佐藤健の最新ニュース/5ページ

【佐藤健】に関するニュースを集めたページです。

山田孝之がインスタ非公開の美女だらけ誕生会、マギーも参加
山田孝之がインスタ非公開の美女だらけ誕生会、マギーも参加
《今年もたくさんの友達にお祝いされて幸せな山田 みんな愛してるぜ》。10月20日に誕生日を迎えた山田孝之(35才)はこんな言葉とともに、自身の誕生日会の様子を翌21日、インスタグラムで公開した。 参加したのは山田のほか、佐藤健(29才)、松本潤(35才)、松田龍平(35才)、ムロツヨシ(42才)、山崎賢人(24才)、赤西仁(34才)、綾野剛(36才)、新田真剣佑(21才)…約30人の有名俳優たち。多忙な中、彼らが山田のために駆けつけたようで、人望と交友範囲の広さがうかがえた。 しかし、山田の35才を祝ったのは彼らだけではない。インスタに載せていない「もう1つの誕生日会」を本誌は目撃していた。 誕生日の2日前、10月18日の午後9時過ぎ、仕事を終えた山田は、東京・西麻布の路地で車を降りると、高級焼肉店へと入った。 ここは1万円のコースがメインと高い価格設定ながら、予約必至の人気店。客席のほとんどが完全個室のため、お忍びで利用する芸能人も多い。「この店は、城田優さん(32才)の高校時代の同級生がやっていて、城田さん自身も経営にかかわっているそうです。以前、佐藤健さんも友人との食事会にここを利用していました。3人はプライベートでも仲がいいので、気兼ねなく食事を楽しむのにいい場所なんでしょう」(芸能関係者) 山田が到着すると、その後も続々と芸能関係者と思しき男性ら10人がばらばらに店内へと入っていく。夜が更けるにつれて、店外にもれるほど男たちのにぎわう声が響いた。閉店時間の午前0時が過ぎても宴は終わらない。そして午前1時頃、ぽつぽつとまた、店を訪れる人の姿があった。 今回は全員が女性。しかもモデルやタレントさながらの美女ばかり。ひざ上20cmのミニスカートをはいた20代前半と思しき女性らが1人、また1人と店内へ吸い込まれていく。総勢12~15人ほどの艶やかな女性たちの中には、タレントのマギー(26才)の姿もあった。「この日は一足早く山田さんの誕生日を祝う会が行われていたようです。山田さんは同性も異性も、業界の人も一般の人も関係なく友人が多い。2012年に結婚し、お子さんが生まれた後も、そういった交友関係を大切にしているんでしょう。35才という区切りの年なので“人を集めて豪勢にやろう”と友人らが呼びかけて集まったみたいですよ」(前出・芸能関係者) インスタ“非公開”のパーティーは夜が明けるまで続いた。※女性セブン2018年11月8日号
2019.03.11 15:37
希林さん絶賛の黒木華 蒼井優とは「似て非なる女優」の評価
希林さん絶賛の黒木華 蒼井優とは「似て非なる女優」の評価
 ドラマや映画関係者の間で、“今もっとも起用したい女優”として真っ先に名前があがるのが、黒木華(28才)だ。今年10月13日に公開した映画『日日是好日』(にちにちこれこうじつ)に主演したばかりの彼女だが、来年春までドラマや映画の出演予定作が引きも切らない。現在出演中のドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)も、初回の平均視聴率が11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、2回目が8.5%を記録し、話題を集めている。 このドラマの初回、2回目とも黒木の出演時間は少なかったが、テレビウォッチャーの吉田潮さんは、「さすがの存在感だった」とその“女優力”に感心する。「初回でジャージにめがね姿でパソコンゲームをしている黒木さんはインパクトがあり、“今後のキーパーソンになるぞ”と短時間ながらも印象つけていました。2話でも、別れてから4年も元彼の家に引きこもる黒木は、自分がこうなったのは元彼のせいだと罪を押しつけますが、ただ“責任転嫁する図々しい女”ではなく、その背景の広がりを感じさせたのは見事。 黒木さんは2年前に放送された『重版出来!』では元気な新米編集者を好演。放送中の大河ドラマ『西郷どん』(NHK)では西郷の3人目の妻・糸を演じるなど、最近は優しくけなげな役が多かった。“けもなれ”は朝ドラ『純と愛』(NHK)以来の意地悪な役になりそうで、これからの展開が楽しみです」 黒木は、その演技力が大女優からも絶賛されている。『日日是好日』で共演した樹木希林から、「まだ28歳ですが、しなやかでとても強い。これから日本を背負って立つ役者だと思います」とメッセージを送られているのだ。「『日日是好日』は樹木さんの遺作となった作品で、全身がんの苦しい中での撮影だったと報じられています。そんななかでも、黒木さんに、最上級とも言える褒め言葉を伝えているのは、女優として“映画界を引っ張っていく存在になってほしい”という期待の表れだと思います」(吉田さん・以下「」内同) 樹木さんも認めた黒木の演技の幅広さは、本人も「昭和の女優さんより薄い」と語る「薄めの昭和顔」あってのものだと吉田さんは分析する。「例えば、北川景子さんや菜々緒さんのように、目鼻立ちがはっきりした美人だと、時代劇や古い時代を舞台にした作品ではどうしても浮いてしまう。でも黒木さんの容姿だと、メイクや髪形、衣装でガラリと印象が変わり、幅広い役に対応できるんです。1974年放送のドラマ『寺内貫太郎一家』(TBS系)で30代前半の樹木希林さんが70代の役をやったように、28才の黒木さんも老け役ができると思いますし、逆に女子高生でも違和感がないでしょう。それは昭和っぽい顔に、“薄め”という要素が加わっていることが大きいと思います。どんな色にも染まることができる余白の多い女優さんと言えます」 黒木が何かと比較されるのが蒼井優だ。色白で薄めの顔立ち、のんびりした雰囲気というルックスや、複数の賞を受賞した演技派女優で舞台出身という共通点もあるが、吉田さんは、「似て非なる2人」と見ている。「確かにそのたたずまいや、現代劇から時代劇まだでできるということも共通しています。また、一見、2人ともまっすぐな役柄が似合いそうですが、蒼井さんよりも黒木さんのほうが先に述べたとおりもっと業の深い意地悪な演技が向いている気がします。課題をあげれば、黒木さんは内に秘めた熱意はその演技から伝わってきますが、心の奥底にある人間の冷酷さの表現はやや物足りない、という印象があります。それができるようになれば、女優として本物。“蒼井優さんに似ている”なんて言われなくなるでしょう」 黒木は今後、映画では佐藤健の妻役の『億男』(10月19日公開)、野村周平とダブル主演の『ビブリア古書堂の事件手帖』(11月1日公開)、岡田准一主演のホラー『来る』(12月7日公開)、ドラマでは8月に亡くなった津川雅彦さんの最後の作品となる『疑惑』(テレビ朝日系)が2019年2月に放送予定だ。どんな演技を見せてくれるか、目が離せそうにない。
2019.03.11 15:37
佐藤健が“棚ぼた”と話す2つの役の「シナジー効果」
佐藤健が“棚ぼた”と話す2つの役の「シナジー効果」
 臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になった著名人やトピックスをピックアップ。記者会見などでの表情や仕草から、その人物の深層心理を推察する「今週の顔」。今回は、今人気絶頂の佐藤健を分析。 * * * 俳優・佐藤健への評価が高まっている。これまでにも数々の映画やドラマでの演技力、身体能力の高さなどには定評があった。それに加えてあのルックス。切れ長の目に端正な顔立ちは甘く優しいように見えて、強さや厳しさがある。明るく爽やかなのに、どこか影を帯びている。これで人気が出ないわけがない。そして今回、同時期に出演した2つのドラマでの演技で、さらに注目が集まった。 NHK連続テレビ小説『半分、青い。』では、永野芽郁演じるヒロインの幼なじみ・萩尾律を好演。「ぎぼむす」と呼ばれたドラマ、『義母と娘のブルース』(TBS系)では、綾瀬はるか演じる主人公が勤めるパン屋の店主・麦田章を演じた。2つのドラマとも高視聴率をマークし、話題となったドラマだ。佐藤さんへの高評価は、話題作で好演したことだけでなく、演じた役が正反対のキャラだったこと、そしてそれを見事に演じ分けたことだった。『半分、青い。』では物静かでクールな理論家、優しくて傷つきやすいという役柄。「ぎぼむす」では次々と職業を変え、目標が定まらず軸足も固まらないダメ男。感情を大げさにストレートに表すが、真っ正直で憎めない役柄。まるでコメディーさながら、キャラ的には真逆だ。 佐藤さん自身も話しているのが、作品により演じるキャラが違うのは当然のこと、作品ごとに別人を演じるのが俳優の仕事だろう。それなのに2つの役を同時期に演じて評価されたことは、「ラッキー以外のなにものでもない」「本当に“棚からぼた餅”的な感覚」ということらしい。棚ぼたもそれだけの実力があってこそなのだけれど、この「2つの役を同時期に」が高評価のミソ。そこには、目に見えない「シナジー効果」が生まれていたからだ。 シナジー効果とは、経営学用語として、企業のM&Aや多角化、事業間の連携や協働の際に使われることが多い言葉だ、簡単にいえば相乗効果のことだが、何でも合わせさえすれば効果が出る、というものではない。その意味でシナジー効果は、組み合わせ効果ともいわれ、1+1が2ではなく、それ以上のより大きな効果を生み出すことをいう。 だがこのシナジー効果、そう簡単に生まれるものではない。俳優・女優にとっては、下手をすれば違う役を演じているのに、どれも同じにしか見えないというリスクもはらんでいる。 佐藤さんの場合、セリフ、表情、動き、まとっている空気感など、それぞれの役柄から受けるインパクトは全く異なる。そのためそれぞれの役の印象がより際立ち始め、そのキャラや演技に人は引きつけられていく。演じている佐藤健という俳優への興味や関心もさらに高まり、もっと見たい、見ていたいと思わせる。それぞれの役が足を引っ張り合うこともなく、正反対の役柄が背中合わせのような組み合わせになったことで、それぞれの役を引き立て合い、演じた佐藤健をより魅力的に見せるというシナジー効果を生んだのだ。 もちろん、役を演じる上で苦労も努力もあるだろう。だが、自分を役に合わせたというより、彼の中にある違う面が出てきて役を演じ分けたという印象を受ける。それもさらりと自然にカッコよく。だから正反対なのに、どちらの役も彼にぴたりと当てはまり違和感がない。役同士にギャップはあるが、そこに違和感がないのだ。違和感がないからこそ彼の演技が新鮮で楽しく面白く感じられ、目が離せなくなってくる。結果、佐藤健という俳優の演技力だけでなく、引き出しの多さや幅の広さを、見ている側に印象付けたのだろう。 この先さらに、どんな佐藤健を見せてくれるのか。彼の活躍から目が離せなくなる人が、ますます多くなりそうだ。
