教団トップの韓鶴子(時事通信フォト)

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「高市氏の後援会と私たちが親しい関係にある」

 2021年8月、初めての総裁選出馬を控えた高市氏について、文書では《党の要職を担ってきた実力ある女性政治家》と紹介されている。

 徳野氏は、高市氏のほか、岸田文雄元首相、河野太郎元防衛相、野田聖子元総務相が立候補した当時の総裁選の状況を報告する中で、安倍元首相と《政治信条が近い》と指摘。《高市氏の後援会と私たちが親しい関係にある》などと強調した上で、《安倍元首相が私たちに近い存在であるという観点から見れば、高市氏が自民党総裁になることが、天の最大の願いと解釈することもできます》と報告している。

 文書からは、高市氏自身もことあるごとに公言している「安倍氏の後継」であることを教団側も十分に認識していたことが読み取れる。

 さらに、2019年7月の徳野氏による報告には、安倍氏、そしてその側近だった萩生田光一・自民党幹事長代行と教団幹部との面談の場面がこう記録されている。

《面会時間は結果として20分でした。面談が行われた自民党本部の応接室には、戦後日本政治を担ってきた与党・自民党の歴代総裁の写真がすべて掲げられており、まさに自民党の歴史そのもの、ひいては日本政治そのものの歴史を象徴するような応接室でした。岸、福田、中曽根元首相をはじめ、歴代すべての自民党総裁の写真があります。自民党総裁を務めた人物の90%は、そのまま日本の首相になった人物です。
そのような歴史的な応接室で、安倍首相と会いました》

 記録によると、徳野氏と安倍元首相との面会は《通算6回目》だったという。参院選での敗北と健康問題で第一次政権の退陣を余儀なくされた安倍氏とも関係を築いていたことを、誇らしげに綴っている。

 さらに、この時期の自民党と教団側との関係を読み解く上で重要になる記述が、その後に続く。

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