小泉孝太郎一覧/3ページ
【小泉孝太郎】に関するニュースを集めたページです。

小泉孝太郎、父・純一郎氏の恋人の隣の部屋に住む
60代ぐらいの女性とふたりで、X JAPANのドキュメンタリー映画『WE ARE X』を鑑賞していたところを本誌・女性セブンにキャッチされた小泉純一郎・元首相(75才)。お相手の女性は、赤坂の芸者だった浦沢敬子さん(仮名)。純一郎氏が30代半ばだったころに出会い、離婚後3、4年経ってから恋人関係になった。その後、純一郎氏が首相に就任するにあたり、関係を断ったが、ここ4~5年で月に何度かデートする仲になったという。 浦沢さんを知る赤坂の料亭関係者は、かつてのふたりの交際についてこう話す。「彼女はとても慎ましくて、常に言葉少なめで一歩引いて横に控えるタイプです。政治家の妻になるには自分の出身が邪魔をしてしまうのはもちろん、彼女としても好ましくないと考え、自分の記事が表に出ないよう細心の注意を払っていたのだと思いますよ。生き馬の目を抜くような政治の世界で闘う純一郎さんにとって、心が癒される存在だったはずです」 そんな浦沢さんを、「小泉家」も認めるようになっていった。小泉家の知人が当時を振り返る。「とりわけ驚いたのは、小泉家のゴッドマザーといわれた純一郎さんの姉の信子さんが、浦沢さんを認めていたことでした。控えめで性格が穏やかで、それでいて口が堅い浦沢さんを気に入った信子さんは、彼女のことをとてもかわいがり、2人きりで食事に出かけることもしばしばでした」 そんな純一郎氏と浦沢さんについて、息子たちはどう見ているのか。長男の孝太郎(38才)も次男の進次郎(36才)も、彼女の存在を知っている。そして現在は父親の恋人とも家族同然のように過ごすようになっている。「孝太郎と進次郎は10代の頃から時折顔を合わせていたようで、もちろん知っている仲。でも最近の純一郎さんと浦沢さんの様子に本当は驚いているかもしれませんね。 実は孝太郎が今住んでいる部屋は浦沢さんの隣の部屋なんです。浦沢さんは現在、姉と2人で暮らしています。純一郎さんが浦沢さんに頼んで、人気者で周囲の目が気になる孝太郎が安心して住める部屋を紹介してもらったからだと聞いています。 今、仕事が忙しくて時間が不定期な孝太郎のために、浦沢さんが食事の支度をすることもあるようです。反対に孝太郎がお土産や食事を浦沢さんに届けることも。政治の仕事が忙しい進次郎とはなかなか会えないようですが…」(小泉家の知人) 今ではそんな息子2人が浦沢さんを支えることもある。「昨年、浦沢さんが長年かわいがっていた愛犬が亡くなった時は、失意の浦沢さんを孝太郎が慰めていました。あの2人にとって、父と長年連れ添った浦沢さんは身内のようなもの。2人とも父親の恋愛を温かく受け入れて見守っていて本当いい関係です。ただ、あまりにも型にとらわれない父親の結婚のあり方や恋人関係を見てきたから、孝太郎も進次郎もアラフォーになってもまだまだ結婚する感じがないのかもしれません。それだけは純一郎さんにとって計算違いだったかもしれませんね。孫の顔も見たいでしょう」(前出・小泉家の知人)※女性セブン2017年5月4日号
2017.04.21 16:00
女性セブン

豪華! さんま、小泉孝太郎、木梨ら御用達の焼肉店紹介
広々とした1階フロアのテーブル席には60人以上が座れ、奥には洋酒が並べられたバーカウンターが佇む。2階には個室が8室あり、最も大きい掘り炬燵(ごたつ)の部屋の席数は16。SMAPは昨年の大晦日、まさに解散の瞬間を、東京・六本木にある『炭火焼肉An』の2階の一室で迎えた。「報道があった翌日から、予約がとれないほどファンが殺到し、“聖地”化しています。“5人がいた”という2階の個室は数か月待ちという噂も」(常連客) 沖縄の「もとぶ牛」の一頭買いが同店の目玉。ミスジやとも三角、ザブトンなどの希少部位の極上肉が味わえる。常連だというテレビ局スタッフが言う。「打ち合わせや収録が終わった深夜にタレントさんが“お腹すいた”ってときに、ちょうどいいんです。週末は翌朝4時がラストオーダーですし、細かく仕切られた2階の個室は人目につきにくい。六本木はテレビ局や芸能事務所からも近いし、重宝しています」“芸能人御用達の店”といえば、贅沢なコース料理が堪能できるフレンチや和食料亭をイメージしがち。だが、多忙な彼らにはハードルが高い。「焼肉ってちょうどいいんです。食事会に遅れて参加しても迷惑をかけないし、仕事があって早退するのも気兼ねしなくていい。それに最近の女性タレントは“肉食”が多いんです。炭水化物コントロールが今の主流のうえ、食べる量も個人で調節できる。“焼肉店がいい!”とよくリクエストを受けます」(テレビ局関係者) 深夜まで営業、個室がある、途中参加も中抜けも気楽、おまけに体にもいい──そんな理由で今や「芸能人といえば焼肉」が鉄板。本誌・女性セブンも数多の番組打ち上げ、俳優仲間の飲み会、密会デートの現場を焼肉店で見かけてきた。 市川海老蔵(39才)・麻央(34才)夫妻が通うのは高級焼肉チェーン『叙々苑』の代官山店。麻央ががんを告白してから、夫婦で最初に外食したのもこの店だった。「麻央さんは結婚後、海老蔵さんが留守の時にはよくお弁当をテイクアウトしていました。楽屋やロケ弁としても大人気。石田純一(62才)・東尾理子(41才)夫妻も家族でよく個室に来てますよ」(芸能記者) 女性セブンが2014年7月に前田敦子(25才)と尾上松也(31才)のデートをキャッチしたのもここ。ふたりは最初、テーブルを挟んで向かい合って、お店イチオシの特上カルビや特上ロースなどを焼いていたが、しばらくすると前田が松也の隣に移動。肩を寄せ合って肉を頬張っていた。『叙々苑』グループの中でも高級志向の店舗である『游玄亭』の赤坂店にはあの人気兄弟がよく姿を見せる。「小泉孝太郎さん(38才)と政治家の進次郎さん(35才)兄弟が忙しい合間をぬって食事をするのはいつも決まってここなんです」(政治記者)『游玄亭』の西麻布本館に1991年のオープン当初から通っているのは明石家さんま(61才)だ。「さんまさん専用の箸とエプロンがあるというのは有名な話。芸能人がこのお店に行くと、店の人が“今、さんまさんが来てますよ”と耳打ちしてくれるので、ちゃんと挨拶に行けるそうです。吉田拓郎(70才)・森下愛子(58才)夫妻も訪れますね」(芸能レポーター) 東出昌大(28才)・杏(30才)夫妻は代々木上原にある『まんぷく』が行きつけ。「今ではどの焼肉店にもありますが、この店がネギタン塩の“元祖”。とんねるずの木梨憲武さん(54才)と一緒のところを見かけましたよ。吉瀬美智子さん(41才)はこの店の新鮮なタレユッケと塩ユッケがお気に入りだそうです」(常連客)※女性セブン2017年1月26日号
2017.01.12 07:00
女性セブン

