内藤剛志一覧

【内藤剛志】に関するニュースを集めたページです。

長年続く戸津川警部シリーズで、いま主演を務めるのは船越英一郎
船越英一郎作品も テレ東の仕掛け人が語る「2時間ドラマ」の秘密
 土曜ワイド劇場『家政婦は見た!』の最高視聴率は30.9%──かつて一世を風靡した2時間ドラマだが、昨今は減少傾向にある。高コストや予算減、若い世代の視聴率低迷などの理由で各局が撤退を余儀なくされるなか、あえて『月曜プレミア8』を新設し、面目躍如を果たしているのがテレビ東京だ。11月22日には新作『西村京太郎サスペンス 十津川警部の事件簿「悪夢」』が放映される。そこで同社プロデューサー陣に、いまなぜ2時間ドラマなのか聞いた。2時間ドラマの先駆けは土曜ワイド劇場──全盛期は週8本放送されていたという2時間ドラマも、2005年には『火曜サスペンス劇場』、2019年には『土曜ワイド劇場』……と専用枠の廃止が進み、2019年3月には完全に消滅しました。そんななか、2020年4月にテレビ東京では『月曜プレミア8』という2時間枠を新設(厳密には、月曜プレミア8は単発のミステリードラマやバラエティー特番を放送)。なぜ各局が撤退するなか、2時間ドラマの制作に踏み切ったのでしょう?制作局ドラマ室長・浅野太さん(以下、敬称略): 一言でいうと、明確な需要を感じたからです。ほかがやらないならうちがやる、と。『月曜プレミア8』チーフプロデューサー・中川順平さん(以下、敬称略): 2時間ドラマの再放送をするとゴールデンタイムより視聴率がいいときもあるんです。──ではなぜみんな手を引いてしまったんでしょうか。要因は?制作局ドラマ室プロデューサー・濱谷晃一さん(以下、敬称略):他局のことはわかりませんが、配信ドラマやYouTubeなどの台頭で視聴者が分散するなか、2時間ドラマに一定数のニーズは実感しているけど、できるだけ幅広い視聴者層に見てもらいたいという意向とのバランスだと思います。中高年向けに成立していればOKとはいかない。中川:ファンのかたの声にこたえつつ、新たなファンを獲得していく両建てでやっていかないといけない時代です。──2時間ドラマというと良質なサスペンスというイメージが強いですが、そもそも2時間ドラマはどのように生まれたのでしょうか?浅野:1977年にテレビ朝日さんがアメリカのテレフィーチャー(テレビ用長時間映画)を手本に『土曜ワイド劇場』という90分のドラマ枠を作ったのが最初だと思います。当時は東映・東宝・松竹・日活・大映という5つの映画会社が毎週新作を公開していた時代。テレビが台頭してきたため、ブラウン管でも気軽に見られる映画を作ろうじゃないかということで生まれました。なので、制作スタッフは映画畑の人たち。2時間ドラマは16ミリフィルムで撮るのがスタンダードで、制作日数は1か月にも及んだと聞いています。濱谷:いまでは考えられないスケール感ですね。ちなみに、最近は平均11日間です。崖の上での謎解きは2時間ドラマに必須?中川:よく2時間ドラマといえば……という感じで崖の上の謎解きとかグルメとか旅情とかを取り上げられることがあるんですが、あくまで結果論としてであって、それありきではないんですよ。制作現場では純粋に物語を楽しんでもらいたいと思って作っています。濱谷:ただ、正直言うと、視聴者のかたはそういう“定番”を期待しているんじゃないかということはあります。大いなるマンネリというか……。浅野:そうですね。制作側としては目新しいもの、過去にはやってないことをやりたいという欲求は出てくるけど、『水戸黄門』もそうであるように、定番も必要で。これは2時間ドラマの“帝王”船越英一郎さんに聞いたのですが、監督や共演者と相談しながら決めぜりふを意識して作ったり、特徴的な表現をして“定番”を作ったりするそうです。だからキャラクターにも作品にも愛着が出てシリーズ化していくんじゃないでしょうか。濱谷:そもそも崖が出てきたのは、1961年の映画『ゼロの焦点』で主人公がラストに犯人と対峙するシーンが最初だそうです。これは、松本清張の原作にはなかったものの、断崖絶壁で荒れ狂う日本海が主人公の気持ちを代弁してくれるのにふさわしいと大きな評判を呼んで、ほかも追随したとか。なぜ流行ったかというと、やはり2時間に渡る謎解きですので、ラストの答え合わせは15分を超える長丁場に。その間、人物はほぼ動かないので、背景の絵力が必要になるんです。だから、普通の会議室よりも、崖とか屋上とか、抜け感があるところを選びたくはなります。先日撮影を済ませた『十津川警部』の現場では、主演の船越さんが「崖に行くなら神奈川のあそこかな」と候補を挙げてくださって、さすが!と盛り上がりましたね。中川:一方で、いかりや長介さんが主演を務めた『取調室』(日本テレビ系)みたいに、ずっと取調室にいながら謎解きをしていくものもあります。お芝居が面白ければ背景の絵力はマストではないので、崖に限らずいろんな形があることを知っていただければ。コロナ禍で見えた2時間ドラマの必要性――たとえば十津川警部シリーズは三橋達也さんや若林豪さん、渡瀬恒彦さんなど、局の垣根を超えて制作されているのが印象的です。そして今回月曜プレミア8でも船越英一郎さん主演で十津川警部を放送されますよね。その理由は?中川:この月曜プレミア8では新作もですが王道は外せないと思いました。歴代の名優が愛した作品ですし、そのバトンを2時間ドラマの“顔”である船越さんに受け取っていただきたいと思い、打診しました。濱谷:ちょうどコロナ禍にスタートしました。連ドラの新作が次々と休止するなか、テレ東ではギリギリ撮影を終えてストックしていた2時間ドラマがコンスタントに見られる、と好反響をいただき、うれしかったですね。浅野:このコロナ禍で、当たり前に享受していたものがそうじゃないんだということがわかり、エンタメの重要さを痛感したかたもいらっしゃると思うんです。だからこそいま昔から慣れ親しんだ2時間ドラマで気持ちに潤いをもたらすことが必要かなと。濱谷:とくに船越さん主演の十津川シリーズの見所は、最後に主人公が犯人にかける言葉。事件だから闇を描かざるを得ないけど、最後は光を見て終わりたい。ラストシーンを見てまた見たいと思っていただけるよう腐心しています。加えて今回はコロナ禍で遠方ロケが難しい時期だったので、頭を悩ませましたね。十津川シリーズは旅情ミステリーの代表格でもあるんですが、旅情をはぶいてもどうやったら楽しんでもらえるか、と。中川:でももともと十津川の初期は都内で事件を解決している話が結構あるので、原点回帰と考えればおかしくはない。それに今回は、多彩なキャストの皆さんにご出演いただいて、犯人の予想難易度の高いミステリーに仕上がっています。2時間ドラマ好きなかたでもなかなか辿り着かないと思いますよ。浅野:2時間ドラマってもしかしたら年齢が高めの視聴者に向けたコンテンツと思われたりするかもしれないんですが、実は家族で見られるエンタメ作品なんですよね。いまの事象を扱った事件ものだったり、若い俳優さんも活躍しているので、多くの世代にその魅力に気づいていただきたいです。中川:ぜひこれからも月曜プレミア8で良質な2時間ドラマを楽しんでください!【西村京太郎サスペンス 十津川警部の事件簿『悪夢』】これまで人並み外れた記憶力と推理力で難事件を解決してきた十津川警部(船越英一郎・61才)は、多摩川の河川敷で起きた殺人事件に疑問を抱く。部下の亀井(角野卓造・73才)と真相に迫るが事態は意外な展開を見せて…。11月22日放送。【横山秀夫サスペンス 第三の時効】山梨県警の楠見(松重豊・58才)は20年前に起きた時効目前の事件を追っていた。犯人との駆け引きは時効成立までに片付くのか…。警察小説の金字塔をドラマ化。11月29日放送。【今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕】警視庁捜査一課強行犯係の警部・樋口(内藤剛志・66才)は、決してヒーローではない普通の中年刑事。事件の真相に迫りながら、人間の業をあぶり出す。2003年からスペシャルドラマとして9作制作、連続ドラマ化もされ、好評を博した。【今野敏サスペンス 機捜235】若手機動捜査隊員・高丸(平岡祐太・37才)の前に現れた新しい相棒は、うだつの上がらない定年間際の男・縞長(中村梅雀・65才)。そんな凸凹コンビが機捜235=覆面パトカーに乗り、事件の真相に迫る痛快サスペンスシリーズ。【再雇用警察官】人生100年時代、定年してもまだまだ働ける…定年後に再雇用された警察官・安治川(高橋英樹・77才)は、長年培った刑事の勘と人脈を武器に難事件に挑む。同名小説が原作。2020年から放送されているシリーズの1つ。※女性セブン2021年12月2日号
