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【WBC侍ジャパン】昨季独走優勝の阪神から佐藤輝明ら4人が選出 不安視されるのは“開幕直前の国際大会での主力の故障”…よみがえる「2008年北京五輪の悪夢」

連覇への始動を前に藤川球児・監督(右)の胸中やいかに(左は佐藤輝明)

連覇への始動を前に藤川球児・監督(右)の胸中やいかに(左は佐藤輝明)

 WBC連覇が期待される侍ジャパンは、2025年のうちに発表された大谷翔平(ドジャース)ら投手陣8人に続き、1月16日に牧秀悟(DeNA)ら国内組の野手を中心に11人が追加発表された。昨シーズン、独走優勝を果たした阪神からの4人は、いずれもWBC初出場。昨季、打点と本塁打の二冠でリーグMVPに輝いた主砲の佐藤輝明、ベストナインに選ばれた外野手の森下翔太、捕手の坂本誠志郎、中継ぎ・抑えで公式戦連続無失点記録を継続した石井大智が選ばれている。ただ、その陣容からは、藤川阪神にとっての不安要素が浮かび上がってくる。【前後編の後編。前編を読む】

2番手、3番手捕手の特有の不安

 3人の枠がある捕手に選ばれたオリックスの若月健矢と阪神の坂本については、「若月が選ばれたのは、オリックス時代にバッテリーを組んだ山本由伸(ドジャース)とのコンビを想定してのこと。捕手の出場機会の争いで坂本を一歩リードしている」(スポーツジャーナリスト)とされる。

 2番手、3番手の捕手には特有の不安がある。

「WBCで試合に出ないキャッチャーはきつい。所属チームでは正捕手なのにブルペンやサポートに回るのは精神的ダメージがあるし、本来はオープン戦でチーム新加入の投手の癖や調子を見たい時期に、それができない焦りも募る」(元捕手の野球評論家)

 中継ぎ・抑えで昨季大活躍した石井をめぐっては、「2023年大会は阪神から前年に最優秀中継ぎのタイトルを獲った湯浅京己が選ばれたが、WBC後の4月に右前腕の肉離れを起こし戦線を離脱。それ以降、本来の投球を取り戻せずにいる」(球団関係者)ことを気懸かりだとする指摘もある。

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