっち」「キモい」などの悪口を周りから言われていると思い込んでいたようです。
しかし、事件前に凶器となるナイフを購入した際には〈ごっつえーナイフ買うたった 今年はこれでいっぱい人殺すねん〉とのメッセージを弟に送っていたことがわかり、検察側は責任能力があったと主張しています。
判決は10月14日に言い渡される予定です。