2021.11.22 07:00
女性セブン
科捜研が終了か
『科捜研の女』が終了か 沢口靖子は3億円マンションを買ったばかり
 京都府警科学捜査研究所の法医研究員・榊マリコがDNA鑑定や画像解析など最新の科学を駆使して、難事件を解決する人気ドラマ『科捜研の女』(木曜午後8時、テレビ朝日系、以下『科捜研』)。1999年に第1話が放送され、現行の連続ドラマの中で最長の歴史を誇る人気シリーズだが、テレ朝関係者はいう。「実は『科捜研』は、今シーズンを最後に、終了することが決まっています。厳密に言えば、同ドラマが放送されている“木曜夜8時枠”ごとなくなります」(テレ朝関係者) 背景には、個人視聴率が重視されるようになったこと、京都撮影所で撮影されるため、出張費や滞在費が余分にかかることなど、さまざまな理由が囁かれているが、マリコを演じる沢口靖子(56才)が多大なショックを受けたことは想像に難くない。今回の決定を受けて、沢口の知人が嘆息する。「沢口さんは突然の“クビ切り宣告”が残念でたまらないはずです。なにしろ彼女は、『マリコは私の分身』と常々口にするほど、このドラマに打ち込んでいましたから」 キャストのなかで唯一、シーズン1から同一役で出演し続けている沢口は、全身全霊でマリコ役に臨んできた。「沢口さんはとにかく真面目なんです」と語るのは、ドラマの制作スタッフだ。「勝手知ったる大ベテランなのに、沢口さんはクランクインの1週間前には京都に入って、撮影に備えます。クランクイン直前に移動するのでは体調を崩すかもしれないし、万が一、自然災害で新幹線が不通になったら困るからとのこと。熱血刑事役で共演する内藤剛志さん(66才)は、『ほかの共演者にプレッシャーがかかる』と苦笑しています。 しかも沢口さんはせりふを完璧に覚えることで有名で、難解な科学用語をちりばめた長めのせりふもあるのに、22年間でほとんどNGを出したことがありません」 ベストな体調で撮影に臨むため、私生活でも細心の注意を払う。「休日はストイックにジムに通い、暑い夏でも健康管理のため冷たい飲み物を避け、口にするのは白湯だけです。独身を貫き、これまで男性関係の浮いた話はほとんどありませんでしたが、完璧主義者の彼女はその分、仕事に打ち込んでいるんです」(前出・沢口の知人) 1984年に東宝シンデレラのグランプリに輝いて高校3年生で芸能界デビューし、翌年のNHK連続テレビ小説『澪つくし』のヒロインを演じて人気女優の仲間入りをした沢口。34才のときに『科捜研』がスタートすると、京都が第二の故郷となった。「マリコを演じるようになってから京都での撮影ばかりで、撮影の合間にひとりで街をウロウロすることもあり、ファンに声をかけられると『〇月〇日から「科捜研の女」が始まるから、必ず見てくださいね』と返答するそうです。 排他的といわれがちな京都の人々も仕事熱心な沢口さんを快く受け入れ、ロケ先でも『科捜研のためなら』と撮影OKにしてくれるところが多い。沢口さんを筆頭にスタッフも京都への敬意を示しており、内藤さんにいたっては、ドラマが始まってから京都に本籍を移したほどです」(前出・ドラマ制作スタッフ) それほど京都への愛情が深いだけに、今回の“強制退場”ともいえる仕打ちは沢口に大きな衝撃を与えた。「実は沢口さんは昨年春、都内の一等地に建つ億ションを3億円で購入したばかりなんです。新幹線で移動するのに便利な立地で、あと10年は京都に通い詰める思いで購入したそうだから、今回の決定は相当なショックのはずです。それでも沢口さんは自分のことはさておき、『応援してくれる京都の皆さんに申し訳ない』と口にしていました」(前出・沢口の知人) テレ朝が掲げる「視聴者の若返り」も、果たされようとしていた最中だった。「ここ数年、ドラマの内容をわかりやすくキャッチーにしたこともあり、『科捜研』は子供の視聴者が増えていました。将来の夢として、『マリコさんのような法医研究員になりたい』との小学生のファンレターが制作現場に届くこともあり、スタッフ一同喜んでいたんです。若い世代にも支持が広がりつつあると思っていただけに、沢口さんは『まだまだこれからなのに……』と残念そうでした」(前出・ドラマ制作スタッフ) テレ朝にとって大きな功労者である沢口は、これからどうなるのか。いま検討されているのは、『科捜研』をリニューアルしたドラマの制作だという。スタッフの1人が、現場の声を明かす。「『科捜研』が終わってから、テレ朝系列の朝日放送テレビで、沢口さんと若い出演者を組み合わせて、続編的な『NEO科捜研の女』を制作する案があるようです。そうなれば京都撮影所やなく都内で撮影するはずなんやけど、義理堅くスタッフ思いの沢口さんだけに、出演を打診されても『京都のスタッフと撮影できないなら私は出ません』と固辞するかもしれんな。 何しろ長年やっていてチームワークは最高。視聴率が落ちているということなら納得するけど、悪くなっているわけやないんです。みんな『なんでや』『この番組が放されるわけない』と思ってる。どちらにしても具体的に固まるのは、もう少し先になるんやないですかね」 さまざまな波紋が広がる決定に、前出とは別のテレ朝関係者も疑問を投げかける。「今回の決定にはテレ朝内部からも賛否の声があがっています。局として、新しい視聴者を獲得しようと大きな決断に踏み切ったのは認められるべきなはず。でもその一方で長い年月をかけて作り上げた優良なコンテンツを本当にこのまま終わらせてよいものなのか……。この判断が正しかったかどうかわかるのはまだまだ先になりそうです」 テレ朝に木曜8時枠の終了について問い合わせたが、「今後の編成に関しては決まっておりません」との回答だった。新シリーズの第1話ではマリコに異動話が舞い込んだが、果たしてマリコは本当に異動してしまうのか──。※女性セブン2021年11月4日号
2021.10.24 07:00
女性セブン
往年のヒット作と共通点が…(Twitterより)
中島健人・平野紫耀のW主演ドラマ『未満警察』に奇跡の予感
 7月に入り、延期もしくは中断されていた連ドラの放送が続々始まった。筋金入りのドラマオタクを自認するエッセイストの小林久乃氏が注目するのは、数ある警察モノのうちのひとつ、SexyZoneの中島健人とKing & Princeの平野紫耀がW主演の『未満警察 ミッドナイトランナー』だ。 * * * コロナ禍の影響で延期しまくっていた春ドラマも、やっと足並みが揃いそうである。7月スタートの作品に至っては、もはや夏ドラマなのでは? と疑問も若干ある。でもドラマオタクとしては、無事に放送されていることに意義があるので、本当にありがたい。少しだけど日常が戻ってきたサインである。そして自粛中の鬱憤を晴らすべく、放送中のドラマを観ているとやけに警察モノが多く放送されていることに気づく。 綾野剛さんと星野源さんがバディを組む『MIU404』(TBS系)は、もう放送前からキャスティング、脚本など全てが完璧。三つ星レストランで、フレンチのフルコースをいただくような安堵感がある。第一話で車両同士を衝突させる激しいカーチェイスのシーンがあったのだが、見た瞬間に「こりゃおもしろい!!」と大音量の独り言を放ったほどゾクゾクした。それからV6の井ノ原快彦さん主演『特捜9 season3』、内藤剛志さん主演『警視庁・捜査一課長2020』(ともにテレビ朝日系)に関しては、もう安定と信頼度は抜群。なんの迷いもなく見ることができる。 そんな警察モノが乱立する中、私が推すのはSexyZoneの中島健人さんとKing & Princeの平野紫耀さんがバディを組む『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)である。 ◆どこかアニメや韓流を彷彿させるストーリー展開“舞台は神奈川県の警察学校。寮で同室のカイくんこと本間快(中島健人)とジロちゃんこと一ノ瀬次郎(平野紫耀)は、未来の警察官を志す。が、二人の周りでは事件が勃発、結果的に巻き込まれてしまうことに。警察官未満のまま、事件に関わっていくと学校を退学になりかねないことに……” これが『未満警察 ミッドナイトランナー』(以後、『未満警察』)のあらすじ。現実に起きた事件を彷彿させるものが多く、既視感にややホラーっぽさがある。事件に関わる人物とほぼ接点はないのに、身を呈して助けに向かい、結果的に自分たちもトラブルの渦の中にハマってしまう、バディの2人。これは警察官を目指す者としての正義感なのだろうか? それからゲストヒロインの女の子が耳掻き店で働いているという設定や、窓から女性の着替えを覗いていたら、事件が起きるという展開。この作品、全体的にやや強引で、大映ドラマっぽいのだけど……? と思っていたら、原作が同タイトルの韓流映画だったと知る。これで今まで見てきて感じた違和感の原因が全て解けた。 ちなみに私は、大映ドラマも韓流も好きだ。この作品は土曜の22時という、1週間で一番ダラダラを決めたい放送時間なのだから、何も考えずに頭を空にして観たい。伏線だらけでずっと考えながら見進めるドラマもいいけれど、次から次に投げられてくるシチュエーションをニヤニヤしながら見るのも、またオツなものである。そういう魅力が『未満警察』にはパッケージされている。 ◆主演2人の顔を拝むだけでも眼福、満腹 各所でも話題になっているけれど、主演2人は今をときめく一線級のアイドルである。どちらか1人でも十分すぎるくらいなのに、2人も揃ったら女性心理としては眼福でしかない。さらに朗報は、ほぼ毎週彼らの鍛えられた体を拝めるシーンがあること。深夜に色気の襲撃である。 その1人、ジロちゃんを演じる平野紫耀さんは、毎週大人が夢中になって貪るように観ていた『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系・2018年)の神楽木晴人役ぶりの、演じる姿。たった2年間とは思えないほど、演技にリアルさが増している。それから第一話では2メートル以上の壁を軽々と超えるシーンがあった。本来ならスタントマンを起用するはずなのに、まさかのご本人登場とは、アスリート並みの身体能力だ。20代とは……いや、スターとはスポンジのように色々なものを吸収して成長していくのだと、改めて。 この原稿を書こうと、下調べにSNSで検索をしてみたら、まあ色々な意見が……並んでいた。ここに書くまでもない。でも話題があるというのはそれだけ注目されているということだし、前述した人気者2人が登場するのだから仕方ない。今日日、話題性と揶揄はセットだ。 そんなことを考えていたら、『木更津キャッツアイ』(TBS系・2002年)のことを思い出した。ドラマの内容が今から約18年前には刺激的で、今でも大好きな作品である。当時20代だった私が、取材で何度も現場に足を運ばせてもらったことも大きく影響を受けた。東京からめちゃくちゃ遠かったな……。でもドラマ放送時は視聴率が伸び悩んだ。岡田准一さん(V6)と櫻井翔さん(嵐)という「人気者2人をお借りしたのに申し訳ない」と、同作品のプロデューサー氏が事務所へ謝罪に行ったことをインタビューで話していた。  それが、だ。放送終了直後からじわじわと人気に火がついて、作品のDVDはバカ売れ、その後2回も映画化されることを誰が予想しただろうか。ドラマティック専門の神様とは、どこでどんなファビュラス! な展開を仕掛けてくるのか分からないのである。 さて『未満警察』。カイくんとジロちゃんには、もう何も言わずに体を張って頑張って欲しいとリクエストをしたい。2人には「警察官になりたいんだ!」(第一話より)という、熱い気持ちがあるのだから。【プロフィール】こばやし・ひさの/静岡県浜松市出身のエッセイスト、ライター、編集者、クリエイティブディレクター。これまでに企画、編集、執筆を手がけた単行本は100冊以上。女性の意識改革をライトに提案したエッセイ『結婚してもしなくてもうるわしきかな人生』(KKベストセラーズ刊)が好評発売中。
2020.07.11 16:00
NEWSポストセブン
(公式HPより)
『警視庁捜査一課長』 新シリーズの見どころは「芋おはぎ」
 俳優・内藤剛志(64才)がノンキャリアの捜査一課長を演じるドラマシリーズ『警視庁捜査一課長』の最新作となる『警視庁捜査一課長2020』が4月9日にスタートする(テレビ朝日系、毎週木曜20時~)。 花形部署といわれる警視庁捜査一課で、ノンキャリアのヒラ刑事からのし上がり、400人以上の部下を統率する捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)が鮮やかに、着実に事件を解決していく──。 2012年に『土曜ワイド劇場』で放送された2時間ドラマとしてスタートした本作。2016年から連続ドラマとなり、今回はシーズン4となる。 気になる第1話のあらすじは以下の通り。都内で見つかったのは、エイプリルフールのためフェイクニュースを取材していた新聞記者の遺体。大岩は新人刑事・妹尾萩(三吉彩花・23)らと捜査を開始するが…。 今作のゼネラルプロデューサーである関拓也さんは、作品の見所について、こう話す。「“ヒラから成り上がった最強の刑事”大岩捜査一課長が、2018年以来2年ぶりに“毎週必ずホシを挙げる!”ために帰ってきます。 これまで“大福”“最中”“チョコ”“ババロア”“羊羹”“和菓子”“餡子”と個性豊かな女性刑事が登場しましたが、今シリーズの初回では、若い世代に大人気の女優・三吉彩花さん演じる“芋おはぎ”の異名を持つ新人刑事が大活躍。あっと驚く仕掛けも満載です。謎解きのおもしろさはもちろん、視聴者のかたに元気になっていただけるような作品をお届けしますので、ご期待ください」※女性セブン2020年4月23日号
2020.04.09 07:00
女性セブン
多彩な人材を輩出したロマンポルノ 名を連ねた後の名優達
多彩な人材を輩出したロマンポルノ 名を連ねた後の名優達
「ロマンポルノは監督やスタッフ、俳優、女優をはじめ多彩な人材を輩出し、映画文化の歴史を作ってきました。それまで無名だった人物がロマンポルノをきっかけに有名になっていった例は数え切れません」 そう語るのは映画評論家/映画プロデューサーの寺脇研氏だ。石原裕次郎や吉永小百合ら銀幕の大スターが活躍する大手映画会社だった日活は、1960年代半ばから経営不振に陥り業績が低迷。その打開策としてポルノ映画の製作へと踏み切り、1971年に日活ロマンポルノがスタートした。多くの監督が日活を辞める一方で、藤田敏八、神代辰巳など若く新しい才能が登場した。「彼らは他の監督が忌避するポルノというジャンルの中で、それでも映画を撮りたいという情熱を持っていました」と寺脇氏は言う。 彼らはポルノ映画というフォーマットに則りながら、脚本や演出では自由な表現を試みることで、単なる煽情的な映画には留まらない高い評価を獲得していった。 若き才能の登場は、俳優たちの世界でも同じだった。「舞台を主戦場にしていた多くの無名俳優が、ロマンポルノを通じて世の中に出ていきました。その意味でロマンポルノは、若手俳優の登竜門だったと言えるでしょう」 ロマンポルノを足がかりにして一般映画やテレビドラマで活躍していった俳優は少なくない。1972年の『艶説女侠伝 お万乱れ肌』で銀幕デビューした風間杜夫は、1974年のNHK大河ドラマ『勝海舟』に出演し、その後もロマンポルノに出演し続けた。『警視庁・捜査一課長』シリーズの主演をはじめ、現在映画やドラマで活躍する内藤剛志も多くの出演歴がある。石橋蓮司や柄本明、大杉漣、地井武男といった、誰もが知るベテランの俳優たちが、ロマンポルノ作品に名を連ねていた。 2019年の年間興行収入、公開本数はともに過去最高となり、映画界は活況を呈している。今日の邦画の隆盛も、ロマンポルノから続く映画人たちの奮闘に支えられているのだ。※週刊ポスト2020年2月21日号
2020.02.11 16:00
週刊ポスト
