松本幸四郎一覧/2ページ

【松本幸四郎】に関するニュースを集めたページです。

歌舞伎・高麗屋の三代同時襲名 白鸚と吉右衛門共演に期待
歌舞伎・高麗屋の三代同時襲名 白鸚と吉右衛門共演に期待
「高麗屋!」。雲ひとつない師走の空の下、東京・浅草寺に紋付き袴姿の3人が姿を見せると、沿道を埋め尽くした1万5000人の大観衆が揃って大きな掛け声を口にした。 12月11日に行われたのは、1月から二代目松本白鸚(はくおう・75才、元・松本幸四郎)、十代目松本幸四郎(44才、元・市川染五郎)、八代目市川染五郎(12才、元・松本金太郎)を三代同時に襲名した3人の成功を祈願する「お練り」だ。お囃子や芸者衆など、総勢80人を引き連れて、雷門から本堂までの仲見世通りを笑顔で手を振りながら練り歩くと、浅草は祝福ムードに包まれた。 早速ご利益があったのか、1月2日から歌舞伎座で始まった襲名披露興行『壽 初春大歌舞伎』は好評を博す。 三代同時襲名は37年ぶり、二代続けての三代同時襲名は歌舞伎史上初めてのことであり、新年の幕開けを飾るにふさわしい慶事となった。大名跡を継いだ新・幸四郎が本誌・女性セブンにその決意を語った。「『染五郎』としての“これまで”を認めていただいたからこそ、この襲名を許されたと思っておりますので、これまでの自分を信じて邁進していきます。いつの時代にも受け入れられた古典の傑作を傑作として体現しながら、歌舞伎の新たな可能性も追求していきたいと思っております」 三代同時襲名で歌舞伎ファンの楽しみは増える。「今回の襲名によって、実の兄弟にもかかわらず、出生時の因縁によって“共演NG”が囁かれてきた白鸚さんと中村吉右衛門さん(73才)の共演が可能になるかもしれません。因縁の真相はわかりませんが、これまで共演が少なかったのは、それぞれが高麗屋、播磨屋というお家を背負って舞台に立ち続けてきたため。自由な立場となった白鸚さんが積極的に吉右衛門さんに働きかけるのではないかとファンは胸を躍らせています」(40代歌舞伎ファンの女性) まさに歌舞伎ファンにとっては“お年玉”となった三代同時襲名だった。※女性セブン2018年1月18・25日号
2018.01.09 16:00
女性セブン
永遠の愛誓った海老蔵を悩ます「團十郎襲名」と梨園の掟
永遠の愛誓った海老蔵を悩ます「團十郎襲名」と梨園の掟
 妻・小林麻央(享年34)の死後、長男・勸玄くん(4)の7月の歌舞伎座出演のための稽古をつけたり、子供たちのお弁当を作ったりと、シングルファーザーとして忙しい日々を送る市川海老蔵(39)。だが、父親業だけに専念しているわけにもいかないようだ。成田屋の関係者が語る。「海老蔵さんは2020年の東京五輪に合わせて十三代目・市川團十郎を襲名することが既定路線となっている。歌舞伎界として、世界中が注目するオリンピックの場で新・團十郎をお披露目したいという目算です」「市川團十郎」は歌舞伎の創成期以来350年にわたり、市川宗家に受け継がれる大名跡だ。「尾上菊五郎」、「松本幸四郎」など梨園に名跡は多々あるが、團十郎の名は別格とされる。『悲劇の名門 團十郎十二代』の著者・中川右介氏が解説する。「江戸の歌舞伎は初代團十郎が作りあげたもの。名跡の世襲を始めたのも初代。明治以降も江戸歌舞伎は、團十郎を主役とすることを前提として栄えていった。現在約30の家がある歌舞伎界で“宗家”と名乗るのは成田屋だけ。家の格は揺るぎないナンバーワンです」 そこで切り離せないのが“梨園の妻”の存在だという。梨園では「舞台の中は役者の仕事。外は妻の仕事」との言葉があるように、芝居以外は雑事に至るまで妻が取り仕切るのが一般的だ。襲名ともなれば、贔屓筋への挨拶まわりの順番決めから、引き出物の手配まで、すべては妻の仕事となる。「亡くなった坂東三津五郎さんが『八十助』から『三津五郎』を襲名したときは元妻・近藤サトさんと離婚したばかりで『妻がいないのに襲名できるのか』と批判を浴びた。それが團十郎ともなれば、襲名という大一番に妻がいないといろいろな不都合が予想される。それが“梨園の掟”というものです。遠くない将来、“後添え問題”が話し合われることになるかもしれない」(前出・成田屋関係者) 6月23日の会見で海老蔵は「これからも(麻央から)教わり続けるのは愛なんだと思う」と“永遠の愛”を誓った。「梨園の掟」と「永遠の愛」の狭間で傷心の海老蔵の悩みは尽きないのか。※週刊ポスト2017年7月14日号
2017.07.02 16:00
週刊ポスト
大河偏愛芸人・松村邦洋が選ぶ『真田丸』名場面BEST5
大河偏愛芸人・松村邦洋が選ぶ『真田丸』名場面BEST5
 大河ドラマの大ファンとして知られる松村邦洋(49)は、現在放送中の『真田丸』も「史上屈指の作品になること間違いなし」と太鼓判を押している。そんな彼が心に残るシーンをセレクトした!【1位/三成と清正の「水垢離」】「脇役の2人ですが、男気を感じてベストシーンに選びました。石田三成(山本耕史)と加藤清正(新井浩文)は、仲が悪いように見えて、実は真の友情で結ばれている。2人の今後が楽しみ」(松村。以下同)【2位/呂宋助左衛門 38年ぶり登場!】「大河ドラマファンには感慨深いシーン。1978年の『黄金の日日』で呂宋助左右衛門を演じた松本幸四郎さんが、全く同じ役で登場した。年を重ねた松本さんの姿を見ると、大好きな作品が長い時を経て蘇ったようで感動しました」【3位/昌幸の“大地震予知”】「まさに三谷幸喜さんらしいコミカルな演出です。真田昌幸(草刈正雄)が『富士山か浅間山が噴火しない限り武田の家は安泰』といった次の瞬間、浅間山が噴火した(笑い)。