小泉純一郎が息子たちに「ママは実の母ではない」と告げた日
俳優・小泉孝太郎(38才)と衆議院議員・小泉進次郎(35才)の伯母である小泉道子さん(享年84)のお別れ会が8月28日、神奈川県横須賀市でしめやかに営まれた。道子さんは、小泉純一郎・元首相(74才)の姉で、幼くして実の母と離れ離れになった孝太郎と進次郎にとっては、「育ての親」でもある。父・純一郎は2人の息子に道子さんのことを「ママ」と呼ばせていた。 道子さんの元、すくすく育つ孝太郎と進次郎。だが、純一郎は息子たちに、道子さんが「本当の母親」ではないことを言い出せずにいた。2人の息子は“実の母”だと信じて疑っていない。しかし──。《いつか、本当のことを孝太郎、進次郎に言わなければいけないと思っておりましたが、なかなか言えずにおりました。孝太郎が高校2年生、進次郎が中学2年生になって、2人を呼んで本当のことを伝えました。「ママは私の姉なんだ」と言ったら、進次郎は「ウソ…」と言いました。「いや、本当だ、孝太郎、知ってたか?」と聞くと、「知ってたよ」「進次郎に言わなかったのか?」「言わなかった」。 ああそうか、高校2年生だけど、言ったほうがいいこと、言わないほうがいいこと、わかっていたんだ。いい子に育ってくれたな、と思いました》(純一郎の弔辞より。以下《 》内同) ここまで話すと純一郎は涙をこらえ切れず、慟哭して言葉に詰まった。5秒、10秒経ち…。「スピーチの名手」と称された純一郎の感情が、堰を切ったように溢れ出した。 すぐ側に座る孝太郎は手のひらをぐっと握り締め、ブルブルと上半身を揺らしている。頬をつたう涙が止まらない。進次郎はただ沈痛な面持ちで空の一点を見つめる。《「進次郎、ママは母親じゃないんだよ」と言うと、(進次郎は)「本当の母親だよ」とはっきりと言いました。道子は母親代わりじゃない、実の母親として、孝太郎、進次郎を育ててくれたんだな、と思いました。改めて、感謝しています》 孝太郎は俳優の道を選び、進次郎は父の後を継いで政治家になった。晩年に胃潰瘍を患い、足も悪くして外出もままならなくなった道子さんは、大人になって自立した“息子たち”を万感の思いで見つめていた。《晩年になって、本人たちはもう手をかけなくてもいい、放っておいても大丈夫だと思っているようでしたが、故人にとっては孝太郎、進次郎が健やかに成長しているのが何よりの生きがいだったと思います。われわれ男は留守しがちですが、その中でいつも、帰ってくれば道子がいる。我々の帰りを待って、毎日毎日家におりました。晩年は、孝太郎、進次郎が社会に出て、テレビや新聞で活躍しているのを、大変楽しみにしていたようです》 兄弟も道子さんのことをずっと気にかけていた。小泉家の近隣住民が明かす。「道子さんには2人から『具合はどう』ってよく電話があったそうです。道子さんは、『2人とも忙しいのにいろいろと気にかけてくれる』って喜んでいました。彼女の口癖は『私はあの2人を育てるために生きてきたようなもの』。立派に育ってよかった、誇らしいとお感じになられていたのではないでしょうか」 実家の近所に老舗のパン屋さんがある。道子さんはいつもそこで、幼い兄弟に好物の「ポテチパン」を買った。コールスローに砕いたポテトチップスを混ぜてパンにはさんだものだ。兄弟は成人した後も多忙な合間をぬって、しばしばこの3人の思い出の味を買い、足の調子の悪い道子さんに届けたという。純一郎はこう締め括った。《休みのときに出かけるときは、いつも家族一緒に。その中心的支えをしてくれたのが、故人・道子でありました。もちろんいつも近所のかた、お茶をたしなんでいるかたがた、そして、小泉家に携わる多くの皆様の温かいご支援があったからこそ、最後まで、死ぬ直前まで、意識がはっきりと安らかに永遠の眠りについた。大変、代えがたいことだと思っております。泉下で故人も手を合わせて感謝していると思います》 弔辞が終わると孝太郎はこらえ切れず大粒の涙をこぼした。進次郎はうつむき、目元を人差し指でそっと拭った。この後、2人は寄り添って祭壇に白いカーネーションを捧げ、頭を下げた。最愛の「ママ」との最後の別れの瞬間、兄弟は、なかなか顔を上げなかった。※女性セブン2016年9月15日号
2016.09.01 16:00
女性セブン

小泉孝太郎と川口春奈出演ドラマ 汚い池の中に頭をつけられ…
6月27日、NHKプレミアムドラマ『受験のシンデレラ』の試写会が行われ、人生の希望を失った元予備校講師を演じる小泉孝太郎(37才)と、夢を見ることを忘れた女子高生役の川口春奈(21才)が登場した。 小泉が演じる五十嵐透はカリスマ予備校講師だったが、その座を追われ、同時に希望も失っていた。そんな五十嵐が、川口演じる遠藤真紀と出会い、1年で真紀を東大に合格させるという無謀な挑戦に取り組むストーリー。 第1話では2人が頭を掴んで池の中に頭を入れるという衝撃のシーンがあるが、川口は「ぬるぬるしていた」とその感触を語った。また、小泉もあの池の水の味はもう忘れたいが忘れられないと語った。 同作は小泉によると大人が観ても涙できるストーリーに仕上がっているという。放送は7月10日から8月28日、毎週日曜午後10時~の全8回。撮影■高柳茂
2016.07.06 16:00
女性セブン

