佐藤健の最新ニュース/2ページ
【佐藤健】に関するニュースを集めたページです。

佐藤健が告白、妹とは緊張関係「佐藤健が兄だと周囲には伝えず」
「たーちゃん」──CM、映画、ドラマ、各方面から引っ張りだこの佐藤健(32才)を、こう呼ぶ女性がいる。彼女でもない、友達でもない、母親でもない。その女性とは、4才年下の妹だ。9月10日に放送された『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に佐藤がゲスト出演した。 佐藤といえば『恋はつづくよどこまでも』(2020年、TBS系)が大ヒット。9月15日発売の雑誌『an・an』でも6年ぶりに表紙を飾り、デビュー15周年という節目の年を充実させている。 番組では、将来のことや、生活スタイルなどのプライベートなことからドラマの裏話まで赤裸々告白。なかでも盛り上がりを見せたのは、妹(28才)についての話題だった。 中居正広(49才)からの「(妹とは)どんな距離ですか? すっげぇ自慢してると思うよ」という問いには、苦笑気味に「多分ね、(佐藤の存在を)言いたくないタイプの妹」という返答。重ねて、「ぼくの存在が、どっちかというと邪魔してるタイプだと思います」と話した。 妹は佐藤とよく似ていて、目がクリッと大きく、かなりの美肌の持ち主で、女優でいうと波瑠(30才)に似ているという。彼女は佐藤の出演作品をほとんど話題にしないというが、興味がないわけではなさそうだ。先の『金スマ』で佐藤はこう明かしていた。「妹はドラマとか映画とか好きなんですよ。だからミーハーな質問をしてきます。『あの漫画実写のあの役は誰がやるの?』とか、業界の事情とか聞いてきますね。『あれって実際どうなの?』とか(中略)多分、自分の作品も観てるんじゃないかな……」 1989年に埼玉で生まれた佐藤は女系家庭に育った。「母、妹、祖母とともに、決して広いとはいえないアパートで女性たちに囲まれて暮らしていました。裕福とはいえなくても、家族仲は本当にいい。妹さんは一気に大スターになったお兄さんのことが照れくさいというか、恥ずかしいみたい。 仲がいい数人にしか佐藤健が兄であることを伝えていないようで、応援はするけど、周囲にはそれを一切見せないという“緊張状態”のようです。呼び方は小さいときから変わらずで、ずっと“たーちゃん”と呼んでいますね」(佐藤家の知人) 番組で佐藤は今後の目標として、こんなことを語っていた。「日本の作品を、日本だけじゃなく世界中に観てもらえるようにしたいんですよ。自分たちが作った作品を広げたいというか。自分の30代はそこに捧げたいと思っているんですよね」 輝く兄の姿を、妹はきっと誇らしく見守るに違いない。※女性セブン2021年9月30日・10月7日号
2021.09.22 00:12

佐藤健、松本潤との交流告白 芸能界トップクラス「謎解き好き」の共通点
昨年末で嵐としての活動を休止して以降、公の場に姿を見せていない松本潤(37才)だが、意外なところからその消息が判明した。8月9日、佐藤健(32才)がライブ配信アプリ「SUGAR」で嵐の松本潤の名前を口にした。この「SUGAR」は、映像配信者の佐藤とユーザー(ファン)がテレビ電話できるアプリ。佐藤の好きな“謎解きゲーム”に話題が及ぶと、「潤くんとも何回か行っていますよ、東京で」 と話したのだ。驚いたファンが最近も会っているのかと聞くと、さも当たり前のことのように「結構、会ってるよ」と回答。多忙を極める2人が、プライベートでも会っているわけだ。 では、その松本と佐藤が最後に会ったのはいつなのか。佐藤の言葉にその謎を解く鍵が隠されていた。 佐藤は前述のライブ配信の中で「最後に会ったのはワンオクのライブかな」と明かしている。ONE OK ROCKは7月下旬、山梨県・河口湖のほとりでアコースティックライブを開いている。松本は主演ドラマ『99.9』(TBS系)の映画化が発表されており、同作の撮影後、ライブで会い、そして、ニューヨークへと旅立ったのだろう。 実はワンオクも、2人を強く結びつけた存在の1つだ。「ワンオクのボーカル・Takaさん(33才)と佐藤さんはもともと同じ事務所に所属していたこともあり、ツーショットをSNSで公開したり、一緒にライブ配信をしたりと、親友のような仲なんです」(音楽関係者) 一方、Takaと松本は『女性セブン』が2020年7月に報じた通り、紗栄子(34才)と3人で、当時、熊本県を中心に甚大な被害を出していた豪雨災害へのボランティアについて話し合うなど、交流が深い。松本が嵐としてアメリカ進出に挑んだときも、すでに活動の拠点を海外に置いていたTakaが背中を押していたという。「あと、山田孝之さん(37才)とTakaさんは仲が良いのですが、佐藤さんと松本さんも、山田さんの誕生日会に参加するくらい仲がよい。佐藤さんと松本さんって共通の友人も多いんですよね」(前出・音楽関係者) そして、佐藤が配信で話したように“謎解き”も大きな共通点だ。2人は、芸能界で1、2を争う“謎解き”好きなのだ。脱出ゲームに代表される謎解きは、頭も体もフル稼働させる、大人も楽しめるエンターテインメントとしての地位を築きつつある。その謎解きへの思いを、松本はかつてテレビ番組で語っていた。 2020年3月、『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で、「ついにプライベートでも行きましたよ」と告白。「ニューヨークで脱出ゲームやりました」と楽しそうに話していたのだ。「このとき『次は(謎解き好きで有名な)佐藤健くんと』と熱烈に共演を希望していました。すると、約3か月後には同番組で実際に共演し、謎解きをしています。その半年後にも再び共演しています」(テレビ局関係者) 佐藤の謎解き好きはいまや、一般人にもよく知られている。「クイズ全般が好きだという佐藤さんは、面白い謎解きがあると聞けばどこへでも出かけていくフットワークの軽さで、堂々と素顔をさらして、一般人と一緒にチームを組むこともあるほど。好きが高じて、いまでは謎解きゲームの冠番組まで持つほどになりました」(前出・テレビ局関係者) そうした楽しみ方は、松本にも共通するものがあるという。「松本さんも、友達とだけでなく、その場で初めて会った人とも仲間になって謎解きを進めることがあるそうです。お互いに真剣だからこそ、佐藤さんと一緒に何度も謎解きを楽しんでいるのでしょう」(前出・テレビ局関係者) 映画『99.9』の公開は今年の冬。今後、松本は宣伝のため、数々の番組に出演することになるはずだ。「その一環で、テレビなり配信なりで、佐藤さんと共演する、なんてこともあるかもしれませんね」(映画関係者) 果たしてその場はどこになるのか。ファンの謎解きも止まらない。※女性セブン2021年9月9日号
2021.08.29 10:49

姿を見せない松本潤はNYに滞在中 友人・佐藤健も「なかなか会えない」
8月9日、佐藤健(32才)がライブ配信アプリ「SUGAR」で嵐の松本潤(37才)の名前を口にし、聞いていたファンは耳を疑った。この「SUGAR」は、映像配信者の佐藤とユーザー(ファン)がテレビ電話できるアプリ。佐藤の好きな“謎解きゲーム”に話題が及んだ時、佐藤は「潤くんとも何回か行っていますよ。東京で」と語り、驚いたファンが最近も会っているのかと聞くと、さも当たり前のことのように「結構、会ってるよ」と答えた。「いま、なぜそんな話をしたのかと驚きました。佐藤さんが松本さんとのプライベートを語ることはこれまでほとんどありませんでしたからね。あんな多忙な2人が結構会っているなんて……」(テレビ局関係者) 佐藤は今年4月に長年所属していた事務所から独立。その後も、順調な俳優生活を送っている。主演映画『るろうに剣心』の最新2部作の興行収入が計65億円を突破するなど人気は相変わらず。現在公開中のアニメ映画『竜とそばかすの姫』で声優を務めるほか、Netflixで来年配信予定のドラマ『First Love 初恋』の撮影中でもある。 超多忙なはずの佐藤をして、「本当あの人忙しいので、なかなか、あれ(会えない)ですけど」と配信中に言わしめたのが松本だった。松本は、昨年末で嵐としての活動を休止して以降、公の場に姿を見せていない。「櫻井(翔)さんと相葉(雅紀)さんはNHKで東京オリンピック・パラリンピックのスペシャルナビゲーターを務めていますし、二宮(和也)さんは冠番組に出演しているほか、YouTubeでもチャンネルを開設して精力的に活動しています」(前出・テレビ局関係者) 芸能活動休止中の大野智(40才)を除くメンバーの中、松本だけが予告なき不在となっていた。もっとも、先々の仕事は決まっている。「主演ドラマ『99.9』(TBS系)の映画化や、2023年のNHK大河ドラマの主演など、大きな仕事が決まっています。ただ、活動休止後のテレビ出演は一切ありません。ファンは、いつになったら松本さんの姿を見られるのか、動向を見守っています」(映画関係者) しかし、姿が見えないのは当たり前だった。いま、松本は日本にいないのだ。「ニューヨークに滞在しているようです。新型コロナの影響で、活動休止直後の海外渡航は難しく、そうこうしているうちに『99.9』の撮影が佳境に入りました。松本さんとしては、ようやく出発できた、“37才、真夏の大冒険”ということかもしれません」(前出・テレビ局関係者) 行き先がニューヨークと聞いてピンときたファンも多いだろう。ニューヨークは松本が心から愛する街だ。「松本さんは俳優としての才能を開花させた『花より男子』の撮影でニューヨークを訪れてからというもの、すっかりあの街の虜になりました。バラエティー番組で、嵐のほかのメンバーが松本さんの好きな街を当てるクイズが出たことがあったのですが、ほかのメンバーは『ニューヨーク』と迷わずに答え、大正解。2020年の正月休みもニューヨークで過ごしています」(前出・テレビ局関係者)※女性セブン2021年9月9日号
2021.08.25 22:45