このときの信繁(堺雅人)と信之(大泉洋)の演技のテンポも良かった。この軽妙なリズムが『真田丸』の面白さの真骨頂です」【4位/清水ミチコの「ブサイク姫」】「旭姫役の清水ミチコさんから『旭姫ってどんな人?』って電話があったんです。『ブサイクで可哀想な最期を迎えます』って伝えたら、『騙された!』って笑ってましたが、実際にドラマを見たらあのインパクトは凄かった。さすがのエンターティナーぶりです」【5位/本多忠勝の「鬼父」ぶり】「本多忠勝の描き方も三谷さんらしい。娘の稲(吉田羊)を心配するあまり輿入れ衆に紛れて様子を窺うところが面白い。『草燃える』(1979年)でしたたかな三浦義村をシリアスに演じた藤岡弘、さんが、忠勝役でコミカルな演技をしている意外性がたまりません」※週刊ポスト2016年9月2日号
2016.08.28 16:00
週刊ポスト
時代劇研究家・春日太一氏が選ぶ「心震える大河ドラマ」TOP5
時代劇研究家・春日太一氏が選ぶ「心震える大河ドラマ」TOP5
 現在放送中の大河ドラマ『真田丸』は好評を博しているが、歴代最高の大河ドラマはどの作品なのか? 時代劇研究家・春日太一氏とともに50年超の放送史を振り返り、名作を完全ランキング化した。春日氏が選んだベスト10の中から、1位~5位の作品を春日氏の寸評(「」内)とともに紹介しよう。【1位『独眼竜政宗』(1987年)】主演/渡辺謙(伊達政宗)、原作/山岡荘八、脚本/ジェームス三木 父・弟を殺し母を追放した悲しき武将・政宗が奥州を制覇し秀吉・家康ら天下人と渡り合う姿を描いた。幼少時代の「梵天丸もかくありたい」というセリフがブームに。「若くして戦国時代の東北地方随一の勢力を築いた伊達政宗を若き日の渡辺謙が演じた。英雄的なカリスマ性と躍動感を見せる序盤も素晴らしいが、やがて天下の趨勢が決まる中で忍従する中年時代や徳川政権下で老獪な腹芸を見せる晩年まで、まだ二十代だった渡辺がその生涯を見事に演じ切っている。 また、壮絶な愛憎のドラマを見せる母親役の岩下志麻、器量人として育てる父親役の北大路欣也、支え続ける家臣役の西郷輝彦と三浦友和、荒武者役で初の本格的な役者出演となるいかりや長介、終生のライバル・最上義光役の原田芳雄、そして天下人としてその前に立ちはだかる秀吉役の勝新太郎……多彩なキャスティングが完璧に決まった」【2位『武田信玄』(1988年)】主演/中井貴一(武田信玄)、原作/新田次郎、脚本/田向正健 中井の抜擢がそれまでの信玄像を覆した。武田二十四将の個性も光る。若尾文子の「今宵はここまでに致しとうござります」は流行語大賞に。「山本直純による勇壮なテーマ曲に合わせて躍動する戦国最強の武田騎馬軍の活躍に胸が震える。本作の大きな特徴はコミカルな要素は一切ないことだ。 登場人物たちの闇へと焦点を絞り込み、映し出していく。狂気に奔る父親・信虎役の平幹二朗や女の色香に惑わされて謀反に向かう家老を演じた児玉清が印象深いが、圧巻は信玄を演じた中井貴一。 国を平穏に治めるためにかつての自分によく似た我が子を死に追い込み、家臣たちからカリスマ的な支持を得るもののそのために誰にも心の内を明かせなくなる。そして晩年は若き信長に老いらくの嫉妬心を燃えたぎらせていく――そんな権力者の孤独と葛藤を巧みに表現していた」【3位『草燃える』(1979年)】主演/石坂浩二(源頼朝)岩下志麻(北条政子)、原作/永井路子、脚本/中島丈博 源頼朝を中心に東国武士団の人間像に迫る。小土豪の娘から頼朝に一途な恋をし、最高権力者にまで上り詰める尼将軍・政子の苛烈な性分を演じきった岩下志麻は見事。「源平合戦から鎌倉幕府草創期にかけての源氏の興亡が描かれる。石坂浩二の演じる源頼朝の冷酷なマキャベリストぶりも強烈だが、注目は北条義時(松平健)と伊東祐之(滝田栄)という二人の男。 物語の前半は、北条家に一族を滅ぼされ自らも悲惨な目に遭った祐之が復讐の鬼と化して野盗にまで落ちながら悪の限りを尽くす一方、義時は名門の御曹司として理想主義を貫く。 それが後半に一転、さまざまな人間たちの悲劇を目の当たりにしてきた祐之は煩悩を捨てて仏門に帰依、一方の義時は政争の果てに権力の亡者になっていく。二人の人間の交差する生き方を通して時代の光と影を照射していく、密度の高い人間ドラマになっている」【4位『翔ぶが如く』(1990年)】主演/西田敏行(西郷隆盛)鹿賀丈史(大久保利通)、原作/司馬遼太郎、脚本/小山内美江子 激動の明治維新を生き抜いた二人の英傑の青春と決別を中心とする志士たちの群像劇。ナレーションやセリフに鹿児島弁を用いることでリアリティを追求した。「西郷隆盛と大久保利通の友情が熱く描かれていくが、その周辺の人間たちもまた熱い。序盤で印象を残すのが西郷を見出す薩摩藩主・島津斉彬を演じた加山雄三だ。その凛々しさはいかにも英明。見事なまでのカリスマ性を出していた。 一方、中盤以降はその弟で薩摩の最高権力者となる久光を演じた高橋英樹が強烈だった。兄の存命中は徹底して謙りながら、権力を握ると一転。大久保を抜擢しながらも西郷には嫌がらせを繰り返す様が実に憎々しく、薩摩にさまざまな悲劇をもたらす時代錯誤な判断ぶりも含め、時代劇ヒーローのイメージが強い高橋が新境地ともいえる芝居をしていたのが鮮烈だった」【5位『黄金の日日』(1978年)】主演/市川染五郎(※現・松本幸四郎。呂宋助左衛門)、原作/城山三郎、脚本/市川森一・長坂秀佳 大坂・堺からフィリピン・ルソン島まで商人・呂宋助左衛門が縦横無尽に活躍。信長・秀吉ら天下人とも互角に渡り合った。大河ドラマ初の海外ロケも行なわれた。