2019.03.11 15:37
永野芽郁&佐藤健のツーショットに続編希望の声が多数寄せられる
永野芽郁&佐藤健のツーショットに続編希望の声が多数寄せられる
10月10日に連続テレビ小説「半分、青い。」の公式インスタグラムが更新。出演していた女優でモデルの永野芽郁さん、俳優の佐藤健さんのツーショットが公開されました。https://www.instagram.com/p/Bov8SDpgp9L/?hl=ja&taken-by=nhk_hanbunaoiクランクアップを迎えた佐藤さんが大きな花束を持ち永野さんと寄り添ったツーショットに、ファンからは「ステキなおふたり!」「可愛過ぎでしょう♡」「仲良しだね!」「この2人最高~!」と絶賛の声が寄せられています。また、放送を視聴していたファンからは「2人のその後のドラマ大いに期待しております」「続編希望!」「ホントに素敵なドラマでした♡」「思い出しては感動が蘇ります」などの声も続出しています。https://twitter.com/asadora_nhk/status/1049962801530368000公式サイトでも“クランクアップ集”と題してクランクアップを迎えた出演者の記念写真や動画などが上げられています。また、出演者のコメントも掲載されており撮影の裏側をこっそりと堪能できます。
2019.03.11 15:38
永野芽郁、朝ドラ同世代トリオで深夜まで焼肉バースデー
永野芽郁、朝ドラ同世代トリオで深夜まで焼肉バースデー
 9月下旬、芸能人が多く集うことでも知られる東京・西麻布の夜8時。大通りから少し離れた小道にある焼肉店に、周囲を気にしながら入っていく3人の姿があった。黒のニット帽を目深にかぶり、眼鏡をかけた永野芽郁(19才)、キャップに大きなマスクで顔全体を覆った志尊淳(23才)、同じくマスクをつけて、うつむき加減で小走りに店内に入る清野菜名(23才)だった。 最終回で23.5%という高視聴率を記録し、半年間の放送に幕を下ろしたNHK連続テレビ小説『半分、青い。』。最終週、視聴者から賛否両論のコメントが殺到したのは、ヒロイン・スズメ(永野)の親友ユーコ(清野)が東日本大震災に遭遇して亡くなる場面だった。「漫画家を目指す秋風塾の3人組、スズメ、ユーコ、ボクテ(志尊)の人気は高かった。それだけになぜユーコを死なせなければいけないのか、そんな脚本で泣かせようとするな、震災を軽く扱いすぎだ、と批判が殺到しました」(NHK関係者) スズメとユーコ、そしてボクテは、全員が一度は少女漫画家を目指し、同じ漫画事務所に所属。感性が豊かなスズメ、お嬢様育ちで内向的な面のあるユーコ、繊細で才能に恵まれたボクテは、互いに違いを認め合い、励まし合う親友であり、しのぎを削る戦友でもあるという仲だった。「スズメと同い年の設定だった律役の佐藤健さんは実は29才で永野さんより10才も上。役どころと同様、現実でも同世代の3人は収録中も本当に仲がよく、いつも一緒でしたね」(前出・NHK関係者) その3人がお忍びで冒頭の焼肉店に現れたのは9月下旬のことだった。 店内は完全個室制で有名人も多い隠れ家で知られるが、1人あたり6000~7000円と少々高いながらもコスパがいいと評判の店だ。「その日は、9月24日生まれの永野さんのお誕生日祝いをしたそうです。プライベートで3人集まるのは初めてだったので、ドラマの話をはじめ、相当盛り上がったみたいですよ」(芸能関係者) 8時過ぎに始まったパーティーがお開きになったのは3時間後の夜11時過ぎ。それぞれ別々に車に乗り込み帰途についたようだ。 この日の様子はそれぞれがインスタグラムにアップ。永野は、《ユーコとボクテが誕生日のお祝いしてくれました》の文字とともに、キャンドルを立てたスイーツプレートを手にする永野と清野、志尊の写真を紹介していた。 超がつくほど厳戒態勢の食事会だったのは気になるけれど、ドラマの結末とは違って、3人が笑顔で仲よくしている現実が見られてよかった…。※女性セブン2018年10月18日号
2019.03.11 15:38
佐藤健、次回主演映画『億男』ではダサカッコいい姿堪能
佐藤健、次回主演映画『億男』ではダサカッコいい姿堪能
 同時期に放送された連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK)の“律”、『義母と娘のブルース』(TBS系)の“麦田店長”を見事に演じ分け、評価も人気も最高潮の佐藤健(29才)。両作品とも9月で終了することから、日本中が深刻な“タケルロス”に陥っている。しかし、ご安心ください。10月以降は劇場で、新しい佐藤健に出会えます!「たまたま同じ時期に違う役柄を演じただけで、謎の評価をいただける。ぼくらにとっては演じ分けるのは当たり前のこと」『半分、青い。』に『ぎぼむす』と高視聴率ドラマに同時出演し、国民的人気俳優へ上り詰めた佐藤だが、「棚からぼた餅。こりゃ、ラッキーですよ」と、映画『億男』の完成披露試写会ではクールなコメント。 さらに、“ラッキーなことは?”という質問に困ってしまった沢尻エリカに、「“その顔で生まれてきたこと”じゃない?」と、これまたイケメンな助言をする佐藤。 非の打ちどころがない色男だが、主演映画10月19日公開の『億男』で演じるのは、宝くじで当選した3億円に振り回される冴えない主人公。共演の高橋一生が「今回の健くんは本当に滑稽」と太鼓判を押すほど、“ダサカッコいい”佐藤が堪能できる。この男の魅力は“ロス”することはなさそうだ。【映画『億男』】(10月19日公開)借金返済に追われ、妻(黒木華)と娘にも捨てられた一男(佐藤)。宝くじで当選した3億円で起死回生を狙うが、親友・九十九(高橋)に持ち逃げされてしまう。お金に振り回され、天国と地獄を行き来する一男が辿り着く幸せとは…!?※女性セブン2018年10月11日号
2019.03.11 15:38
『半分、青い。』219人調査、もう一度見たい名場面ベスト5
『半分、青い。』219人調査、もう一度見たい名場面ベスト5
 NHK連続テレビ小説『半分、青い。』が半年間の放送を終え、9月29日に大団円を迎える。過去の朝ドラにはないストーリーの急展開で、「鈴愛ちゃんが出産したと思ったら2日後には娘が5才になっていた! 1日でも見逃すと、話について行けなくなりそうで夢中になって見た」「ラスト1週間でユーコが東日本大震災で被害に遭うなんて想像していなかった。最後まで予測できない」と視聴者を釘付けにしっぱなしだった。 150話までの平均視聴率は21%超え。ここ5年の朝ドラでは『あさが来た』、『とと姉ちゃん』、『花子とアン』に次ぐ記録となりそうだ。「他の朝ドラと違うのは、終盤戦になって視聴率がグングンと伸びてきていること。ここ4週は平均22%と好調です」(NHK関係者) 最終回目前、脚本家の北川悦吏子さんは、お気に入りのワンシーンはどん底の鈴愛がユーコに「逃げたヤツに何がわかる」とあたり散らす場面(6月30日放送)だと明かした。それならば──。 本誌・女性セブンは『半分、青い。』ファン219人に緊急アンケートを実施。「1~150話(4月2日~9月22日放送分)」でいちばん印象深い、好きな場面ベスト5を発表する。この結果を見て、心の準備をしながら最終回を迎えたい。『半分、青い。』名場面ベスト5【第1位】「入る?」「音は怖く、風は優しく、律はあったかい」/第25週「君といたい!」9月19日放送 扇風機完成に向けて徹夜で研究していた律(佐藤健)。翌朝オフィスを訪れた鈴愛(永野芽郁)がソファで眠る律に顔を近づける。律は「入る?」と鈴愛を毛布の中へ。ふたりは初めてキスをする。【第2位】「ぼくは和子さんの子供で幸せだった。あなたの息子で、本当に本当によかった。 大好きだ。面とは向かって言えなくて、ごめん」/第21週「行きたい!」9月24日放送 遠隔操作で会話できるぬいぐるみ『岐阜犬』越しに和子(原田知世)と律が会話する。今まで言えなかった本音をポツリポツリと…。この8日後、和子は他界する。【第3位】「5秒だけ許して」「律が幸せやと、私も幸せや」/第22週「何とかしたい!」9月1日放送 家族とやり直すために、一緒に渡米することを決意した律。鈴愛は娘の花野(山崎莉里那)と東京行きを決める。いつもの河原で会ったふたり。鈴愛は「5秒だけ」と言い律の首に抱きつく。【第4位】「鈴愛、結婚、しないか」「…ごめん、無理だ」/第13週「仕事が欲しい!」6月25、26日放送 上京後、律に彼女が出来たことで別れ話に。それからしばらく会っていなかったふたりが、偶然、地元の駅でバッタリと再会を果たす。律は鉄橋の階段で突然、鈴愛にプロポーズする。【第5位】「川挟んで、名前大声で呼び合うとか、愛やないの? 違うの?」/第1週「生まれたい!」4月6日放送 亡くなったおばあちゃんとおじいちゃんをしゃべらせてあげるために「私は三途の川を挟んで糸電話をやる」と決めた鈴愛。100mの糸電話を試すために同級生のブッチャー(矢本悠馬)、菜生(奈緒)と川へ。実験は成功。鈴愛と律は何度も「りーつー」「すずめー」とお互いの名前を呼び合った。※女性セブン2018年10月11日号
