試合に臨む日本代表のラモス瑠偉(左)と三浦知良(1993年、時事通信フォト)
「どんなことでも良いので、みなさんのお役に立ちたいという想いが強いですね。だからこそ、感謝の気持ちを忘れずに、恩返しをしていきたいです。来年の『EXILE CUP』にはすべて行きたいと思っています。それがパワーになっていることも事実ですからね」
先日、長男のファビアノ氏が社会人サッカークラブ『CARIOCA FC』を設立し、ラモス氏はクラブのエグゼクティブディレクターに就任した。
「入院中に息子から“こういうことをやりたい、日本サッカー界に恩返しがしたい”と言われ、初めて親子でサッカークラブを運営します。ゼロから始まるのでやりがいもありますし、すごく楽しみです。
若い選手、プロという夢に向かってサッカーをしている選手、そういう人がクラブに来てくれたら良いですね。彼らには、自分の経験やこれまで感じてきたことを伝えていきたいですし、少しでも役に立てたら良いなと思います。
今回、改めて多くの方々に支えられていることを実感しました。なかでも妻には、献身的なサポートをしてもらい、感謝してもしきれません。これからも妻と支え合いながら歩んでいきたいと思います」
12月12日に行われたJリーグアウォーズ(年間表彰式)では、Jリーグチェアマン特別賞を受賞するため登壇。2015年に脳梗塞を発症した元日本代表・木村和司氏をエスコートするなど、元気な姿を見せた。
絶対に負けられない戦いに、2回も勝ってきたラモス氏──これからも多くの人にそのパワーを与え続けてほしい。
(了。前編から読む)
