「ホテル203号室」の内部。ベッドは下から妖しい緑のネオンで照らされていた(読者提供)
「この集会で発言者は名前と住んでいる町名を質問前に発言するというルールでしたが、生放送されているのにこの条件だとプライバシーの問題から発言しにくいという意見もありました。またこの対話会で聞ける意見はごく一部で、“市長が続投するための実績づくりに利用されている”という厳しい意見もありました。
支持する人もそうでない人も、辞任をして出直し選挙を求める声が多く、そう言った発言には拍手が起こったことが印象的でしたね。会の後半で、選挙になった場合の再出馬の意思を問われた小川市長は『出馬をして、しっかりと前橋市と市民のために引き続き働いていきたいという風に思っています』と明言しました」(地元記者)
出馬への意思表明のほか、市長の質問に対する回答で特に印象的だったのは、今回の“ラブホ通い詰め”が許される間違いなのか、それとも許されないものなのか、と言った質問に対する回答だ。
「許される間違いかどうか、うーん」と悩んだ上で市民が判断するものと一度は曖昧な返事で逃げようとした小川市長ははっきりとこう答えた。
「私としてはしっかりとした反省の上にこれは許していただきたいと思っています」
15日にも市民対話会は行われる。果たして前橋市政の行方は── 。