2019.03.11 15:38
『半分、青い。』北川悦吏子氏が語る親子愛と注目の最後の台詞
『半分、青い。』北川悦吏子氏が語る親子愛と注目の最後の台詞
 NHK連続テレビ小説『半分、青い。』が9月29日に最終回を迎える。『半分、青い。』には、脚本家・北川悦吏子さん(56才)がこれまで書いてこなかったテーマが描かれている。それは、親子の物語だ。 晴(松雪泰子・45才)と鈴愛(永野芽郁・18才)。鈴愛と花野(山崎莉里那・6才)、そして、和子(原田知世・50才)と律(佐藤健・29才)。 ドラマではそれぞれの親子が丁寧に描かれている。「朝ドラなのでホームドラマの要素も入れてくださいと言われたからというのもありますが、私自身この作品は親子が大きなテーマだと思っていました」(北川さん・以下「」内同) もともと腎臓に持病があったため、16才のときに医師から、出産はできないと思うと言われたこともあり、子供がいる人生は考えていなかった。ところが1993年に結婚し、1997年に思いがけず妊娠、出産。35才の時だった。「子供がほしいとは思っていなかったのに、産んでみたらものすごくかわいかった(笑い)。以来、『いつか母娘の物語を書きたい』と思っていました」 現在大学3年生の娘は、「あさぎ空豆」という名前で写真を発表しており、2015年には母娘で『恋をしていた。』というフォトエッセーを出版。実は『半分、青い。』で、律の父・萩尾弥一(谷原章介・46才)が好きな写真の一枚として娘の写真を提供した。また、花野がフィギュアスケートを習うというのも、幼少時代の娘がやっていたことがベースになっている。「どんなに愛していても、血がつながっていても、私と娘はまったく別の人格なんですよね。彼女はやりたいことがあっても手を挙げることができない子で、小さい頃は母の教育で変えられるのではないかと思ったけど、どうにもならず。でも、それが彼女らしさなんだと思ったら、すごく楽になりました」 以前から、北川さんが書いたドラマはほとんど見ないという娘。「彼女はアニメが好きなので、リア充なものは見られないって(笑い)。それでも今回は5、6回見たかな。感想は『朝から重い!』だそうです。お友達や大学の教授が『お母さんのおもしろいね』と言ってくれた話なんかは嬉しそうにしてくれるんですけどね」 北川さんと娘のエピソードは、どこか晴と鈴愛の姿につながる。たとえば、鈴愛が漫画家になるため上京したいと晴に告げるシーン。『お母ちゃんの中には3つのあんたも、5つのあんたも、13才のあんたも全部いる』というせりふは、母親なら誰もが共感できる心情ではないだろうか。オンエアではここまでだったが、この前には『お母ちゃんは、スーパーとかで“お母ちゃ~ん”って呼ぶ小さい子の声に振り向いてまう。鈴愛がお母ちゃんを呼んどるんやないかって、振り向いてまう』というせりふがあったという。「残念ながら放送ではカットされてしまいましたが、これも私自身がやってしまうこと。ママーって言う小さな女の子の声に、条件反射でビクッとします(笑い)」 晴は、1995年に他界した実母のおもかげがあるという。「晴さんと違って母は専業主婦でしたが、重なる部分はたくさんありますね。私は母が弱音を吐くのを聞いたことがなくて、強い人だったなと思うと同時に、すごく心配性なところもありました。腎臓が悪い私のために減塩しょうゆの小さなパックを持ち歩いてくれたりしました。私が『愛していると言ってくれ』を書いているときに体調を崩し、最終回まで見てくれてから逝きました」 子供の頃から「手に職をつけなさい」と繰り返し言われたことが北川さんの「自分の力で生きていきたい」という強い思いを育てたのかもしれない。 9月29日に放送される第156話が最終回。いちばん最後のせりふに注目してほしいと言う。「まだ最終回の完パケ(編集が終わった状態のもの)を見ていないからなんとも言えないですけどね。私は作家なので、脚本だけの勝負という意味では正解を出したと思っていますが、いつだって完パケを見るまでは本当の正解はわかりません。最終週は何度も何度も書き直したけど、最終回の最後のせりふはポンと浮かびました。何も後悔はありません。 今読むと、われながらいいせりふ(笑い)。ドラマの世界観にぴったりです。最後の言葉としてふさわしい。きっとみなさんの胸に届くと信じています」※女性セブン2018年10月4日号
2019.03.11 15:38
ドラマ『義母と娘のブルース』ロケ地・大岡山レポート! 「ベーカリー麦田」誕生秘話も
ドラマ『義母と娘のブルース』ロケ地・大岡山レポート! 「ベーカリー麦田」誕生秘話も
人気ドラマ『義母と娘のブルース』(TBS・火曜放送中)、略して“ぎぼむす”。綾瀬はるか演じるヒロインの岩木亜希子がキャリアウーマンから、小学3年生の義母に“就職”。家事や育児に奮闘するホームドラマだ。第二章では「ベーカリー麦田」(店長/佐藤健)の再建をかけて奮闘中。そのロケ地が東京都目黒区と大田区にまたがる街「大岡山」だ。そこで、ロケハンスタッフや商店街理事長に大岡山の魅力について聞いた。ロケ地候補は100以上! 原作のイメージにぴったりの建物を大岡山で発見2018年9月11日(火)に9話が放送になる『義母と娘のブルース』。主人公・亜希子(綾瀬はるか)は、夫・宮本良一(竹野内豊)が亡くなってから10年、高校3年生になった義理の娘・みゆき (上白石萌歌)と二人暮らしをしている。亜希子はみゆき最優先の生活を送るためキャリアウーマン時代の貯金を元手にデイトレードで家計を支えるも、みゆきの目には楽な仕事に映っていた。それではいけないと、働く親の姿を娘に見せるべく一念発起し、倒産寸前のパン屋「ベーカリー麦田」に就職。ビジネス手腕を発揮して、経営の立て直しをはかるために奔走する。この「ベーカリー麦田」の撮影現場となっているのが、大岡山北口商店街。実在する建物の1階空き店舗にセットが組まれている。なぜこの場所がロケ地に選ばれたのだろう? 制作スタッフの清藤唯靖さんに裏話を教えてもらった。まるで本物のパン屋さんのような「ベーカリー麦田」はすべてセット。撮影時には人だかりができるそうで、観光地化しているそう(写真提供/TBS)大岡山北口商店街での撮影シーン(写真提供/TBS)「原作のイメージに合う街を見つけるため、1カ月半くらいロケ地を探しました。なかでも、大井町線沿線はマンションもあって都会的な雰囲気がありながら、下町の風情も持ち合わせていることから有力候補に。大岡山になった決め手は、『ベーカリー麦田』のイメージに合う建物が見つかったことです。『ベーカリー麦田』はドラマ後半のメイン舞台になるので、監督もかなりこだわっていました。かわいいとかスタイリッシュではなく、味がある建物がいいとオーダーされていて、100棟ほど提案したところ、正面の間口の雰囲気がいいと即決でした」(清藤さん)「ベーカリー麦田」の厨房。佐藤健演じる、元ヤンキーの麦田章店長の“ダメっぷり”をただすべくヒロイン・亜希子が叱咤激励する場面でもおなじみ(写真提供/TBS)本格的なパン焼き機もセットに完備。こうした機材も物語に臨場感をもたらす重要なアイテム(写真提供/TBS)街ぐるみの撮影とあって、ロケを通して人とのつながりがある暮らしの良さを実感したという清藤さん。いまでは大岡山北口商店街にぞっこんな模様。「大岡山、とくに北口商店街に1日いると、住んでいる人の魅力がひしひしと伝わります。皆さん協力的で撮影を温かく見守ってくださるので、とてもありがたいです。昔ながらのお総菜屋さんやお茶屋さん、お弁当屋さんなど魅力的な個人商店が多くて、ほっとします。人情に厚いのは大岡山に根付く文化なのかもしれませんね。居心地が良過ぎて仕事終わりには、スタッフと商店街にある大衆酒場『やかん』に入り浸っています(笑)。このお店の気さくな雰囲気が大好きなんです。やはり便利さだけではなく、人とのつながりがある街はすてきですよね」(清藤さん)8話を撮影中の風景。下町の風情がありながら、都心にも近いとあって大岡山のとりこになるスタッフも続出しているとか(写真提供/TBS)廃校寸前の小学校を人気校へ! 大岡山は地域愛にあふれる人が集まっている大岡山北口商店街振興組合の相川英昭理事長は、生まれてから69年間、大岡山で育ち暮らす一人。畳店を営みながら、ボランティアで商店街の活性化に尽力してきた人物である。商店街の特長について、次のようなポイントを挙げてくれた。大岡山北口商店街振興組合の相川英昭理事長。懐が深く、とても気さくな人柄でドラマスタッフからの信頼も厚い「まずは、地域密着型であることですね。商店街を訪れてくれるお客様に還元できるイベントもたくさんやっていて、お客様に感謝の念を伝えることは惜しみません。交通安全や防災訓練も商店街主導で積極的に実施しているので、地域とのつながりが自然と深くなります。