8月からInstagramの更新が止まっている(写真は2019年)
ごめんなさい、ごめんなさい
ガサ入れ報道の前から、米倉自身にも“異変”が生じていた。
週刊文春電子版によると、米倉の自宅をマトリが家宅捜索したのは8月20日。その前日の19日を境に、米倉の公式インスタグラムは更新をストップし、その後は出演予定だったイベントのドタキャンが続いた。
「米倉さんは9月17日、『BARNEYS NEW YORK』の銀座本店のリニューアルオープンを祝したフォトコールセレモニーへの出演を辞退しています。イベント開催の直前になって関係者に降板が伝えられ、一部開催概要が変更されるドタバタぶりでした」(前出・芸能関係者)
9月25日には、英国高級自動車ブランド『ジャガー・ランドローバー』の日本法人が主催するプレス発表会に出演する予定だったが、イベント自体が取りやめになった。さらに10月6日にも美脚の著名人を表彰する『第21回クラリーノ美脚大賞2025』の授賞式を欠席。
米倉サイドは『BARNEYS NEW YORK』セレモニーと『クラリーノ』授賞式の欠席理由について「体調不良」と説明した。
確かに近年の米倉は健康不安が続く。2019年に「低髄液圧症候群」を患っていることを公表。2022年には「急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害」でドクターストップがかかり、ライフワークとなっていたミュージカル『CHICAGO』を降板した。
米倉は当時のインスタグラムに自身の“限界”を訴えるかのような以下の投稿をした。
〈ごめんなさい、ごめんなさい、本当にごめんなさい、ここに来るまで肉体的にも精神的にもボロボロ状態です〉
相次いだイベントの出演キャンセルについて芸能レポーターの城下尊之氏が指摘する。
「基本的にイベントの出演キャンセルには違約金は発生せず、出演料が支払われないだけですが、主催者としては当日の運営に支障が出るので避けたい事態です。
キャリアの長い米倉さんがその重みを分かっていないはずがなく、ドタキャンが続いたことやSNS更新が止まっていたこともあり、異変を察知する関係者は多かったといいます」
この間、すでに米倉が出演するCMにも動きが出ていた。
7月にCMキャラクターに就任したばかりのアクシスコンサルティング株式会社が、当該のCM動画をHP上から削除したのだ。
同社に見解を聞いたが、締切までに回答はなかった。
気になるのはあの人気ドラマの行く末だ。
「米倉さんが主演を務める『ドクターX』シリーズ(テレビ朝日系)は最終作となる映画版が昨年公開され、この8月に配信がスタートしたばかりです。ファンから復活を熱望されている人気作ですが、状況次第では再放送や配信すらなくなってしまう可能性を危惧する声もあります」(テレビ局関係者)