男性部下と“ホテル密会”が報じられた前橋市の小川晶市長
〈男女の関係はありませんが、誤解を招く軽率な行動であったことを深く反省しています〉
〈通常であれば誤解をされてしまうような場所であったというのは、いまは本当に申し訳なく思っています〉
〈今後の進退につきましては、第三者とも相談しながら考えていきたい〉
と発言したが、これについてはもちろん「そんなに(ラブホに)行って行為がないわけない」「まあ、そういうことよね」「いろんな意味で『打ち合わせ』だね」という声もあって、まあ山本一太群馬県知事がこの日のテレビ取材で言った通り〈私の周りで信じてる人は1人もいない〉〈どう考えても厳しい言い訳〉〈みんなが嘘だと分かっていることを平気で言うような人と思われてしまうのでは〉そのままであった。
同じショッピングセンターに併設されたシネコンの近くにいた若者が語る。
「ラブホで会議、ウケる。カラオケボックス代りに使うとか、ゲームするとかって使い方もあるけど、ラブホなんだからしっかりやることはやるよ。だからしっかりやってたんじゃないの」
もっとも、こうしたヒアリングをすべての前橋市民の方々が答えてくれたわけでもなく、多くは「(ラブホとか)そんなの話すの嫌」「口に出すのは恥ずかしい」という感じだった。そりゃそうだ、理由は当然、小川市長がラブホで何をしたかの話だからに他ならない。
気持ちは分かる。しかし市長が市の幹部職員の既婚男性と公用車で2か月に9回ラブホテルに通っていたとか市民として口にしたくはないだろう、みんな察しがついているからこそ。
それでも「犯罪じゃないし」「プライベートだから」「市政を頑張って欲しい」という意見がこのときはあった。
しかし9月28日の日曜日、改めて前橋市に行くと「許せない」「辞めろ」ばかりの声ばかりに様変わりしていた。