「堺の商人たちの視点から戦国時代の趨勢を描く異色の作品で、普段は歴史の表舞台に名前の出ることのない人々の人生が、一人一人丁寧に描かれる。 中心となるのは主人公の助佐(松本幸四郎)、五右衛門(根津甚八)、善住坊(川谷拓三)で、この三人の青春グラフィティのような物語になっているが、その中で善住坊の末路は哀しい。 助佐はルソンとの交易で商人として成功、五右衛門は大泥棒として英雄となる一方、一人だけ貧乏クジを引いてしまう。信長の暗殺未遂犯として追われる身となった挙句に「鋸引きの刑」により残忍な死に方をするのだ。川谷が最期まで、あの特有の人懐っこい笑顔で通したため、惨めな死がより切なく際立った」※なお、6位~10位は以下の通り。6位『太平記』(1991年)7位『風と雲と虹と』(1976年)8位『徳川家康』(1983年)9位『北条時宗』(2001年)10位『秀吉』(1996年)※週刊ポスト2016年9月2日号
2016.08.21 07:00
週刊ポスト
歌舞伎界に降りかかる受難の連続 新歌舞伎座の怪との声も
歌舞伎界に降りかかる受難の連続 新歌舞伎座の怪との声も
 6月9日、海老蔵(38才)が妻の麻央(33才)が進行性の乳がんで闘病中であることを明かした。がんの発見は1年8ヶ月前に海老蔵と受けた人間ドックだったという。「麻央さんががん闘病していることは、市川宗家と近い梨園の重鎮である尾上菊五郎さん(73才)や中村吉右衛門さん(72才)は知っていたようです。ある重鎮は“なぜこうも歌舞伎界に受難が続くのか”と漏らしたそうです」(歌舞伎関係者) この数年、「50才から75才くらいまでがいちばん技量が磨かれる」といわれる歌舞伎界で、50代、60代の若さでスター役者が次々と早世する悲劇が続いている。 2012年12月、当代きっての千両役者、中村勘三郎さん(享年57)が急逝。その直後の2013年2月には海老蔵の父親・市川團十郎さん(享年66)が肺炎でこの世を去った。「2人の死は、客が呼べる役者がいなくなったということだけでなく、将来の歌舞伎界にとっても大きな損失でした。勘九郎や七之助、海老蔵は人気はあっても芸が未熟。彼らを厳しく教え導く師匠がいなくなってしまったんですから」(前出・歌舞伎関係者) また、昨年2月には踊りの名手として知られた坂東三津五郎さん(享年59)がすい臓がんで亡くなっている。「そうした悲しい出来事が続いていることを、歌舞伎にかかわる人々の間では『新歌舞伎座の怪』と囁く声も聞こえてきます」(前出・歌舞伎関係者) 2013年4月にリニューアルオープンした東京・東銀座にある新歌舞伎座。明治時代の1889年に創設された初代から、関東大震災や東京大空襲での焼失を経て、現在で五代目の歌舞伎座となる。 その先代歌舞伎座が老朽化のため2010年10月に取り壊しとなってから、歌舞伎界を続けざまに不幸が襲っている。 まずは建て替え工事に入った直後の11月。海老蔵が東京・西麻布のバーでトラブルとなり、左上顎骨折、陥没骨折で全治2か月の大けがを負った。「日頃の自分のおごりが招いたことだと思います」と涙ながらに謝罪した海老蔵だが、それから翌年7月までは謹慎を余儀なくされた。 2011年1月には人間国宝の五代目中村富十郎さん(享年81)が直腸がんで死去。同年10月には同じく人間国宝の七代目中村芝翫さん(享年83)が肝不全で、2012年2月には人間国宝の四代目中村雀右衛門さん(享年91)が肺炎で亡くなった。 同年8月には市川染五郎(43才)が公演中に舞台から約3m下の奈落へ転落し、右手首骨折の重傷を負う事故が起きた。現場に居合わせた父・松本幸四郎(73才)は「血の海だった」と、一時は最悪の事態まで覚悟したという。 その後は前述のように、勘三郎さん、團十郎さん、三津五郎さんの訃報が続いた。「歌舞伎座の上には守り主がいる。後ろにあんな高いビルができたら舞台の神様も降りてこないよ」 海老蔵が2012年10月、新歌舞伎座について漏らしたとされる言葉だ。「以前、劇場脇に『歌舞伎稲荷』がまつってあった場所に今は29階建ての歌舞伎座タワーが立っています。ビルが邪魔でお稲荷さんが降りられずに怒っているのではないか、という声もあります」(前出・歌舞伎関係者) 実は、歌舞伎座にまつわる伝説が囁かれたのは今回がはじめてのことではない。ベテラン演芸記者が解説する。「約70年前、先代である三代目の歌舞伎座が解体されたときにも、今回同様、大物俳優が次々と鬼籍に入りました。十五代目市村羽左衛門(享年70)、十二代目片岡仁左衛門(享年63)、七代目松本幸四郎(享年78)、七代目澤村宗十郎(享年73)、六代目尾上菊五郎(享年63)と当時を代表する大名跡でした。 中でも、仁左衛門の場合は、戦後の食糧難の中、待遇の悪さに恨みを募らせた使用人に斧で一家が惨殺されるという凄惨なものでした」 さらに、梨園関係者は「成田屋にはもうひとつの宿命がある」と言う。「市川團十郎率いる『成田屋』こと市川宗家では、約350年の歴史の中で、歴代の團十郎が多くのトラブルに巻き込まれてきました。 初代團十郎は舞台上で客が見守る中、端役の役者に刃物で刺されて命を落としました。二代目は妾と弟子が駆け落ちするという醜聞に見舞われ、三代目と六代目は22才の若さで病死し、八代目は原因不明の謎の自殺を遂げました。『劇聖』と称された九代目は私生活では借金に苦しみました。 海老蔵が理想とする祖父である十一代目は襲名わずか3年後、悲願の演劇界改革をとげることもかなわぬ中、無念の死を迎えました。そして十二代目の父が66才の若さで…そのことからいつしか、『團十郎の名には試練もついてくる』と言われはじめたのです」 そうした歴史を知る若き日の海老蔵の口癖は「おれは長生きしない」。 だからこそ無茶な酒の飲み方をして暴行事件にも繋がったのだが、麻央と結婚して以降はガラリと人が変わったように、不摂生を改め、健康に気を使ってきたという。「團十郎の後継者」に課せられた試練は重い。※女性セブン2016年6月30日号
