B型肝炎訴訟の上告審査のため原告団が最高裁へ(2021年)
幼い頃の集団予防接種が原因でB型肝炎に感染し、症状に苦しむ人がいる。重症化し、治療を行い、生活もままならない中、B型肝炎給付金制度という“救済の道”に異変が起きている。国のせいで健康被害を被った人たちの命の叫びは、あまりにも重い。
1月15日、全国各地で「B型肝炎訴訟」に動きがあった。福岡では発症と鎮静化を繰り返す「再々発型」の患者救済を巡る全国初の和解が成立し、新潟地裁でも7人の原告と和解。国内におけるB型肝炎ウイルス感染者は110万~140万人と推計され、そのうち最大45万人が、1948(昭和23)年から1988(昭和63)年までの間に受けた集団予防接種などが原因で感染したとされる。
対象者は症状に応じて国から給付金(損害賠償金)を受け取れる。それが「B型肝炎給付金制度」で、国に訴訟を起こし、和解が成立することが条件だ。