富川悠太アナ、DAIGOら 新MCのトレンドは30代後半イケメン
この4月の番組改編期、多くの新番組やリニューアルの番組がスタートした。とくに番組の“顔”となるMCやメインキャスターに注目が集まっている。テレビ解説者の木村隆志さんは、30代後半のイケメンが注目だという。その理由とは? 木村さんが解説する。 * * * この春、プライムタイム(19~23時)の番組で、新MCに抜擢された顔ぶれを見ると、いずれも30代後半の爽やかなイケメンで、これまで主流だった芸人でないことに気づきます。 1人目は、『7時にあいましょう』(TBS系、月曜19時~)のMCを務めるDAIGOさん(37歳)。「『今、一番会いたい人』に会って人生の答え合わせをする、ご対面バラエティー」というコンセプトの番組だけに、MCとしては正直なリアクションが求められます。 その点、DAIGOさんはまさにうってつけの存在であり、かつて『嗚呼!バラ色の珍生』(日本テレビ系)で島田紳助さんが涙をこぼしながらMCを務めていたようなシーンが見られるかもしれません。 もう1つの注目点は、DAIGOさんの本業がミュージシャンであること。音楽番組以外でミュージシャンがMCを務めるのは極めて珍しく、ロックはなおさらだけに、独自の感性と自由さで、MCの可能性を広げるような気がします。 2人目は、『モシモノふたり~タレントが“おためし同居生活”してみました~』(フジテレビ系、水曜22時~)のMCを務める小泉孝太郎さん(37歳)。「未婚芸能人の“おためし同居生活”をのぞき見する」という番組コンセプトに、「女性との同居経験がない」小泉さんを起用したのは、出演者と同じ目線の率直なコメントを期待してのことでしょう。 また、小泉さんは知る人ぞ知る聞き上手。以前、私が質問をしたときも、さりげなく「これはどう思いますか?」「そうなんですか。それで〇〇は?」と逆質問を返す“穏やかな会話巧者”だけに、コンビを組むバナナマンとのやり取りが注目されます。 3人目は、『報道ステーション』(テレビ朝日系、月~金曜21時54分~)で古舘伊知郎さんの後任を務める富川悠太アナ(39歳)。これまで同番組でリポーターや日曜版のMCを務めた実績があるとはいえ、全国的な知名度は古舘さんに及びません。しかし、12年間さまざまなニュース現場へ足を運んで取材を続けた経験と実績は、古舘さんにはない強みです。「過不足なく正確に伝える」、ストレートニュースの技術は申し分ないのでしょうが、これからは番組の顔として、どんな一面を見せていくのでしょうか。二児の父親であり、教員免許を持ち、各地の食と物産に詳しく、元高校球児など、多彩な素顔を見せてくれる気がします。もともと「俳優でも通用する」と言われたルックスであり、微笑んだときに見えるキュートな八重歯で、女性視聴者を増やしそうです。 ミュージシャンのDAIGOさん、俳優の小泉孝太郎さん、アナウンサーの富川悠太さんと、ジャンルの異なる3人の共通点は、実績による信頼性と、爽やかなルックスを併せ持っていること。30代後半は若さと実績を兼ね備え、上下の年齢層と向き合って話せる年代であり、フレッシュさのある3人は、春のスタートに最適な新MCと言えます。 ベテランのタレントは、信頼性はあるけど、ルックスの爽やかさが足りない。若手のアイドルは、ルックスの爽やかさはあるけど、信頼性が足りない。つまり、話術の巧みさ以上に、信頼とルックスによる“好感度の高さ”で選ばれていることが分かります。現代のテレビMCは、熱烈なファン層を持つよりも、嫌われにくいキャラクターであることのほうが重要。特に女性視聴者から嫌われる要素のある人は、最初に候補から除外されてしまいます。「芸人のMCは朝から深夜まで飽和状態であり、新たなMCが誕生しにくい」という背景もあり、今後もジャンルを問わず、30代後半の爽やかイケメンMCが増えるのではないでしょうか。 子役としての活動歴が長いウエンツ瑛士さん(30歳)も、“芸能界の実年齢”としては30代後半に該当すると言っていいでしょう。ウエンツさんもこの春から新番組『珍種目No.1は誰だ!?ピラミッド・ダービー』(TBS系、日曜20時~)のMCを務めるなど、着々と司会の仕事を増やしています。 テレビMCのトレンドは、30代後半の爽やかイケメンへ。男性すら癒してしまう、彼らの活躍に期待大です。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20~25本のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』などに出演。さらに、タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』など。
2016.04.11 07:00
NEWSポストセブン