2016.06.18 07:00
女性セブン
上條恒彦 満足いかないから芝居は絶対に飽きない
上條恒彦 満足いかないから芝居は絶対に飽きない
 歌手としてヒット曲に恵まれた上條恒彦に、俳優の仕事が依頼されるようになった。出演ドラマで共演した名女優に頼まれたことがきっかけで始まった歌う芝居、今も続くミュージカルでの芝居について上條が語った言葉を、映画史・時代劇研究家の春日太一氏がつづった週刊ポスト連載『役者は言葉でできている』からお届けする。 * * * 1973年の連続ドラマ『遥かなるわが町』(TBS)は、上條恒彦にとって初めての本格的な俳優仕事となった。本作では劇団民藝の名女優・北林谷栄が彼の母親役で出演した。「北林さんはプロイスラーというドイツの児童文学者の『大どろぼうホッツェンプロッツ』という有名な童話をパロディにした戯曲をお書きになっていました。これをなんとか公演したいと思われていて、僕に『上條君、あなた作曲できない?この戯曲に五、六曲、歌があるんだけど』っておっしゃる。『ぜひ、やらせてください』とお引き受けしたんです。 その時は『重ちゃん(宇野重吉)が歌うんだから、難しくしちゃダメよ』と言われていたんですが、公演が実現する運びになったら『重ちゃん忙しくてできないから、あなたがやって』って。主役ですから、エラいことになったと思いました。でも、もう行きがかり上、断れませんでした。 この時は米倉斉加年さんが魔法使いの役で出られていて、メーキャップのことから、すべて教えてくださいました。僕がビビっていますと、『ジョーさん。芝居も歌も同じだよ。ジョーさんは立派に歌ってきたんだから、ビクつくことはない。歌の時と同じようにやればいいんだよ』っておっしゃってくださいまして。それで、歌はこうだとか、芝居はこうだとか、あまり考えないでいこうと思うようになれました」 1976年『PIPPIN』でミュージカルに初出演。続いて松本幸四郎主演『ラ・マンチャの男』では1977年から現在まで、牢名主の役で出演している。「『PIPPIN』の時、帝劇の九階の稽古場で歌ったら、みんな驚いていましてね。当時は歌えない人がミュージカルに出ることが多く、役者だけやってきた人たちにはかなり難しい歌だったようですが、歌うたいにはどうってことなかったですから。『ラ・マンチャ』もソロがあるんですが、こちらは今でも難しい。ただ僕の前は加藤武さんでその前は小沢栄太郎さん。お二人とも歌手ではないのでかなり大変だったようで、幸四郎さんは『このシーンがやっとミュージカルになりました』と言って喜んでくれました。 ですからあの時代、歌うたいであることで随分と得しました。 僕はずっと『ダメだな』と思い続けてきたように思います。やる度に反省です。それは今も昔も変わりません。でも、ふと気づいてみたら、若い頃にどうしてもできなかった芝居ができてることが稀にある。そういう時は本当に嬉しいです。でも、満足しちゃったらそれでおしまいですよね。努力しなくてもよくなっちゃう。きっと満足いかないから、芝居は絶対に飽きないんでしょうね。 ここ四、五年、『ラ・マンチャ』に入る前は『今回で最後かもしれない』とみんなで言っていたりしますよ。それでも、いつも『前の公演を少しでもグレードアップさせよう』と、みんなそれぞれ努力しています。体は年老いていくけれども、内容は向上させなきゃいけないって思って芝居に向かってます」●かすが たいち/1977年、東京都生まれ。主な著書に『天才 勝新太郎』(文藝春秋刊)、『なぜ時代劇は滅びるのか』『市川崑と「犬神家の一族」』(ともに新潮社刊)など。本連載をまとめた『役者は一日にしてならず』(小学館刊)が発売中。◆撮影/藤岡雅樹※週刊ポスト2016年4月22日号
2016.04.15 07:00
週刊ポスト
Best Whisky Loverとなったホラン千秋
堤真一、ホラン千秋、野村忠宏が琥珀色Xmasツリー前で乾杯
 11月17日、六本木ヒルズにて、「ウイスキーヒルズアワード2015」および、「WHISKY HILLS 2015イルミネーション点灯乾杯式」が行われ、受賞者の俳優・堤真一、女優・タレントのホラン千秋、そして柔道家・野村忠宏が登場した。 堤が受賞したのは「Whisky Master」(ある特定ジャンルで長く第一線で活躍した人)で、ホラン・野村が受賞したのは「Best Whisky Lover」(自身の世界観を創るために、日々努力を惜しまない姿勢を持った人)。 過去の受賞者は「Whisky Master」が北野武、坂本龍一、松本幸四郎、北方謙三、北大路欣也、伊集院静で、「Best Whisky Lover」が、桑田真澄や小栗旬、井川遥らとなっている。「点灯乾杯式」は、六本木ヒルズの玄関口である66プラザに、(ウイスキーのような)琥珀色に輝くクリスマスツリーに点灯する時にウイスキーを乾杯するという趣向となった。ウイスキーに関する各種企画を連続的に展開するイベント・ウイスキーヒルズ2015は、12月25日まで開催される。撮影■矢口和也
2015.11.22 16:00
NEWSポストセブン
寺島しのぶ 3歳の長男連れ「歌舞伎役者御用達」学校を見学
寺島しのぶ 3歳の長男連れ「歌舞伎役者御用達」学校を見学