『友近の大好きサスペンス~芸人たちとのミステリーパーティー~』 9/16(月)22:00~23:00、BSスカパー!にて放送 (C)スカパー!・AXNミステリー・CS日テレ
帝王!女王!大御所作家! ミステリーが止まらない2時間サスペンス
 仕事から帰ったら、まずテレビのスイッチをオン。週末は自宅でドラマを観ながらのんびり過ごす──そんなテレビ好きの大人にとって見逃せないのが、この秋、スカパー!で放送されるサスペンスドラマ特集だ。船越英一郎、片平なぎさといった“サスペンスの帝王&女王”の作品から、あの“警部シリーズ”まで、選りすぐりの番組が一挙放送される。 ここでは、この秋に放送される番組から要チェックの13本を紹介しよう。◆サスペンスの魅力を凝縮!『友近の大好きサスペンス~芸人たちとのミステリーパーティー~』(BSスカパー!) 長年、多くの人に愛されてきたサスペンスやミステリードラマの魅力をたっぷり伝える特別番組。番組の舞台となるのは、『サスペンスドラマにでてきそうな洋館』。洋館の女主人からサスペンス好きの芸人に招待状が届いた! という設定で始まるバラエティ番組。 女主人・友近より招かれた芸人たち(バッファロー吾郎A、向井慧(パンサー)ら)が、そこで実際の2時間ドラマの映像を交えながら「好きなシーン」「撮影秘話」「豆知識」などを語りあう。往年のサスペンスファンはもちろん、最近興味を持ち始めた人も“サスペンスの虜”になること間違いなしだ。 出演者は友近、バッファロー吾郎A、パンサーの向井慧、ものまねタレントのむらせ、元SKE48の磯原杏華、2時間ドラマの専門家である大野茂氏。(パソコン)お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック(スマホ) お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック サスペンス俳優と言えば、まず思い浮かぶのは船越英一郎だろう。1980年代からさまざまな2時間ドラマに出演し「サスペンスの帝王」の異名も取る船越が出演する名作も数多くラインナップされている。◆「帝王」の出世作!『小京都ミステリー』(AXNミステリー)“サスペンスの帝王”と“サスペンスの女王”が共演した貴重な作品。ライターの柏木尚子(片平なぎさ)とカメラマンの山本克也(船越英一郎)が、取材で訪れた全国の“小京都”で事件に巻き込まれ、取材という名目で捜査に奔走するシリーズだ。9月22日16:00から第1話~第5話を放送し、以降、毎週日曜16:00から5話ずつ連続放送。全30話放送される。◆船越英一郎が火災調査官に扮した人気シリーズ『火災調査官・紅蓮次郎』第8作「家を間違えて放火した女! 突然発火した庭の土?」(ホームドラマチャンネル) 船越英一郎演じる火災調査官・紅蓮次郎が身の回りで起こる事件を解決する大人気シリーズの第8弾。ある放火事件をきっかけに、父親として、火災調査官として苦悩する紅の姿を描く。消防署の火災調査官として働く紅蓮次郎(船越)は高校生の息子・俊介と二人暮らし。ある夜、旅行会社のオーナー・恩田の家から出火、焼け跡から妻の加奈の死体が発見される。調査の結果、灯油を使った放火の可能性が浮上。そんな中、紅は野次馬の中に挙動不審の女・永谷みちる(遠野なぎこ)を見つけ後を追う──。◆内藤剛志とのコンビ共演にも注目『外科医 鳩村周五郎』(フジテレビTWO) 医師としての地位も名誉も未来も捨て、弱者を救うために巨悪の陰謀と戦い抜いた天才外科医・鳩村周五郎(船越)。妻の死の真相を突き止め、ひとときの安らぎを手にしたのもつかの間、今、また新たな試練が彼の前に立ちはだかろうとしていた──。 出演するのは船越英一郎、星野真里、内田朝陽、松澤一之、井坂俊哉、弓削智久、小倉一郎、田窪一世、小松悠太、風澤拓実、坂口良子、内藤剛志らの面々だ。9月は、第8作~第11作が放送される。(パソコン)お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック(スマホ) お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック さらに、この秋は火曜サスペンス劇場から土曜ワイド劇場までですっかりお馴染みとなっている「サスペンスの女王」こと片平なぎさが活躍する作品も登場。次の2つはその片平なぎさが出演する注目作だ。◆スイーツ大好きコンビが真相に迫る!『あんみつ検事の捜査ファイル 女検事の涙は乾く』(ファミリー劇場)“あんみつ検事”こと風巻やよいが難事件に立ち向かう人気シリーズ。演じるのはサスペンスの女王・片平なぎさ。第1作は京都・宇治の歴史ロマンと美しい風景を舞台に京都地検宇治支部の検事・風巻やよいと、京都府警捜査一課の警部補・石橋大輔(石塚英彦)の“あんみつ大好きコンビ”が活躍。 やよいの元恋人が何者かによって殺害され、その事件の担当検事にやよいが任命される。法廷ではやよいのライバル弁護士・青山まどかと対峙。そんな中、差出人不明の脅迫状とあわせて、奇妙なものがやよいの元へ届く。しかし、それは狂おしき事件の序章に過ぎなかった──。◆長年続く人気シリーズ『赤い霊柩車』(チャンネルNECO) 片平なぎさ主演で4半世紀以上続いている人気作品と言えばこれ。山村美紗の小説を原作に、片平なぎさ演じる葬儀社の女社長が難事件を解決していく『赤い霊柩車』シリーズだ。女社長と遠距離恋愛中の恋人・黒沢春彦(3作目より神田正輝が演じる)のタッグが難事件を次々と解決していく。この9月は第1作から第5作までを放送する。(パソコン)お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック(スマホ) お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック この秋のスカパー!では、松本清張をはじめとした大御所作家の小説をドラマ化した作品も多く楽しめる。◆推理小説の名作がドラマに『松本清張特別企画「証明」』(TBSチャンネル2) 日本を代表する推理小説家・松本清張の同名小説を、大石静の脚本でドラマ化した作品。激しく悲しい“夫婦愛”を軸に、女性心理の深淵をサスペンスタッチで鋭く描いている。 物書きとして将来を見据えるも芽が出ずに全く売れない小説家・高木信夫を演じるのは主演の風間杜夫。夫の信夫を支え、雑誌記者として働く妻・久美子を原田美枝子が好演する。その他、内藤剛志、峰岸徹、辰巳琢郎、高畑淳子、秋本奈緒美、螢雪次朗など清張ドラマにぴったりの演技派俳優が顔を揃える。◆推理小説の名作、山村美紗原作のキャサリンシリーズ『名探偵キャサリン』第4作「清少納言殺人事件」(日本映画専門チャンネル) 山村美紗原作のサスペンスシリーズが「おとなの2時間サスペンス」特集として放送される。「清少納言殺人事件」では、女性カメラマンとして活躍する希麻倫子(通称キャサリン)が連続殺人と百人一首の謎に挑む──。 出演するのは、かたせ梨乃、関口知宏、西岡徳馬、洞口依子、堤大二郎、清水紘治、渡辺典子、山村紅葉らだ。◆ミステリーの女王、夏樹静子の名作!『警部補 佃次郎』(チャンネル銀河 歴史ドラマ・サスペンス・日本のうた) 火曜サスペンスで放送されていた人気シリーズ。同作ではたたき上げの警部補・佃次郎(西郷輝彦)が殺人事件の真相に迫っていく。9月21日には第1作~第4作、9月28日には第5作~第8作が一挙放送される。(パソコン)お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック(スマホ) お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック 日本全国さまざまな場所で起こる難事件に、直接出向いて犯人に迫る主人公「十津川警部」を生み出したのが、作家・西村京太郎だ。そんな西村京太郎作品の世界を楽しめるドラマを紹介しよう。◆渡瀬恒彦が演じる十津川警部を楽しめる『西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ』「南紀白浜殺人ルート」(TBSチャンネル1) 渡瀬恒彦主演の西村京太郎サスペンス「十津川警部」シリーズ、第25弾は、東京・下町の小さな工場の経営者が殺されたことから物語が始まる。