小泉元総理の元妻 沈黙破り講演や雑誌に登場
元総理の元妻であり、今をときめく人気俳優と将来の総理候補の母にして、不動産会社で33年のキャリアを積んできたシングルマザー。それほどまでに劇的な半生を歩んできた彼女だが、頑なに公の場では口を閉ざしてきた。だが、離婚後33年を経て、初めて講演や雑誌インタビューで息子たちのことや自身の人生について語り始めた──。 その女性が登壇すると、堅苦しい雰囲気が漂っていた会場がパッと華やいだ。聴衆の1人が振り返る。「彼女にとって初めての講演だったなんて信じられません。人と人とのご縁や絆が、仕事でも人生でも、いかに大切かをお話しされていましたが、その話のテンポのよさと巧みさは女・綾小路きみまろとでもいったらいいのでしょうか、どんどん引き込まれていくんです。聴衆との軽妙なやり取りやジョークでドッと笑い声が上がることもあれば、仕事にかける彼女の情熱に会場がしんと静まり返ることも。しかも、言葉の端々から伝わる彼女の半生はあまりに衝撃的で…」 昨年11月半ば、東京・港区の明治記念館。不動産業界団体「日本賃貸住宅管理協会」が開催したフォーラムの「レディース委員会全国パーティ」特別講演には、そのフォーラムで最多の約400人の聴衆がホールを埋め尽くした。最前列には不動産大手グループの重役がズラリと顔を並べる。 講演の題目は「不動産は私を裏切らない(黒革の手帖 不動産編)」。人の心をつかむ名スピーチに会場からは「さすがに“あの人”の母」との声が漏れた。講演前、事務局は聴衆にこう彼女を紹介した。「本日のスピーカーは小泉孝太郎さん(37才)、小泉進次郎さん(34才)のお母さんです──」 34年前、小泉純一郎元総理(74才)と離婚以来、宮本佳代子さん(60才)が表舞台に立つことは一切なかった。2001年、元夫が総理になり、孝太郎の俳優デビューが話題になったときも、衆院議員として進次郞氏が脚光をあびたときも、口を閉ざし続けてきた。「鉄の意志だったと思います。小泉家を出るとき、家族について二度と話さないと決めた。政財界、芸能界でも彼女は知る人ぞ知る存在でした。でも、どんな大物にどう言われてもその決意が揺らぐことはなかった。ただ、最近その心境に変化があったようです」(政界関係者) 3月10日発売の健康情報誌『いきいき』4月号で、彼女は初めてその半生、そして3人の息子たちへの思いを語った。予告には「孝太郎、進次郞、佳長、息子3人の母 宮本佳代子さん~妊娠6か月で離婚後、シングルマザーとして働き続けて33年。今60歳、人生の第二ステージへ~」とあり、特集はカラー6ページにわたる。 ようやくこの話ができるようになるまで――その道のりは平坦ではなかった。 佳代子さんはエスエス製薬の創始者・泰道照山氏の孫娘。青山学院大学在学中に、彼女の聡明さと美貌に惹かれたのが当時、新進気鋭の国会議員だった純一郎氏だった。佳代子さんが大学在学中の1978年にふたりは結婚。その年に長男・孝太郎、1981年に次男・進次郎氏が生まれた。しかし──小泉家の知人が明かす。「結婚当時、小泉家は“女系家族”でした。純一郎氏の母親や姉が選挙を取り仕切って、もう1人の姉が家事を受け持つ。表舞台に出るのは政治家で長男の純一郎氏でしたが、小泉家を中心で支えていたのは3人の女性でした。そんな中に長男の嫁として入っていったのが佳代子さんでした。才媛で、物事をハッキリと言う彼女が、小泉家で居場所を見つけにくかったのも無理もありませんでした」 結婚からわずか4年後の1982年9月、純一郎氏と佳代子さんは離婚した。当時妊娠6か月、お腹の中には三男・佳長さんがいた。佳代子さんは4才の孝太郎と1才の進次郎、幼い2人の息子を残して小泉家を離れ、実家のある鎌倉でひとり、佳長さんを出産した。 長男、次男の親権は小泉家が持ち、純一郎氏の母や姉が母親代わりとして育てて行くことに。三男の親権は調停の結果、佳代子さんが得た。宮本家関係者がいう。「身重の体で家を出なければならず、しかも、自分のお腹を痛めて産んだ2人の子供と離ればなれにならなければならない。佳代子さんの悲しみと苦しみは想像できません。それでも、とにかく幼い佳長さんを抱えた佳代子さんは生活のために働かなければならなかった。そこで、不動産会社に就職して資格も取り、営業などの仕事を始めたんです」 同居していた母親に子育てを手伝ってもらいながら、佳代子さんはシングルマザーとして働き続けた。息子には「私は母親ではありません。世帯主です」と言い聞かせながら育てたという。※女性セブン2016年3月17日号
2016.03.03 16:00
女性セブン

小泉孝太郎 KY役に挑戦も共演者から「品がある」の声
1月15日にスタートした金曜ドラマ『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』(テレビ東京系)の防犯イベントに、主演の小泉孝太郎(37)が姿を見せた。 このドラマは、警視庁杉並中央署(ドラマに登場する架空の警察署)が舞台。 異動でやってきた謎のキャリア警視・小早川冬彦(小泉孝太郎)と、男勝りで口の悪いベテラン女性で寺田寅三(松下由樹)をはじめとする、ゼロ係の問題児たちが、さまざまな難事件を解決していく物語。 地元高校のブラスバンド部の演奏とともに、地下鉄丸の内線・南阿佐ヶ谷駅からJR阿佐ヶ谷駅までの約700mをパレードした孝太郎は、「街を練り歩くのは貴重な経験です。杉並区の皆さんが温かく手を振ってくださって、『ドラマ見るよ!』と声をかけていただき、とてもうれしかった」と喜んだ。 孝太郎といえば、昨年は大ヒットした『下町ロケット』で悪役を演じ話題を呼んだが、「これまでは“小泉さんいい人ですね、好青年ですね”と言われていたんですけど、それが11~12月のたった1か月で崩れ落ちてしまいました」と苦笑い。 このドラマでは、空気が読めない究極のKY刑事役だそうだが…。「今回は悪役ではなく、空気が読めない役。前回のドラマと違うキャラクターで救われたところがありますね。冬彦はリズムだけで突き進む役なので、そこを楽しんで演じたいと思います」とのこと。 また、今年の抱負を聞かれ、「去年は“悪”で終わった。今年は“変人”から始まっているので、今年の終わりにはコメディー路線を確立できたらいいなと思います」と意欲を見せた。 イベントには、共演の松下由樹(47)、原田夏希(31)、手塚とおる(53)、岸明日香(24)、石丸謙二郎(62)も登場。 パレード中に沿道の人々から、「孝太郎! 孝太郎!」と声がかかったことに対して、石丸が、「あれほど呼び捨てにされる俳優もめずらしい」と語ると、手塚も「小泉さんがやると、どんなKYなことも品がある。育ちがちがうんでしょうね~」と、笑顔で感想を語っていた。
2016.01.25 16:00
NEWSポストセブン

