ドラ1の立石正広はどう起用されるか(時事通信フォト)

ドラ1の立石正広はどう起用されるか(時事通信フォト)

片岡:ドラ1で立石、2位で谷端(将伍)を獲得した。この年代の内野手のトップ選手2人をクジで当てたのは大きいです。

中西:野手の競争は激化するよな。ショートは木浪(聖也)と小幡(竜平)じゃちょっと厳しいだろう。ただ、立石は本来サードやろ。「4番サード」で結果を出しているサトテルを動かすわけにはいかんからどうするか。

片岡:立石は一応、セカンドも守れるようです。

中西:でも、中野がいるセカンドもないわな。ショートはできない?

片岡:基本はセカンドです。谷端は東都リーグで首位打者を2回獲っています。内野には刺激になると思います。

中西:外野だと若手で期待された前川(右京)は意外と結果が出なかった。

片岡:去年は春先から引っ張る打球が減り、ポイントが近くなりすぎていた印象です。ただ、まだ22歳。今年が5年目で、大卒の立石や谷端と同世代。いいライバル関係になるんとちゃいますか。

 * * *
 対談の後編記事では、藤川阪神の「救援トリオ」に対する“懸念”や、「間違いなく上がってくる」セ・リーグのライバル球団について語り合う。

後編につづく

【プロフィール】
中西清起(なかにし・きよおき)/1962年、高知県生まれ。野球評論家。高知商、リッカーを経て1983年ドラフト1位で阪神入団。日本一となった1985年はダブルストッパーとして活躍。引退後は一軍投手コーチとして高校の後輩の藤川球児を大成させ、リリーフ投手陣「JFK」を完成させた。野球指導者・解説者・評論家として活躍中。

片岡篤史(かたおか・あつし)/1969年、京都府生まれ。野球評論家。PL学園、同志社大を経て1992年ドラフト2位で日本ハム入団。中心打者として活躍し、2002年にFAで阪神へ移籍。2005年のリーグ優勝時は代打で貢献した。2006年に現役引退。PL学園で同級生の立浪和義氏の中日監督時代はヘッドコーチとして支えた。プロ野球解説者として活躍中。

※週刊ポスト2026年1月16・23日号

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