また、近隣の人が買い物に来るので、お店の主人たちもほとんどのお客さんの顔を覚えているんです。些細なことかもしれませんが、心ある人の存在が暮らしの安心にもなると思います」(相川理事長)170ある商店は、生鮮食品から肉屋さん、魚屋さんまでバラエティ豊富。「商店街の店主たちは、品ぞろえには並々ならぬこだわりをもっていますよ」と自信をのぞかせる相川理事長。商店街の“ご意見番”、下山和子(麻生祐未)が営む不動産屋さん。こちらも大岡山北口商店街にあるセット(写真提供/TBS)また、大岡山という街は、地域で子どもを見守り育てようという風土が定着しているという。「大岡山駅のすぐそばに、私の母校でもある大田区立清水窪小学校があるんですが、少し前までは生徒が集まらず廃校寸前だったんです。そこで、同じく大岡山にキャンパスがある東京工業大学の教授にわれわれ地域に住む卒業生からも相談を持ち掛けたところ、実践的な科学教育で独自性を出すのはどうかという話になり、大学と行政が協力して『おおたサイエンススクール』を設置する運びとなりました。その授業内容が良いと評判になり、いまでは入学希望者が増加してクラスが足りないほどです。地域に暮らす人、特に子どものためになることなら、街ぐるみで取り組もうという姿勢は長年受け継がれている風土ですね」(相川理事長)ちなみに、制作スタッフの清藤さんは相川理事長から「きよちゃん」と呼ばれ、かわいがられていた。こうした大らかな人情が、きっとドラマのハートフルな雰囲気に好影響をもたらしているのかも。これからクライマックスに向けて、ますます目が離せない“ぎぼむす”。物語もさることながら、ぜひ街の風情にも目を向けてみると楽しみも一層広がりそうだ。●取材協力TBS系 火曜ドラマ『義母と娘のブルース』(毎週火曜 夜10時放送中)(末吉 陽子(やじろべえ))
2019.03.11 15:39
綾瀬はるか『ぎぼむす』 『逃げ恥』超えを導くある効果
綾瀬はるか『ぎぼむす』 『逃げ恥』超えを導くある効果
 この作品の成功により、「契約結婚」はヒットの定番となるかもしれない。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が指摘する。 * * * 綾瀬はるか主演のドラマ『義母と娘のブルース』(TBS火曜午後10時)の勢いが止まらない。9月4日放送の第8話でまたもや記録を更新。平均視聴率15.5%(関東地区)と右肩上がり、今期連ドラ1位という数字を叩き出しています。同枠で大ヒットしたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』を凌駕するのでは、とも期待され、注目される『ぎぼむす』。いったいこのドラマの何が「凄い」のでしょう? とにかくまず最初に視聴者の目を惹くのは、綾瀬さんが演じるキャリアウーマン・岩木亜希子の異様さでありユニークさ。 日常生活でもスーツ姿にパンプス、娘に敬語を使い直角に頭を下げる。パン屋の兄ちゃん・麦田 (佐藤健)に対してもビジネストークでプレゼン。どこかぎくしゃく不器用で、感情が表に出ない鉄面皮。キャリアウーマンの“理屈”“正当性”をぐいぐいっと前面に押し出していくその姿が、何ともコミカル。 と、綾瀬さんの演技は一風変わっています。 ところが、話の主軸の方は違う。母と娘の心の交流が丁寧にきちっと描かれたり、第8話のオチなんて「先代の味を継ぐ」「パン作りには思い入れが大切」と実に正統派。人情味のあるハートウォーミングなドラマ展開となっています。 つまり、「風変わり」と「古風」の絶妙な掛け合わせこそ、このドラマのヒット要因ではないでしょうか? 風変わりなドラマ設定をすれば、目新しいけれど、とっきにくい。コアなファンは生まれても、一般の視聴者に広く訴えかけることはできない。一方、「古風」「正統」なテーマだけでは地味で目立たない。今「家庭」ドラマを普通に作ってみても、かつて見たようなものにしかならないし、視聴者が「家族」の本質について考えるとも思えない。下手をすれば説教クサくて嫌などと言われてしまうかもしれません。 ところがもし……突然やってきた義母が「ビジネスパーソン」そのもののだったら? 感情表現の苦手なロボットのような人だったら? その人を「母」と思えと言われたら? 改めて「親子の関係ってそもそも何だっけ」と物事の本質まで考えてみたくなる。という意味で、綾瀬さんの役柄は強烈な「異化効果」を放っています。「異化効果」とは演劇用語です。簡単に言えば、日常と非日常の壁を破る効力のこと。普段は当たり前と思ってスルーしたり問い直しもしない対象を、新鮮で見慣れない対象、思考を働かす対象へとガラリと転換させる効果のことを言います。そもそもはドイツの劇作家・ブレヒトが生み出した言葉だけに、異化効果はドラマツルギーと密接に関係しています。 普段空気のような「親子」というテーマを際立たせ、問い直すための有効な仕掛けとして、綾瀬さんの異形な姿があるとすれば……このドラマは「風変わり」と「古風」の掛け合わせによるドラマツルギーが、大きな見所の一つと言えるでしょう。 あるいは、「異色の掛け合わせ」という視点で観察すると他にもいろいろと面白い発見があります。原作は桜沢鈴氏の同名4コマ漫画。TBSの公式ページには「義母と娘の邂逅を描いた、クスッと笑えて、ちょっぴり泣ける4コマ漫画」と紹介されています。「笑う」×「泣く」とは、まさしく真逆の掛け合わせ。「4コマという超短編」×「連続ドラマ化」という点も真逆。それゆえに結果として絶妙な脚本となったのかもしれません。 脚本担当の森下佳子さんは、原作に敬意を払っていて4コマの「エッセンスの部分はなるべく残し」つつ、その良さを生かし連続ドラマの脚本へと展開しているのだと語っています。そして何よりも、「キャリアウーマン」×「ダメ男」の掛け合わせの妙。「綾瀬はるか」×「佐藤健」という見所。いよいよ山場を迎える次回に期待しましょう。
2019.03.11 15:39
ドラマヒーロー史に異常事態、ダメ男「3低男子」続出し人気
ドラマヒーロー史に異常事態、ダメ男「3低男子」続出し人気
 何をしても続かない飽き性で元ヤンキー。現在はパン屋の店長でいい加減な男は視聴率トップのドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系・火曜22時~)の佐藤健。その“ライバル”竹野内豊も超デキる妻・綾瀬はるかに仕事では全くかなわないサラリーマン。「1000円ちょうだい」。あまりに爽やかに彼女にお金をせびり、働かないことに全力を尽くすヒモ男は『ヒモメン』(テレビ朝日系・土曜23時15分~)の窪田正孝。 佳境を迎えている朝ドラ『半分、青い。』(NHK総合・月~土曜8時~ほか)で主人公・鈴愛に「死んでくれ!」とまで罵られたのは夫役の間宮祥太朗。「フリーターになる。家族は、邪魔になる」と映画監督の夢を追って家族を捨て、離婚する。石原さとみ(31才)に「下々の人間」「アブラムシ」と見下されても絶対に怒らないのは『高嶺の花』(日本テレビ系・水曜22時~)の峯田和伸(40才)。同じく『高嶺の花』、千葉雄大(29才)は鍛えられた裸体を披露しつつ、平然と“母娘どんぶり”を続ける──。 驚くなかれ、このダメンズたちは全員、今期のドラマでヒロインと恋する男たちなのだ。性格よし、顔よし、学歴よしのヒーローが活躍していたのは今や昔。ドラマヒーロー史に異常事態が起きている──。◆「優しい」「暴力をふるわない」「価値観が合う」 だからこそ、今までよりも女性を虜にしているのか、「3低男子」にハマる女子が続出中だという。『スチュワーデス物語』(1983年、TBS系)の村沢(風間杜夫・69才)や『GOOD LUCK!!』(2003年、TBS系)の新海(木村拓哉・45才)など、イケメン×男気×花形職業という、キング・オブ・“3高”に憧れていた気持ちはどこにいってしまったのか。『ショムニ』(1998年、フジテレビ系)でも、女性社員の憧れの的といえば、財閥の御曹司で海外帰りのエリート・右京(石黒賢・52才)だった。一見「3低」と見えそうな『やまとなでしこ』(2000年、フジテレビ系)の鮮魚店・中原(堤真一・54才)だって、数学者として将来を嘱望された隠れエリートだったのに。だが、そんな高学歴・高収入・高身長という「3高男子」が、結婚したい男の理想ともてはやされたのも遠い昔。 現在、女性が結婚相手に求める条件として重要視するトップ3は「3高」ではなく、「優しい」「暴力をふるわない」「価値観が合う」ことだという(2017年、パートナーエージェント調べ)。 言い換えれば、当たり前の生活を送るための“最低限”レベル=「3低」が相手に求める条件だというわけだ。 18才年下の韓国人は夫という名の“ヒモ”だと語る、作家の岩井志麻子さんが「3低」の魅力をこう解説する。「大事なのは、いつも機嫌がいいってことですよ。金持ってても、不機嫌な奴が家ん中にいたらたまらんじゃないですか! ヒモって、犬や猫と一緒。うちはかわいいわんこが2匹いますが、私が病気になっても看病してくれないし、助けてはくれないですよ。でも、帰宅すると全身で大喜びしてくれる。それでわが家で最も生産性のある私が嬉しくなって、こいつらのために稼がなきゃって働く気になる。稼ぐ女を見つけてその女に気に入られる、女を働く気にさせるヒモでいられるのも才能なんです。ヒモの家元から言わせていただくなら、『ヒモメン』のヒモはとてもいいヒモ。窪田くんが“ちょーだい”って愛嬌たっぷりにおねだりするのはアリなんです」 お金を持っていても、ガツガツしていて、家庭を顧みず、横柄な男は願い下げというわけだ。