小泉孝太郎に密着 「役者15年目の開眼」生んだ意識変革語る
「『下町』、どうでした?」──俳優・小泉孝太郎(37)は、こちらの姿を見つけると、自分から感想を求めてきた。昨年の民放連ドラで平均視聴率1位となったドラマ『下町ロケット』(TBS系)で、小泉は主人公に立ちはだかる悪役・椎名直之社長を熱演した。本誌特集記事の「イラッとさせられたキャラ総選挙」でも断トツの1位になるなど、見事な嫌われぶりだった。「“好青年”のイメージが地に堕ちてしまいましたね」と本人はおどけるが、自身も十分な手応えを感じた演技だったという。「最初にオファーをいただいた時、『僕がキャスティングされた意味はなんだろう』と悩みましたが、視聴者に『あいつ嫌だ』と思われてやろうと、自分の中に数%ある闘争心とか野心を、絞り出すように演じました。椎名の場合、それが嫌らしい闘争心だから大変なんですけど」 そして『下町ロケット』の勢いのまま撮影に臨んでいるのが、放送中の『金曜8時のドラマ「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~」』(テレビ東京系)だ。小泉は、主役の警視・小早川冬彦を演じる。 プロデューサーの松本拓氏は「いい意味で期待を裏切ってほしい」と話す。主役の冬彦は、頭が切れるキャリア組でありながら、度を超えた「KY」。嫌味スレスレの直言を繰り返すので、「視聴者に愛して貰うのが難しい」(松本氏)という難しい役どころだ。「小泉さんの持ち味は役の幅。目の動きは繊細ですし、日頃、好青年イメージの彼だから生まれるギャップはまさに我々の想像を大きく超えてきた」(同前) テレビドラマのプロたちが、小泉孝太郎という、キャリア15年、今年38歳になる俳優にかける期待はこれほどまでに大きいのである。 昨年は『下町ロケット』をはじめ、『エイジハラスメント』(テレビ朝日系)、『ボクの妻と結婚してください。』(NHK BSプレミアム)、『死の臓器』(WOWOW)などに出演。『警視庁ゼロ係』は連続ドラマ4本目の主演作となる。 順風満帆に見える小泉だが、「役者になったばかりの頃は自信なんてまったくなかった」という。「20代の頃は、『主演なんてオレ、一生できない』と思ってましたもん。最初の頃はたったワンシーンの数行の台詞がうまくいえずに、落ち込んでばかりでした。だけど、中学、高校と野球部だったからなのか、生まれも育ちも違う人たちが集まってひとつのことをする“現場”が好きだった。撮影現場は楽しいけれど自信はない、という日々に悶々としていました」 小泉に意識改革が起きたのは30歳を過ぎてからだった。彼は、食事から台本の覚え方に至るまで、「万全の準備」を徹底するようになる。20代の頃は、食べれば元気が出るとばかりに毎食腹にたっぷり詰め込んで現場に出ていたが、キーとなる役を演じるようになって、考え方を改めた。「もっと自分の中の感覚を研ぎ澄まさなければダメだな、と思ったんです。それには普段の生活では使わないスイッチを入れないと無理だと気づいた。だから常に空腹な状態で現場に挑もう、と。そのほうが、五感が敏感になるんです」 ストイックさは、体型にも表われた。みるみる痩せていく小泉に、マネージャーからは「そこまでしなくてもいいんじゃないか」という忠告もあった。しかし小泉は聞き入れない。「満腹だとハングリー精神もなくなってしまって、張り詰めているものが緩んでしまう」と、頑なに“腹五分目以下”を続けている。 役作りに関しても、小泉のポリシーは変わらない。「下町の時も、今回の『警視庁ゼロ係』もそうですが、撮影初日の前夜は一睡もできません。Aパターン、Bパターン……と、表現の方法を7~8パターン用意します。ひとつしか準備しないと、監督に求められたものと違った時に対応できませんから。そうやって考えていると朝になってしまい、そのまま現場に向かうことになります」 小泉は自身の役作りを、「人生で出会ってきた人と照らし合わせてキャラクターを固めていく」タイプだという。喋り方、リズム、表情……。「嫌な出会いにも感謝しないと。『下町』の時は、実際に会ったある起業家を参考にしました。その方の笑顔って本当に苦手だったんです。笑顔なのに目が笑っていないし、常に人を見下している。でも、その人との出会いが役作りにも生きたわけですから」『警視庁ゼロ係』ではあの名優を役作りの参考にした。「僕が演じる冬彦はトム・ハンクスの持っている雰囲気をイメージしました。例えば『フォレスト・ガンプ』での、台詞がない時に人の話を聞いている佇まいを特に参考にさせてもらいました。ただ、同じような演技にしてしまうと物真似になってしまうので、そこが難しいのですが……」 事前に考えてきたパターンは、「現場で顔合わせをし、演じてみて変えていく」という。「原作小説の冬彦は嫌味で棘のある人物。だけど、このドラマで求められている冬彦像はちょっと違うな、と。皮肉屋ではなく、理想は『愛される天然』。その辺はあまり意識せず演じようとしています。意識して天然キャラをやってる天然なんていないですから(笑い)」 小泉は今回のドラマで、初めて台本や演出に一歩踏み込んだ。「こうしたほうが良いのでは?」と自分の意見をぶつけたのだ。「生意気かもしれませんが、監督と相談しながら、台詞を変更したり、削ったりと、自分の意見を取り入れてもらってます。アドリブも随分入れてますしね。こういう欲求が出てきたのは初めて。大きな挑戦をしているドラマですね」 年末年始は父である小泉純一郎・元首相と酒を酌み交わした。「『下町のあの悪役、いいじゃないか』といってくれたのは嬉しかったですね。今回のドラマも、きっと観てくれると思います」 そういう小泉孝太郎の笑顔は、気負わず、自信に溢れていた。◆こいずみ・こうたろう/1978年7月10日、神奈川県生まれ。2002年に『初体験』でドラマデビュー。2009年『コールセンターの恋人』でドラマ初主演。2013年、2014年には宮部みゆき原作の連続ドラマ『杉村三郎シリーズ』に主演。現在、バラエティ、CM、ラジオでも活躍中。取材・文■角山祥道 撮影■江森康之※週刊ポスト2016年2月5日号
2016.01.25 11:00
週刊ポスト

安達祐実 地味な事務員姿から醸しだされるリアルな女の魅力
1月15日スタートのテレビ東京系ドラマ『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室』の記者会見とそれに伴う防犯イベントが1月9日、東京都杉並区の阿佐ヶ谷駅周辺で行われた。 杉並区と杉並署の協力のもと行われた同イベントには、出演の小泉孝太郎(37才)、松下由紀(47才)、原田夏希(31才)、岸明日香(24才)、石丸謙二郎(62才)、手塚とおる(53才)が登場。阿佐ヶ谷区役所前から阿佐ヶ谷駅までの中杉通り約700メートルを練り歩き、約3000人の観衆が沿道から声援を送った。 また、記者会見には事務員・本条靖子を演じる安達祐実(34才)も加わり、撮影の裏話に花を咲かせた。 昨年放送された『下町ロケット』(TBS系)では悪役が好評だった小泉が今回演じるのは、東大法学部卒のキャリア警視でありながら、まったく空気が読めないという、変わった役どころ。「コメディー路線を確立したい」と、新境地に意欲を見せる小泉だった。撮影■平野哲郎
2016.01.15 16:01
NEWSポストセブン

