「ツービート」として『笑点』(日本テレビ系)の舞台で漫才を披露するビートきよし

「ツービート」として『笑点』(日本テレビ系)の舞台で漫才を披露するビートきよし

 人工透析を始めたら身体障害者1級に認定された。となると、いろんな特典……じゃないや、福祉サービスが受けられる。まず、医療費も薬も全部タダ。これは大きいね。透析だけじゃなく、薬だって1日3回、食前・食後に10錠ずつ飲んでいるんだから。それから、タクシーチケットがもらえる。高速道路のETCの料金が半額になる。若い頃、たくさん稼いでたくさん税金を払ったとはいえ助かるね。 

 腎臓を悪くした原因は、塩分の摂り過ぎ。しょっぱいものが好きなんだよ。オレは東北・山形の出身で家が貧乏だったから、子どもの頃はご飯といえば白飯に漬物、山菜。最上町っていう海が遠い町だから、鮭だって保存のきく塩引きだし、鯨の赤身だって焼くと塩吹いてくる、そんなおかずが多かった。おかずが何もなければ、塩かけて白飯を食べてたんだから。18歳で東京に出てからも、塩分の多いラーメンとか外食が多くて、徹夜で麻雀してラーメン食べて寝たりとかね。果物だって塩かけて食べる。リンゴもスイカも柿も。そりゃ腎臓もまいるよな。 

「食いたいものは、食いたいように食ってる」

 でも、今も食いたいものは、食いたいように食ってる。ラーメンだって果物だって。本当は食べちゃダメなんだけど、オレは酒を飲まないから、食べるのが大きな楽しみなんだからさ。食いたいものも食わずに生きてたって、しょうがないだろ。ただ不思議なのは、透析を始める前は野菜サラダなんて食わなかったのに、今食うとウマイ、と感じるんだな。今、透析で通ってる病院に透析患者向けの弁当が500円で売られてるから、今度食べてみようかと思ってるんだ。案外、ウマイと感じるかもしれない。 

 2021年12月にネフローゼ症候群を発症したときは、最初は「なんか具合が悪いな」って感じてマネージャーに病院に連れて行かれて血液検査を受けたら、「腎臓がおかしいよ」って。すぐに腎臓の専門病院に紹介状を書いてくれて、かかったら「即、入院しろ」って。「仕事があるからできない」「ダメだ、早く入院を」なんて言い合ってるうちに、身体がどんどんむくんできた。手も指もうまく曲げられなくて、足なんか重いぐらいになって何回も転んだ。しかも、うまく手をつけないから、頭からガーンと落ちて顔面をコンクリートにぶつけて血だらけになったり。入院したときの体重は水分が22キロ分あって80キロになってたよ。 

関連キーワード

関連記事

トピックス

秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《不敬どころの騒ぎじゃない》秋篠宮家・佳子さまも被害に…AIを用いた性的画像の被害が世界的問題に 専門家が指摘「男女問わず人権侵害」
NEWSポストセブン
炭火焼肉店「ギュウトピア」
《焼肉店の倒産件数が過去最多》逆風のなか格安スーパー【ロピア】が仕掛ける「コスパ焼肉店」とは?「1309円ランチ」の中身
NEWSポストセブン
実業家の宮崎麗香
《もう家族でハワイに行けない…》“1.5億円の脱税疑惑”の宮崎麗果、“ESTA取得困難”で恒例の「セレブ旅行」は断念か SNSで「深い反省」示す
NEWSポストセブン
元子役のパイパー・ロッケル(Instagramより)
「1日で4億円を荒稼ぎ」米・元人気子役(18)が「セクシーなランジェリー姿で…」有料コンテンツを販売して批判殺到、欧米社会では危機感を覚える層も
NEWSポストセブン
観音駅に停車する銚子電気鉄道3000形車両(元伊予鉄道700系)(時事通信フォト)
”ぬれ煎餅の奇跡”で窮状を脱した銚子電鉄を悩ませる「米価高騰」 電車を走らせ続けるために続ける試行錯誤
NEWSポストセブン
元旦に離婚を発表した吉岡美穂とIZAM(左・時事通信フォト)
《3児の母・吉岡美穂がIZAMと離婚》夫のために「“鬼嫁キャラ”を受け入れた妻の想い」離縁後の元夫婦の現在
NEWSポストセブン
イスラム組織ハマスの元人質ロミ・ゴネンさん(イスラエル大使館のXより)
「15人ほどが群がり、私の服を引き裂いた」「私はこの男の性奴隷になった…」ハマスの元人質女性(25)が明かした監禁中の“惨状”
NEWSポストセブン
2026年1月2日、皇居で行われた「新年一般参賀」での佳子さま(時事通信フォト)
《礼装では珍しい》佳子さまが新年一般参賀で着用、ウエストまわりに“ガーリー”なワンポイント 愛子さまは「正統的なリンクコーデ」を披露
NEWSポストセブン
中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
〈抜群のスタイルとルックスが一変…〉中国人美女インフルエンサーが示唆していた「潘親方(特殊詐欺グループのボス)」との“特別な関係”とは《薬物検査で深刻な陽性反応》
NEWSポストセブン
立川志らく氏(左)と貴乃花光司氏が語り合う
【対談・貴乃花光司氏×立川志らく氏】新大関・安青錦に問われるものとは?「自分の相撲を貫かなければ勝てません」“師匠に恵まれた”ことも一つの運
週刊ポスト
SNS上で拡散されている動画(Xより)
「“いじめ動画”関係者は始業式に不参加」「学校に一般の方が…」加害生徒の個人情報が拡散、YouTuberが自宅突撃も 県教委は「命にかかわる事態になりかねない」《栃木県》
NEWSポストセブン
女優・羽野晶紀と和泉元彌の母の節子さん(右・時事通信フォト)
《女優・羽野晶紀“嫁姑騒動”から24年目 の異変》元日に公開された和泉節子さんとの写真から伝わる「現在の距離感」
NEWSポストセブン