【動画】佐藤健、真夏の撮影現場 イケメンすぎな休憩シーン
最高気温が32.6℃を記録した7月17日。都内某所で撮影をする佐藤健さんの姿をキャッチしました。 この日、撮影されたのは2022年にNetflixで世界配信が予定されているドラマ『First Love 初恋』のワンシーン。 撮影シーンが肌寒い時期の設定だったため厚手のジャケットを羽織っていた佐藤さん。 カットがかかると上着を脱いでペットボトルの水を勢いよく口に含み待機中は手持ちの扇風機で首元を冷やしていました。 休憩している姿もステキですね!【↑ 上の写真クリックで動画へ】
2021.08.03 17:12

満島ひかりがドラマの相手役に佐藤健を指名「ドキドキする人がいい」
最高気温が32.6℃を記録した7月17日、都内某所で約500人のエキストラを擁した大規模なロケが行われていた。通行人役のエキストラの間を、縫うように疾走しているのは佐藤健(32才)だ。額から汗が吹き出ているが、その原因は気温だけではなかった。「撮影シーンが肌寒い時期の設定だったので、みんな厚着をしていました。ダウンジャケットにマフラー姿の人もいたし、佐藤さんも厚手のジャケットを羽織っていましたね。佐藤さんはカットの声がかかると、上着を脱いで、ペットボトルの水を勢いよく口に含み、待機中は手持ちの扇風機で首元を冷やしていました。熱中症対策でしょうね」(ロケ現場に居合わせた人) この日、佐藤が撮影に臨んでいたのは2022年にNetflixで世界配信が予定されているドラマ『First Love 初恋』のワンシーン。同ドラマは宇多田ヒカル(38才)が1999年にリリースした『First Love』と、その19年後に発表した『初恋』(2018年)にインスパイアされた作品だという。「2曲のリリース時期をなぞるように、1990年代後半から約20年かけて、一組の男女の初恋をたどるラブストーリーです。佐藤さんは航空自衛隊のパイロット役を演じるのですが、そのお相手が満島ひかりさん(35才)ということでも注目を集めています。満島さんは、フライトアテンダントを目指すも、不慮の事故で運命に翻弄される女性を演じています」(ドラマ関係者) 2人の共演のきっかけは意外なものだったという。「先にキャスティングが決まったのが、満島さんでした。準備を進めるなかで、満島さん本人が『相手役はドキドキする人がいい』という理由で、佐藤さんを指名したんです」(前出・ドラマ関係者) 佐藤は満島からのラブコールを、「(満島は)なかなか会えないし、なかなか共演できない人。貴重な機会」として快諾した。「佐藤さんが、満島さんとの共演をそう捉えるのもうなずけます。満島さんは演技派として名を上げていますが、“仕事を選ぶ女優”ともいわれているんです。仕事に対して責任感が強く、自分が演じるイメージの湧く役じゃないとオファーを受けないとも。 佐藤さんは今年の4月に所属していた大手芸能事務所から独立しています。出演は独立前に決定していましたが、独立後の大事な時期ですから、プロ意識の高い満島さんとの仕事ならと、オファーに応えたのではないでしょうか」(前出・ドラマ関係者) ドラマは年代や季節の移り変わりも描いており、長期間の撮影スケジュールが組まれている。そのため、冒頭のような過酷なシーンが少なくないという。「Netflixは撮影予算が潤沢なので、リアルにこだわります。コロナ禍にあって500人規模のエキストラを集めたので、近隣住民は驚いていたようですが(笑い)。ハイリスクにならないよう感染対策は徹底しているようです」(前出・ドラマ関係者) 撮影が進むなかで、2人は実際に周囲が「ドキドキ」する関係に発展しているという。「佐藤さんと満島さんは、待ち時間なんかは2人でいることも多いんです。コロナの感染対策もあって距離をあけて話しているのに、とても親密な空気が伝わってきます。スタッフの間では『役抜きで、お似合いだね』なんて声もあがっています」(前出・ドラマ関係者) 豪華な2人の初恋を見るのが待ち遠しい。※女性セブン2021年8月12日号
2021.08.03 15:28

佐藤健、菅田将暉らを輩出『仮面ライダー』の人柄を見るオーディション
第1作の放送開始から今年で50周年となった『仮面ライダー』。現在は、シリーズ32作目となる『仮面ライダーセイバー』(テレビ朝日系)が放送中だ。2000年放送の『仮面ライダークウガ』以降の作品には、若手時代の人気俳優が多数出演。佐藤健(32才)、菅田将暉(28才)、福士蒼汰(28才)、吉沢亮(27才)は、いずれも仮面ライダーに出演していた。 主役の仮面ライダーはじめ、ほとんどの出演者は、オーディションで選ばれている。東映プロデューサーで2001年『仮面ライダーアギト』から制作に関わっている武部直美さんはこう話す。「オーディションは、だいたい4人一組で話を聞きます。ほとんどが演技経験のない新人ですが、仮面ライダーで求められるのは演技力より人間力。1年間50話ほどの作品を演じるので、どうしても途中から本人がすけて見えてしまうんです。だから、本人の人柄を見る質問をします」(武部さん・以下同) たとえば、こんな感じだ。「“好きな食べ物は?”“今日、どうしてその服を選んだのですか?”“あなたのお国自慢を教えてください”など、演技とは関係ない質問ばかり(笑い)」 オーディションには数千人単位の応募があるが、それでも決まらないことも多い。「どんなにルックスがよくて、演技がうまくても、キャラクターに合っていなければ起用には至りません。“よりどりみどり”だろうと思われがちですが、実は、砂漠で指輪を探すような思いで探しているんです」 オーディションで決まらなかった場合は、芸能事務所に声をかけて探す。2007年『電王』も最初のオーディションでは決まらなかった作品だ。「“大事な主役なんで誰かいませんか?”と、あちこち声をかけました。それで、プロフィールが送られてきたのが佐藤健さんでした。彼は当時、大学進学か芸能界を続けるか迷っていたところで、マネジャーさんから『仮面ライダーのオーディションが、もう一度あるみたいだから受けてみない?』と、すすめられたようです」『電王』は、気弱な青年が変身することによって人格が変わるという設定だったが、オーディション時の佐藤には、そのことは伝えていなかった。「A4サイズの台本1ページ分のせりふを、何も説明せずに読んでもらうと、人格が途中で変わるという難しいせりふ回しを、彼は見事に演じ分けました。その姿もイキイキしていて、満場一致で決まりました」 佐藤のように一発合格のライダーもいれば、何度もチャレンジした上で役を勝ち取る俳優もいる。2001年『仮面ライダーアギト』から仮面ライダーシリーズの監督を務めている田﨑竜太さんは、こう話す。「何度受けても、その人とキャラクターが合わなければ合格には至りませんが、受け続けていれば、ぴったりくる役が巡ってきて、主役に起用されることもあります」(田﨑さん) 途中から登場するキャラクターは、主演俳優の事務所の紹介で決まることもある。『仮面ライダー555』で敵役を演じた綾野剛がそうだ。「綾野さんは当時、前年の『仮面ライダー龍騎』の主役、須賀貴匡さんのマネジャーさんが面倒を見ていて、『こんな子がいるけど、どう?』と、紹介してもらいました。 ちょうど物語の後半に出てくる澤田亜希という敵役を探していたので、彼なら雰囲気に合うと思って起用しました」(武部さん・以下同) オーディションを勝ち抜くのに不可欠な要素はあるのだろうか?「強いていえば、品位でしょうか。劇中では、よく対立シーンが描かれるのですが、そのときに柄が悪く見えてしまっては、ヒーローにはふさわしくない。たとえ怒っていても、どこかかわいげのある人柄がいいんです」 ただ、仮面ライダーに起用されたからといって、第二の佐藤健や菅田将暉、吉沢亮が約束されているわけではない。「確かに仮面ライダーを卒業したOBの中には、連続ドラマや映画で主演し、華々しく活躍している人がたくさんいます。でも彼らだって、仮面ライダーが終わった後、すぐに活躍できたわけではなく、紆余曲折を経て、いまの地位についている。成功しているのは、彼らのたゆまぬ努力があるからです」 巣立っていく俳優たちのその後の活躍を見守り、応援するのもまた、仮面ライダーを見る楽しみのひとつなのだ。取材・文/廉屋友美乃 取材協力/前川亜紀※女性セブン2021年7月29日・8月5日号
2021.07.23 11:38