 9月中旬に都内で開かれた、幼小中高一貫教育で知られる有名私立幼稚園での園舎見学会。この日、寺島しのぶ(42)が3歳になったばかりの長男・眞秀(まほろ)くんを連れて出席した。同幼稚園は松本幸四郎(73)、中村吉右衛門(71)、市川染五郎(42)などが通った「歌舞伎役者御用達」学校だ。「寺島さんは息子さんを歌舞伎役者にするのが悲願。歌舞伎の世界に理解が深い学校がいいと考えたようです」(芸能関係者)  人間国宝の父・尾上菊五郎(72)、母・富司純子(69)、弟・尾上菊之助(38)という歌舞伎の超名門一家・音羽屋の長女として誕生した寺島。幼い頃から歌舞伎役者になるのが夢だったが、歌舞伎の舞台は女人禁制。寺島は幼少の頃の“挫折”を雑誌のインタビューでこう語っている。 〈私が11歳になり、弟が6歳で初舞台を踏んだ日です。その日から、我が家は完全に弟を中心に回りだして(中略)両親と弟が熱心に歌舞伎の話をしている輪の中に私だけ入ることができず、疎外感を募らせていきました〉  以来約30年間、寺島は歌舞伎役者という夢を捨てられず、夢を長男に託した。 「しのぶさんは眞秀くんを菊之助さんの息子さんよりも頻繁に実家に連れて行って、菊五郎さんに稽古をつけてもらい、今年5月には歌舞伎座に初登場させている。幼稚園選びもその一環で、他にも歌舞伎役者を数多く輩出している名門私立などのお受験も考えているようです」(梨園関係者)※週刊ポスト2015年10月16・23日号
2015.10.05 16:00
週刊ポスト
タモリは「変わらない」が強さの秘密
タモリを見てしまう理由 笑いに必死の風潮の中「変わらない」
『笑っていいとも!』が終わってから、どうしてもこの人のことが気になってしまう。タモリのことだ。『ヨルタモリ』の番組終了発表以降、残念がる声が大きく広がっている。これだけ『ヨルタモリ』が愛された秘密はどこにあるのだろうか? そして、われわれが、タモリの番組を見てしまうのはなぜか? コラムニストのペリー荻野さんが綴る。 * * * そんなわけで、9月での番組終了が発表された『ヨルタモリ』。最近のフジテレビの中で、深夜帯にも関わらず、平均視聴率が8.6%(ビデオリサーチ調べ 関東地区)を記録した『ヨルタモリ』をなぜ終わらせるのか。各方面から怒りにも似た、惜しむ声が噴出している。 しかし、考えてみれば最近のフジの番組でこれほどぜいたくな番組は他にないのである。舞台は湯島にあるという静かなバー「ホワイトレインボー」。ママは宮沢りえである。ご近所さんのエッセイストの能町みね子や音楽家大友良英、ヒャダインらが洒落たカクテルなどを飲んでると、そこにゲストがふらりとやってくる。 井上陽水、マツコ・デラックス、桃井かおり、松本幸四郎、三谷幸喜などなど。ものすごく豪華な顔ぶれなのである。そこに現れるタモリは、「岩手のジャズ喫茶マスターの吉原さん」はじめ、工務店の社長や謎の外国人など、毎回、カツラや服装で別人になって登場。ゲストに好き放題な質問を投げかける。デビュー25周年の福山雅治に、「(同じく25周年で先にブレイクした)BEGINは嫌いでしょ?」と聞けるのは、別人タモリ以外にはいない。そして、それをまじめに受けた福山に「嫌いというより、自分に対しての失望が大きかった」と応えさせられるのも、この番組以外にはありえない。 当然のごとくエロトークも出てくるが、これもギリギリ下品になる寸止め言葉のやりとりになる。基準はママが扇子で口を隠しながら笑いをこらえ、時々会話に入ってくる程度。このさじ加減を図りながらのエロは、高度な芸だ。 気が乗れば、ゲストとのセッションも繰り広げられる。ママが大ファンで、店に入ってきた瞬間、薔薇柄の着物姿で「うれしい」とピョンピョン飛び跳ねた甲本ヒロトの回では、フラメンコギタリスト沖仁×甲本×吉原さんタモリのセッションを聞いて、ママは感動のあまり涙を流していた。『ヨルタモリ』が心地いいのは、ざっくばらんに見せながら、別人タモリもゲストもどこかでママを喜ばせたい、笑わせたいという心配り、サービス精神があるからだ。視聴者はその心配りをママ経由で感じ取り、心をくすぐられる。しかもそのサービスを提供しているのは、一流の芸能人。これが心地よくないはずがない。高視聴率もうなずける。 タモリのもうひとつの人気番組『ブラタモリ』では、自ら大好きな鉄道や古地図を基に興味の赴くままにディープな街歩きを続ける。司会をする『ミュージックステーション』『タモリ倶楽部』、進行役の『世にも奇妙な物語』は、長寿番組だ。タモリの強さはどこにあるのか。 それは変わらないことだ。かつてタモリは過激な芸を見せる芸人に「ぼくらのときには、芸人がバンジージャンプするなんてなかったから」と語っていた。「笑いをとる」という言葉が一般化し、誰もがテレビの中で笑いをとろうと必死になっている中、タモリは平然と同じテンションを保ち続けた。 めったに取材を受けないご本人に、私は一度だけインタビューした経験がある。その時、印象的だったのは「反省しない」と言う言葉だ。反省して自分を変える気持ちなどサラサラないという不敵な発言なのか、それとも深いところを見せないカモフラージュなのか。なかなかしっぽはつかませてくれない。でも、それでもいい。視聴者は好きなことをしているタモリを見ているのが、一番楽しいんだから。
2015.09.09 07:00
NEWSポストセブン
堀北真希は大丈夫? 松本幸四郎を激怒させた山本耕史の女癖
堀北真希は大丈夫? 松本幸四郎を激怒させた山本耕史の女癖
