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《本当に許せません》維新議員の”国保逃れ”疑惑で「日本維新の会」に広がる怒りの声「身を切る改革って自分たちの身じゃなかったってこと」

2025年、第27回参議委員議員選挙で使用した日本維新の会のポスター(時事通信フォト)

2025年、第27回参議委員議員選挙で使用した日本維新の会のポスター(時事通信フォト)

「自己紹介乙」というネットスラングがある。もともと、最初の挨拶としての自己紹介に対し、乙(お疲れさま)とねぎらう意味だった。最近では、何かを責めたり糾弾したりする人の言葉が、そのまま自分のことを指している滑稽さを指して「自己紹介乙」と皮肉をこめて投げかけられることが増えている。「身を切る改革」「社会保険料を下げる改革」を叫び続け設立から十年が経った政党、日本維新の会が国保逃れ疑惑によって、ネットで「自己紹介乙」状態に立たされている。人々の生活と社会の変化を記録する作家の日野百草氏が、国保逃れ疑惑に怒る人々の声を聞いた。

 * * *
「私は給料明細をあえて見るようにしてるんですよ。見ない人もいるって話ですけど、こんなに社会保険料を払っているっていろんな意味で自覚するために。もちろん日本国民として受け入れています。でも維新の国会議員があんな姑息な手で支払いを逃れているなんて許せません。本当に許せません」

 年末年始、忙しない都心の繁華街。40代の男性会社員に聞くと「許せません」を繰り返した。

 別の30代女性会社員はこの件について詳しかった。もちろん、こちらも維新は「絶対許せない」だった。

「その国保逃れの社団法人(後述)、600人以上もいたんでしょう。指南書まであったとか報道で知りました。許せない」

 使えるお金がどんどん減って、もはやそれなりの高給取りでも厳しいとしか言いようのないこの国の現役世代。

 四公六民どころか五公五民、下手をすると六公四民という江戸時代なら一揆が起きると言われるほどの「搾取」。

 搾取は言い過ぎだ、相互扶助だ、と言っても多くの一般国民の暮らしには限界がある。このままでは、現役世代すら順番に生活できなくなる。働いても、働いても。

脱法的な超格安保険料

 いよいよ物価、税金、健康保険料の三重苦がいよいよ本気で国民に牙を向き始めた。これまでもそうだったじゃないか、なんて甘い。2026年からは私たちが経験したことのないような物価高が待っている可能性がある。円安はもちろん、コストプッシュ型の複雑な要因、そして失われた30年という負の蓄積。もはや昨日今日の高市早苗政権がどうこうではない、本当にやばい。

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