平成以降の仮面ライダー 少子化の影響で変化「人間味のある内容に」
1971年4月3日に放送が始まり、今年で生誕50周年を迎えた『仮面ライダー』。昭和、平成を駆け抜け、令和に入った現在もテレビシリーズ32作目となる『仮面ライダーセイバー』(毎週日曜9時~・テレビ朝日系)が放送中。今年は映画『スーパーヒーロー戦記』でも歴代のヒーローたちが登場する。なぜ、こんなに長く愛され続けているのか。「息子に見せようと『仮面ライダーウィザード』を見始めました。主人公は幼い頃に両親を亡くし、プロのサッカー選手を目指していたのに、友人にけがを負わせて夢を諦め、ひょんなことから仮面ライダーになった。挫折や苦悩を抱えながらも頑張って乗り越えようとする姿を応援せずにはいられなくなりました」(45才・塾講師)「『仮面ライダードライブ』の竹内涼真さん(28才)にハマりました。最初は垢抜けない感じだったのに、回を追うごとにどんどんかっこよくなる彼を、自分が育てているような気持ちで見ていました」(44才・飲食店) 子供と一緒に見ているうちに、主人公の背景を知り、物語にハマっていく──。高校生の子供の親で、仮面ライダーに詳しいライターの櫻宮ヨウさんは、その魅力をこう分析する。「仮面ライダーは、綿密なストーリー展開に加え、人間模様が濃密に描かれており、勧善懲悪では片付けられないところが魅力のひとつ。無敵ではなく、心の闇や自分の弱さに苦悩する主人公を若手俳優が演じることで心を掴まれ、目が離せなくなるんです」平成になり、愛される仮面ライダーに進化 佐藤健(32才)や菅田将暉(28才)、福士蒼汰(28才)、吉沢亮(27才)など、いまをときめく錚々たる顔ぶれが、仮面ライダーを務めたことをきっかけにブレークを果たしている。「それは、平成に入ってからのこと。昭和の時代は仮面ライダー=子供向けのヒーローというイメージが強すぎて、ほかのドラマで活躍するのが難しい面もありました」 そう語るのは、2001年『仮面ライダーアギト』から仮面ライダーシリーズの監督を務めている田﨑竜太さん。 そのイメージが、2000年に入ってガラリと変わったのだという。「当時は少子化の影響で、子供向けの番組では、なかなか視聴率が取れませんでした。もっと視聴者層を広げないと生き残れない。そのため、ただ悪と戦うだけではなく、大人にも共感していただけるような人間味のある内容に変えました。その最初が『仮面ライダークウガ』(2000年)です」(田﨑さん・以下同)『クウガ』は「平成仮面ライダー」第1弾として制作されたかなり実験的な作品。それまでの仮面ライダーを演じる俳優は、彫りが深く、エチゾチックな顔立ちでがっちり体形が中心だったが、『クウガ』では、スタイリッシュでシャープな風貌のオダギリジョー(当時23才)を起用。職業は冒険家で、変身すると警察と協力して事件を解決するなど、サスペンス要素も加え、本格的な刑事ドラマのような作りにした。「主人公や彼を取り巻く人たちがさまざまな葛藤を抱き、苦悩しながらも変化していく、そんな人間臭さを丁寧に描写するために脚本づくりにもかなり時間をかけていました」 子供にはやや難解ではあったものの、大人から高評価を得て、20~30代のファンが急増。日曜朝8時スタートの番組でありながら、9%台の平均視聴率をマークした。 そして、オダギリがこの作品をきっかけにブレークしたことから、仮面ライダーの快進撃が始まる。 2001年、仮面ライダー生誕30年には、平成作品第2弾の『仮面ライダーアギト』がスタートし、さらにヒーロー像が一新。平均視聴率11.7%の高視聴率を獲得する。「主人公の津上翔一は、記憶喪失という悲しい境遇を持ちながら、いつも前向きで明るく家庭菜園をこよなく愛する天然キャラでした。演じた賀集利樹さん(42才)のソフトな甘いマスクと親しみやすさも手伝って子供たちにも、親世代にも人気がありました」 また、この作品から複数ライダー制を起用。賀集演じるアギトに加え、“G3”に変身する氷川誠を要潤(40才)が、“ギルス”に変身する葦原涼を友井雄亮(41才)が演じた。 東映プロデューサーで2001年『仮面ライダーアギト』から制作に関わっている武部直美さんは振り返る。「3人ともオーディション経験もほとんどなく、もちろん演技も未経験でした。ただ、賀集さんが持つ、子犬のような愛らしさと、要さんのクールな雰囲気など、それぞれが役柄にぴったりでした。 オーディション時は、3人とも素直な“とってもいい子”という印象でした。これが、女性ファンの心を掴んだのかもしれません」(武部さん) それぞれが持つ個性が光り、『アギト』の人気はうなぎのぼり。この作品から、仮面ライダーを演じる俳優たちの、握手会などのイベントも精力的に行われるようになっていく。取材・文/廉屋友美乃 取材協力/前川亜紀※女性セブン2021年7月29日・8月5日号
2021.07.19 23:49

佐藤健と岡田准一 注目集まる主演作でのアクションの共通点と違い
4月と6月に公開となった映画『るろうに剣心 最終章/The Final』、『るろうに剣心 最終章/The Beginning』に続き、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』が6月18日より封切りとなり、注目のアクション映画が目白押しだ。主演を務める前者の佐藤健(32才)と後者の岡田准一(40才)、2人の“アクション俳優”っぷりに注目が集まっているが、それぞれの魅力について、映画や演劇に詳しいライターの折田侑駿さんが解説する。 * * * 身体能力の高さに定評のある佐藤健主演の『るろうに剣心 最終章』と、格闘技に精通している岡田准一『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』がそれぞれ公開中だ。SNSなどには、「佐藤健に岡田准一、どちらもアクションがキレキレで凄い」、「2人の動きが速すぎて目が追いつかない」、「2人のダブル主演のアクション映画を希望」といった声が多く上がり、異なるタイプの映画だが“アクション俳優”として注目が集まっているようだ。筆者も、いつか2人の“対決”が実現することを期待してしまう。『るろうに剣心』シリーズ最終章となる2作では、『The Final』にて主人公・緋村剣心(佐藤健)にとって最後の強敵との死闘が描かれ、『The Beginning』は物語のすべての“はじまり”が描かれている。国民的人気マンガ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(集英社)を原作とし、映画『3月のライオン 前編/後編』(2017年)や『億男』(2018年)などを手掛けた大友啓史監督(55才)が実写化したもので、全5部作にも及ぶ超人気シリーズだ。 一方の『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』は、2019年公開の『ザ・ファブル』に続くシリーズ第2弾。南勝久(50才)による同名漫画を原作に、これまでに手掛けた数々のCMが高く評価されてきた江口カン監督(53才)が実写化したものだ。“伝説の殺し屋”と呼ばれる主人公・ファブル(岡田准一)が、佐藤明という一般人として新たな生活を送っていこうと奮闘する姿が描かれる。世間知らずな主人公が繰り広げる、スリル満点のアクションとコメディのバランスが心地良い作品だ。 佐藤と岡田に共通するのは、既に口コミにもあるように、時に“アクション俳優”と称される存在だということ。両者ともに「身体能力が高いからアクションができる」というのが世間一般の評価ではないかと思う。だが、そうした曖昧なものではない違った魅力がそれそれにあるのだ。『るろうに剣心』シリーズには、青木崇高(41才)や新田真剣佑(24才)、さらには格闘家の経歴を持つ須藤元気(43才)や独自の踊りを世界中で展開する田中泯(76才)など、優れた身体能力を持つ俳優たちが多く集ってきた。須藤や田中に関しては身体を扱う“プロ”だ。ここから分かるのが、本シリーズはチーム全員で質の高いアクションシーンを作り上げているということ。大人数での乱戦はチームワークが必要不可欠だ。 だがその錚々たる顔ぶれの中でも、佐藤の動きの俊敏さはずば抜けていると思う。佐藤は“とにかく速い”のである。アクションは、受け手のレベルによってもクオリティが変わってくる。佐藤の高速のアクションを的確に受け止められる演者たちがあってこそ、高品質の作品が成立しているのだ。そんな座組において、生まれ持っての身体能力を持ち合わせた佐藤が座長の“格”であることは、シリーズが5作も続いたことが証明しているはずである。 対する『ザ・ファブル』では、登場人物の大半はアクションを行わない。また、主人公・ファブルと敵対する者たちが手にするのは拳銃だ。だが、それゆえ敵と対峙する岡田の身体能力が、本作では非常に際立つ。何より本作で岡田は、 “ファイトコレオグラファー”としてアクションの振付けも担当しており、アクションシーンの動きを自ら考え、作品に落とし込んでいるのだ。 岡田がさまざまな格闘技のインストラクターの資格を持っていることは広く知られているだろう。過去作を振り返れば彼の基礎的な身体能力の高さは言わずもがなだが、本作での岡田は、作品に適応するための“身体”だけでなく、“脳(知恵)”も駆使したアクションで魅せてくれている。これを体現できるのは、彼の長年の鍛錬とアクションへの深い理解があるからに他ならない。 本作で殺し屋役を演じた安藤政信(46才)が、「何で岡田に指導されなければいけないんだという気持ちでいたけど、岡田の動きやアクションの考え方、哲学みたいなものを見て、すぐに『弟子にしてください。道場に通いたいです』と伝えました」と語っていることからも分かるだろう。 佐藤は俊敏性に特化しており、岡田は俊敏性に加え、訓練に裏打ちされた知識と技術がある。両作品は毛色の異なる映画ではあるものの、現在奇遇にもトップクラスの“アクション俳優”の主演作が公開されており、ある意味では“対決”が実現してと言えるのではないだろうか。いつか2人が本格的に手合わせするところを想像せずにはいられない。【折田侑駿】文筆家。1990年生まれ。映画や演劇、俳優、文学、服飾、酒場など幅広くカバーし、映画の劇場パンフレットに多数寄稿のほか、映画トーク番組「活弁シネマ倶楽部」ではMCを務めている。
2021.06.25 19:10

