電撃解散総選挙「予想獲得議席数」
玉木氏が言うように、高市政権はたとえ衆院選に勝ったとしても参院では過半数がない。国民民主など野党の協力がなければ国会運営は難しい。もし、負けたら政権はもたない。
それでも高市首相は国民民主の協力や予算の年度内成立を捨ててまで冒頭解散を1人で決断し、1人で自民党を背負って戦う大博打に踏み込んだ。
「総理の後見人である麻生太郎・副総裁にも、選挙を取り仕切る立場の鈴木俊一・幹事長にさえ相談がなかった。話を通さずに解散を決めたことに麻生氏も怒っているとの話が伝わってきているが、総理はこのタイミングしかないと考えてあえて根回しせずにブチ上げたのでしょう」(自民党中堅議員)
では、高市首相が打った博打の趨勢はどうか。
20回近い解散・総選挙を取材してきた政治ジャーナリストの野上忠興氏が語る。
「高市政権は積極財政や外国人規制強化といった国民民主や参政党の主張を政策に取り込むことで、自民党から離れていた支持層を奪い返しつつある。今、選挙をやれば自民党の得票は岸田政権時代の21年総選挙で得た選挙区2700万票、比例2000万票まで回復する可能性は十分ある」
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※週刊ポスト2026年1月30日号
