工藤阿須加一覧

【工藤阿須加】に関するニュースを集めたページです。

番組公式HPより
木村拓哉は『教場』で「ヒーロー・キムタク」を葬れたかも
 木村拓哉は日本においてその作品動向が最も注目される俳優のひとりであると同時に、常に失敗が許されない立場を求められる。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が分析した。 * * * 年末、電車の中でもテレビ画面でも、妙に頬がこけ白髪で濃いサングラス姿の中年男性の不気味な顔が目に飛び込んできた。これがキムタク? 警察学校の鬼教官をキムタクが演じるという衝撃的なSPドラマ『教場』(フジテレビ系)の番宣でした。 年末年始といえばまさに「キムタク祭り」の様相で、天才シェフ・尾花夏樹役が話題となったドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)は29日の最終回の視聴率が16.4%。まずは成功と言える着地ぶりで、続編を期待する声も聞かれました。 続けて、年が開けると3日に映画『マスカレード・ホテル』の地上波放送。フジテレビとしてはその勢いを保ったまま、視聴者に『教場』へとなだれこんで来てほしい、という願望ありあり。そんな「キムタク祭り」の作戦にのって騒ぐのには多少抵抗感があった人もいたはずです。 という状況下、1月4日、5日2夜連続で放送されたスペシャルドラマ『教場』。木村さんは適正の無い人間を容赦なくふるい落とす鬼教官・風間公親として、異形の風貌で登場してきました。 案の定、登場してしばらくの間は、何とも居心地の悪い浮遊感が漂っていた。「鬼」と呼ぶにはドス黒い迫力が欠けている印象か。セリフにキムタク節の抑揚やクセもちらり感じられたりして、鬼教官よりも「木村拓哉」が前面に出てくるのかどうか、視聴者としてはとまどいつつ見ていました。 しかし。物語が展開していくにつれて、「鬼教官」としてのキャラクターがしっかりと立ち上がってきたのです。 静かで落ち着きのある怖さ、何を考えているのかわからない不気味さ、メガネの奥にのぞく瞳の不自然さ、ピクリとも動かない顔の筋肉。鬼教官・風間の暗さと凄まじい集中力とが、見ている人をぐいぐいと惹き付けて最後まで離しませんでした。 もうこの人を、「キムタク」とか軽々しく呼んではいけないのかもしれない。「何をやってもキムタク」という言葉を封印すべき時がきたのかと感じさせるほど、役者としての決意が伝わってきたのです。 世の中、ファンと同じくらい突っ込みを入れようと待ち受けている辛口視聴者がたくさんいます。そうした人々を前にして、演技で説得しねじ伏せるのは、並大抵のことではない。その意味で正統派役者・木村拓哉の誕生の夜、だったのではないでしょうか。 もう一つ、このドラマで指摘したいのは役者陣の素晴らしさでした。 警察官になる夢を叶えるべく入校してきた生徒たち──宮坂定に工藤阿須加、落ちこぼれの平田和道に林遣都、元インテリアコーディネーター楠本しのぶに大島優子、自信過剰な菱沼羽津希を川口春奈、仲間と馴染まない都築耀太を味方良介。 一人一人が役者として人物を造形する力を発揮し、目の前にいる「木村拓哉」の重さに動じず、同じ比重で立ち向かっていこうとする姿勢が印象的でした。 例えば工藤さん演じる宮坂が、風間教官を前に一対一で「補習」されるシーン。教官の指示に素早く反応し、警察官としての所作を一つ一つこなしていく。敬礼をする。手錠を出す。的確にぴたりと動作をし、また元に収める。二人は演技でしっかりと対峙し、拮抗しているように見えました。 これまで多くの場合、ヒーローとしての役を固定され、結果としてヨイショされてきた木村さん。本人が望むか望まないかに関わらず、一人だけ高い位置に立つ構造も多かった。 しかし、このドラマは役者たちの頑張りもあって、水平的な位置取りで鬼教官と生徒が向かい合った。他の役者と水平的な関係になった時、「木村拓哉」はまた違う味わいを見せることができる。それがはっきり伝わってきたのです。