昭和女性ポップス座談会・中編 ウィスパー系・和田アキ子の魅力
現在、世界の音楽ファンから注目されているのが、1970~1980年代の日本のシティポップだ。竹内まりや『PLASTIC LOVE』(1984年)や松原みき『真夜中のドア~stay with me』(1979年)といった女性アーティストによる楽曲が、リバイバルブームにおいて特に人気となっている。 そこで、昭和ポップスをこよなく愛する、俳優・歌手の半田健人さん、昭和歌謡ライターの田中稲さん、ウェブサイト『昭和ポップスの世界』を運営するさにーさんに、「昭和女性ポップス・マイベスト10」をセレクトしてもらった。そのランキングを受けての座談会を開催。ここでは、5位から3位の楽曲について語り合う。■半田健人さんの「昭和女性ポップス」マイベスト101位:伊東ゆかり『グリーン・ジンジャー・フライング』(作詞:ジェリー伊藤、作曲・編曲:東海林修/1971年)2位:弘田三枝子『マイ・メモリィ』(作詞・作曲:弘田三枝子、編曲:鈴木宏昌/1977年)3位:いしだあゆみ『バイ・バイ・ジェット』(作詞:橋本淳、作曲:細野晴臣、編曲:萩田光雄、細野晴臣/1977年)4位:和田アキ子『私夢を見るの』(作詞・作曲:石津善之、編曲:馬飼野俊一/1973年)5位:あべ静江『長距離電話』(作詞:藤公之介、作曲:佐藤健、編曲:林哲司/1977年)6位:小川知子『別れてよかった』(作詞 : なかにし礼、作曲・編曲 : 川口真/1972年)6位:由紀さおり『ヴァリーエ』(作詞:山上路夫、作曲:S・リタルド、編曲:渋谷毅/1971年)6位:麻生よう子『逃避行』(作詞:千家和也、作曲:都倉俊一、編曲:馬飼野俊一/1974年)6位:岡崎友紀『グッドラック・アンド・グッドバイ』(作詞・作曲:荒井由実、編曲:萩田光雄/1976年)6位:桑江知子『Mr.Cool』(作詞:佐藤奈々子、作曲・編曲:小林泉美/1980年)【プロフィール】半田健人さん/俳優・歌手。1984(昭和59)年生まれ。『仮面ライダー555』(テレビ朝日系)で初主演。2014年に『せんちめんたる』をCD&LP同時発売。2017年全曲自宅録音『HOMEMADE』リリース。作曲家、タレントとして活動。ラジオ『林哲司・半田健人 昭和音楽堂』(SBS静岡放送、日曜21時~21時30分)に出演中。■田中稲さんの「昭和女性ポップス」マイベスト101位:岡田奈々『青春の坂道』(作詞原案:中司愛子、作詞:松本隆、作曲:森田公一、編曲:瀬尾一三/1976年)2位:和田アキ子『古い日記』(作詞:安井かずみ、作曲・編曲:馬飼野康二/1974年)3位:五輪真弓『恋人よ』(作詞・作曲:五輪真弓、編曲:船山基紀/1980年)4位:谷山浩子『まっくら森の歌』(作詞・作曲:谷山浩子、編曲:乾裕樹/1985年 NHK『みんなのうた』初出)5位:大貫妙子『黒のクレール』(作詞・作曲:大貫妙子、編曲:坂本龍一/1981年)6位:泰葉『フライディ・チャイナタウン』(作詞:荒木とよひさ、作曲:海老名泰葉、編曲:井上鑑/1981年)7位:山口百恵『絶体絶命』(作詞:阿木燿子、作曲:宇崎竜童、編曲:萩田光雄/1978年)8位:大場久美子『エトセトラ』(作詞:小林和子、作曲・編曲:萩田光雄/1978年)9位:中島みゆき『ファイト!』(作詞・作曲:中島みゆき、編曲:井上堯之/1983年)10位:高田みづえ『硝子坂』(作詞:島武実、作曲:宇崎竜童、編曲:馬飼野康二/1977年)【プロフィール】田中稲さん/昭和歌謡ライター。1969(昭和44)年生まれ。大阪を拠点に活動する昭和歌謡ライター。ほかにも、ドラマ、NHK紅白歌合戦、懐かしブームなども得意テーマとしている。著書に『昭和歌謡 出る単 1008語』(誠文堂新光社)など。CREA WEBにて『田中稲の勝手に再ブーム』、DANROにて『いつも心にぼっち曲』を連載中。■さにーさんの「昭和女性ポップス」マイベスト101位:和田アキ子『あの鐘を鳴らすのはあなた』(作詞:阿久悠、作曲・編曲:森田公一/1972年)2位:岩崎宏美『思秋期』(作詞:阿久悠、作曲・編曲:三木たかし/1977年)3位:ペドロ&カプリシャス『ジョニィへの伝言』(作詞:阿久悠、作曲・編曲:都倉俊一/1973年)4位:ちあきなおみ『夜へ急ぐ人』(作詞・作曲:友川かずき、編曲:宮川泰/1977年)5位:しばたはつみ『マイ・ラグジュアリー・ナイト』(作詞:来生えつこ、作曲:来生たかお、編曲:林哲司/1977年)6位:渡辺真知子『かもめが翔んだ日』(作詞:伊藤アキラ、作曲:渡辺真知子、編曲:船山基紀/1978年)7位:大橋純子『サファリ・ナイト』(作詞:竜真知子、作曲・編曲:佐藤健/1978年)8位:原田知世『天国にいちばん近い島』(作詞:康珍化、作曲:林哲司、編曲: 萩田光雄/1984年)9位:河合奈保子『ラブレター』(作詞:竜真知子、作曲:馬飼野康二、編曲:若草恵/1981年)10位:能瀬慶子『アテンション・プリーズ』(作詞:喜多條忠、作曲:浜田省吾、編曲:船山基紀/1979年)【プロフィール】さにーさん/1992(平成4)年生まれ。1970〜1980年代のヒット曲の情報サイト『あなたの知らない昭和ポップスの世界』を運営。昭和ポップスの魅力を伝えるため、ラジオやテレビにも出演。『らじるラボ』(NHKラジオ第1)で、『さにーのZOKKON!昭和ポップス』(毎月第2・第4金曜午前10時半~11時)を担当。──5位から3位までを見ていきましょう。半田:5位は、あべ静江さんの『長距離電話』(1977年)。フォーク路線のアルバム『TARGET』の翌年に出たシングル曲で、佐藤健さんと林哲司さんという、シティポップ派の2人がサウンド作りを担当しています。 4位は、和田アキ子さんの『私夢を見るの』(1973年)。アッコさんは日本におけるポップスの開拓者の1人で、R&B歌謡の歴史そのもの。ところがこの曲ではとてもアッコさんと思えない、ウイスパー系アッコの歌声が楽しめます。 3位がいしだあゆみさんの『バイ・バイ・ジェット』(1977年)。『アワー・コネクション』というアルバム収録曲。ティン・パン・アレイのサウンドとのマッチングを聴いてみてください。さにー:私の5位は、しばたはつみさんの『マイ・ラグジュアリー・ナイト』(1977年)。これはもう、映画音楽です。半田:来生たかおさんが認められた曲。この曲で売れてよかったと思いました。シティポップはイメージ的にはAOR(※)に近いと思いますが、作詞でAOR的なものといったら、日本では来生えつこさんの詞が、ちょっとそこに入るんじゃないかなと。【※/AORとは、1980年代の日本で用いられた音楽用語。Adult-Oriented Rock(アダルト・オリエンテッド・ロック=大人向けロック)の略語。ボズ・スキャッグスやスティーリー・ダン、クリストファー・クロスなどの楽曲がそれで、「ソフト&メロウ」「アダルト・コンテンポラリー」に近いニュアンスを持つ】さにー:来生えつこさんの小道具をピックアップするセンスがすごく好きです。4位は、ちあきなおみさんの『夜へ急ぐ人』(1977年)です。半田:これはまた、すごいのもってきたねー(笑い)。田中:実は私も入れようと思っていた曲です! 『NHK紅白歌合戦』で、この曲を歌ったときの映像を見ましたが、すごかったですよねー。さにー:女じゃなきゃ歌えない、妖気と情念ですよね。3位は、ペドロ&カプリシャスの『ジョニィへの伝言』(1973年)です。実は私、「登場人物が3人出てくる歌に佳曲多し!」っていう持論をもっていまして(笑い)。田中:おぉ! 『絶体絶命』(山口百恵)もそうだね(笑い)。さにー:いや~、伝言ソングって、どうしても登場人物は3人以上になると思うんですが、やっぱりいいですよね。結局、伝言する相手はいるけど、出てこないという……。半田:姿がないから伝わらない可能性も含んでいます。田中:そうなんです。それがまたロマンですね。私の5位は大貫妙子さんの『黒のクレール』(1981年)。サビを聴いて、子供ながらにびっくりした覚えがあるんです。「どこの国の曲だろ?」みたいな驚きというか……。さにー:何か神聖な感じがしますよね。田中:そう。お伽の国みたいなイメージがよかった。それは、4位に挙げた谷山浩子さんの『まっくら森の歌』(1985年)にも通じるんですよ。半田:大貫さんって、教授(坂本龍一)のプロデュースが入ってるから、垢抜けているイメージがありますね。田中:そうですね。谷山さんは私の神なんです。『オールナイトニッポン』(ニッポン放送、1982~1986年)をやっていたのですが、おしゃべりもとてもうまいんですよね。半田:そう。地声がかわいくて歌声もかわいいけど、曲は不思議っていうね(笑い)。田中:哲学的というか。なんかこう、穴にはまってグルグル落ちていくっていうか。この曲も『みんなのうた』(NHK)でハマり、アルバムを買いあさって、つらいときに聴きまくり、この曲をきっかけに、アルバムを1から10まで聴く喜びを知りました。 そして3位が五輪真弓さんの『恋人よ』(1980年)。これはもう『ザ・ベストテン』で初めて聴いたとき、家族全員止まった、みたいな(笑い)。さにー そうなんですか!半田:そういう感想っていうのが、やっぱり歌の持つ真実なんだろうと思いますね。田中:大失恋した気分を疑似体験させてくれる曲ですね。取材・文/北武司 撮影/浅野剛※女性セブン2021年5月20・28日号
2021.05.10 23:13

