今から25年前。首相官邸に入る若かりし頃の高市早苗首相(2020年撮影、時事通信フォト)

今から25年前。首相官邸に入る若かりし頃の高市早苗首相(2020年撮影、時事通信フォト)

 自分流のファッションを身にまとったことで、“女を武器にしている”と心ない声をぶつけられたこともあった。

「新人時代、地元・奈良で“大物政治家の愛人をしている”と怪文書がまかれたこともあった。“体を売ってまで選挙に出たいか”と中傷されたこともあったと聞いています。

 しかし、高市氏は自分のスタイルを貫いた。『ミニスカートは大股で歩くのに便利なんだ』と明るく話していたのが印象的ですね。『選挙でよく歩くせいで、足が太くなってしまった』と嘆いてもいましたが……」(同前)

 時に誹謗中傷に晒されながらも、意思を貫いた高市氏。“サナ活”として憧れの対象になる一方、強硬な姿勢で臨む日中外交には批判的な見方も多い。高市氏の“自分流”への強いこだわりは、日本にとって吉と出るか凶と出るか──。

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