その意味で、このドラマは「ヒーローとしてのキムタク」を葬ることができた作品かもしれません。 唯一、残念だった点があります。それは、短い時間の中にいろいろと多彩な生徒たちのエピソードを凝縮して詰め込みすぎた点。これならスペシャルではなくて、むしろ連続ドラマで見たかった。 学校という場所の特徴は多くの生徒がいること。だから、一人一人育った環境、抱えている問題も違い各人の個性から家庭、過去までをバリエーション豊かに描き出すことが可能です。今回の役者たちが優れていた分、一人一人の人間性をもっと味わいたかった……と感じさせるくらい、『教場』は興味深い仕上がりだった、ということでしょう。 気になるのは最後にさらっと映ったシーン。風間が次に担当する教室の中に、なぜか佐久間結衣、上白石萌歌、伊藤健太郎、三浦貴大らが座っていた。ということはすでに続編が仕込まれている兆しなのか。制作陣の手の内に、まんまとはめられてしまうのもまた、ドラマ好きの至福かもしれません。
2020.01.08 16:00
NEWSポストセブン
広末涼子 ドラマ打ち上げで見せた「すごい透明感」姿
広末涼子 ドラマ打ち上げで見せた「すごい透明感」姿
 ブランド店が立ち並びクリスマスイルミネーションがきらめく東京・銀座の並木通りで、ひと際目を引く女性が広末涼子(39才)だった。白いニットパーカに黒のロングコート、キャスケットを斜めにかぶる“気張らない装い”だが道行く人が振り返る。「39才とは思えない透明感。化粧っ気がなく見えるのにキレイ。間違いなく奇跡のアラフォーNo.1だと思います」(通行人) この日はドラマ『ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―』(日本テレビ系)の打ち上げだった。主演の賀来賢人(30才)、北村一輝(50才)、杉本哲太(54才)、工藤阿須加(28才)の姿もあった。「打ち上げをかねて最終回をみんなで見たようです。広末さん、普段は子育てで外に出られないからか、2次会まで楽しんでいらしたようでした」(ドラマ関係者) 3才、8才、16才、3人の子供の母には見えないオーラが大通りにも漂っていた。※女性セブン2020年1月2・9日号
2019.12.22 16:00
女性セブン
佐藤浩市と息子の寛一郎(共同通信社)
2世芸能人の売り出し方、「親の名前出さない」に変化
 2世タレントの“売り出し方”の戦略は、時代とともに大きく変わってきた。かつての2世タレントたちは「七光り」を最大限に利用し、いきなり主要キャストとして華々しくデビューするケースが少なくなかった。 高島忠夫・寿美花代夫妻の息子・政宏は、大学在学中に映画『トットチャンネル』で華々しくデビューし、同作で日本アカデミー賞やブルーリボン賞などの新人賞を獲得。弟の政伸も、大学在学中にNHKの朝ドラ『純ちゃんの応援歌』でデビューしている。高島ファミリーはバラエティなどにしばしば一家総出で出演しており、「芸能一家」の「親子共演」は当たり前だった。 しかし、その後は「親の七光り」が本人にとってマイナスに働くケースも増えた。高橋英樹の娘の高橋真麻もその例といえる。「2004年にフジテレビの局アナになりましたが、入局当初から『コネ入社だろ』と言って叩かれ、バラエティ番組などでイジられてばかりで、アナウンサーとしては不遇だった。しかし、2013年にフリーに転身してからは、不遇時代に磨いたバラエティ力を存分に発揮し、今や超売れっ子になっている」(フジ関係者) 松田聖子と神田正輝の娘・神田沙也加も同様だ。「13歳でデビューしたが、ステージでの母子出演も多く松田聖子の娘であることを活用してきた感は否めない。それが視聴者の反感を買ってしまった。2011年末のNHK『紅白歌合戦』に出演し、母子でデュエットした時には親の七光りなどとバッシングを浴びました」(音楽関係者) しかし、そんな神田沙也加も、女優業のかたわら声優の専門学校に通うなど地道な努力を経て、2014年公開のディズニーのアニメ映画『アナと雪の女王』日本語版では、見事に王女・アナ役を射止めた。