『るろ剣』完結編主演・佐藤健 「作り手としても盛り上げたい」
シリーズ累計発行部数7200万部を超える大ヒット漫画『るろうに剣心 ─明治剣客浪漫譚─』(集英社)を原作とした映画『るろうに剣心』がついに完結を迎える。2012年に「主人公を演じるならこの人しかいない」と原作者・和月伸宏が太鼓判を押した佐藤健(32才)が、約10年の年月をかけて共に生きた役・緋村剣心との出会いから別れ、これからのことを語った。「いまはまだそんなに実感がわかないんです。10年一緒にいた別れのさみしさよりも、無事に公開できてホッとしているという気持ちや、みなさんに届けられる喜びが大きいかな」 そう静かに語る横顔は、スクリーンの中で静かに微笑む剣心のように見える。佐藤が『るろうに剣心』の緋村剣心として主演を飾ったのは2012年のこと。「当時はまだ22才で、いまほど役の重みとか、演じるということ、とかわかっていなかった。目の前にあるミッションに120%向き合って全力でやりきっているだけで、全体を俯瞰して考えたり、力の出し抜きを考えたりすることができていなかったと思います。変わらないのは、剣心という存在が自分自身の中から湧き上がっているという感覚ですね」 シリーズ1作目の『るろうに剣心』は、国内外で注目され、2014年には続編『京都大火編』『伝説の最期編』が1作目を大きく上回るヒットとなった。それから7年、完結編となる今作『るろうに剣心 最終章 The Final』(公開中)、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(6月4日公開予定)は、佐藤自身が「どうしてもやらなければいけない」と考えていたエピソードだった。「やらなければいけないというよりも僕自身、原作の中で最も好きなエピソードなんです。原作ファンのかたたちも大切にしているものでもある。きちんと演じきりたいと思いました。シリーズの中で最も時間をかけて練りに練った作品になっています。 公開中のFinalでは、“史上最大の敵”である雪代縁(新田真剣佑)とのバトルが描かれますが、これは縁という人物はもちろん剣心自身の“過去”という最大の敵とのバトルです。過去を胸に秘める剣心の生き様には、後悔も懺悔も、芽生えた正義も、さまざまな思いが去来しています。 そうした気持ちとどう向き合うか、現場に入って監督やキャストと何度も何度も話し合って作り上げました。激しいアクションシーンはエンターテインメントの真骨頂と自負できるほどの場面に仕上がっていますが、現場で湧き出てきた思いがセリフになり、動きになっている。それは縁を演じた真剣佑くんも同じはずです」 ドラマや映画だけではなく、YouTubeやLINEなど次々と新しいことに挑戦し、結果を残しているが、その視点はすでにその先を見据えている。「何をやるにしても、純粋におもしろいことがやりたいという気持ちひとつです。演じ手としてエンタメにかかわるだけでなく、作り手としても盛り上げたい。韓国ドラマをはじめ、世界がおもしろがっているものをどんどんインプットしています。公開中のFinal、そして6月に公開されるBeginningは僕の俳優人生で間違いなく最高傑作。画質も撮り方もガラッと異なる2部作となっているので、どちらもぜひスクリーンで見てもらいたいです」撮影/菊池修※女性セブン2021年5月20・27日号
2021.05.07 13:09

【動画】佐藤健、独立の真相 決断の背景に「結婚願望」か
所属事務所のアミューズから独立することを発表した佐藤健さん。ここ数年、結婚願望があることを公言してきた佐藤さんにファンからは心配の声が上がっています。 佐藤さんのファンは「健くんが結婚願望が強いことは、ファンの間では有名なんです。そこに来て独立です。仕事の自由度が増すことで、私生活まで自由になったらどうしようと。35才で本当に結婚してしまうのか、気が気じゃない」と心境を明かしています。【↑ 上の写真クリックで動画へ】
2021.05.22 10:21

