変わり果てた姿で見つかった(SNSより)
複数の報道によるとUmiさんはカンボジアに渡航後、現地の犯罪グループに拉致され、暴行や拷問を受け、売春を強要されていたこと、そのなかで精神に異常をきたし、路上生活を送るようになったとされている。病院の診断で発覚した彼女の体調は酷いものだった。前出のジャーナリストの話。
「中国メディアの報道によると、Umiさんはカンボジアの病院に入院しており、肺感染症、胸膜炎などの診断を受けたといいます。また、薬物を摂取していたのか、検査ではメタンフェタミンとケタミン両方の陽性反応が出たそうです。
病院の医師の『到着時より容態は良くなったが、精神状態はあまり良くなく、意識がはっきりしている時とそうでない時がある』というコメントも報じられています」
Umiさんは長年ひとり暮らしをしており、家族もあまり近況を把握していなかった。それだけに両親は強い衝撃を受けているようで、各メディアの取材に対し、苦しい心境を吐露している。
「Umiさんの父親は、中国メディア『大象新聞』で、『私は農民です。娘をどうやって連れ戻せばいいのか、全然わかりません』と嘆いていました。2025年12月26日夜を最後に娘と連絡が取れていなかったことも明かしています。
Umiさんの母親は、娘がカンボジアにいることを昨年4月に知ったそうで、『(連絡を取っても)娘は自分の部屋の様子を見せようとしなかった』や『電話で話すときも、誰かが話し方を指示しているように感じた』と振り返っています。そういった点から、“娘は誰かに操られているのではないか”と疑いを持ったといいます」
Umiさんの出身地である福建省は、中国南東部の海岸沿いに位置する。同省は広く“都市部とそれ以外の経済格差が広い”といわれており、農家の出であるUmiさんは、高い賃金を求めて実家を離れたのだろうか。
都会で一旗揚げたい、そんな若者らしい野心が悲劇に繋がってしまったのかもしれない。