「映画の大ヒットを引っさげて、その年末には再び紅白に出場し、歌唱力が絶賛された。1回目にバッシングを浴びた“リベンジ”を見事に果たしたかたちです」(同前) あるキー局関係者は「10年前あたりから2世タレントに対する、世間の空気が如実に変わってきた」と語る。「ネット全盛時代になり、『何の芸もないのに』といった2世タレントに対するバッシングが、今まで以上に世間に拡散するようになった。加えて、俳優やスポーツ選手の子供たちが続々と芸能界入りしたことで、よほどの大物の子供でない限り埋もれてしまう。親の名前で一度は使ってみるものの実力が伴わず、すぐに消えてしまうことが増えました」(テレビ局関係者) 一方で、親の名前に頼ることなく、実力をつけて成功する2世が登場してきた。「その典型例が杏と安藤サクラ」だと語るのは、ある芸能事務所関係者。「15歳でモデルとしてデビューした杏は、渡辺謙と母親が離婚で揉めていたこともあって、事務所に『父のことは内緒にしてほしい』とお願いしていたそうです。離婚成立後も、ずっと『渡辺』姓を伏せて活動を続けていました。その結果、朝ドラ『ごちそうさん』でヒロイン役を務めるまでになった」 同じく朝ドラ『まんぷく』で朝ドラ史上初の“ママさんヒロイン”となった安藤サクラも、父親が奥田瑛二、母親が安藤和津という芸能界のサラブレッドだ。「父親が監督を務めた映画『風の外側』で、主演女優がクランクイン直前に降板してしまったために代役としてデビュー。しかし、その後はどんな役柄にも果敢に挑戦して、芝居の実力を磨いてきた。親の七光りではなく、自力で這い上がってきた役者のひとりです」(映画関係者) 現在放送中のドラマに出演する2世タレントには新田真剣佑(父・千葉真一)、池内万作(父・伊丹十三、母・宮本信子)、寛一郎(父・佐藤浩市)、趣里(父・水谷豊、母・伊藤蘭)、三浦貴大(父・三浦友和、母・山口百恵)、工藤阿須加(父・工藤公康)らがいるが、そうした若手俳優のなかでも、寛一郎は父・佐藤浩市の名前を伏せたまま2017年にデビューし、同年公開の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で日本映画批評家大賞の新人男優賞、2018年公開の映画『菊とギロチン』でキネマ旬報ベスト・テン新人男優賞に輝いた実力派だ。 寛一郎という名前だけの芸名についても、インタビューで「親父のイメージがあるから、佐藤はつけたくなかった」と語っている。父の佐藤浩市も「三國連太郎の息子」というレッテルに苦しんだ経験からその姿勢を認めているという。 新田真剣佑も「世界のサニー千葉」の息子だが、芸名はあえて「千葉」姓を外した。「真剣佑も本格的なレッスンを受け、舞台や映画の端役で実績を作ってから抜擢されている。親の七光りだけでは長続きしないし、そのほうが『あんな有名人の子供なのに、努力してきたんだね』と、視聴者の共感も得やすいんですよ」(芸能事務所関係者) 渡辺徹・榊原郁恵夫妻の息子の渡辺裕太のように、「親子共演NG」を貫いているケースもある。◆テレビ局の“大人の計算” いくら親が有名人でも、実力がなければ認められなくなってきた2世タレント。だが、その他大勢の役者やタレントに比べて、彼らに大きなアドバンテージがあることも、紛れもない事実だ。「本人が親の名前を隠していても、局側は事務所から親のことを聞かされているもの。タイミングを見計らって“実は誰々の子供だった”ということを明かせば、親のファンは必ず注目してくれるし、逆にそこまで親の名前に頼ろうとしなかった姿勢をアピールすることで、視聴者からの好感度を上げることもできますからね」(テレビ局関係者) いつの間にか2世タレントが大量に出演しているその背景には、こんな“大人の計算”もあるようだ。 夏クールのドラマでも、『ノーサイドゲーム』(TBS系)に千葉真一の息子・眞榮田郷敦(まえだごうどん・新田真剣佑の弟)が出演。