佐藤健、独立の真相 広がる活動の幅と決断急いだ背景に結婚願望も
「事務所の顔と言える俳優さんです。突然の発表に“重大なトラブルか?”と訝しむ声も上がっていました」 3月16日、佐藤健(31才)が4月1日より所属事務所のアミューズから独立することを発表した。しかもひとりではなく、親友でもある神木隆之介(27才)と連れ立って事務所を出て、新会社「株式会社Co-Lavo」(コラボ)の所属となる。電撃独立の背景を芸能リポーターが解説する。「昨今、人気タレントが自由な活動を目指して芸能事務所から独立することは珍しくないが、問題はその離れ方。“けんか別れ”なのか“円満”なのか。佐藤さんの場合は、“のれん分け”のような感じです。前事務所と良好な関係のまま、より自由に活動できる、理想の独立と言えそうです」 高校2年時に原宿でスカウトされた佐藤は、2007年の『仮面ライダー電王』(テレビ朝日系)の初主演で、すぐに主婦層の人気を獲得。その後、不動の人気を博した出世作は、今年に最終章が公開される大ヒット主演映画『るろうに剣心』(2012年)だった。前出の芸能リポーターが語る。「大勢の売れっ子を抱えるアミューズが、最も売り出しに力を入れた1人が佐藤さん。事務所のエース・福山雅治さん(52才)とはNHK大河ドラマ『龍馬伝』で共演し、同じ大友啓史監督の『るろうに剣心』でも再び共演。“第二の福山雅治”を内外に強く印象付けた形です」 結果的に佐藤は超人気俳優に成長。昨年のドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)では、ドSで一途な医師を演じて、世の多くの女性たちを虜にした。そんな佐藤は現在、新たな活動にも力を入れ始めていた。「佐藤さんは俳優業に加えて、約200万人のチャンネル登録者を持つ超人気YouTuberの顔も持っています。公式YouTubeチャンネルでは、飾らない素顔でのトークで人気が高まっています。昨年11月配信の動画では、2021年のカレンダー撮影に密着した様子をアップしましたが、そこでは佐藤さんが運転する車の助手席に神木さんが座り、カメラマンをつとめる様子が映されました。親友同士だからこそ出せる自然な笑顔に、ファンたちは喜んでいましたよ」(芸能関係者) 同年12月にはYouTube上で、「男性も女性も、冬はタートルネックがいちばん」と語り始め、自らタートルネックセーターの素材を選ぶ様子が映し出された。その後、アパレルブランド「A」を立ち上げることも発表。販売スタートとともに即完売となる人気を見せた。「交友関係の広い佐藤さんは、芸能界以外の人からも影響を受けていて、だからこそ、YouTubeやアパレル業と活動の幅を広げてきました。今回の発表は、3月21日に32才となる彼のバースデーイベントのタイミングでした。年齢的にはまだ若いと言えますが、新しいことを始めるのであれば早い方がいいという判断なのでしょう」(前出・芸能関係者) 一方で、独立という仕事上の変化がプライベートにも影響を及ぼすのではないか──ファンの間では、心配の声も上がっている。ここ数年、佐藤は結婚願望があることを公言してきたからだ。 2019年11月、出演した『おしゃれイズム』(日本テレビ系)でMCの上田晋也(50才)に「結婚願望はあるの?」と聞かれ、「いつでもいいし、いまでもいい」と回答。さらに翌2020年3月には、同じ高校の先輩で社会学者の古市憲寿氏(36才)との生電話をネット配信し、「35才までには結婚したいです」、「家族がいるとより頑張れる」などと発言し、ファンを驚かせた。「健くんが結婚願望が強いことはファンの間では有名なんです。そこに来て独立です。仕事の自由度が増すことで、私生活まで自由になったらどうしようと。35才で本当に結婚してしまうのか、気が気じゃない」(佐藤のファン) 新しい一歩を踏み出す佐藤のプライベートにも注目だ。※女性セブン2021年4月1日号
2021.03.19 12:04

佐藤健が独立へ、神木隆之介と新会社 「32才バースデー」前の決断
3月21日に32才の誕生日を迎える俳優の佐藤健が3月16日、所属事務所から事実上の独立を発表した。きょう19時から有料のバースデーオンラインイベントが開かれている最中での発表となる形で、視聴しているファンにとっては大きなサプライズとなった。 所属事務所であるアミューズの発表によると、3月31日をもって契約を満了し、4月1日以降は「弊社も資本に参加する新会社において、俳優としての活動は勿論、新たなチャレンジをしながら、更なる飛躍を目指して活動して参ります」という。 事務所に近いある芸能関係者は、「佐藤さんは俳優業に加えて、約200万人の登録者を持つ超人気YouTuberにもなった。さらに活動の幅を広くしていくための決断のようです。今後もアミューズと連携しながら活動していく形は変わりません」と語った。 独立は佐藤だけではない。新会社には親友の俳優・神木隆之介(27才)も所属することになるという。また、人気バンドのONE OK ROCKも、あわせて独立することが発表された。 別の大手芸能事務所幹部は「昨今は、人気タレントが大手事務所から独立することも珍しくなくなった。もうこの流れは止められません。だからこそ重要なのは、その離れ方です。佐藤さんと神木さんの場合、双方にメリットがある形ですね」とうなずいた。 佐藤と神木が所属する新会社の名前は、「株式会社Co-Lavo」(コラボ)。前述の通り現在の事務所が資本参加するほか、現在マネージメントを担当している社員が新会社に移り、引き続きマネージメントを担当するという。 ONE OK ROCKが所属する新会社名は「株式会社10969」(ワンオーナインシックスナイン)。“ワンオクロック”を数字で表した社名となる。こちらはファンクラブ業務やグッズ販売などで、現事務所がサポートを続けていくという。 佐藤は、高校2年時に原宿でスカウトされた。2007年の『仮面ライダー電王』の初主演で、すぐに主婦層の人気を獲得。その後、不動の人気を獲得した出世作は、今年に最終章が公開される大ヒット主演映画『るろうに剣心』(2012年)だった。前出の芸能関係者が語る。「大勢の売れっ子を抱えるアミューズが、最も売り出しに力を入れたひとりが佐藤さん。事務所のエース・福山雅治さん(52才)主演のNHK大河ドラマ『龍馬伝』でも共演し、同じ大友啓史監督の『るろうに剣心』でも再び共演。“第二の福山雅治”を内外に強く印象付けた形です。その頃は、主演でしか出ないと見られていた福山さんを、佐藤さん主演映画で“脇役”として起用したことは、当時の業界内ではかなり驚かれました」 そして佐藤は超人気俳優に成長。昨年のTBS系ドラマ『恋はつづくよどこまでも』では、ドSで一途な医師を演じて、世の多くの女性たちを虜にしていた。 公式YouTubeチャンネルでは、飾らない素顔でのトークも繰り広げていて人気が高まっている。昨年11月に公開された動画では、2021年カレンダー撮影に密着した様子をアップしていた。そこでは佐藤が運転する車の助手席に神木隆之介が座り、カレンダーのカメラマンをつとめる様子が映されており、親友同士の前だからこそ出している自然な笑顔にファンたちが歓喜した。 同じく12月にはYouTube上で「佐藤健からの重大なお知らせ」という動画を公開。タイトルにファンは驚いたが、“男性も女性も、冬はタートルネックが一番”と語り始め、自らタートルネックセーターの素材を選ぶ様子が映し出された。その後、アパレルブランド「A」を立ち上げることも発表。販売スタートとともに即完売となる人気を見せた。俳優からYouTuber、そしてアパレルへ──どんどん活躍の幅を広げていると言える。 今回の独立は、そんな佐藤の新たな挑戦の第一歩となりそうだ。 事務所から発表された内容の全文は以下の通り。 * * *ONE OK ROCK、佐藤健、神木隆之介に関するお知らせ いつも弊社所属アーティストへの温かいご支援をありがとうございます。 この度、ONE OK ROCK、佐藤健、神木隆之介は、新時代に向かって新しいチャレンジをする為、2021年4月1日より、弊社から独立し活動していくこととなりました。 彼らと一緒に歩んできた10年以上もの間、長きにわたり支えてくださっている皆様に、改めて厚く御礼申し上げます。 ONE OK ROCKは、かねてよりチャレンジを続けてきました海外での活動に重心をかけ、その動きを加速させていく為に、ONE OK ROCK自身の事務所を構え、より大きなステージに挑んで参ります。 佐藤健と神木隆之介は、これまでの活動・経験をもとに、弊社も資本に参加する新会社において、俳優としての活動は勿論、新たなチャレンジをしながら、更なる飛躍を目指して活動して参ります。 これまで弊社は、其々のアーティストの価値観や個性を尊重し、その才能から湧き出るアイデアや作品を、たくさんのファンの皆様にお届けして参りました。 弊社は今後も、アーティストが打ち込む、多種多様な新しいチャレンジを全力で応援し、様々な形でサポートし続けて参ります。 今後ともONE OK ROCK、佐藤健、神木隆之介への、これまでと変わらぬご支援を賜りますよう、何卒お願い申し上げます。株式会社アミューズ
2021.03.16 20:11

【動画】満島ひかり、謎のSNS書き込みに「前田敦子への牽制か」
現在、佐藤健さんとともにドラマ撮影をしている満島ひかりさん。担当マネージャーのAさんについて突然、「彼女は、他には誰の窓口もしていません」とインスタグラムでコメントしました。 あるテレビ局関係者によると「満島さんは、前田敦子さんが昨年12月長年所属していた事務所を退所した後、今後の活動について“Aさんに相談した”という報道を気にしているようです」とのこと。 前田さんは、2012年にベロベロに酔って、佐藤健さんにお姫様抱っこされる様子をスクープされた過去があり、ドラマを成功させたい満島さんにとって前田さんの名前が出ることはあまり歓迎されるものではないようです。【↑ 上の写真クリックで動画へ】
2021.05.24 10:42