経営者は大掛かりな詐欺事件の被害者でもあり、独自に事件を調べているうち、核心に近づきすぎ殺害されたらしい。警察は詐欺事件の首謀者に注目して捜査を進めるが、関係者にはアリバイがあり、犯人は分からない。 だが、しばらくして事件が動いた。関係者の1人が殺されたのだ。十津川は事件の起こった南紀白浜へ飛ぶ。美しい南紀白浜を舞台に、人々の愛憎が交差する……。鉄道を駆使した犯人のトリックを解明できるのか?◆愛川欽也が演じる刑事に注目『西村京太郎トラベルミステリー』第23作「陸中海岸殺人ルート」(テレ朝チャンネル2) 警視庁捜査一課の十津川警部は帰宅途中に女が猫を轢逃げするところを目撃する。たまたまその女がテレビに出演しており、それが猫好きで有名なデザイナーのひろ子であることを知る──。出演するのは愛川欽也、二宮さよ子、森本レオ、山村紅葉ら。(パソコン)お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック(スマホ) お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック この秋のスカパー!では、他にも話題作が目白押しだ。その中でもぜひチェックしておきたい作品を紹介しよう。◆賀来千香子が弁護士を演じる『ヤメ検の女2』(テレ朝チャンネル1) 葵あかね(賀来千香子)は検察を辞めて弁護士に転身した“ヤメ検”。無茶な案件を持ち込んではユニットを組もうという堺虎之助(泉谷しげる)につきまとわれてはいたものの、離婚訴訟や遺産相続などの案件に、市井の弁護士として精力的に励んでいた。 そんなある日、あかねは週刊誌記者・斉藤雅紀(斎藤陽一郎)の首つり現場に遭遇する。死因判定のミスや初動捜査の遅れを詫びもせず、捜査の士気も一向に上がらない警察を不審に思ったあかねは、唯一、協力的な三井大介警部(金山一彦)から、事件の真相究明に圧力がかかっていることを聞き、怒る。自らの手で真実を明らかにしようと雅紀の取材対象を調査し始める──。◆阿刀田高が原作!『観覧車は見ていた』(東映チャンネル) 阿刀田高原作のサスペンス作品。陶芸家の山本久枝(市毛良枝)は遊園地の観覧車が見える多摩川べりの街に住んでいる。夫を早く亡くし、広大な敷地に建つ屋敷に義父の信平と住んでいたが、信平が2か月前に失踪、今は一人で暮らしている。 ある日、久枝は散歩の途中に崎村兵吾(丹波哲郎)という初老の男と知り合う。その頃、佐久という男が信平を殺したのは久枝と脅し、夜中勝手に敷地内をうろつくが、崎村に見咎められる。崎村は元刑事で独自に信平の行方を追うが……。 市毛良枝、丹波哲郎のほか、田島令子、あき竹城、勝部寅之、宮内洋、星正人、谷川みゆき、村田正雄らが出演。 今回のサスペンス特集は、多くのチャンネルから放送される。見たいチャンネルだけ選んでもいいが、お得に観るには、スカパー!のプラン「セレクト10(基本料390円/月+視聴料2600円/月+税)」や「セレクト5(基本料390円/月+視聴料1833円/月+税)」に加入する方法もある。全部で48あるチャンネルから、それぞれ10チャンネルあるいは5チャンネル選ぶことができ、選んだチャンネルは毎月無料で変更可能。見たい番組に合わせて、コスパ良く楽しめるシステムだ。料金の支払いは加入翌月からとなっているから、加入初月は無料で見ることができる。 スカパー!で「サスペンスの秋」を満喫してはいかがだろうか。(パソコン)お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック(スマホ) お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック
2019.09.04 16:00
NEWSポストセブン
『科捜研の女』製作発表での主要キャストとゲストのメルヘン須長
『科捜研の女』沢口靖子の前で女芸人がものまねを披露
 4月18日スタートのテレビ朝日開局60周年記念木曜ミステリー『科捜研の女』の制作発表に、沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオルが出席した。今年で20周年を迎える同作。今回はシリーズ初の“1年間放送”となる。 沢口は今回の“1年間放送”について「心から感謝して、フルマラソンを走り抜きたい」と意気込みを述べた。さらに、この日は沢口のものまねで知られるお笑い芸人・メルヘン須長も登場し、沢口演じる榊マリコのものまねを披露した。■撮影/矢口和也
2019.04.16 16:00
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ドラマで刑事役ナイツ塙の演技から目が離せないワケ
ドラマで刑事役ナイツ塙の演技から目が離せないワケ
 放送中の連続ドラマ『警視庁・捜査一課長season3』(テレビ朝日系)に出演中のナイツ塙宣之(40)の演技が注目を集めている。一部では「大根」なんていわれているが、回を重ねるごとにハマる視聴者が増加中だとか。その演技について、コラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * * お笑い芸人がシリアスなドラマに出ることは、いまや当たり前のようになっているが、まさかこの人が刑事ドラマにレギュラー出演するとは思わなかった。ナイツの塙宣之。『警視庁捜査一課長 season3』の奥野刑事役で奮闘中だ。 といっても、奥野刑事の仕事内容は犯人を追跡するわけでも、鑑識とにらみあうわけでもない。肩書は「警視庁一課長付運転担当刑事」。つまりは主人公の捜査一課長大岩(内藤剛志)の公用車の運転担当なのである。  事件が起きると、警視庁の廊下を課長と並んで小走りし、公用車のドアをささっとあけて出発進行。現場到着すれば、またさっとドアをオープン。これで任務完了?と思ったら、被害者の状況を課長とともに確認し、しばしばナイスな発見をするのである。  その発見は、例えば被害者が乗せられていたキャスター椅子の裏に「廃棄物ゴミシールが」とか、「シャツに武蔵野うどんのシミが」などととっても細かい。別の事件では被害者が持っていた丸い小さな布を「ヨーヨーキルトですね」ときっぱり。実は奥野刑事は妻亡きあと、子育てのために事務職に移り、10年ぶりに現場に戻ってきたのである。そのためか、職場では「女子力が高い」と言われ、打ち合わせではかわいいエプロンをつけて、課長たちに差し出すカップには、見事なコーヒーアートのにゃんこがこんにちは。すごいね、奥野刑事…。 10年ぶりの現場復帰ということで、奥野が大岩からつけられたニックネームは「ブランク」。テレビ朝日系のおじさん刑事でニックネームがつくのは、とても珍しい。しかも、いつも唐突に現れる刑事部長笹川(本田博太郎)からは、突然「君のことはスキップと呼ぶことにする」などと言われ、困惑。「ぼくにはブランクという名が…」と小さな声で反論したりして。ニックネームを自ら言う刑事もとっても珍しい。事件とはまったく関係のない笹川×奥野のシーンは、ほとんど漫才だ。 奥野刑事は「新陳代謝レベルだと3か月たつと別人レベルで変わっている」と関係者の外見の変化について分析したり、「ピンクを好む男性は世話好きが多い。私もです」と自分のピンク柄のネクタイを示したりと、うんちくトークも得意技。ナイツ塙といえば、Yahoo!を「ヤホー」、Googleを「ゴーグル」などと言い間違えるネタで知られる。そのため、いつか奥野刑事も何かボケを言い出すのではと、塙出演場面から目が離せない視聴者は多いはず。その意味では、番組に大いに貢献しているといえる。 塙は木曜日は8時からこのドラマ、9時からはBS朝日『お笑い演芸館+』で務める司会ですっかり「木曜日の男」だが、刑事でも漫才でも衣装はほぼ同じというのもすごい。さらに、これまで塙が何歳なのか考えたこともなかったが、今年40歳。平均年齢高めのテレビ朝日の刑事ドラマの中では、(ちなみに『相棒』の反町隆史は44歳)は、まだまだ若手だ。エプロンしたまま追跡し、見事は人逮捕!!なんて瞬間が、いつか、くるかも。走れ、塙デカ!