杏が主演を務めた『偽装不倫』(日本テレビ系)では、その杏の恋人役を『島唄』で知られる歌手、宮沢和史の息子・宮沢氷魚(ひお)が演じた。NHKの前の朝ドラ『なつぞら』にも、哀川翔の娘・福地桃子がヒロインの親友役に抜擢されるなど、たしかに2世タレントの勢いは凄まじい。2世タレント事情に詳しいコラムニストの山田美保子氏はこう語る。「日本人は家系図を大切にする文化があるし、その子の親と比較して、ああだこうだ言うのが好き。恵まれた環境にいる2世が親に頼らず努力している姿は、見ていてドラマがある。 もちろん長嶋一茂や石原良純のように思いっきり七光りを隠さない天真爛漫な2世を見ているのも、バラエティ的には楽しいのですが。役者に限れば“ストイックな2世”が求められる時代になってきました」“隠れ2世”ブームはまだまだ続きそうだ。※週刊ポスト2019年11月29日号
2019.11.19 11:00
週刊ポスト
水谷豊・伊藤蘭夫妻の娘の趣里(写真/時事通信フォト、共同通信社)
新田真剣佑、池内万作、趣里ほか ドラマ席巻の2世タレント
 日本を代表する名俳優たちの「子供たち」が、現在放送中のテレビドラマを席巻している。『同期のサクラ』(日本テレビ系)には千葉真一の息子・新田真剣佑、『チート』(同)には宮本信子と伊丹十三監督の息子・池内万作が出演。 さらに『グランメゾン東京』(TBS系)には佐藤浩市の息子の寛一郎、『モトカレマニア』(フジテレビ系)には水谷豊・伊藤蘭夫妻の娘・趣里、『ひとりキャンプで食って寝る』(テレビ東京)にも三浦友和・百恵夫妻の息子・三浦貴大がキャスティングされた。 ちなみに、『ニッポンノワール―刑事Yの反乱―』(日本テレビ系)にはソフトバンク監督・工藤公康の息子・工藤阿須加も出演中。そうとは知らずにドラマを観ていた視聴者も多いのではないだろうか。「以前は2世タレントといえば、親の存在をフル活用して売り出すのが常だったが、近年は逆に、親の名前を隠すケースが目立つ。これまでと違い、親のファンを取り込もうとするのではなく、2世タレント個人にファンがついている。 親が誰かということに関係なく、ひとりの俳優、タレントとして応援しているファンが多い」(テレビ局関係者) 例えば真剣佑のファンのなかには、「千葉ちゃんの息子」という認識はもはやなく、千葉のほうを指して「マッケンのパパ」という若者も多いという。 2世タレントの“売り出し方”の戦略は、時代とともに大きく変わってきているようだ。 ※週刊ポスト2019年11月29日号
2019.11.18 16:00
週刊ポスト
【動画】工藤阿須加、イメージそのまま「ファンに神対応」していた
【動画】工藤阿須加、イメージそのまま「ファンに神対応」していた
 工藤阿須加さんがイメージを裏切らない神対応を見せました。9月中旬の午後7時過ぎ東京・日テレ麹町スタジオ前。スタジオ収録を終えた工藤さんはマネージャーとともに歩いて一般観覧客と同じ出口から出てきました。出待ちをしていたファンが歓声を上げながら「応援しています!」と握手を求めると工藤さんは「ありがとうございます」と一人一人に丁寧に感謝を伝えました。 テレビ関係者は工藤さんについて「気遣いの人で現場を明るくしてくれます」と絶賛しています。
2019.10.03 07:00
NEWSポストセブン
工藤阿須加『なつぞら』イメージそのままファンに神対応
工藤阿須加『なつぞら』イメージそのままファンに神対応
 明日、最終回を迎えるNHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』で爽やかな存在感を見せている俳優・工藤阿須加(28)が、ドラマでの役どころを裏切らない神対応を見せていた。 9月中旬の午後7時過ぎ、東京・日テレ麹町スタジオ前。この日、スタジオ収録を終えた出演者らが、地下駐車場から次々と出てくるタイミングだった。King&Princeの平野紫耀(22)は事務所スタッフの車両で、フットボールアワーの後藤輝基(45)やアンジャッシュ渡部建(47)、さらに水卜麻美アナ(32)らはタクシーで、それぞれスタジオを後に。