中学校時代の山上徹也被告
「母を30メートル引きずって…」
母は1991年8月の入信後、多額の献金を繰り返すようになる。鈴木氏が語る。
「被告の母親は弁護側の証人尋問で、入信した年の月末に2000万円、翌年の3月に3000万円を献金したことなどを証言。その後も山上被告の高校卒業とほぼ同時期に、父親から継いだばかりの自宅なども売却し、全資産の4000万円を献金していたことが示されていた。
弁護人はそういった金銭状況が原因で、山上被告は大学に進学できなかったとしている」
弁護人が妹のAさんに「お金の無心はあった?」と聞くと、Aさんは「多々あります」と話すのだった。