2018.05.24 16:00
NEWSポストセブン
内藤剛志が手みやげに選ぶ「大人っぽい」玉子サンド
内藤剛志が手みやげに選ぶ「大人っぽい」玉子サンド
 帰省や新年の挨拶まわりなど、手みやげの出番が増える年末年始。お世話になった大切なあの人に“とっておき”の味を届けたい──。俳優・内藤剛志さん(62)の定番は「天のや」の玉子サンドだ。 からしがピリッとほどよいアクセントになったこのサンドイッチはひと味違う。一口サイズでつまみやすいのも、現場で喜ばれる。「だし巻き卵を使い、ほんのりマスタードがきいているのがポイントなんですよ。大人っぽい味わいが気に入っています」 創業以来85年、手みやげとして長年愛され続ける玉子サンド。12切れ入り1180円(店舗販売のみ要予約)。【内藤剛志】 12年目を迎えた『スタイルプラス』(東海テレビ)では当初よりMCを担当。『科捜研の女17』(テレビ朝日)出演中。※女性セブン2018年1月4・11日号
2017.12.23 16:00
女性セブン
内藤剛志 『科捜研の女』の魅力は沢口靖子の魅力そのもの
内藤剛志 『科捜研の女』の魅力は沢口靖子の魅力そのもの
 1999年10月に放送が始まったテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女』。現在は17シーズンが放送中だ(毎週木曜夜8時)。そこで主人公の榊マリコ(沢口靖子)とともに事件に立ち向かう土門刑事を演じる内藤剛志に、『科捜研の女』の魅力を語ってもらった。 * * *『科捜研』の魅力は、“科学が謎を解く”という「科学」が主役になる他にはないドラマです。科学の持つクールな要素と、その対極にあるエモーショナルな情、その両輪が『科捜研』をここまで長きに走らせてきたんだと思います。 そして、それはそのまま主人公・榊マリコの魅力でもある。マリコというか、やっちゃん(沢口靖子)の魅力なんですよ。科学を愛するリケジョ(理系女子)なのに、人一倍情に厚く、捜査をしながら涙をボロボロこぼしたりね。このアンバランスさに尽きます。人間誰しも持ち合わせる矛盾というようなものを魅力として見せているのが『科捜研』であり、榊マリコなんです。 長く愛してもらえるドラマだからこそ、ぼくも土門役に対してマイナーチェンジをしながら演じることができます。話し方やマリコへの接し方などいろいろ試してるんですよ。こんなぜいたくなことはありません。マリコとの関係については皆さん気になると思いますが…あのふたりは今の関係性だからこそいいんです。つきあいませんよ(笑い)。 ここまで長く愛されるドラマにかかわれたのは幸せなこと。ぼくが死んだときに「あぁ、あの土門ね」と言われるなら本望です。※女性セブン2017年12月21日号
2017.12.09 07:00
女性セブン
テレ朝長寿ドラマ イケメン起用など視聴者に媚びた配役せず
テレ朝長寿ドラマ イケメン起用など視聴者に媚びた配役せず
 テレビ朝日系で放送されている3つの長寿ドラマ、『ドクターX』、『相棒』、『科捜研の女』。それぞれ長年にわたり高視聴率を続けているが、その人気の裏には重厚なキャスティングがあるという。コラムニストの今井舞さんが言う。「“イケメン!”“人気アイドル!”という視聴者に媚びるような配役は絶対にしていない。キャスティングでワーワーキャーキャー騒がずに番宣もほとんどしない。『相棒』の『杉下右京』水谷豊さんです、キャ~、とはなっていないですよね(笑い)。○○が出演!という売り文句もない。実力派といわれる人たちを起用し、一定層の視聴者を確実につかんでいます」 出演者には普段は舞台などを中心に活躍する俳優なども多い。そんな“名脇役”がドラマを引き立てているのだ。コラムニストの亀和田武さんはこう話す。「『相棒』では伊丹刑事(川原和久)、鑑識・米沢守(六角精児)、小野田官房室長(岸部一徳)などがいい味を出している。岸部一徳は『ドクターX』でも神原晶として独特の雰囲気を醸し出していますよね。蛭間院長(西田敏行)や麻酔科医(内田有紀)、外科副部長(遠藤憲一)も味があります。『科捜研の女』では土門刑事(内藤剛志)と宇佐見(風間トオル)はもちろんのこと、(主役の)榊マリコ(沢口靖子)を支える若手俳優陣も魅力的な存在です」◆長寿だからこそキャストは新陳代謝「杉下右京とタッグを組む“相棒”の初代は亀山薫(寺脇康文)。シーズン7で“2代目”の神戸尊(及川光博)に代わったときは驚きました。でも、その代替わりが『相棒』人気を加速させた」 こう亀和田さんが指摘するように、各ドラマとも出演者は代替わりや入れ替わりが必ず起こる。長寿ドラマだからこそだが、この世代交代がカンフル剤になっているのだ。 時には「えっ、どうしてこの人がいなくなっちゃうの」と視聴者に思わせることがあってもそれは必然。『科捜研の女』を手がける当エニのチーププロデューサー・塚田英明さんはこう言う。「落合刑事(池上季実子)がシーズン15で死ぬというのはストーリー性を考えれば必然でした。視聴者のかたは残念に思われたかもしれないし、池上さんご本人も“続けたい、死にたくない”とおっしゃってくれたんです。でも、長く続けるためには必要なこと。いわば運命でした」『相棒』でも米沢や小野田官房室長が異動や殉死でレギュラーから外れ、『ドクターX』でもシーズン毎に出演者は入れ替わる。そんな大胆な新陳代謝があるからこそ飽きることなく楽しめる。※女性セブン2017年12月21日号
2017.12.08 16:00
女性セブン
『科捜研の女』若手俳優座談会「異動じゃなくて殉死がいい」
『科捜研の女』若手俳優座談会「異動じゃなくて殉死がいい」
 1999年10月から続いているテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女』。現在は第17シーズンが放送中だ(毎週木曜夜8時~・来春まで放送予定)。放送開始から18年、日本のドラマ史上最高齢だ。主人公の榊マリコ(沢口靖子)や土門刑事(内藤剛志)といった、おなじみのメンバーもちろんだが、若手キャストも活躍している。そこで、『科捜研の女』に出演中の若手俳優3人に話を聞いた。◆渡部秀(26才・橋口呂太役)連続テレビ小説『純と愛』(NHK)、映画『進撃の巨人』など出演作多数。◆山本ひかる(26才・涌田亜美役)『仮面ライダーW』(テレビ朝日系)のヒロインを務め、『科捜研』には2013年から出演。◆石井一彰(33才・蒲原勇樹役)東宝ミュージカルアカデミー第1期生として、舞台やミュージカルでも活躍。石井:ぼくはずっと舞台をやってきて初めてのドラマだったから最初はあまりイメージがわかなくて…何年も続いてきたチームにひとりで入っていくのはかなり緊張感がありました。渡部:ぼくも同じです。1話限りのゲストとも違うし、チームワークにうまく調和できるかすごく緊張しました。山本:私は幼い頃から記憶にあるドラマなので、すごくうれしかった。初めて現場に入ったときは、“本物の沢口さんだ!”って(笑い)渡部:ぼくの役は前任者がいるんだけど、そこは意識せずにあくまで科捜研メンバーの中で活躍できるかということを意識してます。技術面や用語も事前に結構調べますよ。山本:サイバー系に強い亜美の役柄は私ととても近いので、私はあんまり勉強はしないなぁ。でも、呂太が入ってきて、常識人じゃない亜美がさらに常識外れな呂太の先輩になるから、キャラクターとしての成長は意識しています。石井:ぼくも当初は落合刑事(池上季実子)を慕っていて、いまだに土門さんに複雑な感情を持つという役どころなので、演じ方は毎回少しずつ変えていますね。渡部:変わらないのはセットだよね(笑い)。普通は毎回撮影が終わればセットをバラすのに、科捜研は(京都の撮影所で)6~7年ずっと組みっぱなし。石井・山本:たしかにずっとある。渡部:そういうところからも、このドラマがいかに歴史があるかというのを感じます。石井:出演も回を重ねてきて、いつかは“卒業”もあるかもしれない。自分は異動とかじゃなくて殉死がいいんです。散りたい(笑い)。渡部:たしかに。刑事って散り様がかっこいい。呂太も、自分より破天荒な後輩が出てきたら散るかもしれないですね。先輩風吹かせる呂太って想像できないし。山本:えっ、私は絶対死にたくない(笑い)! 亜美が30才になった姿も40才になった姿も見たいし、科捜研の放送が続く限りずっと出続けたいです。※女性セブン2017年12月21日号