『下町ロケット』 イラッとさせられた登場人物の順位を発表
月曜の朝は『下町ロケット』談義がサラリーマンの定番の話題となっている。いよいよ最終回(12月20日放送)を迎えるが、本誌はこれまでの登場人物たちの人気投票を開催。同番組の魅力に取りつかれた男性450人に一票を投じてもらった。 1位は佃航平(阿部寛)226票、2位・財前道生(吉川晃司)58票、3位殿村直弘(立川談春)44票という順だったが、『下町ロケット』が大ヒットした理由は憎々しいまでの“悪役”が続々登場することにもある。そんなヒール役にもスポットライトを当てるべく、本誌は「イラッとさせられたキャラ」総選挙も実施した。その結果は以下の通りだ。【1位】椎名直之(小泉孝太郎)60票【2位】富山敬治(新井浩文)53票【3位】水原重治(木下ほうか)21票【4位】貴船恒広(世良公則)20票【5位】滝川信二(篠井英介)17票【6位】根木節生(東国原英夫)15票【7位】中里淳(高橋光臣)12票【7位】真野賢作(山崎育三郎)12票【8位】柳井哲二(春風亭昇太)12票 唯一、両方でランキング入りしたのが7位(人気投票では4位)の真野賢作(山崎育三郎)だ。「ガウディ編では改心したけど、一度は佃製作所を裏切ったことはやっぱり許せない」(36歳・食品メーカー) 同じく7位の中里淳(高橋光臣)も真野同様、佃製作所に背信行為をはたらいた。ライバルのサヤマ製作所に転職しただけではなく、山崎が製作したバルブの設計図をサヤマ製作所に流出させた。 票を投じたファンの中にも「真野同様、いつか改心してくれると信じている」(28歳・医薬品販売)という声もあるだけに、最終回の活躍次第で順位は変わるかもしれない。 6位の根木節生(東国原英夫)と8位の柳井哲二(春風亭昇太)の白水銀行コンビへの批判は厳しい。「多額の和解金が入った途端の手のひら返しには、本当にイラッとさせられた」(53歳・商社) この後、佃が「あんたらに銀行マンたる資格はないよ!」と言い放つシーンには、多くの視聴者が溜飲を下げたが、2人とも前半のロケット編のみの登場にもかかわらずランクインしたのは、その意外な演技力(?)の賜か。 4、5位はコアハートを世に送り出そうと画策する貴船恒広(世良公則)と滝川信二のコンビだ。アジア医科大心臓外科部長として権力を乱用する貴船と媚びへつらう滝川。「滝川の『何を作るかという以前に、誰が作るかなんだ!』という台詞にイラッとさせられた。ドラマとはいえ、実際にこんな奴が審査をしているとしたらゾッとする」(50代・公務員)「コアハートの治験者が死にかけている現場に『お前ら何をやった』と怒鳴り込んでくる鬼気迫まる貴船の顔は“権力の権化”といった雰囲気だった」(47歳・飲食店) やはり好感度は低い。 2位の富山敬治(新井浩文)と3位の水原重治(木下ほうか)はロケット編から終始一貫して佃たちを苦しめていたため、ランクインは順当な結果か。「2人とも何から何までイラッとする。典型的な意地悪役」(25歳・通信業) そして栄えある(?)第1位に輝いたのは、最終回を前に佃に対して本性を剥き出しにしたライバル・椎名直之だ。「全てを手に入れようとする貪欲さに虫酸が走った。『もし間に合わなかったら、一生技術者として生きていけない様、息の根を止めてやるからね』とかパワハラ以外の何物でもない。こんな社長の下では働けない」(35歳・SE) これまで爽やかな役柄が多かった小泉孝太郎の笑顔も、椎名を演じたことで評価が一変。「なぜいつもアップなのか? 喋り方から笑い方まで全部腹が立つ。ハンサムなのも許せない」(54歳・貿易関係) とはいえ、これだけ憎まれる敵役がいるからこそ、ドラマは盛り上がる。 最終回では椎名との決着、ガウディ計画の結末が描かれる。個性的な登場人物たちの演技が待ち遠しくもあり、これで見納めとなるのは残念でもある。※週刊ポスト2015年12月25日号
2015.12.19 07:00
週刊ポスト

『下町ロケット』で好演の安田顕 北海道に妻子残し単身赴任
2015年の民放連ドラで最高の視聴率20.4%(12月6日放送分)を記録し、20日のクライマックスを前にますます盛り上がりを見せる『下町ロケット』(TBS系)。 主人公・佃航平を演じる阿部寛(51才)や取引先の部長の吉川晃司(50才)の渋い役どころに加え、第2部の『ガウディ計画編』に入ってからは、ライバル企業・サヤマ製作所の社長を演じる小泉孝太郎(37才)の裏のある笑顔や、心臓外科医役の世良公則(60才)の逆上ぶりなど、俳優陣の演技に注目が集まっている。 そんな中で、物語の鍵を握る“佃品質”の技術力を支える技術開発部長・山崎を演じるのが安田顕(42才)だ。社員のリストラを迫られたときに「誰かを辞めさせるならまず私を!」と叫ぶ男気や、真剣な表情で製品を見つめる姿は胸を打つ。 北海道出身の安田は、大学在学中に大泉洋(42才)ら5人で演劇ユニット『TEAM NACS』を結成して役者の道に。 最近では彼らが出演する舞台のチケットは発売即完売の人気だが、その中でも安田は“カメレオン俳優”ぶりを発揮。『下町ロケット』のようなまじめな役柄はもちろんのこと、2015年初めの『問題のあるレストラン』(フジテレビ系)では女装好きのゲイ役、2014年の『アオイホノオ』(テレビ東京系)では、一度仕事に集中しだすと寝食も忘れて没頭する変人アニメーター役を好演した。 バラエティー番組にも引っ張りだこだが、そんな多忙の合間を縫って安田が通うのが、都内の住宅街にある寿司店。L字形のカウンターに、テーブル席は2つだけのこぢんまりとしたその店に、安田は週3ペースで姿を見せるという。「安田さんはよくいらっしゃってますよ。たいていひとりで、静かにお酒を飲まれています。ご家族と一緒のところも見たことがないですね」(店の常連客) 安田は2002年に学生時代から交際していた一般女性と結婚し、2004年に長女が誕生。しかし現在妻子は北海道で暮らしている。「仕事が忙しくなって、今安田さんは東京で“単身赴任生活”を送っているんです。でも月に1度は北海道に帰っているみたいですよ。安田さんは“超”が付くほど娘さんを溺愛していて、出演しているドラマを見て娘さんが“すご~い!”って褒めてくれるのが最上の喜びなんだとか。奥さんから娘さんの写真メールも頻繁に送ってもらっていて、携帯電話の待ち受け画面も娘さんの写真。よく開いて見てますよ」(芸能関係者)※女性セブン2016年1月1日号
2015.12.18 07:00
女性セブン