満島ひかりがSNSでわざわざ反論 前田敦子に本気でムッとした?
真っ白な雪の照り返しで眩しさを感じる北海道・旭川。この雄大な大地で、ドラマの撮影に挑んでいるのは、満島ひかり(35才)と佐藤健(31才)だ。「Netflixで2022年に配信予定の超大型ドラマ『First Love 初恋』の撮影で、期間は7か月にも及びます。年明けから撮影が始まり、2人は北海道に長期滞在。まず満島さんがヒロインに決まり、彼女が相手役に佐藤さんを指名したんです」(ドラマ関係者) 満島は、この作品に相当な決意を持って挑んでいる。この仕事を決めたのは、業務提携をしているマネジャーのAさんだという。満島とAさんを知る音楽関係者が話す。「満島さんは2018年3月に当時の所属事務所から独立。自分が納得できる仕事だけをするというスタイルにこだわり、本来であればマネジャーが行うスケジュール管理やギャラの交渉なども、自分で直接関係者に電話して調整することが多い。そんななかで、ただひとり厚い信頼を置いているのが、Aさんなんです」 満島がそのAさんについて自身のインスタグラムで、次のように言及したのは2月2日のことだ。《2020年4月より11歳の頃から知っている元マネージャーさんと一緒に活動をしています。彼女は(中略)他には、誰の窓口もしていません。と、報告させてください笑》 普段は日常の些細な出来事を投稿している彼女のインスタグラムに突然の異変。何が起こったのか。あるテレビ局関係者はこう明かす。「満島さんはある報道を気にしたようなんです。それは前田敦子さん(29才)が昨年12月、長年所属していた事務所を退所し、その後の活動について“Aさんに相談した”というもの。前田さんには、2012年にベロベロに酔って佐藤健さんにお姫様抱っこされる様子をスクープされた過去がある。今回のドラマを成功させたい満島さんにとって、前田さんの名は決して歓迎される名前ではないため、けん制したという見方をされています。 過去、安藤サクラさん(34才)と不仲が報じられたときは、出演した『あさイチ』(NHK)で、突然『サクラちゃんとも仲いいし』とコメントし、周囲を驚かせました。元来、物申すタイプの彼女ですが、今回は前田さんの名前すら出さなかったあたり、本気でムッとしていると思う」(映画製作関係者) 映画のテーマは初恋。離婚協議中と報じられた前田の名前は確かに邪魔かも。※女性セブン2021年3月4日号
2021.02.19 17:07

2次元 vs 2,5次元 vs 3次元 ファンが明かす「推し」の魅力
好きなアイドル、俳優、アーティスト、キャラクターなどを、熱心に応援する「推し活」。実在するアイドルや俳優といった“3次元”を推す人もいれば、アニメのキャラクターなどの“2次元”を推す人もいるし、さらにはアニメやゲームの原作とした“2.5次元”の舞台に出演する俳優を推す人も。そこで、女性セブンの読者を対象1175人を対象に「推し活」に関するアンケートを実施。その結果から、読者たちが語る「推しの魅力」についてのコメントを紹介する。【3次元】●佐藤健(俳優) 友達の誘いで佐藤健さんのLINE公式アカウントに登録をしたところ、わりと頻繁に本人からメッセージが来ます。律儀な性格にキュンキュンしますね。(45才・主婦) ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)でハマりました。性格がよくてファンを大事にするところが好き。シュガーでのファンとの通話も楽しみです。また、LINEグループで若い子と知り合い、推しの話をたくさん共有できました(61才・主婦)『ルーキーズ』(TBS系)でハマり、『仮面ライダー電王』(テレビ朝日系)までさかのぼりました。DVD購入でハイタッチ会に参加し、本当に存在していたことがわかって感無量です!(30才・パート)●中村倫也(俳優) 語彙力に惚れました。ビジュアル、演技力はもちろんですがインタビュー時のコメントの安定感といったら!(53才・会社員)“カメレオン俳優”の呼び名の通り、どんな役でもハマるのが魅力的。声もいい! 歌もうまい。見ているだけで癒される。YouTubeの『中村さんちの自宅から』という動画も、気がつけばずっと見ています。いまはドラマ『この恋あたためますか』(TBS系)にドハマリ中。パートの休日は、一日中、リピート見! 当分この沼からは抜け出せそうにないかなぁ。(53才・パート)●西川貴教(歌手) 母がファンで、幼稚園の頃から曲を聴いて育ちました。小学校低学年のときからライブにも連れて行ってもらいましたが、見た目も歌声も発言も言動も全部好き! 子供の頃から神なんです! 最も長く推している、カッコいい人です! 小学3年生のとき、母がライブの最前列を当てました。それだけでも幸せですが、なんと、ご本人が腕につけていたリストバンドを、私を指さして投げてくれたのです! うれしさよりも驚きが勝り、キョトンとしてしまいました。(24才・会社員)●エドワード・ファーロング(俳優) 映画『ターミネーター2』を高校生の頃にテレビで見て、ジョン・コナー役のエディのお顔の美しさと話し方にベタ惚れ。彼の話す英語を聞き取りたくて勉強を始め、いまでは翻訳者に! 映画の字幕翻訳をしているので、いつかエディの出演作を担当したい!(33才・自営業)●畠中祐(声優) 声優の畠中祐さん推しです。3才の息子が『ウルトラマンZ』(テレビ東京系)にハマり、一緒に視聴していたところ、ウルトラマンの「ええ声」が気になり、本人が歌うエンディングテーマ曲を聴いた瞬間、恋に落ちました。いまでは推しの曲を延々と車で流すので、息子から「ほかの歌がいい!」とクレームを受けることもしばしば。コロナの影響でコンサートなど直接触れ合える機会が少なくなっているため、もっと早く存在を知っていればと悔しい日々です。(31才・会社員)●浅沼晋太郎(声優) 40代とは到底思えないかわいらしい容姿もいいのですが、何よりも声が大好き。はじめはアニメの『ヒプノシスマイク』(TOKYO MX系)の碧棺左馬刻やアニメの『K』の弁財酉次郎など、自分の好きなキャラターの声が好きでしたが、調べていくうちに浅沼さん自身にハマっていきました。(29才・会社員)●千葉雄大(俳優)“ちょっと毒あり”が千葉雄大くんの魅力。写真集イベントで“ちば沼”に落ちました。イケメンはたくさんいますが、あざとさ、毒舌、ユーモアを兼ね備えているのは千葉くんだけ!(41才・会社員)●メナ・マスード(俳優)“アラジンフェイス”のメナ・マスード。実写版『アラジン』の俳優さんです。とにかく顔が濃い! しかし、それ以来、アラブ系の美しさに目覚めました。念願のサインを入手して感激です!(45才・会社員)●カズレーザー(芸人) カズレーザーの知性に釘付け。ヤバそうな人→クイズ番組での頭のよさのギャップにすっかりハマりました。クイズ会でお会いし、少しだけ話すこともできて夢のようでした。(36才・会社員)●藤井聡太(棋士) 他人とは思えぬ藤井聡太二冠。ハマった理由は、姉から藤井さんがうちの子供になんとなく似ていると言われたこと。テレビなどで活躍を見ているうちに大ファンになりました。(48才・主婦)●及川光博(歌手・俳優) 高校生のとき、テレビで見た“ミッチー”の王子様ぶりにFall in Love! ファンクラブのイベント恒例の温泉ツアーにはほぼ全部参加していて、そのたびにツーショット(肩組み付き)を撮ってもらっていますが、一度「ハグあり」の回があり……。死ぬかと思いました。(41才・会社員)●七海ひろき(元宝塚) 元男役スターの七海ひろきさん。退団後は歌手、俳優、声優、アーティストと多岐にわたる活躍をしながら、宝塚時代よりさらにイケメンに! ファンに対する優しいお人柄に惚れています。毎日おはよう&おやすみのツイート、不定期ですがLINEメッセージや写真、音声メッセージなど、胸キュンを与え続けてくださいます。あのかたに恥をかかせないファンとして、襟を正して生きていこうと思うのです。(52才・会社員)【2.5次元】●鈴木拡樹(俳優) いままで、誰かにハマったことが一度もなかった私ですが、一昨年にふと見た2.5次元男子の鈴木拡樹さんにひと目惚れしました。きっかけは、テレビアニメの『どろろ』です。鈴木さんは、主役の百鬼丸をアニメの声でも、舞台でも演じていて、その哀愁漂う演技にすっかり魅了されてしまったのです。それ以来、暗記するほど『どろろ』を見続けています。俳優さんとしても、これからの活躍が楽しみ! とても期待しています。鈴木さん推しになって以来、生きがいができ、生活にハリが出たような気がします。ただ、ダウンロードした作品をうっかり消してしまったときは大ショックで……。もう二度と見ることができないと思ったら、数日落ち込んでしまいました。(58才・主婦)●猪野広樹(俳優) 2.5次元舞台を中心に活躍中の猪野広樹クンを激推ししています。もとは、大好きだった漫画『ハイキュー!!』での推しキャラ「菅原孝支」を演じられていたのがきっかけです。猪野くんの魅力は、大きくて常にうるうると水分量多めな瞳ですね。舞台でもキラキラ輝いていて、最大のチャームポイントだと思います。うれしかったのは、バースデーイベントの抽選会で当選し、推しが待つ部屋の中に1人だけ通されたこと。その場でいただいたサインは、最高の宝物です。(24才・パート)【2次元】●尾形百之助(漫画・アニメキャラクター)『ゴールデンカムイ』に出てくるキャラクターの尾形百之助が最推しです。生い立ちがつらすぎて母性本能が爆発してしまいました。甘やかしてあげたいです。推しに恥ずかしくないように、きれいな格好や言葉遣いを意識するようになりました。(30才・主婦)●三井寿(漫画・アニメキャラクター)『スラムダンク』の三井寿がイケメンすぎて、リアルの男性に魅力を感じなくなってしまった! いまの夫と出会ったのが奇跡。(36才・主婦)●鬼龍紅郎(ゲームキャラクター) アイドル育成ゲーム『あんさんぶるスターズ!!』の鬼龍紅郎は、ビジュアルから“ドストライク”のかっこよさ。怖そうな見た目に反し、めちゃくちゃ面倒見がよくて優しい。裁縫上手、シスコンなどギャップ萌えが激しすぎて知れば知るほど沼にハマっていくのです。低音ボイスもとにかくやばい。(28才・ 会社員)●『蒼穹のファフナー』(アニメ作品) 10代の頃から放送しているアニメ。見ているのが苦しすぎて人にはおすすめできない作品ですが、痛みさえも祝福だと思ってハマっています。(32才・公務員)●怪盗キッド(漫画・アニメキャラクター) 映画版『名探偵コナン』で初めて彼を見た瞬間、雷に打たれました。それからずっと私の中での王子様です。(34才・会社員)取材・文/佐藤有栄 イラスト/あらいぴろよ※女性セブン2021年1月28日号
2021.01.15 15:02

