現在の菅直人元総理、要介護レベル3だというが、1人で散歩にも行くという
「ミー・トゥー」
総理大臣時代、菅氏から「家庭内野党」と呼ばれた伸子さんの舌鋒は止まらない。高市氏の印象を聞くと、こう話すのだった。
「やっぱり人気ですよね。ああいうはっきりした物言いがいいんでしょうね。あとは、自民党のなかでも“チャレンジャー”として見られるのがいいんでしょうね。自民党は世襲政治家ばっかりじゃない。あとは高市さんは女性だし。その二つが彼女にとってはプラスに働いてるのかなと思うんだけど。
だけど私は不安です。トランプの隣でキャピキャピはしゃいでいた高市さんを見て、日本の総理大臣があれ? と感じてしまった。解散だって、自分の政権を続けるためだけの解散ですよ。支持率は総理になった時が一番高いんです。やってるうちに下がるからっていうことだけの解散を、石破さんも岸田さんも、三代続けてやっている。これはまずいですよ」(伸子さん)
菅さんに話を振ると、「ミー・トゥー、として、俺のコメントとして使っちゃってよ」と苦笑いしながら話すのだった。
2人は定食と瓶ビールを完食すると、伸子さんは「買い物して帰るから、2人で先に帰っててください」と言う。家に向かって帰る菅氏の足取りはしっかりして、「そこのラーメン屋、いつも並んでるんですよ」と笑顔で記者に話すのだった。
「ここはいい街だよね、本当に。(玉川上水を指さして)ここで太宰治が亡くなったんだよね。真っ直ぐ行くと井の頭公園。1人で散歩したり、ラーメン食べにも行くんだよ。俺は大丈夫、元気だから。あの人(伸子さん)にもう任せてるんだから」(菅氏)
記者が礼を言うと、菅氏は何度もこちら側を振り返り、手を振って別れたのだった。
「若い世代が考えて」という菅氏の言葉を、国民は受け止めないといけないだろう。
(了。前編から読む)