小泉進次郎 ラグビー日本代表候補との交際、すでにピリオド
《進次郎 ハーフ美女と熱愛か》──。4月3日発売の『日刊ゲンダイ』にこんな見出しが躍った。“進さま”の愛称で親しまれ、将来の総理との呼び声も高い小泉進次郎議員(33才)。彼の恋模様が注目されていることは、同日発売の『FRIDAY』が同様に、同じ女性とのシティーホテルや赤坂の議員宿舎での密会情報があると伝えたことからも明らか。 そして、本誌はこの報道の約2週間前、進次郎と同じく恋愛事情が注目されている兄・小泉孝太郎(36才)のデート現場を目撃していた。 3月中旬のとある夜。孝太郎は、弟の進次郎のほか、宮沢りえ(42才)、大森南朋(43才)、尾上松也(30才)など有名人も多く通う都内の和風創作料理店のカウンターにいた。黒縁メガネに白いシャツ、薄いグレーのスラックス姿で、焼酎のグラスを傾ける孝太郎。その隣には、ひとりの女性が座っていた。身長160cmほどでグラマーなスタイルに、ぽってりした唇が印象的な川上麻衣子(49才)に似た和風美人だ。「彼女は近くのバーに勤めているんですが、25才という年齢に似合わず落ち着いていて客の扱いもうまく、若くして店長を任されているんです。ふたりはよく一緒に食事にいく仲だそうですよ」(ふたりを知る人物) この日、酒を飲みながら店の看板メニュー・タイ風レモン鍋をつついていたふたり。「おれはいつも初心を忘れないようにしてる」 酒の入った孝太郎がそう熱く語り始めると、彼女は微笑みをたたえながらうなずいていた。さて、一方の進次郎。冒頭の“ハーフ美女”の正体はラグビーの日本代表候補で、ヘアメークアーティストとして活躍するA子さん(28才)だ。「彼女はハーフではなく、カナダ人の父親と日本人とアメリカ人のハーフの母親をもつクオーターで、中学時代には双子の姉とともにドラマ出演したこともあります。彼女と進次郎はラグビーの育成行事を通して3年ほど前に知り合い、進次郎が猛アタックして交際をスタートさせたそうです」(芸能関係者) この女性との関係を問うFRIDAYの直撃に、進次郎は「いろんなかたと、ぼくは個別にお会いすることはあります」と否定しなかった。ところが、この恋にはすでにピリオドが打たれていた。「将来の話がいつまで経っても進まないので、昨年交際を終わらせました。そして彼女は今年1月、未練を断ち切って別の男性と結婚したそうです」(前出・芸能関係者) 以前にも進次郎は、地元・横須賀でカフェを経営していた杏(28才)似の美女と交際していたが、2009年に“当選失恋”。2012年には同じく横須賀のレジャー施設に勤務する女性と議員宿舎で一夜をともにしたと報じられたが、その後相手の女性が「一切連絡を取っていません」と関係を終わらせたことを告白していた。 孝太郎も、2009年に銀座の高級クラブのホステスとの“週末同棲”が報じられ2012年には別の一般女性とのドライブデートをスクープされるなど恋多き男だが、いずれも進展はなかった。※女性セブン2015年4月23日号
2015.04.09 07:00
女性セブン

海老蔵 元カノ・米倉涼子は祝福したがサトエリ結婚はスルー
1月31日に自身のブログで、結婚、そして妊娠を発表した佐藤江梨子(33才)。「サトエリの結婚相手のケンさんはバツイチの父がアメリカ人、母が日本人のハーフで、都内の浮世絵専門の画廊で父の跡を継いで二代目社長を務めています。 宮沢りえさん(41才)や小泉孝太郎さん(36才)など芸能人の友人も多く、海老蔵さんのブログの管理に携わる仕事もしているんです」(芸能関係者) 昨年2月、市川海老蔵は(37才)ブログにケンさんの写真をアップして、こう綴っている。《なんと僕の元カノと付き合ってると笑 わけわからないトークから始まりました》 海老蔵とサトエリの熱愛を本誌がスクープしたのは2006年10月。実は、このふたりを引き合わせたのは中村獅童(42才)だった。「サトエリと獅童さんは2006年の正月ドラマで共演して仲よくなったんです。ちょうど撮影が終わったころに海老蔵さんは米倉涼子さん(39才)と破局して…。そんな落ち込んだ海老蔵さんにサトエリを獅童さんが紹介したんです」(別の歌舞伎関係者) 同年12月に交際宣言するも、わずか3か月後には破局。「海老蔵さんの周囲の反対があまりにも大きかったのが、いちばんの原因でした。それと尽くしたいタイプのサトエリと、そんな彼女を重く感じていた海老蔵さんの気持ちのズレもあったようです」(前出・歌舞伎関係者) 失恋のショックから、サトエリが立ち食いそば店やハンバーガーショップではしごして大食いする姿を本誌が目撃したのは一度ではなかった。 海老蔵が結婚し、パパになるなどめでたい話が続く一方で、サトエリは片岡愛之助(42才)らとの熱愛が報じられたが、どの恋も長続きはしなかった。 今回、Wおめでたの獅童とサトエリは海老蔵を軸につながっていたのだから、なんとも奇妙な縁だが、海老蔵にとってはサトエリのことは思い出したくない過去なのかも!? もうひとりの元カノの米倉が結婚した際には、《米倉様のご結婚驚きでした 最高に幸せでしょうが 幸せをお祈りしまする》 とブログにお祝いメッセージを載せたが、今回は「なし」。 ※女性セブン 2015年2月19日号
2015.02.08 16:00
女性セブン