佐藤健 神木隆之介が撮り下ろした2021年カレンダー公開
俳優が俳優を撮ったらどうなるのか? 2020年もドラマ『恋つづ』でのドSな演技が話題になるなど、注目を集めた俳優の佐藤健(31才)を、友人で、映画『るろうに剣心 京都大火編』などで共演した神木隆之介(27才)が、撮り下ろした。このたび、そのショットを詰め込んだ2021年カレンダーの発売が決定。繁華街からドライブ中の車内まで、さまざまな場所で撮影されたというカレンダーには、親友だけが見ることができた佐藤健の姿も収まっている。 今回は、その中からイチ押しショットを公開する。 ちなみに、カレンダーのメイキング密着動画は、佐藤健の公式YouTubeチャンネルで公開中。メイキングのカメラマンは、神木と同様、友人である俳優・桜田通が担当している。※女性セブン2020年12月3日号
2020.11.20 21:42

佐藤健、中村倫也、GACKTのYouTube動画 今井舞氏の評価
新型コロナウイルスの感染拡大で、外出自粛を余儀なくされる中、テレビや映画の撮影は軒並み延期に。そんななか、多くのタレントたちがYouTubeに動画を投稿し、ファンサービスを行った。あまりネットには登場しないイメージのイケメン俳優たちも、動画をアップした。今井舞さんが、そんなイケメンたちのYouTubeを斬る! * * * イケメン俳優たちも「素の顔」晒しに次々見参。ライブ配信などを幅広く手がけ、『恋つづ』でのドS演技が記憶に新しい佐藤健(31才)もその1人。 車で行き当たりばったりの旅に出る「ノープラン・ドライブ」が人気とのことですが。ご本人は終始言葉少なめでつまらなそう。素の姿を見せているといえば聞こえはいいが、単なるサービス精神ゼロの発露に過ぎない気も。「でもこんなおれが見たいんだろ?」「そんなおれが好きなんだろ?」に「はぁーい」で飛びつくドMファン。コール&レスポンスは続くよどこまでも。 中村倫也(33才)は、「中村さんちの自宅から」というタイトルの通り、素っ気ないシンプル動画を量産中。自宅キッチンでただ料理。手元アップなどもなく離れた固定カメラからの長回し。小さな声で思ったことをぼそぼそとつぶやきながら。ちょっと詩的な話をした後で、「お腹すいた」とわれに返ってみたり。本当に「自宅にいるとき」のテンションの中村倫也がそこに。 彼女目線で捉えたようなアングルが妙にリアルで、孤独にやられた独身OLさんあたりが、心をわし掴みされてそう。 料理も楽しむというよりは、淡々とルーティンとしてこなしている雰囲気に生活感が出ていて、在宅ワークしながらキッチンにいる彼を俯瞰で見ている感じ。見る側に疑似同棲感覚を喚起させるというか。ファンでなくとも、女心の隙間にスルッと入り込んでくる何かを感じます。 意外だったのはGACKT(46才)。もっと木で鼻括ったような映えな動画をアップしてるのかと思ったら、筋トレ、実用モノからおふざけ系まで、振り幅のデカい充実したラインアップでびっくり。英会話のアドバイスや筋トレ指南は、誰かからの受け売りではなく、自分で独自に編み出したレシピをわかりやすく伝授。 一転、中高生男子向けと銘打ったモテ講座では、映画『翔んで埼玉』を彷彿とさせる、例のがくちゃんキャラ全開でお戯れ。とにかく「見る人に楽しんでもらいたい」というサービス精神無限大。コアなファンでなくとも、コンテンツとして楽しめるのではないでしょうか。※女性セブン2020年6月18日号
2020.06.08 16:55

【動画】佐藤健と高級店で5時間、一緒にいたお相手は…?
東京・港区の路地裏。オリーブ色のニット帽にカーキのカーディガン。夜にもかかわらずサングラス姿で、飲食店に入ったのは俳優の佐藤健さん。 入店から約5時間が経過した夜10時頃、揃って店から出てきたのは古市憲寿さんでした。2人を知る知人によると「2人は互いの自宅で一緒にゲームをするなど親友と言っていい関係。 この日は、客単価1人3万円以上という燻製料理の名店を訪れていました」とのことです。仲が良さそうですね!
2020.07.21 23:09

佐藤健、親友・古市憲寿氏と1人3万円燻製店に5時間滞在
1台のハイヤーが、東京・港区の路地裏に停車する。オリーブ色のニット帽に、カーキのカーディガン。夜にもかかわらずサングラス姿で後部座席から降りてきたのは、佐藤健(31才)だ。運転手に丁寧に一礼すると、慣れた様子で地下1階の飲食店に入っていった。 佐藤が“超ドS”なドクター役を演じたドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系、2020年1~3月期)は、もはや伝説の域に達しつつある。5月20日に発表されたドラマアカデミー賞では、最優秀作品賞や助演男優賞など5冠を達成。“国民のカレシ”の座を不動のものにした佐藤は、加えて、YouTubeチャンネルや、公式LINEも絶好調。実際にファンと生電話することもあるライブ配信アプリ『SUGAR』なども使い、巧みにファンの心を掴んでいる。「主演映画『るろうに剣心』の2部作が、7月上旬と8月上旬に連続公開予定でした。ただ、新型コロナの感染拡大を防止するため、映画館内では空席を設けるなどして、観客同士の距離を取る方針です。“佐藤ブーム”も相まって前評判があまりにも高く、映画館に人が殺到するのは必至な作品だけに、配給サイドからは“公開は延期するしかない”といううれしいような、悲しいような悲鳴が聞こえてきます。ファンとしては、“ドSなカレシ”にじらされている心境でしょうね」(芸能関係者) そんな中、サントリーの公式サイトで公開された動画の内容に、ファンがザワついている。南海キャンディーズのしずちゃん(41才)、社会学者の古市憲寿氏(35才)とリモートで共演した佐藤は、自粛生活の様子を明かしたのだが、そこでこんなことを口にしたのだ。「古市さんから、“人と会えないこの期間で、結婚したい欲は高まっていない?”と振られると、佐藤さんは“高まってる、だいぶ高まってる”と即答。佐藤さんは3月29日の『SUGAR』でも、古市さんとの会話のなかで“35才までに結婚する”と宣言。戸惑うファンに対しては“ずっと結婚できない男も嫌でしょう?”と諭し、結婚相手は見えない方がいいという声には“善処します”と答えていました」(前出・芸能関係者) 冒頭のシーンで、飲食店では誰が待っていたのだろうか。入店から約5時間が経過した夜10時頃、揃って店から出てきたのは相思相愛のあの人だった。「一緒にいたのは、やはりというか…古市さんです(笑い)。2人は互いの自宅で一緒にゲームをするなど、親友と言っていい関係。この日は、客単価1人3万円以上という、燻製料理の名店を訪れていました。スモークのにおい立つなか、仕事の打ち合わせで長時間じっくり話し込んでいたようです」(2人を知る知人) 前出の動画で佐藤は《古市とはこの先、一生会うことはないかもね。全部リモート、今後は(笑い)》とも話していたが、そこはやはり親友。直接会って、交わしたい話もあったのだろう。 古市氏には、今後も佐藤のプライベートを聞き出してもらいたい。※女性セブン2020年6月11日号
2020.06.01 11:33
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