そんな中、マネージャーとともに歩いて、しかも番組の一般観覧客と同じ出口から出てきたのが工藤だった。 これに驚いたのが、先に外に出て芸能人の出待ちをしていたと思われる10人ほどの一般観覧客だった。歓声を上げながら「応援しています!」と握手を求めるファン一人一人に、工藤は「ありがとうございます」と丁寧に感謝を伝えていた。あいさつを終えると、目の前にタクシーがいるのに乗り込むこともなく、徒歩で出ていった。番組関係者が語る。「『なつぞら』で工藤さんが演じたのは、広瀬すず演じるヒロインなつの幼なじみで、家族を亡くしたという同じ境遇を持つ“のぶさん”こと信哉。北海道編から出演しており、何かにつけてなつ兄妹に目をかける献身ぶりが、朝のお茶の間をほっこりさせていました。素の工藤さんも、それぞれのスタッフに声をかけてくれる気遣いの人で、現場を明るくしてくれます」 プロ野球の西武、巨人などで投手として活躍、現在ソフトバンクの工藤公康監督を父に持ちながら、父と同じスポーツではなく俳優の道を目指した工藤。2014年のTBS系ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』で社会人野球の剛速球投手役として注目を浴びてからも、ドラマや映画で演じるのはフレッシュで純粋で、人の良い役どころが大半だ。 木村拓哉(46)主演で来年新春放送のフジテレビ系ドラマ『教場』では、警察官を志す警察学校の生徒役。この日の“神対応”と同じように、当分はファンの期待を裏切らない正統派な役回りが多いかも?
2019.09.27 16:00
NEWSポストセブン
相場英雄氏(左)と長岡弘樹氏(右)
警察小説の映像化が続く理由 新人発掘を目指す文学賞も
 木村拓哉が来春放送予定のフジテレビ開局60周年記念ドラマ『教場』で、警察学校のカリスマ教官役に挑戦することが、大きな話題となっている。生徒役には三浦翔平、大島優子、工藤阿須加、林遣都、川口春奈、葵わかなという錚々たる面々が顔を揃えた。長岡弘樹氏の原作『教場』は「2013年週刊文春ミステリーベスト10」国内部門第一位に輝いた傑作で、シリーズ57万部のベストセラー。木村にとっては、本年初頭に公開された東野圭吾氏原作の映画『マスカレード・ホテル』以来の刑事役だ。脚本は「躍る大捜査線」の君塚良一氏が担当するという豪華布陣が敷かれ、フジテレビの並々ならぬ力の入れ方がうかがええる。『教場』は本邦初の警察学校小説として刊行時注目を集め、2014年の本屋大賞にもノミネートされた作品。警察小説は不動の人気を誇るジャンルだが、ここにきて作品の映像化が相次いでおり、改めてブームの様相も呈している。「端的に言うと警察小説は映像化との相性がいいんです。実際、映画の興行収入やテレビドラマの視聴率でも健闘するケースが目立ちますし、人気があるとなればシリーズ化もしやすい。映像制作に携わる人間にとっては恰好のテーマとなっています」(民放キー局関係者) 90年代には、大沢在昌氏の『新宿鮫』シリーズが大ヒットし、連続ドラマ化され、映画化もされた。さらには警察小説の大家・横山秀夫氏がデビューし、代表作の『半落ち』『64』をはじめ、数多くの作品が映像化されている。髙村薫氏の『レディ・ジョーカー』、佐々木譲氏の『警官の血』などの超大作が生み出される一方、文庫の市場では堂場瞬一氏(代表作『アナザーフェイス』『警視庁失踪人捜査課』などが映像化されている)、誉田哲也氏(代表作『ストロベリーナイト』は竹内結子、二階堂ふみの主演で二度映像化された)など精力的に活動する実力派作家の作品が支持を集めている。 こうした“実績”もあり、「警察モノは大物のキャスティングもしやすい」(前出の民放関係者)のだという。 実際、木村拓哉は映画『マスカレード・ホテル』で刑事役に挑むにあたり、「ようやく自分に(刑事役の)バトンが回ってきたと思った。