2017.12.07 16:00
女性セブン
イクメンから不倫男まで 隠れブレイク田中圭の“女房力”
イクメンから不倫男まで 隠れブレイク田中圭の“女房力”
 今年、多くの俳優がブレイクしたが、そのなかにひとり“隠れブレイク”とも言うべき人がいる。田中圭(33才)がその人で、幅広い役柄でドラマに起用されているのだ。コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんがその魅力に迫る。 * * * 現在放送中の秋ドラマで、意外なキャラクターが人気を集めています。 そのキャラクターは、『民衆の敵 ~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)で田中圭さんが演じる佐藤公平。妻の佐藤智子(篠原涼子)が市議会議員となり市民のために戦う一方、公平は「転職を繰り返すフリーターだったが、上司と口論して退職してしまい、専業主夫になる」という頼りない男性です。 いわゆる“ダメ男”にもかかわらず女性たちの支持を集めている理由は、笑顔で子育てに励むイクメンぶり。専業主夫として、家事や子どもの送り迎えをこなす姿に、「癒される」「かわいい」という声が続出しているのです。 田中圭さんは中性的なルックスから、「温厚なキャラクターばかりを演じている」と思われがちですが、決してそんなことはありません。高橋一生さんと竹内涼真さんが「2017年のブレイク俳優」なら、田中圭さんはドラマ10作に出演した「2017年の隠れブレイク俳優」であり、さまざまな役柄を演じました。◆「イクメン夫」が似合う俳優の需要増『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)では不倫に走る男・丸井良男、『恋がヘタでも生きてます』(日本テレビ系)ではニューヨーク帰りの敏腕社長・雄島佳介、『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系)では主人公の片腕として活躍する刑事・刑部公平、『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)では結婚詐欺に遭うなど悩みを抱える医師・森本光など、想像以上に役柄の振り幅が広いのです。  なかでも今作の「イクメン」という役柄は、視聴者の持つ「俳優・田中圭」のイメージに合致するため、反響が大きくなっているのでしょう。 また、近年「女性が仕事で活躍し、男性がそれを支える」という作品が増えているため、「イクメンの似合う俳優が夫役にキャスティングされやすい」という傾向があります。実際、今年の作品でも『下剋上受験』(TBS系)の阿部サダヲさん、『母になる』(日本テレビ系)の藤木直人さん、『セシルのもくろみ』の宇野祥平さんがイクメンを演じました。その意味では、今後も田中さんに同様のオファーが届くでしょう。◆「穏やか」「受け身」からのギャップ 田中さんの持ち味と言えば、男性ながら“女房役”をイメージさせる演技。『民衆の敵』では文字通り専業主夫を演じていますが、『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)では不倫相手の鳥居小雪(大島優子)、『恋がヘタでも生きてます』では部下で恋人の茅ヶ崎美沙(高梨臨)、『警視庁・捜査一課長』ではリーダーシップの強い上司・大岩純一(内藤剛志)の女房役と言える立ち位置から、相手を引き立てるような抑えた演技を見せました。 さらに、女房役のような立ち位置に回れるからこそ、「ギャップを生み出せる」のも魅力の1つ。ふだんは視聴者に「穏やか」「受け身」のキャラクターと思わせておきつつ、時折「ドキッ」とするような言動をすることで、ギャップを感じさせてくれます。 たとえば、『東京タラレバ娘』では理想的な男性と思わせておきつつ、時折不倫を開き直るような言動をしていましたし、『恋がヘタでも生きてます』では穏やかな物腰ながら、突然ヒロインに強引なアプローチをするシーンがありました。基本的なポジションが「穏やか」「受け身」の分、ギャップが大きくなり、必然的にSNSでの反響も大きくなるのです。◆“二番手の男”から“一番手の男”、そして主演へ 今後も女房役という立ち位置のオファーは多いでしょうが、「主演の田中圭も見たい」という待望論があるのも事実。実は着々と、その立ち位置が近づいてきているのです。  田中さんは長年、『アイムホーム』(テレビ朝日系)でヒロイン・家路恵(上戸彩)の元恋人で未練を持つサッカークラブのコーチ・本城剛、『家族ノカタチ』(TBS系)でヒロイン・熊谷葉菜子(上野樹里)の元夫・高瀬和弥のような“二番目の男”を務めてきました。しかし、前述したように、今年は“一番手の男”として好演を連発するなど、明らかに立ち位置が上がっているのです。 過去作で印象的だったのは、2014年の大河ドラマ『軍師官兵衛』(NHK)。田中さんは石田三成を熱演して、終盤には主役級の存在感を見せましたが、来年はそのような演技を見せてくれるのではないでしょうか。2017年の隠れブレイクをきっかけに、2018年は田中さんの新境地が見られるのでは、と期待しています。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本前後のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2017.12.01 07:00
NEWSポストセブン
渡瀬恒彦 胆のうがんは「小康状態」も新作ドラマ進行中
渡瀬恒彦 胆のうがんは「小康状態」も新作ドラマ進行中
 周囲がいくら止めても、アクションシーンで代役のスタントマンを使うことを極端に嫌う俳優として知られてきた。バスを運転して横転させたり、急発進する車のドアに引きずられたり。雪の海岸線でジープを横転させたときに下敷きになり、片足を失いかける大けがを負ったこともある。渡瀬恒彦(72才)はその事故を振り返り、平然とこう言ってのける。「結果的には、芝居の幅が広がりましたね」──。 渡瀬が女性セブンに「胆のうがん」闘病を告白したのは昨年6月のことだ。胆のうがんは自覚症状がないため早期発見が難しく、検診の超音波検査で偶然見つかるケースがほとんど。すぐに手術で摘出するのが一般的だが、発見時にはすでに他の部位に転移していて、手術ができない場合も多いという。「手術が困難な場合、1年生存率は20%ほど。3年生存率にいたっては3%程度といわれています」(医療関係者) 胆のうに腫瘍があることがわかったのは2015年の秋。数か月休養をとり、都内の大学病院で抗がん剤や放射線による治療を受けた。 復帰後、昨年は第11弾となる人気シリーズ『警視庁捜査一課9係』(4~6月、テレビ朝日系)に主演。病気のことは共演者にも一切伝えず、撮影の合間を縫っての通院と投薬による治療を続けながら、撮影を乗り切った。 女性セブンに《撮影現場が僕に力をくれます》とコメントを寄せた渡瀬。病気のことは誰にも悟られなかったという。それでも、本調子とはいえない状況が続いている。