エンタメライターの上村由紀子さんはこう分析する。「男性にも癒しを求める時代なんだと思います。女性を引っ張っていく男性って、もはや現実味がなくて、時代と合わなくなってきているのではないでしょうか」◆三枚目キャラがかわいい そんな女性たちの願望がドラマに反映されたのか、『高嶺の花』の“ぷーさん”こと峯田にハマったと語るのは、東京都在住の主婦(42才)。「最初は見目麗しい千葉雄大くん目当てで見ていて、ぷーさんはちょっとキモいかな、くらいの印象だったんですが、気づけばぷーさんばかり気になって。石原さとみさんにキスされて、目を合わせられないウブな感じとか、モテてこなかった男も純粋さが感じられていいなって」 中2の娘と『義母と娘のブルース』に黄色い声を上げているのは、静岡県の50代会社員の女性。「麦田(佐藤)っていろんな職を転々とするフーテンのダメ男ですけど、自分を取り繕わないんです。卑屈な感じもしなくて三枚目キャラがかわいい。綾瀬さんを励ます場面にもグッときました。あのダメな感じも健くんだから許せるのかな(笑い)」『半分、青い。』の律役とのギャップがたまらない、という声も多い。「タンクトップ姿でだらしなく寝坊する健くんを見た翌朝に、180度違う品行方正な律役の健くんを見るとギャップ萌えしてしまいます。それが楽しみ」(30代女性) スマホやパソコンに残された不都合な記録である「デジタル遺品」を削除するというストーリーの『dele』(テレビ朝日系・金曜23時15分~)で菅田将暉が演じる真柴役にハマったという票も多かったが、真柴もある意味「3低」だ。「いわゆる“人たらし”ですね。人の心に寄り添い、入り込んで心を開かせていく。彼に来られたら、仕方ないよねという雰囲気を魅力的に演じています。これまでなら、この役は女の子がやっていたと思いますね」(前出・上村さん)※女性セブン2018年9月20日号
2019.03.11 15:39
NHK紅白の司会を務める綾瀬はるか
人気の『義母と娘のブルース』、続出する名言の真の意味
 夏ドラマの視聴率トップを独走する『義母と娘のブルース』(TBS系)。原作は桜沢鈴の同名4コマ漫画で、「笑える」が常である4コマ漫画の常識を覆し、「涙が止まらない」ということでドラマ化される前から話題となっていた。『ぎぼむす』と略され親しまれている今作の人気の理由は、「明日も頑張ろう」と希望を感じさせるところ。 PTA問題、いじめ、闘病に真っ向から立ち向かうその姿に多くの人が鼓舞させられているのだ。 小学3年生のみゆき(横溝菜帆・10才)は父の良一(竹野内豊・47才)から新しいママとして、誰よりも仕事ができるキャリアウーマン、亜希子(綾瀬はるか・33才)を紹介される。 面食らったみゆきは、最初は亜希子を拒否していたが、亜希子はみゆきに母と認めてもらおうと仕事のスキルを家庭でもいかんなく発揮しながらあの手この手を尽くし、なんとか3人は家族に。 しかし、実はこの結婚は契約結婚。スキルス性胃がんを患った良一が、この人になら娘を任せられるとプロポーズをしたのだった。さまざまなトラブルを乗り越えるうちに良一と亜希子は心を通わせるが、ほどなくして良一は他界。 第2章で描かれるのはそれから9年後だ。 亜希子は高校3年生となったみゆき(上白石萌歌・18才)の母親として奔走していた。しばらく専業主婦だった亜希子は麦田章(佐藤健・29才)が店長を務めるパン屋で働くことになる。 補助輪なし自転車を練習しているみゆきの前に現れたのは、パリッとしたビジネススーツを着こなし、90度のお辞儀をしながら名刺と履歴書を差し出す女性。「『杯中の蛇を有るを見る』。恐れずに思い切ってスピードを出した方が、自転車は安定するということです」(第1話)「杯中の蛇を有るを見る」とは、疑う気持ちが強くなると、つまらないことでも過剰に気になり病んでしまうことのたとえだ。 みゆきに義母・亜希子がかけた言葉の意味は、「簡単にうまくいくものでも、疑う気持ちがあればうまくいかない」というもの。恐怖心を捨てたみゆきの自転車はまっすぐに走り始めた。 他にも、「山林・険阻・沮沢の形を知らざる者は、軍を行ること能わず」も印象深い。これは、孫子の言葉で山林や険しい地形、湖や沼地を知らなければ、軍を進めることができない。争いごとには相手の正しい情報が必要であることのたとえだ。 人気の理由は数多くあれど、大きな要因として、これらの亜希子が発する言葉の力がある。 会社員の内藤浩介さん(仮名・38才・東京都)は仕事で忙しい日々の中、通勤時に見るのを楽しみにしている。「亜希子は博学で、戦国武将のようなたとえや教訓を連発します。それが“場違い”で笑えるんですけど、何よりためになるんですよね。亜希子に気合が入るとき、戦に使われたほら貝や太鼓の効果音が鳴り響く。あれも勇ましくて気が引き締まる(笑い)」 冒頭の名言もその1つ。視聴者からは「勉強になる!」と反響が大きかった。他にもこんなせりふがある。「私の見たところ、あの集団は典型的なトップダウン。このような場合、交渉はボスとするのがいちばん早いと思われます。大丈夫です。十中八九、この交渉は成功します。みゆきちゃんならできます。もしうまくいかなければ、責任は私が取ります。行きなさい!」(第1話) みゆきがクラスのガキ大将、ヒロキにちょっかいを出されていた。亜希子が見る限り、ヒロキはそこまでの悪人でもなさそうだから、ストレートに本人と交渉した方が早い…そうアドバイスしたのだ。 最後の「責任は私が取ります」という言葉は、母親に言われても上司に言われてもうれしい言葉だ。※女性セブン2018年9月13日号
2019.03.11 15:39
ヒロインが不幸続き『半分、青い。』“ロスの物語”から脱却へ
ヒロインが不幸続き『半分、青い。』“ロスの物語”から脱却へ
 物語はいよいよ終盤を迎えているNHK連続テレビ小説『半分、青い。』。クライマックスに向けてのストーリーは、ヒロイン演じる永野芽郁も驚いて台本をお風呂に落としたほどだという。目まぐるしいストーリー展開で注目を集めた同作は、どんな結末を迎えるのか。コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 9月に入り『半分、青い。』の放送は、残り4週間を残すのみとなりました。 ここまでヒロインの楡野鈴愛(永野芽郁)は、小学3年生のときに左耳の聴力を失ってしまう。高校3年生のときに他校の生徒から告白されてデートしたにも関わらず、幻滅され失恋してしまう。 高校卒業後に上京したが、大学生の「マアくん」こと朝井正人(中村倫也)にフラれてしまう。萩尾律(佐藤健)の恋人・伊藤清(古畑星夏)と衝突したあげく、彼との関係性も壊れてしまう。漫画家になったが、連載を打ち切られ、廃業してしまう。同じ時期、4年前にプロポーズをされた律の結婚を知ってしまう。 アルバイト先の100円ショップで出会った森山涼次(間宮祥太朗)と結婚し、彼を支えながら長女・花野(山崎莉里那)を出産するが、夢をあきらめきれない彼に捨てられてしまう。実家に戻り、祖父・仙吉(中村雅俊)直伝の五平餅を売りにした「センキチカフェ」を作るが、従業員の健人(小関裕太)と妻・麗子(山田真歩)が働くことになり、職を失ってしまう。ともに相談相手だった仙吉と律の母・萩尾和子(原田知世)が立て続けに亡くなってしまう。 左耳の聴力から、恋の相手、漫画家の夢、運命の男性、夫、仕事と店、相談相手まで、鈴愛は「ロス」を重ねてきました。4月2日のスタートから5か月間、『半分、青い。』は、鈴愛がさまざまなものを失い続ける「ロス」の物語だったのです。◆「ロス」続きの鈴愛が最後に「ゲイン」するのは? ただ、残り4週間の放送では、ようやく「ロス」続きの人生から解放され、「ゲイン」する可能性がありそうです。 その筆頭は、同じ日に同じ病院で生まれた運命の相手・律。9月1日(土)の放送で律は、妻子とアメリカに行き、再び「ロス」を悲しむ鈴愛の姿が描かれました。しかし、週をまたいだ3日(月)の放送では、2年が経過し、律は帰国。しかも律はリーマンショックによって研究職から追われ、妻ともうまくいかずに離婚して子どもと離れ離れ……のダブルロス状態であることが予告されています。「ともに『ロス』続きの鈴愛と律が再会する」という展開になるようです。 今後は、放送前から制作サイドが「ヒロインが一大発明をなしとげる」と明かしていただけに、「岐阜犬」を考えるなど発想力のある鈴愛とロボット研究者の律が力を合わせて発明に挑むのは間違いないでしょう。仕事によって距離が近づいた2人は恋愛関係になるのか? これまで律は口にこそ出さないものの、「鈴愛を守るのは自分しかいない」という素振りを見せていただけに、2人の関係性が最後まで話題になりそうです。 鈴愛が最後に一大発明と律の両方「ゲイン」できれば、これまでの「ロス」は一気に解消されるでしょうが、ここまで急展開の連続で物議を醸してきた『半分、青い。』だけに、一筋縄ではいきそうにありません。たとえば、「東日本大震災はどのように描かれるのか?」「仙台にいる裕子(清野菜名)はどうなってしまうのか?」など、まだまだ鈴愛が「ロス」に見舞われそうなシーンも控えているのです。◆「ロス」続きだったのは視聴者も同じ「ロス」を受け続けきたという意味では、鈴愛だけでなく、視聴者も同様。 舞台が岐阜の梟町(ふくろうちょう)から東京に移ると「梟町ロス」、正人が引越ししていなくなると「マアくんロス」、鈴愛が漫画家を辞めて秋風羽織(豊川悦司)のもとを去ると「秋風ロス」、鈴愛が離婚して実家に戻ると「りょうちゃんロス」、祖父の仙吉が亡くなると「仙吉ロス」、律の母・和子が亡くなると「和子ロス」などの声が飛び交いました。 岐阜の梟町、東京のオフィス・ティンカーベル、東京の100円ショップ大納言、岐阜の梟町。そして9月から再び東京と、舞台を変えてキャストを一新するたびに、視聴者は「ロス」を感じてきたのです。 今週の放送でマアくんの再登場が予告されているように、「忘れたころに姿を見せる」のも当作の常とう手段。「ロス」を悲しむ視聴者の感情を揺さぶることで、興味を引きつけているようです。「ロス」続きでもめげずに立ち直ってきた鈴愛は、最後にどんな「ゲイン」を得られるのか。「ロス」続きでもめげずに見守り続けた視聴者は、最後にどんな「ゲイン」を得られるのか。鈴愛と視聴者の両者が大きな「ゲイン」を得られるハッピーエンドが期待されます。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2019.03.11 15:39
