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《50代男性が告白「まさか自分が…」》なりすまし被害が一般人にも拡大 生成AIを活用した偽アカウントから投資や儲け話の勧誘…被害に遭わないためには?

普通のおじさんがSNSでなりすまされた(写真提供/イメージマート)

普通のおじさんがSNSでなりすまされた(写真提供/イメージマート)

「一般人なのに、なりすましされました。これ以外のアカウントは偽物なので、フォローしたりしないでください」。最近、芸能人でもインフルエンサーでもない一般人が、InstagramやFacebook等のSNSでなりすましをされる被害が相次いでいる。理由と背景、対処法までを、SNSの事件やトラブルに詳しい成蹊大学客員教授高橋暁子さんに聞いた。

 * * *

「まさか自分がなりすましをされるなんて思わなかった。芸能人でもなければ有名人でもない。ただのおじさんなのに」

 不思議そうに首をかしげたのは、平均的な50代男性だ。不思議がるのももっともで、彼はごく普通の会社員で、特別な活動等をしているわけでもなく、アカウントのフォロワー数も400人程度とそれほど多いわけでもない。

 このような話はまったく珍しいことではなく、最近は「なりすましをされるのは芸能人や有名人等だけ」ではなくなっているのだ。

 男性は、自分の偽アカウントをキャプチャした画像を警告のために投稿していたが、そのとき既にフォロワーは30人ほどいる状態となっていた。プロフィール写真やプロフィール、投稿内容などはコピペされてまったく同じだったが、名前やIDなどが一文字多かったり記号を含ませており、注意して見ないと本物と間違えそうなものだった。

 なりすましアカウントは、コピー元である本物のアカウントと繋がっている友達やフォロワーに狙いを定め、素知らぬ顔でフォローするという手口を使っている。フォローされた友達やフォロワーは、前述のようによく見ないと偽物だと分からないアカウントからのアクションなので、フォローし返してしまう。「いつの間にかフォローがはずれていたのかな」「新しくアカウントを作り直したのかな」などと思い、特に疑いもしない。

 フォロー返しをすると、相手からメッセージが届く。その多くは、投資や儲け話を勧誘するメッセージだ。これも信じてしまうと、投資詐欺に遭い、金銭的被害に発展する可能性が高い。

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