自分が子どものとき、刑事ドラマからたくさんのワクワクをもらっていたので、そういう意味では演じていて高揚したのは確かです」 とコメントしている(「AERA」19年1月28日号)。 テレビドラマでも「太陽にほえろ!」(石原裕次郎主演)「特捜最前線」(二谷英明主演)「はぐれ刑事純情派」(藤田まこと主演)「躍る大捜査線」(織田裕二主演)など数多くの名作刑事ドラマが生み出されてきた。水谷豊が主演する「相棒」シリーズは、現在17シーズンまで製作され、高い人気を維持している。 こうした流れをより強固にしそうな試みも始まっている。『教場』の原作者である長岡弘樹氏と、10月よりWOWOWで放送される連続ドラマ「トップリーグ」の原作者である相場英雄氏(他にも『震える牛』『血の轍』『不発弾』が映像化)が選考委員をつとめる小学館主催の小説新人賞「警察小説大賞」、その狙いはもちろん、ヒット作の“発掘”だ。 同賞では『教場』『震える牛』を編集担当した小説誌「STORY  BOX」編集長・幾野克哉氏も選考委員の一人となり、大賞受賞作は必ず幾野氏が編集者として直接担当し、書籍化することが告知されている。大賞賞金300万円の本賞(2017年11月創設)には今年5月、第一回受賞作に『GAP ゴーストアンドポリス』が決定し、本年秋の刊行予定。本年9月末日まで「第二回警察小説大賞」を募集している(募集詳細は、同賞の公式サイト参照)。 ミステリーの中でも「警察小説」に絞った新人賞は、かつて存在しなかった。多くの読者、視聴者が待ち望む「熱い刑事ドラマ」が、新たな新人賞から生まれる日もそう遠くないかもしれない。
2019.07.16 16:00
NEWSポストセブン
『なつぞら』出演者たち
『なつぞら』絶好調を支える脚本家「入れ子芝居」の妙
 高評価が定まりつつある朝ドラ。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が、脚本家の技巧について言及する。 * * * NHK連続テレビ小説『なつぞら』が絶好調。平均視聴率は22.1%(第8週まで)と、実に安定した走りっぷりを見せています。このドラマの何が牽引役となっているのでしょうか? まず冒頭の2週間、子役時代のなつを演じた粟野咲莉の演技のうまさに、心をグッとつかまれた視聴者が続出しました。なつが広瀬すずになってからの北海道シーンでは、「祖父」泰樹(草刈正雄)となつとのやりとり、泰樹の人生経験から絞り出される深いセリフに感動した、涙した、といった称賛の声が聞かれました。 一方で吉沢亮、岡田将生、工藤阿須加……ズラリと揃った「イケメン祭り」が牽引役、という声も聞かれます。また、過去の朝ドラヒロインのオンパレード出演──松嶋菜々子、小林綾子、比嘉愛未、山口智子らがとっかえひっかえ出てくる面白さが際立っているから、と見る向きも。 そう、どれもが絶好調の要因に違いありません。ただ、私がこの朝ドラで最も注目している点は別のところにあります。一言でいえば、脚本家・大森寿美男の「入れ子芝居」のテクニックです。 ご存じのように入れ子とは一つの枠組の中にまた入れ物があって、またその中に別の入れ物がある……という仕掛け。『なつぞら』の一番大きな入れ物としては、まず「なつの成長物語」があります。戦争で両親を失った孤児の女の子が、北海道で新たな「家族」を得て、東京で実の兄と再会し自分の夢に向かって羽ばたいていく、という本筋を入れる器です。 その大きな物語の「器」に、また別の物語の「器」が入っている。例えば高校生のなつが所属する演劇部でお芝居『白蛇伝説』を上演。なつはヒロイン・ペチカを演じます。この芝居はただの劇中劇に留まらず、本筋である家族の話や泰樹と農協との確執といったことに絡んでいき、なつと泰樹との新たな関係へとつながる。その技巧的展開は見事でした。 あるいは、東京・新宿編では「ムーランルージュ新宿座」のきらびやかな舞台。クラブ「メランコリー」では歌手・煙カスミ(戸田恵子)にパッとスポットライトが当たりゴージャスな衣装に身を包んだカスミの華やかな声が響きわたる。