朝ドラ『半分、青い。』異例の最終回「鉄のカーテン」の裏側
朝ドラ『半分、青い。』異例の最終回「鉄のカーテン」の裏側
 14週連続で週平均視聴率が20%の大台を超え、好調を維持しているNHK連続テレビ小説『半分、青い。』。9月29日の最終回より一足早く、8月20日に都内のホテルで打ち上げパーティが行なわれた。ヒロイン・鈴愛役の永野芽郁(18)をはじめ、松雪泰子(45)や原田知世(50)など豪華キャストら200人以上が出席し大盛況だった。 打ち上げ3日前の17日、ドラマはクランクアップ。だが、その時のNHKによる“鉄のカーテン”が話題になっている。「朝ドラのクランクアップは報道陣が集められるのが通例ですが、今回は非公開。NHK側は“お盆の週だし、夜も遅いから”と説明しましたが、過去に撮影が深夜に及ぶほど長引いて報道陣が『待ち』になったことはいくらでもあった」(スポーツ紙記者) なんとも不可解な「締め出し」の裏事情を関係者が明かす。「その日は最終回の撮影が行なわれましたが、内容は視聴者にとってサプライズな展開だったそうです。放送前にネタバレしてしまうことを恐れて、非公開にしたといわれています」 熱心な視聴者は、鈴愛と律(佐藤健、29)の恋の行方に気を揉んでいる。同じ日に生まれた幼なじみの2人は、一度は互いに別の相手と結婚したが、鈴愛は離婚して実家に戻り、律も母の介護のために妻子を残して戻ってきた。「2人の関係を、あくまで仕事上のパートナーとしたい意向を制作側は持っているといわれてきましたが、『半分、青い。』ファンの理想は最終的に“くっつく”こと。異例の“秘密撮影”は、ファンの期待に応える方向のサプライズな内容だったから……なのかもしれません」(同前) 単刀直入にNHKに尋ねると「ドラマは、最後まで目の離せない展開になっています」とのこと。 ちなみに17日の撮影は、鈴愛の実家であるつくし食堂のシーンがメインだった。両親を演じた松雪や滝藤賢一(41)に混じって、佐藤の姿ももちろんあったという。意外なラストやいかに。※週刊ポスト2018年9月7日号
2019.03.11 15:39
永野、松雪、原田ら集結 『半分、青い。』豪華打ち上げ撮
永野、松雪、原田ら集結 『半分、青い。』豪華打ち上げ撮
 残すところ1か月強。幼なじみの楡野鈴愛(永野芽郁・18才)と律(佐藤健・29才)の関係がどうなっていくのか──怒濤の展開が視聴者を引きつけ、14週連続で平均視聴率20%超えをキープしているNHK朝ドラ『半分、青い。』。 昨年10月に岐阜県でスタートした撮影が、8月17日に終了した。毎回、朝ドラのクランクアップは報道向けに公開されてきたが、今回は異例の非公開。「その日はラストシーンの撮影だったそうで、ネタバレを防ぐために公開を避けたのでは。楡野家勢ぞろいで、脚本の北川悦吏子さんも参加し、みんなで祝杯をあげました。鈴愛ちゃんも、お母さん役の松雪泰子さん(45才)も大泣きでした」(芸能関係者) 3日後の20日午後6時、東京・新宿の高級ホテルで打ち上げが行われた。スタッフも合わせて総勢約200人。会場に最初に足を踏み入れたのはヒロインの永野だった。黒の膝丈ワンピースにパンプスと、役柄とは印象がガラリと変わるシックな装いだ。松雪や佐藤が続々と中へ入っていく。井川遥(42才)、原田知世(50才)、斎藤工(37才)らに交じってなんと1回限りで声だけの出演だった原口あきまさ(42才)もいた。「撮影中のVTRをスクリーンで上映したりと、たっぷり3時間盛り上がっていました」(前出・芸能関係者) 午後9時頃、1次会は終了。するとホテル入口にマイクロバスが到着。スタッフが乗車し、出演者たちも一斉に事務所の車に乗り込むと、新宿から渋谷への大移動が始まった。「100人くらいが2次会の会場へ向かっていました。場所は大型のカラオケ店。佐藤さんと永野さんは本物の幼なじみのような気さくな雰囲気でした」(別の芸能関係者) 最終回は9月29日。終わってほしくない!※女性セブン2018年9月6日号
2019.03.11 15:39
原田知世 朝ドラの霧を晴らす恐るべき「ロンダリング力」
原田知世 朝ドラの霧を晴らす恐るべき「ロンダリング力」
 実験的な作風ゆえか、評価が二分されつつある今回の朝ドラ。一方で、キャストの力を再確認できる局面もある。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が指摘する。 * * *「最近はやたら話が飛んでしまってついていけない」「前半は一生懸命見ていたんだけれど、この頃は主人公が嫌いになってしまった」 NHK連続テレビ小説『半分、青い。』に対する視聴者の声。とまどいやいらだちが数多く耳に入ってきます。 主人公の鈴愛が漫画家修業を諦め、100円ショップの店員となりスピード結婚をしたあたりから、ドラマの評判は混迷気味に。映画監督志望の涼ちゃんと出会ってすぐ結婚、出産。しかし映画への夢をめぐって二人は衝突し離婚。そして鈴愛は娘と共に田舎・岐阜へ戻るという駆け足展開に、多くの視聴者はおいてけぼりをくらっているもようです。 それを象徴するような出来事がありました。 朝ドラに続いて放送される番組『あさイチ』で、MC担当の博多華丸が“朝ドラ受け”。あまりに早いドラマ展開に「早い!何かと早い!カレンダーめくるの早い!」「ちょうだい、紆余曲折!」とコメント。すると「よくぞ言ってくれた」「私の気持ちも同じです」と、視聴者の間で同調意見が一気に広がりました。 しかし、朝ドラの脚本家・北川悦吏子氏も黙っていない。「華丸さん、直接、お話したいです!!」などとTwitterで即反応し、度々ドラマの内容や展開を自ら解説。解説のみならず、「*回目の放送は神回」などの予告までしています。 というように従来の朝ドラでは見られなかった「珍現象」が生まれていますが、私個人としては、北川氏の反論ツイートの中でも「スライスオブライフ」のフレーズは特に楽しませていただきました。「あのですね。『半分、青い。』は急展開、ではなく、スライスオブライフなのですよ。普通、映画や舞台など、二時間程度の枠でよくやられるこの用法。これを、156回かけてやってみようとしたわけです、私」(8月5日)と、北川さんは作者としての思いを吐露。 英語の「スライスオブライフ」というのは「人生の一コマ」「人生の断片」を意味するらしい。でも、だからといってこの「解説」で視聴者は納得する? 瞬間を描き出し、その瞬間瞬間をつないでいる、ということを言いたいのだろうけれど、ドラマとして視聴者が受け止めきれないとすれば……。それとも、脚本家のTwitter「解説」は炎上の燃料としてあえて投下されているの?……と朝ドラの評判が混迷を深めているさなか。しかし、今週はある「力」を見せつけられた、と言っていいでしょう。 それは、「原田知世のロンダリング力」です。 鈴愛の幼なじみ、萩尾律(佐藤健)の母・和子を演じているのが原田知世。和子が心臓に深刻な病を抱えていることが明かされた今週7日、夫・弥一(谷原章介)を前に『この広い野原いっぱい』をピアノで弾き語りました。それが何とも言えない“素朴さ”。ナチュラルで透明な歌声に、「癒やされた」という視聴者が続出。 たしかに、いい意味でプロの歌手とは思えない歌い方には驚かされました。声を張らず、喉も腹も響かせず。ただただ、伝えたいという思いに溢れた実に素朴な歌。これぞ、歌うことの原点ではないでしょうか? 原田さんはご存じ、女優であると同時にCDを何枚も出しているプロの歌手。ですから、どうしたって下手とは思われたくないはず。普通なら歌手としてこのシーンだけは声を張り、安定した音程で歌うことに集中するはず。 しかし和子さんの歌は「うまさ」よりも、深刻な病を抱えた状態で愛しい人に感謝を伝えたい、そのことに重点が置かれた切実なコミュニケーションとなっていたのでした。「上手に見せよう」という要素が感じられないからこそ、余計に、和子さんの気持ちが伝わってきたのです。 50代になっても透明感があり、自然な優しさに包まれた女優・原田知世の恐るべき「ロンダリング力」。混迷した朝ドラ世界の霧が一瞬晴れ、清められたようなシーンでした。 ちなみにロンダリングとは洗浄のこと。マネーロンダリングといえば資金洗浄、脱税や粉飾決算などで得た不正な資金を洗浄し合法的な資金にする手法のことです。 和子さんは深刻な心臓の病で死を意識している、という。とってつけたような展開で、大切な存在感を持つキャラクターが近々消えてしまうとすれば……また元の木阿弥?清浄な空気を作ることができる和子さんは去ってほしくない、そう思うのは私だけでしょうか?