「間違ってでも書き続けると思いが伝わるんだと思います。だから僕は(手紙を)出し続けました」 堀北真希(26)との電撃婚を果たした山本耕史(38)は、8月24日の『とくダネ!』(フジテレビ系)に出演して、彼女を射止めるまでの6年間について赤裸々に語った。 2009年のドラマ共演で知り合った当時から山本は堀北に好意を抱いていたが、全く相手にされなかった。だが今年5月に舞台『嵐が丘』で恋人役として再共演が決まると猛アタックを再開。「交際できないなら結婚してください」とプロポーズし、直筆の手紙40通を送り続けた。最後は堀北が仕事で京都に行くことを知り、山本も勘で新幹線に飛び乗る。その車内で見つけた堀北に指輪を渡したという。 そんなストーカーと紙一重の“一途愛”がクローズアップされる山本だが、一方でこれまで松たか子(38)、牧瀬里穂(43)、上原多香子(32)、スザンヌ(28)、らと浮き名を流してきた“共演者キラー”でもある。芸能関係者からはこんな心配も聞こえてくる。「山本さんの女癖の悪さは有名ですからね。松さんとの交際中には、彼の浮気がバレて、彼女の父・松本幸四郎さん(73)を激怒させて、彼女と共演するはずだった舞台を降板させられたこともあったそうです。最近も深夜に堀北さんとは別の美女を連れ歩く姿も目撃されています。堀北さんが騙されていないか心配ですよ」 結婚した途端に“ストーカー愛に飽きた”なんてことになりませんように……。※週刊ポスト2015年9月11日号
2015.09.02 16:00
週刊ポスト
松たか子、六本木で夫と「臨月さんぽ」 赤ちゃんの性別は?
松たか子、六本木で夫と「臨月さんぽ」 赤ちゃんの性別は?
 まだ冬の寒さが残る3月下旬の夕方、東京・六本木ヒルズには大きなお腹を抱えるように前で手を組みながら歩く妊婦と、その妻を心配そうに見守る夫の姿があった。 松たか子(37才)・佐橋佳幸(53才)夫妻だ。松はお腹の子をいたわってか、厚手のコートにマフラー姿と“ママの自覚”を見せていた。昨年11月に第一子妊娠を発表した松。出産予定は4月で、すでに臨月に入っている。 不妊治療で有名な病院に通い、たばこもお酒も断っての妊娠だった松。父・松本幸四郎(72才)も「男の子だったら齋(いつき)【兄・市川染五郎(42才)の長男・金太郎(10才)の本名】と一緒に稽古ができる」と大喜びだという。 気になる赤ちゃんの性別について、松は過去の会見で「まだ…」と語っていたが、あるベビー用品店では、こんな松の姿が。「1か月ほど前、松さんは赤ちゃんの人気ベビー用品ブランドの『アロハロハ』のよだれかけや肌着などを購入されていましたよ。ボーダー柄やイエロー系のもので、男の子でも女の子でも性別を問わずに着られそうな商品を選んでいました。もう準備万端といった感じでしたよ」(居合わせた客) 安産のためにさんぽを日課にしているという松。男の子でも、女の子でも元気に生まれてきてください!※女性セブン2015年4月9・16日号
2015.03.27 16:00
女性セブン
「視聴者の気を惹くテレビの仕掛け」について女性作家が考察
「視聴者の気を惹くテレビの仕掛け」について女性作家が考察
 テレビ局の番組には、様々な試み、仕掛けが施される。だが、受け取る側の評価は時に紙一重だ。作家で五感生活研究所の山下柚実氏が分析する。 * * * 日本のテレビ局も視聴者も、クイズ番組が大好き。NHKから民放まで揃って、健康から食、国語算数、脳力、記憶力、漢字力、旅の蘊蓄とずらり…ありとあらゆるテーマについての「質問と答」が並んでいます。  真面目な性格の人が多い日本人。「その答は何でしょうか?」と質問されると、ついテレビ画面にむかって正しい答を探り出そうとがんばる。質問というものは、いわば「謎」の提示です。「謎」を掲げることによって、相手の気を惹くことができる仕掛けです。「今なぜそれを私に聞くの?」、「その質問自体、おかしいよ」と、質問そのものにチャチャを入れたり、場をぶちこわすような発想をする人は少数派。だからこそ、日本でこれほどたくさんのクイズ番組が成り立っているのかもしれません。 謎かけスタイルの娯楽文化――クイズ番組をそうとらえてみれば、目くじらをたてることはない。質問を出され、その答を一緒に探したい人が楽しんで見ているわけですから。  けれども、謎を掲げて「気を惹く仕掛け」が、時にお門違いになることも。クイズ番組だけでなく別ジャンルに浸食しすぎれば、不愉快さにつながったりすることもある。  たとえば、天気予報。こっちは真剣に聞いている。年末年始は家族揃って外出したり、なかなか会えない人と会食したりという、特別な予定が入ってくる時期。その時に「雪が降るかもしれない」と言われたら、かなり慌てませんか。雪に慣れていない東京人なんか、聞いただけでハラハラドキドキしてしまう。   TBSの情報番組「ひるおび!」で天気予報士・森朗さんが、年末年始の天気を解説していました。その内容が何だかもやもやとはっきりしない。東京でもしかしたら雪が積もるかもしれないなどと、「匂わす」。匂わせながら、しかしはっきりしたことは言わず。あえて曖昧な口調? こんなタイミングで、天気に謎かけですか?「天気に異変が起こるかもしれない」という情報は、たしかに視聴者の気を惹く。面白おかしく天気を語るキャラクター・森氏ならではの、視聴率を稼ぐ常套手段なのかもしれません。でも、天気予報はクイズや娯楽とは違う。必要以上の思わせぶりな態度や謎かけは無用、そう感じている視聴者、意外と多いのではないでしょうか? 同じく、思わせぶりなシーンがあまりに多くて気になったドラマもありました。 12月22日・23日、NHKで2夜連続放送された特別ドラマ『ナイフの行方』。