スーパー戦隊シリーズから人気タレントとなったさとう珠緒
深夜バラエティ『出動!ミニスカポリス』(テレビ東京系)の初代ミニスカポリス、『スーパー競馬』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)の司会などで活躍してきたタレント・さとう珠緒さん(53)。一時は“プンプン”のぶりっ子ポーズで大活躍していたが、そもそもの飛躍のきっかけは、スーパー戦隊シリーズ『超力戦隊オーレンジャー』(テレビ朝日系)だった。
『オーレンジャー』は、“超世紀全戦隊20周年記念作品”として1995~1996年に放送された。さとうさんが演じていたのは“オーピンク”の丸尾桃役だ。スーパー戦隊シリーズ休止が発表された今、さとうさんにシリーズへの思いや『超力戦隊オーレンジャー』の思い出話を聞いた。【前後編の前編】
オーディションでは「オーレッドのそばにいるようにして…」
スーパー戦隊シリーズは『秘密戦隊ゴレンジャー』から50年続いていたんですよね。子ども向けの作品で50年も続いた、ということがスゴイことじゃないですか。もうビックリです。アニメなら『サザエさん』(フジテレビ系)がありますけど、ドラマではなかなかない。そんな歴史に残るシリーズに出演できたことが光栄です。今年は『オーレンジャー』放送開始30周年だったので、8月に神保町の「一ツ橋ホール」とかで記念イベントが開催されたんですけど、30年経っても記念イベントができて、ファンが大勢集まるドラマなんて、ほかにないんじゃないですか。
私も子どもの頃、『秘密戦隊ゴレンジャー』や『太陽戦隊サンバルカン』を観ていました。“ドンジャラ”という麻雀のようなゲームに、ゴレンジャーのものがあって、それで結構遊んだりも。でも、東映不思議コメディーシリーズの『バッテンロボ丸』『美少女仮面ポワトリン』(フジテレビ系)とか、子ども向け教養番組『まんがはじめて物語』(TBS系)といった女の子にも親しみやすい番組のほうをよく観ていたかも。
だから、『オーレンジャー』のオーディションを受けたときも、最初は特に気合いが入っていたわけではなくて、「どうせ受からないんだろうな」と思っていました。当時はCMをはじめいろんなオーディションをたくさん受けていたし、1次選考のときはたくさん人が集まっていたので。それが、3次、4次と残るにつれ、「受かりたい!」という気持ちが膨らんでいって、最後の方はピリピリしていました。最終選考の前には空手家にカタを教えてもらったりもしました。
全部で5次選考まであったかな。5次には10人が残り、選考委員はその10人でバランスを見ていたようでした。最終的に“オーレッド”に選ばれた宍戸勝くんは真っ赤なジャケットを着ていたので、私は「この人はきっとオーレッドに選ばれるんだ。そばにいたら私も選ばれるかも」と宍戸くんのそばにいるようにしたりして(笑)。ただアクション審査はもうなくて、教えてもらった空手のカタはお披露目できず。落ち込んで、審査の方に「もう一度見てください」と直談判をしたら合格を告げられ、大泣きしちゃいました。