2019.03.11 15:40
綾瀬はるか、佐藤健を「たけちゃん」と呼び芸能界タブー破り?
綾瀬はるか、佐藤健を「たけちゃん」と呼び芸能界タブー破り?
 芸能界、とくにドラマのキャスティングには共演タブーのNGリストが存在する。「キャラかぶり」や「ライバル関係」「不仲」などさまざまな理由があるがいちばん多いといわれるのは「元恋人」だという。 そのタブーが破られたと最近話題なのが、綾瀬はるか(33才)と佐藤健(29才)の共演だ。『義母と娘のブルース』(TBS系)は今期、最も視聴率の高いドラマだ。綾瀬演じる真面目すぎるスーパーキャリアウーマンが竹野内豊(47才)演じるシングルファーザーと結婚。義理の娘の子育てに奮闘するストーリーだが、今後深くかかわってくる男性が、佐藤演じる謎のフーテン男だ。「ドラマの原作から想像すると、佐藤さんが始めるパン屋で綾瀬さんがパートとして働くという展開。恋仲になる可能性もあるといいますが、よくこの役を引き受けたなと思いますよ」(テレビ局関係者) というのも、綾瀬と佐藤は2013年に映画『リアル~完全なる首長竜の日~』で共演。その際、一部週刊誌で交際が報じられたことがあるからだ。「撮影中にけんかしたことがきっかけで急接近。綾瀬が4才年下の佐藤をたけちゃんと呼べば、佐藤は綾瀬にため口で、完全に恋人モードだという話でした」(芸能関係者) 当時『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演した2人は、あまりの仲のよさに司会の上田晋也(48才)から「どう? 2人がつきあうのは?」と水を向けられたほど。「でも、それ以降不自然なほど共演ナシ。NGリスト入りしたといわれていましたが、5年もたって解禁されたんでしょうか」(前出・芸能関係者)“共演解禁”となった2人は、7月6日放送の『ぴったんこカン・カン』(TBS系)に揃って出演。ブランクを感じさせないどころか驚くほどの仲のよさを見せた。おそろいのスニーカーを履いて登場、綾瀬の靴紐がほどけると、佐藤がさっと膝を突き、紐を結び直す。テンションが上がった綾瀬がおもわず「たけちゃん」と呼んでしまう場面もあった。 収録現場での2人の様子をドラマ関係者が語る。「佐藤さんが綾瀬さんに“人の話を聞いてないなぁ”また“ボーッとして”“この意味わかる?”など笑いながらいじると、綾瀬さんが、“(佐藤のことが)嫌いかも…”とプーッとふくれて佐藤さんが笑う。溶けちゃうというか、甘いというか、いい雰囲気ですよ」 ストーリー以上に2人の楽屋が気になる──。※女性セブン2018年8月23・30日号
2019.03.11 15:40
“急行列車化”する『半分、青い。』 批判の声と高視聴率の矛盾
“急行列車化”する『半分、青い。』 批判の声と高視聴率の矛盾
 永野芽郁(18)演じるヒロイン鈴愛が高度成長期から平成までを生き抜く、NHKの連続テレビ小説『半分、青い。』。目まぐるしい展開に一部では「ついていけない」と批判の声も出ているが、それでも連日、20%超えの高視聴率なのはなぜなのか。コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * *「エッ、もう子ども産まれたの?」「あれ?! いつの間に5歳?」 今週の『半分、青い。』を見ていた大半の人はそう感じたのではないでしょうか。これまで何度か視聴者を驚かせてきたハイテンポな展開が、さらに加速しているのです。 4月2日(1話)のスタートは【1971年】で、ヒロインの楡野鈴愛はCGの胎児でした。翌日の4月3日(2話)で生まれたあと、4月4日(3話)には9年後の【1980年】になり、鈴愛(矢崎由紗)は小学3年生に。その後、4月14日(12話)には9年後の【1989年】になり、鈴愛は高校3年生(永野芽郁)になっていました。 高校編が3週間半放送されたあとの5月9日(33話)に【1990年】となり、鈴愛は漫画家になるべく上京。漫画修行と萩尾律(佐藤健)との別れを5週間に渡って放送したあと、6月13日(63話)には2年が経過して【1992年】になり、6月18日(67話)に鈴愛は漫画家デビューしました。さらに2日後の6月20日(69話)にはデビューから3年が過ぎた【1995年】に突入。6月23日(72話)には帰郷して律と再会したものの、突然のプロポーズを断ってしまいました。 6月26日(74話)には4年が経過して【1999年】になり、連載を打ち切られ、律の結婚を知った鈴愛は7月4日(81話)で漫画家を引退。翌7月5日(82話)に100円ショップ『大納言』でアルバイトをはじめ、森山涼次(間宮祥太朗)と出会いました。翌週の7月12日(88話)には涼次から早くもプロポーズを受け、【2000年】になった7月16日(91話)に結婚式。出会いから結婚式までの放送は、わずか10話分という朝ドラ史に残るスピード結婚でした。 7月24日(98話)には結婚生活が2年経過して【2002年】に。3日後の7月27日(101話)には鈴愛の妊娠が明らかになり、翌7月28日(102話)には娘を出産。7月30日(103話)には【2003年】に入り、娘が1歳の誕生日を迎えました。7月31日(104話)には5歳の誕生日を迎え、4年後の【2007年】に。8月2日(106話)には【2008年】になり、8月4日(108話)では離婚が決定。結婚から離婚まで、わずか18話というスピード離婚でした。◆博多華丸と高瀬耕造アナも困惑 ここまでの18週108話を西暦で振り返ると、1971年(1話)→1980年(3話)→1989年(12話)→1990年(33話)→1992年(63話)→1995年(69話)→1999年(74話)→2000年(91話)→2002年(98話)→2003年(103話)→2007年(104話)→2008年(106話)。まるで、主要駅に飛び石で停車する急行列車のように、年月が進んでいくのです。 昨年の同時期に放送された『ひよっこ』は、約4年間をじっくり描いた各駅停車のような作品だっただけに、その違いは歴然。他の朝ドラと比べても、年月の進み方はめまぐるしく、視聴者を驚かせています。 実際、7月31日の『あさイチ』で恒例の“朝ドラ受け”をした博多華丸さんは、「何かと早い!カレンダーめくるのが早い」「もうちょっと紆余曲折ちょうだい!」「ついていけない」と困惑。翌8月1日には『NHKニュース おはよう日本』の高瀬耕造アナも、7時59分の朝ドラ開始間際に「ちょっと見逃すと家族構成まで変わってしまいかねないような急な展開になっているんです」とコメントしていました。 ネット上の声を拾ってみても、明らかに批判の声が目立つようになっていますが、視聴率はほとんど変わらず20~23%の高水準をキープしているのは、なぜなのでしょうか。◆ジェットコースタードラマを彷彿 もともと朝ドラは、「ブランドの強さで、どんな作品でも視聴率17~19%は取れる」と言われています。それに加えて『半分、青い。』は、予想をはるかに上回る急展開の連続と、それによる刺激の強さで、視聴者を引きつけているのではないでしょうか。 そのイメージは、1990年代前半に流行した「展開の早さと大きさで感情を上下動させる」ジェットコースタードラマ。戸惑っても、批判をしても、「次はどうなるのか」「もっと刺激的な展開があるのでは」と気になってしまう人がいるようなのです。 事実、ネット上に目立つ批判のコメントも、見ているからこそ書けるものですし、なかには批判をするために見ている人もいるでしょう。この状況は、「声があがらない作品よりも、賛否両論ある作品のほうが視聴率は上がりやすい」という昨今の風潮を表しているとも言えます。 もう1つ、高視聴率をキープしている理由として考えられるのは、梟町(ふくろうちょう)のメンバーに対する期待感。鈴愛の両親である宇太郎(滝藤賢一)と晴(松雪泰子)、祖父の仙吉(中村雅俊)と弟の草太(上村海成)、律の両親である弥一(谷原章介)と和子(原田知世)、同級生の木田原菜生(奈緒)と「ブッチャー」こと西園寺隆之介(矢本悠馬)の人気は高く、「梟町のころはよかった」などのフレーズとセットで批判をする人は少なくありません。◆残り8週間の放送でも、約10年間が描かれる 梟町のメンバーには、もちろん「同じ日に同じ病院で生まれた運命の男性」である律も含まれています。『半分、青い。』を見ているほとんどの人は、「お互い別の人と結婚した2人に、いつ恋愛模様が訪れるのか?」が気になっているのではないでしょうか。 放送開始前、制作サイドは「ヒロインが高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜け、やがて一大発明をなしとげるまで、およそ半世紀の物語を紡ぎだしていきます」と発表しました。つまり、9月29日に迎える最終回までの残り8週間(48話)で、私たちが生きる現在までの10年前後を描くようなのです。 鈴愛が一大発明をなしとげるまでの日々や、運命の男性・律との結末は、どんなペース配分で進められるのか。やはり賛否の声をあげながらも、最後まで見る人が多い気がします。
2019.03.11 15:40