「昨年7月の『おみやさんSP2』(10月放送)の京都ロケでは、撮影中に体調を崩してしまい、撮影が続行できるかどうか検討されたこともありました。東京から奥さんが京都に駆けつけて、渡瀬さんに寄り添う姿も見られました」(ドラマ関係者) 昨年8月には、渡瀬が1992年から、およそ半世紀にわたって演じてきた『西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ』(TBS系)の十津川警部役が交代になった。『新・十津川警部』は内藤剛志(61才)が演じる。芸能関係者が言う。「体調がすぐれない時もあるようですが、とりあえず病気は小康状態。“俺はやる。とにかく現場に戻るんだ”と意欲を燃やしています。腕っぷしでも芸能界最強といわれるほど屈強な渡瀬さんですから、周囲が“今は少し休んで”と言っても、聞くような人ではありません。実は今、新しい仕事に取り組んでいる真っ最中です。闘病しながらですが、意気軒昂ですよ」 渡瀬は、昨年末からある撮影に臨んでいる。「まだ仮タイトルの段階ですが、海外の有名な長編推理小説をベースにしたスペシャルドラマです。サスペンスは渡瀬さんの十八番。共演者は主役級のかなり豪華な面々が揃っています。局側もかなり力を入れていることがわかります」(テレビ局関係者) 現在、撮影は佳境に入り、2月半ばまで続くという。放送はまだ未定だが、「かなり注目されるタイミング」(前出・テレビ局関係者)が検討されているという。「スペシャルドラマとしてはかなり余裕のある撮影スケジュールです。それも渡瀬さんの体調を考慮したものかもしれません。ただ、共演者やスタッフにはまったく病気のことを感じさせない熱演ぶりで、現場のスタッフも驚くほどです」(前出・芸能関係者) 今回のスペシャルドラマだけでなく、その後の連ドラの話も進んでいるという渡瀬。今回も“闘病で芝居の幅が広がりました”と平然と語るのだろう。※女性セブン2017年2月2日号
2017.01.19 07:00
女性セブン
遠藤憲一、生瀬勝久、小日向文世はドラマ「最強の脇役」
遠藤憲一、生瀬勝久、小日向文世はドラマ「最強の脇役」
 ドラマを観ていて、つい最近目にしたばかりの俳優が、また違うドラマに出ていて「あれ!?」と思ったことはないだろうか? 近ごろ、ドラマで「かけ持ち出演」が頻繁に見られる。例えば最近なら『重版出来!』『真田丸』『グ・ラ・メ!』の小日向文世や、『重版出来!』『侠飯~おとこめし~』から次の朝ドラ『べっぴんさん』に出演する生瀬勝久、遠藤憲一…といった面々だ。同じ顔ぶればかりがドラマに登場する現象が続いているのはなぜなのか? その背景について、テレビ解説者の木村隆志さんに聞いた。 過去には、内藤剛志が21クール連続出演、谷原章介が15クール連続出演を記録したことはあるが、最近とにかくよく見るのが“かけ持ち出演”。同クールでのかけ持ちはタブーなのでは? と思いきや、「メインキャストでなければ2つ3つのかけ持ちは可能で、よくあること。同じ時間のドラマ枠への出演以外は、業界のタブーではないです」と木村さんは言う。 ここ数年、脇役に同じ俳優を連続起用する流れが増えつつあるこの現象は、2013年の『あまちゃん』(NHK)と『半沢直樹』(TBS)からだという。「魅力的な脇役が大勢誕生したこの2作から、脇役が脚光を浴びる“脇役ブーム”が起きて、それまでは多くて5、6人の主要キャストだけでドラマを回していましたが、ドラマに魅力的な脇役をどんどん入れるようになりました。民放の主演は人気で起用されますから、演技力と安定感のある30~50代の中堅俳優で盛り立てて、作品の質を高めるためでもあります。 まず強烈なキャラクターや悪役を演じられることと、コワモテや悪役の印象から真逆のキャラクターを演じたときに生まれるギャップの面白さも狙いとしてありますし、ビジネス系も裏社会系もできれば、情けない人や暗い人、中ボスもラスボスもできるなど、幅広い役を演じられる汎用性も要因としてあります。中でも遠藤憲一さん、生瀬勝久さん、小日向文世さんの“3強”は、各局で奪い合いになっているといえます」(木村さん、以下「」内同) このように各局に引っ張りだことなる“かけ持ち俳優”の特徴として、木村さんは「演じ分けられる演技力」「複数同時に出演していると感じさせない主張のなさ」を挙げる。例えば、今期『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(関西テレビ)と『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ)に出演していた芦名星については、こう解説する。「芦名さんが起用されるのは、“普通のきれいなお姉さん”を演じられるからです。同じ時期に複数のドラマに出ていても、そう感じさせず役にすっとはまれる。すごく美人でありながら自分の色を主張するところがなく、役に違和感をもたせないタイプだからこそ重宝されるのです」 もうひとつ、ここしばらく続いている最近の潮流として、朝ドラからの大量起用がある。「朝ドラは幅広い年齢が見るため視聴率に結びつきやすいので、民放各局が朝ドラに出演している俳優をこぞって抜擢しています。たとえば、『あさが来た』の三宅弘城さんや山内圭哉さんは、終了直後からものすごくいいポジションで起用されています。 朝ドラだけでなく、大河で話題になった人が、すぐ民放で起用されるという流れもありますね。俳優未経験ながら『真田丸』で木村佳乃さんの夫役を演じた声優の高木渉さんは、今期の『営業部長 吉良奈津子』で松嶋菜々子さんの同僚役で出ています。節操がないように見えるかもしれませんが、ビジネスの理屈としては正しい判断で、数字が欲しい制作側と、見たい俳優が見られる視聴者の両方にメリットがある形をとられています。『あまちゃん』『半沢』以降は、脇役に脚光が当たる脚本・演出が主流なので、人気脇役を多用する流れはどんどん加速していますね」 人気脇役の多用は、いい面ばかりでもない。前出の芦名星と同様に、今期のドラマでは篠田麻里子が『ON』と『家売るオンナ』(日本テレビ)に、モロ諸岡も『ON』と『家売るオンナ』に出演していたが、Twitterでは、「ONのラスボス芦名星なの??(中略)営業部長吉良奈津子のやつにもなかなか重要な役で出てたじゃん芦名星。同じクールで重要な役で俳優が被るのなんか嫌なんだよな~~」「さっき見てたONでは人殺しだったモロ師岡が今元嫁にデレデレなお父さん演じててギャップについていけない」「昨日人に毒薬を飲めと拳銃で脅してた連続殺人犯モロ師岡が、今日はちゃらんぽらんで浮気性の足の臭いオヤジ役…ドラマファンとしては混乱する」 などと“かけ持ち”に混乱する声も少なからずあがっている。視聴者からは起用の仕方が安直と思われたり、飽きられてしまうデメリットも懸念されるが…「ながら見している人は“またこの人?”と思うかもしれませんが、ドラマファンはそうでもなく、主演は嫌いでも、例えば“高橋一生さんや滝藤賢一さんが出ているから見る”など、脇役でドラマを見る人は増えています」 次期ドラマでも、人気俳優のひとりである古田新太が『警視庁 ナシゴレン課』(テレビ朝日)と『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)にかけ持ち出演する。人気脇役の同クール出演はトレンドとなりつつあり、名脇役たちの「演技の振り幅」を堪能する機会は、これからも続きそうだ。撮影/小彼英一(遠藤憲一)、高柳茂(生瀬勝久)、矢口和也(小日向文世)
2016.09.14 07:00
NEWSポストセブン

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