大御所・山田太一氏の書き下ろしということで注目され、配役や番宣にも力が入っていました。「無差別に人を刺そうとナイフを懐に入れた青年・次男(今井翼)は、たまたま目が合った老人・拓自(松本幸四郎)に組み伏せられ、足の骨を折られて自宅に連れ込まれる。真意をいぶかる次男に、「骨折が治るまでだ」と拓自は亡き妻の部屋を次男に明け渡す。自分自身のことも話さない、次男のことも聞かない、拓自との不思議な同居生活が始まる」(NHKによる紹介)。 突然起こる謎めいた出来事。見知らぬ老人に足を折られた若者が、老人の家に入り込み同居。そうなった事情も動機も、はっきりと語られないままドラマはどんどん進む。台詞も謎めてばかり。「知り合いだが友達とはいえない」「30年ぶりに変な男が訪ねて来た」「自分のことは話さないようにしている」……思わせぶりな要素がたっぷり。 もちろん、犯人捜しの推理ドラマや刑事サスペンスものという前提ならば、それでいいでしょう。しかし、このドラマは「若者の孤立感」や「高齢化社会の孤独」といった社会的問題を扱う作品。一人暮らしの高齢者の内面に向き合おうとした意欲作。そうした社会派ドラマに、必要以上の「謎解きの応酬」は見ていてちょっとつらい。長時間つきあわされているうち、イライラしてきてしまう。 それはひとえに、脚本家だけが話の全体を知っていて、視聴者は断片ばかり見せられるから、です。謎を小出しにして、次のシーンへと引っ張っていこうという趣向? いわば、クイズ仕掛けのドラマ? 「神」の視点に立つ作家から見下ろされ、作家のいいように操作されている視聴者、といった苦い印象ばかりが残りました。 今期の秋ドラマで人気を集めた『きょうは会社休みます』(日本テレビ系水曜日午後10時)のように、今の時代は作り手も見ている人も、フラットな位置に立って、互いの共感を響きあわせたり、対話することが求められているのでは? そう感じたのは、私だけでしょうか。
2014.12.27 16:00
NEWSポストセブン
松本幸四郎が「もうドンペリは飲まない」と憤慨した理由とは?
松本幸四郎が「もうドンペリは飲まない」と憤慨した理由とは?
「レストランは感動する最高の場でありたい」──こんな合い言葉の下、1984年に東京・銀座でオープンし、高倉健さん(享年83)、ビートたけし(67才)、鈴木京香(46才)ら、芸能界の大物も足繁く通うレストラン『ペリニィヨン』。30年続くこのレストランをこよなく愛しているのが松本幸四郎(72才)だ。「幸四郎さんは長年通う“超”が付く常連さんで、松本家の節目、節目には必ずこのレストランを利用されています」(幸四郎の知人) 娘・松たか子(37才)が16才年上のギタリストで夫の佐橋佳幸(53才)を父に紹介したのもこの店。また2014年8月、幸四郎の誕生日もここで祝い、松はその日、待望の第一子の妊娠を報告。幸四郎は「今年はわが家にめでたいことが重なった」と上機嫌だったという。 そんな一家にとって大切なお店なのだが、その“店名”をめぐって思わぬトラブルが起こっていた。『ペリニィヨン』という店名にイチャモンを付けてきたのが、高級シャンパン『ドン・ペリニヨン』で有名なフランス『モエ・エ・シャンドン社』だった。「2013年末に『モエ社』から“ペリニィヨンという名前で店を営業するな”といったクレームが入ったそうです。しかし、『ペリニィヨン』側としても30年、この名前で営業しているわけですから、簡単に“はい。わかりました”となるわけはなく、『ペリニィヨン』側はフランスまで直談判に行ったみたいなんです」(同レストラン関係者) そんなトラブルを耳にして激怒したのが幸四郎だった。「幸四郎さんは“もうドンペリは飲まない”なんて憤っていました。そして『ペリニィヨン』側がフランスに行く際に、“日本でいちばん、この店を愛している私の扇子を『モエ社』の社長に渡してくれ!”と託したと聞いています。なぜ扇子かはわからないんですけど…(苦笑)」(前出・レストラン関係者) その扇子のお陰か、両社は双方歩み寄りをみせ、なんとか円満解決の運びとなった。「『ペリニィヨン』は『ドン・ピエール』と店名を変えてリニューアルしました。代わりに『モエ社』側はレストラン側に異例の感謝状を贈ったそうです」(前出・レストラン関係者) 同店に、今回の件について話を聞いた。「それは間違いありません。幸四郎さんは私どもと同じように憤り、悲しんでくださったんだと思います。しかし、ウチといたしましても、これからも(モエ社と)良い関係が築ければということで(名称変更を)了承しました」 名前は変わっても、松や幸四郎が愛する、店のスピリットが変わることはない。※女性セブン2015年1月8・15日号
2014.12.27 07:00
女性セブン
第一子妊娠の松たか子 妊活のため禁酒禁煙HERO出演断る
第一子妊娠の松たか子 妊活のため禁酒禁煙HERO出演断る