勝地涼とのデートシーン
前田敦子&勝地涼の結婚の陰に2人を結びつけた「ブス会」の存在
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は前田敦子(27)と勝地涼(31)の結婚について。 * * * ドラマや映画で共演していたものの、『好きな人がいること』(フジテレビ系)がきっかけとなった三浦翔平・桐谷美玲夫妻や、スペシャルドラマ『女の勲章』(同)で距離を縮めたといわれる玉木宏・木南晴夏夫妻と、このたび、結婚を発表した勝地涼・前田敦子夫妻は、結婚までのプロセスが異なるようだ。 ちなみに、ふたりが共演したのは、2015年7月期の『ど根性ガエル』(日本テレビ系)と、今年9月21日公開予定の映画『食べる女』(撮影は今年1~2月)だが、連名の結婚報告ファクスに出ている「友人を介して知り合い」とある。この“友人”とは、恐らく、俳優の柄本時生のことだろう。 柄本と勝地は「プロミス」のシリーズCMで長年共演。前田とは2010年10月期のドラマ『Q10』(日本テレビ系)で共演している。同作は、AKB48のアイドル前田が女優として大きな一歩を踏み出した作品で、ドラマ初主演。多くの人が彼女の演技に注目したものだ。果たして、ドラマウォッチャーからは高く評価され、作品としても、同クールの「ベストドラマ」に挙げる者も多かった。さらには「ギャラクシー賞」「東京ドラマアウォード」「日本民間放送連盟賞」で優秀賞にも輝いているのだ。 大きなプレッシャーの中、取り組んでいた前田が共演者の中で心を許していたのは、主演の佐藤健のクラスメート役だった高畑充希、柄本時生、そして佐藤の幼なじみ役だった池松壮亮の3人。その後もマスコミで度々報じられてきた「ブス会」メンバーである。 いまでこそ全員、ドラマや映画に欠かせない存在となっているが、『Q10』のオンエア時、前田以外はブレイク前。しかも、「ウチら全員、ルックス微妙じゃね?」ということで結成されたのが「ブス会」だったそうだ。 4人はドラマ終了後も頻繁に食事会や飲み会、それぞれの誕生会を開き、男女ペアで観劇や映画鑑賞をしていたことから、柄本と前田には一時交際説があったし、高畑にゾッコンだった時期がある柄本は、後にそれをテレビ番組でカミングアウトしている。高畑がスタジオゲストに来ていた『メレンゲの気持ち』(同)のVTRゲストとして登場したときのことだ。 スタジオにいた高畑は動転したが、同時に彼女ができたことも告白し、何やら上から目線でコメントを終わらせた柄本。二世俳優(しかも次男)ならではのおおらかさとオープンすぎる言動にスタジオは沸いたものである。 この頃、高畑は、朝ドラの『ごちそうさん』(NHK)で「歌の上手な女優」として、やっと全国区になったところ。その後、『とと姉ちゃん』のヒロインとなり、ドラマのみならず、CM出演本数も劇的に増やし、いまに至る。「ブス会」もう一人の男子、池松壮亮は、児童劇団時代、劇団四季のミュージカル『ライオン・キング』のオーディションを受け、ヤングシンバ役に選ばれ、10才でデビュー。その2年後には『ラストサムライ』で映画初出演。そのまた2年後には映画『鉄人28号』の正太郎役に、1万人の中から選出される。現在のホリプロに所属したのは2010年で、同年、『Q10』に出演。以来、若き演技派として地道にキャリアを重ねている。「ブス会」メンバーは、個室もないような店で、前田を中心に“恋バナ”を繰り広げていることでも有名で、その一切合切を“誌上中継”のように週刊誌や写真誌にとりあげられるようなこともあった。 それによると、どうやら、前田の恋愛相談を3人が聞いたり、アドバイスをしていたことが多かったもよう。元カレの歌舞伎役者と破局したり復縁したりしていた時期には、理解しがたいふたりの仲について柄本が大声で驚くさまも“リポート”されていた。 プライベートだけではない。2015年5月、通常、3人のゲストで繰り広げられる『ボクらの時代』(フジテレビ系)に、「ブス会」メンバーは4人揃って出演している。実はこれ、SNSに前田が「出たいよ」「4人って無理なのかな?」と集合写真と共にアップしたことが“きっかけ”とも言われている。 このときも番組は前田中心に進行していき、彼女が3人を夜中に度々呼び出していることも明かされた。前田曰く、「何かあったとき、すぐに報告したいから」。  つまり前田は、AKB48を卒業して恋愛禁止ルールが解けた後、そう多くはない恋愛のプロセスや、恋人の反応などを「ブス会」メンバーに常に報告し、聞いてもらうことで揺れ動く女心を沈静化させていたようだ。  そうした環境の下で、柄本と仲のいい勝地と共演し、オープンな交際がスタートしたのが今春。同時期、前田はKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔主演の舞台『そして僕は途方に暮れる』で藤ヶ谷の恋人役を好演していた。その舞台を柄本と共に観に行ったのが勝地で、彼女の演技に触発されたことをSNSで明かしている。 このあたりから、ふたりの距離が一気に縮まったことは間違いなく、前田にとっては、心を許している柄本の友人ということで、勝地のポイントがいっきに上昇したと思われる。「ブス会」のメンバー相手に「ありのままでいれる人」「ラクな人」がタイプだと言っていた前田。勝地涼はまさに、そんな男性なのだろう。
2019.03.11 15:40
『半分、青い。』 律、涼次、秋風…隠れテーマは「夢追い男」
『半分、青い。』 律、涼次、秋風…隠れテーマは「夢追い男」
 11週連続で視聴率20%の大台を超え、好調が続くNHK朝の連続テレビ小説『半分、青い。』少女漫画家を目指していたヒロイン鈴愛(永野芽郁)がその夢を諦めてから、100円ショップ勤務、映画監督を目指す男性との結婚、出産と目まぐるしい展開が続くが、このドラマの“隠れテーマ”はヒロインを取り巻く「夢追い男」だと、コラムニストのペリー荻野さんは指摘する。以下、ペリーさんが解説する。  * * * それにしても先が読めない朝ドラ『半分、青い。』。当初は、ヒロイン鈴愛(永野芽郁)と、幼なじみの律(佐藤健)のすれ違いラブストーリーかと思いきや、途中から鈴愛の漫画家奮闘お仕事ドラマのようになり、それがあっさり終わると、バイト先の100円ショップで運命の彼・涼次(間宮祥太朗)と出会ってすらすらと結婚。涼次を育てた三姉妹(キムラ緑子、麻生祐未、須藤理彩)も巻き込んでのホームドラマに。そして、鈴愛と涼次に第一子誕生で今度は、実家、友人総動員の子育て奮闘記に!? 朝ドラでは、これまでにもヒロインの成長に従って、少女から大人の女性、さらには母親と変化していくことはあったが、『半分、青い。』のように、ラブストーリーからお仕事ドラマ…というようにドラマ全体の雰囲気がくるくると変化する例はなかった。 そんな中、私はこのドラマの「隠れテーマ」というべきものに気がついた。それはドラマを引っ張っているのは、ヒロインではなく、「夢追い男」であるということだ。漫画家を目指した鈴愛が出会ったのは、人気漫画家・秋風羽織(豊川悦司)。鈴愛が持ち込んだ「五平餅」のほれ込んだ彼の判断によって、鈴愛は秋風のもとで修行し、デビューし、挫折する。秋風は、夢を追い、成功した人物だが、彼は突然、鈴愛の故郷を訪問したり、陰で鈴愛の作品を支えたり、大きな存在となって動く。 その後、出会った涼次は、芸術的作品で一度は注目を集めたが、その後、鳴かず飛ばずの映画監督・元住吉祥平(斎藤工)の身の回りの世話をしつつ、助監督から映画監督を目指す夢追い男だ。そもそも祥平が夢追い男でその男を追うという二重の夢追いにも見えた涼次。売れっ子作家(若村麻由美)の小説を脚本にしたことを認められ、「監督デビューするんだ!」と喜んだのもつかの間、祥平が監督になってしまって、大挫折。だが、鈴愛の妊娠を知って「目が覚めました」「映画はやめる」と宣言。糸電話でおなかのベビーに話しかけるなど熱烈パパぶりを発揮し、これで落ち着くかと思ったら、またまた「映画の世界が俺を呼ぶんだ!!」…って、おいおい。 これでわかるように、このドラマをくるくる回しているのは、夢追い男たちなのである。30日の放送では、これまで地味~な存在だった100円ショップの店長(嶋田久作)まで「俺、ミュージシャン目指してたからさ」と夢追い男の過去を告白。しかも、一番、重要人物であり、鈴愛を振り回す涼次は、三十過ぎてまだ何者でもない状態。彼は言ってみれば、「青二才」であり、「青臭いやつ」。もひとつ言えば「尻が青い男」である。 朝ドラの名作『あまちゃん』のタイトルには、「アマチュア」「海女さん」「甘ちゃん」の意味が込められているとも言われた。『半分、青い。』のタイトルの「青い。」には、ひょっとすると、こんな夢追い男たちの「青さ」、モラトリアムという意味も込められているのか。朝ドラ史上、珍しい“ヒロイン夫妻の家庭不和”の予感。くるくるまわるドラマは、どう回っていくのか。まだまだ油断はできない。
2019.03.11 15:40

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