NHKが業界描くドラマ「おわこんTV」 率直で潔いと女性作家
佳作が大作とは限らない。作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏がこの夏、注目のドラマに言及する。 * * *「テレビ業界のみなさま、失礼します。NHKがこんな業界ドラマをつくってしまいました!!」 という喧伝のもとに始まった異色ドラマ「おわこんTV」(NHKBS火曜日午後11時15分 全8話)。NHK初の、テレビ業界を描く業界モノドラマです。 実はドラマがスタートする前に何度か予告を見かけたのですが、主役の一人・千葉真一があまりにも脂ぎってギトギトしていたので、「イロモノドラマかな」と先入観を持ってしまったのです。しかし、どこか気になる……。「テレビをこのまま終わったコンテンツ(=おわこん)にさせるワケにはいかない!」 NHKらしからぬ(?)イキの良い啖呵が。日本の公共放送が自分たちを仮にも「おわこん」と呼ぶその率直さ潔さに、期待が膨らみました。「おわこんTV」の舞台は、下請け仕事に忙殺されるテレビ制作会社。その制作会社社長・荒巻源次郎役に千葉真一、ディレクター・三橋圭祐役に小泉孝太郎。無理難題を抱え、崖っぷちでのたうちまわる熱きテレビマンを、軽やかなタッチで描きつつ、かつ、深くえぐっていく。 第1話のテーマは「やらせ」。第2話は「決め付け」。テレビドキュメンタリーとは何か、取材する人と取材される人の距離はどうあるべきか。問題提起を潜ませてドラマは展開していく。「これは本当に必要なシーンか」と悩む。「こんな描き方をして放送局の機嫌を損ねないか」「有名人がヘソを曲げないか」と恐れ、心配する。お茶の間の視聴者は、完成した映像しか見られません。しかし、制作の過程でテレビマンたちは呻吟する。右往左往しつつ、しかし最後は揺るがぬ軸を定めて、表現したいポイントを決め、えいやっと勝負に出る。作品とは本来、そういうもの。理想と現実の間で「制作者側の揺れる姿」がじわっと滲み出してきて面白い。 しかも、痛快なオチが用意されている。胸がスッとする。泣かされる。予告で見かけた千葉真一のあのギトギトな口調、実はこのドラマに必要不可欠な要素なのでした。「テレビ」という媒体が一方では欲望逆巻く現場であり、荒巻はそれを体現してもいる、と気付かされるのです。 とにかく役者がいい。千葉真一も小泉孝太郎も、巧みにキャラクターのエッセンスを掴みとり、的確な人物造形をして演じきっています。私自身は活字業界ですが、ちょうど今、人物ルポルタージュの取材にとりかかっている最中。だからよけい、取材者が人間を描くとはどういう行為なのか、「真実」なんてあるのかという、「おわこんTV」の鋭い問いかけに考えこまされました。 でもドラマのタッチはあくまで軽やで成熟している。深刻ぶったり告発調ではない。だから、「楽しく」考えこまされてしまった、というわけです。 NHKが「おわこん」と言う。それは自虐ではなくて、冷静な現状把握。そこからしか、レボリューションは始まらない。何かがたしかに変わりつつある。つまりこのドラマは全然「おわこん」じゃなかった。自己批評力を潜めた、味わい深いドラマでした。 論じるべき「おわこん」ドラマは、もっと別にあるのでは? 開局*周年とか鳴り物入りの夏の注目ドラマの中に。それはまた次回触れたいと思います。
2014.07.15 16:00
NEWSポストセブン

バスジャック犯演じた長塚京三「毒が不足気味だった」と作家
この夏のドラマは力作揃いといえそうだ。作家で五感生活研究所の山下柚実氏が”注目の作品”に言及した。 * * * いよいよ夏ドラマがスタート。刑事ドラマに偏りがちだった前クールに比べて、バラエティ豊かなライナップに胸が躍ります。恋愛ものでは、『同窓生 人は、三度、恋をする』(TBS系木曜午後9時)。大人の恋をどう料理してくれるのか。木村拓哉がもどってくる『HERO』(フジテレビ系月曜午後9時)も、まずはチェック。 異色ドラマも目をひきます。一話完結オムニバスドラマ『おやじの背中』(TBS系日曜午後9時)は、実力派脚本家たちが競い合う。そして『若者たち2014』(フジ系水曜午後10時)。妻夫木聡、瑛太、満島ひかりと、刮目のキャスティングに期待大。 小泉孝太郎主演の連続ドラマ「ペテロの葬列」(TBS系月曜午後8時)は宮部みゆき原作。朝日新聞テレビ欄には目をひく大きな見出し「バスジャック犯、秘めた謎」が。「長塚の鬼気迫る演技も見もの。初回は2時間の拡大版だが、緊張と緩和を絶妙に配したスリリングな展開‥‥」と紹介する記事。大賞賛の言葉につられ、期待を胸にチャンネルをあわせると……主人公・杉村(小泉孝太郎)らが乗り合わせたバスが、拳銃を持った老人(長塚京三)にジャックされる。人質にした乗客に対して、「慰謝料を支払う」などと不可思議なことを口走る犯人。警察が突入すると自死…。 2時間ドラマの1時間以上がバスの中。今どきのドラマはロケで緊張感やリアル感をとことん追究する時代なのに。敢えて「バス」という狭い空間で、生きるか死ぬか命がけの緊迫したシーンを描くのだとすれば……舞台のセリフ劇のように徹底的に言葉を吟味し、セリフを練り上げておかなくては、緊張がもたない。 言葉だけでなく細かな表情、セリフの間合い、身振り手振りすべてに緊張が走らなくては、「バスジャック」という非日常的空間は成り立たないはず。残念。バスの中の空気は弛緩していました。お茶の間で世間話をしているみたいに、ゆるんだ表情の乗客たちには驚かされました。 深読みですが、「ストックホルム症候群」を描こうとしたのかもしれない、そう想像しました。この症候群、緊張感の中におかれ続けた結果、人質が犯人に対して過度な同情や共感を抱いてしまうという現象です。しかし、その前提として、やはり、「殺されるかもしれない」という異様なほどの緊張感がなければ。現象そのものが成り立たない。このバスジャックシーンはおよそ緊迫感とはかけ離れていた……。 たしかに、犯人役の長塚京三さんは独特な魅力を持つ役者さん。はにかむ表情がいい。ちょっと引っ込み思案な優しさがにじみ出るあたりがいい。15秒のCMの中で「理想の上司」を演じるにはピカ一の逸材です。 しかし、人の命をもてあそぶ凶悪犯にはあまりにも心もとない。「鬼気迫る演技」と言うにはどうやっても「毒」が不足していた。その背中も隙だらけ。いくらでも飛びついて後ろから羽交い締めにできそうな犯人でした。 ここでふと、前クールで話題になったドラマ「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~」の犯罪現場の描写を思い出したのです。ピリピリと切れるような緊張感、ロケによる超リアルな演出。「ペテロ~」はあの話題作から何も学ばなかったのでしょうか? ドラマはスタートしたばかり。事件が解決したかに見えて謎が始まる--ミステリーの伏線を張ったのだ、と制作陣は言いたいのでしょう。もちろん物語の筋を追いかけて、謎や真相を解いていくという娯楽、ありえます。しかしもしそれならば、無理にテレビドラマ化しなくても。筋を追うなら宮部みゆきの原作を活字で読んでも十分楽しめるのかも。「ドラマでなくては楽しめない時間」、「ドラマでしか伝えられない感動」をこそ、視聴者は待ち受けているのです。 ちなみに主演・小泉孝太郎はじわじわと演技の幅を広げ、役者根性と原石の可能性を感じさせてくれました。有名人二世とちやほちやされそのうちフェードアウトかと思ったらそうでもなさそう。と、役者の変化を発見するのも、ドラマの楽しみ方の一つ。いよいよ幕が開く夏のドラマ。いかに多種多様な世界を見せてくれるのか、期待しましょう。
2014.07.12 16:00
NEWSポストセブン
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