《このたび、新たな命を授かることができました。私達夫婦は今、深いよろこびでいっぱいです》 11月27日、松たか子(37才)は待望の第一子妊娠の喜びを直筆のメッセージを添えて発表した。すでに妊娠6か月で、来春にも赤ちゃんが誕生する。「松さんは多くの芸能人がお忍びで利用する不妊治療で有名な病院にも通って、アドバイスを受けたそうです」(松の知人) まずは生活習慣の改善を始める。松といえば、かつて『ニュースステーション』(テレビ朝日系)に出演した際には、司会の久米宏(70才)に「今日は非常に驚いたことがあって。それは、松たか子さんがタバコを吸うということです。松さんがタバコとライターを持って歩いているのを見て、椅子から転げ落ちそうになりました(笑い)」と暴露されたこともある有名な“愛煙家”だ。「松さんは全面禁煙のレストランなどでは、食事中に何度かは外にタバコを吸いに行っていたんですが、妊活を始めてからは、そんな姿を見かけなくなりましたね」(前出・松の知人) そしてタバコだけではなく、お酒も断っていた。前述の幸四郎の誕生会を行ったレストランでのこと。「2か月ほど前に夫婦おふたりで食事したときには、佐橋さんが赤ワインを嗜むなか、松さんは炭酸水とか温かい紅茶を飲んでいたそうです。もともとはかなり飲む人ですから。その話を聞いてびっくりしました」(前出・松本家知人) 生活習慣を変えた松は、仕事の量もセーブする。今年7月クールに放送された『HERO』(フジテレビ系)のオファーも断った。 2001年に放送された前作では木村拓哉(42才)とのコンビが大好評で平均視聴率34.3%の国民的なドラマになった『HERO』。そんなドラマを断ったために、“松が木村に共演NG”を出したなどといった報道まで飛び交った。「もちろん松さんの元にも出演オファーが届いたんですが、妊活のために泣く泣くあきらめたんです。決して木村さんとの共演が嫌だったとかではなく、何よりも“妊活”優先だったわけです」(前出・松の知人) また長年、父・松本幸四郎(72才)との共演で話題を呼んできたミュージカル『ラ・マンチャの男』も来年10月の公演はヒロイン役から降りている。「今年9月に配役が発表された時、松さんの名前がなくて舞台関係者の間では騒然となりました。“松さんの体調が悪いんじゃないか?”などと噂も出たほどです。出産後の子育てに備えて、役を降りたんでしょうね。それほど、彼女は今回の出産にかけているんだと思います」(舞台関係者)※女性セブン2014年12月18日号
2014.12.06 16:00
女性セブン
妊娠の松たか子 背景に「夫と父の確執」と「高麗屋の将来」
妊娠の松たか子 背景に「夫と父の確執」と「高麗屋の将来」
《このたび、新たな命を授かることができました。私達夫婦は今、深いよろこびでいっぱいです》 11月27日、松たか子(37才)は待望の第一子妊娠の喜びを直筆のメッセージを添えて発表した。すでに妊娠6か月で、来春にも赤ちゃんが誕生する。そして、この慶事を彼女本人よりも喜んでいるのが父・松本幸四郎(72才)なのだ。「今年8月に松本家の行きつけのレストランで幸四郎さんの誕生会が行われたんです。このとき、幸四郎さんは乾杯の挨拶で“今年はわが家にめでたいことが重なった”と上機嫌だったそうなんですが、このときすでにたか子さんは妊娠3か月だということを幸四郎さんに報告していたんです」(松本家知人) 3時間半にも及んだ誕生会には、それまで幸四郎との“確執”が伝えられてきた松の夫・佐橋佳幸(53才)の姿もあったが、ふたりとも終始笑顔を見せていたという。 2004年3月に発覚した松と佐橋の交際。しかし、幸四郎はこの交際を快く思っていなかった。「幸四郎さんは“どうしてたか子が16才も年上の男と! あんな奴は嫌だ!”と猛反対したんです。特に佐橋さんの離婚歴を気にしていて“バツイチという過去は消せない”なんてブツブツ言っていましたから。とにかく幸四郎さんは、佐橋さんのことがどうしても許せないといった感じでした…」(前出・松本家知人) そんな父の思いは結婚後も変わることがなかったが、そんな父の頑なな態度を目の当たりにした松はある決意をする。「松さんは幸四郎さんと佐橋さんの関係を改善するには、“子供を産むしかない”と考えたみたいなんです。そして、今年に入ると本格的に妊活を始めたんです」(松の知人) 彼女がこんな考えに至ったのは、兄・市川染五郎(41才)の子供たちとの触れ合いのときに見せる幸四郎の表情にあった。「幸四郎さんは染五郎さんの長男の松本金太郎くん(9才、2009年初舞台)や長女・松田美瑠ちゃん(7才、2012年デビュー)のことを猫かわいがりしていて、一緒に食事するときなんて終始顔が綻びっぱなしです(笑い)。そんな様子を松さんも間近で見てきましたから、“自分にも子供がいれば…”と思うのも当然です。 しかも、金太郎くんたちに“きみたちは、いとこがいなくてかわいそうだなぁ~。早くいとこができるといいなぁ~”なんて松さんに聞こえるように言ったりしていましたから」(前出・松本家知人) また“梨園の娘”としての覚悟もあった。すでに幸四郎率いる高麗屋には前述した金太郎という後継者がいるが、不安がないわけではない。「これから成田屋では市川海老蔵さん(36才)の長男・勧玄くん(1才)のお目見え、中村屋では中村勘九郎さん(33才)の長男・七緒八くん(3才)の初舞台、そして音羽屋では尾上菊之助さん(37才)の長男・和史くん(1才)と寺島しのぶさん(41才)の長男・眞秀くん(2才)のデビューや共演など、歌舞伎ファンだけでなく、お茶の間の興味を引きそうなおめでたい話題を続々と控えています。しかし、高麗屋では金太郎くんがもう初舞台も済ませていますから、しばらく明るいニュースがないんです。 高麗屋の将来を見据えたとき、松さんのお子さんが男の子で歌舞伎役者となれば、金太郎くんと二枚看板として売り出すことができますから、話題性にも事欠きませんよね。お家の事情を考えても、松さんは“男の子を”という思いを強く持っているんです」(前出・松本家知人)※女性セブン2014年12月18日号
2014.12.05 16:00
女性セブン

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