部下の既婚男性と複数回にわたってラブホテルを訪れていた小川晶市長(写真/共同通信社)
早朝の市役所に鳴り響くベルの音。ひっきりなしにかかってくる電話に、職員たちは疲労の色をにじませていた──。9月24日、群馬県前橋市の小川晶市長(42才)が部下の既婚男性と複数回にわたってラブホテルを訪れていたことを『NEWSポストセブン』が報じた。同日、緊急の記者会見が開かれ、小川市長はラブホ通いを認めるも「相談に乗ってもらっていた」「男女の関係はない」と釈明し、「軽率な行動だった」と謝罪した。
「26日に、市議向けに開いた会合では『市民のために力を尽くしたい』と続投の意向を示しています。しかし、異性の部下とラブホテルで密会しながら“不貞行為はない”という説明は苦しい言い訳にしか聞こえませんでした。不信感を抱く市民からは苦情の電話が殺到し、一部会派から辞職勧告決議案が提出されるなど、厳しい目が向けられています。市長は10月2日に改めて、全議員に対して質疑の場を設ける予定です」(市政関係者)
弁護士でもある小川市長は、28才で群馬県議選に初当選。昨年2月に前橋市初の女性市長に就任し、大きな注目を集めた。輝かしい経歴を歩んできた彼女は一体どんな人物なのか。
「小川さんは県議員時代から一部の男性支援者に“前橋の長澤まさみ”と呼ばれ、アイドルさながらの人気でした。それでも気取ったところは一切なく、ノリがよくて飲み会にも毎回顔を出す。会合では支援者の隣に座って手を握り、ボディータッチも多いので年配の男性はイチコロです。批判的な勢力からは“女を武器にしている”と辛辣な声もありました」(市議会関係者)
社交的で行事好きな小川市長は、地元のみこしの同好会に議員になる前から出入りしていたという。
「公務が忙しくても、大きな会合には必ず出席しています。みこしを担ぐ練習に顔を出しては、入れ墨の入った法被姿のお兄さんたちに囲まれて歓声をあげてはしゃいでいました。男性たちは恰幅のいい人も多く、『ガチムチ系が好み』と噂されていたようです」(前出・市議会関係者)
年配支援者から、地元の血気盛んな市民までを虜にする小川市長だが、私生活では独身を貫いてきた。
「小川さんは、誰かに尽くすより自分の生活を優先したいようで、結婚にはまったく興味がないそうです。ただ、親密なパートナーは常にいるようで、異性関係は奔放とみられていました」(前出・市議会関係者)
小川市長を長年支える支援者は、開放的といわれる男性関係も市長として奮闘する苦悩の表れだと語る。
「一部では“魔性の女”なんていわれてますが、賑やかなのは選挙中だけで市長って孤独なんです。政治の世界はまだまだ男性優位ですし、議会で行き詰まることも多かった。市政について相談できる相手も、政治家として“弱み”を見せられる相手も限られる中、抱え込んだ胸の内を共有するうちに、距離が近くなりすぎてしまうのかもしれません」
さらに最近の小川市長には別の悩みもあったという。
「今年2月の市議選挙で30才の女性がトップ当選しました。小川さんは“議会のアイドル”的な立ち位置を奪われる危機感があったのか『若い女性って得だよね……』と漏らすこともありました」(別の支援者)
小川氏は市長の座にしがみつく姿勢をみせているが、待ち受けるのは茨の道となりそうだ。
※女性セブン2025年10月16・23日号