そう、一瞬にして別世界が立ち現れるワクワク感がいい。 岸川亜矢美(山口智子)の踊り子シーンに咲太郎(岡田将生)のタップダンスと、他にも小さな舞台がいくつも用意されています。ロシアの玩具・マトリョーシカ人形はよく知られていますが、このあたりはいわば“マトリョーシカ的ドラマ仕掛け”と言ってもよいのかも。 そもそも、「新宿」という場所自体、そうした演劇的DNAを持っている土地柄です。花園神社は昔から見世物小屋が出たり大道芸人が芸を見せる場所だったし、今でも境内でテント芝居が上演されています。「歌舞伎町」という地名もそう。空襲で焼けた町の復興事業として歌舞伎の劇場の建設計画が持ち上がり地名が生まれ、紆余曲折を経て新宿コマ劇場が誕生しました。 というように、新宿の土地には演劇的DNAが埋まっている。大森氏が「新宿」という場所を選んだのも、そうしたDNAと関係しているはず、と想像できます。 なつの物語が、一転して別世界へと飛ぶ。鮮やかな場面転換が視聴者を惹き付け、飽きさせない「駆動力」になっているのではないでしょうか。 時空を飛ぶ仕掛けといえば、絵を描く「キャバス」も装置の一つ。例えば、なつが東洋動画の入社試験を受ける時、キャンバスを介して突然北海道で絵を描いている天陽(吉沢亮)が登場。「どこにいたって俺となっちゃんは何もない広いキャンバスの中でつながっていられる。頑張れ。頑張ってこい、なっちゃん」とエールを送るシーンは実に印象的でした。 今どきの視聴者は「イケメンが出ていればストーリーはそっちのけ」というほど甘っちょろくはない。脚本自体も、そんな薄っぺらい中身ではない。脚本・大森氏はかつて朝ドラの名作『てるてる家族』においても入れ子的演劇仕掛けを随所に仕込み、人形浄瑠璃や昭和歌謡レビューを挿入しながら、まるでミュージカルのような楽しさを味わわせてくれました。 2ヶ月が経過した『なつぞら』。役者たちが頑張ってくれることは疑いなし。だからあとの4ヶ月、物語の「立体的構造」に磨きをかけエッジを鋭くし、脚本の妙によってぐいぐいと引っ張り続けてほしい。ぜひ、見たこともない朝ドラを生み出してほしいと思います。
2019.06.01 16:00
NEWSポストセブン
『なつぞら』出演者たち
好調『なつぞら』、舞台変わる前に“プレ東京編”描いた狙い
 広瀬すず主演で、100作目の朝ドラとしても注目を集める『なつぞら』(NHK)。来週いっぱいで「北海道・十勝編」が終わり、新章に突入するが、その構成にこれまでの朝ドラににない巧みさが見られるという。テレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 4月1日の初回22.8%からコンスタントに20%超の視聴率を記録するほか、広瀬すずさんや草刈正雄さんの熱演が話題を集めるなど、好調の朝ドラ『なつぞら』。ここまでは、戦災孤児の奥原なつ(広瀬すず)が柴田家に引き取られ、酪農の仕事を手伝いながら成長していく様子が描かれてきました。 その「北海道・十勝編」は、13日からの第7週で終了。20日からの第8週から「東京・新宿編」「アニメーション編」とつながっていくのです。つまり現在は、舞台が変わる最初の節目を迎えようとしているところなのですが、このところの朝ドラでは、「舞台が変わるたびに物議を醸す」という現象が続いていました。 一年前の『半分、青い。』は、「岐阜・故郷編(高校生)」「東京・胸騒ぎ編(漫画家修行)」「人生・怒涛編(100円ショップ)」「戻りました!岐阜編(五平餅カフェ)」「再起奮闘編(発明)」を立て続けに放送しましたが、「まったく別のドラマになった」「変わりすぎてついていけない」などの批判的な声が少なくありませんでした。 前作の『まんぷく』も、メインの即席ラーメン作りに入ったのは、スタートから約3か月半が過ぎたころ。それまでは、出会いと結婚、戦争と疎開、製塩業、栄養食品の開発、信用組合理事長に就任などのさまざまな舞台が描かれ、賛否を集めました。◆3週前に“プレ・東京編”を描いた理由 週6日・半年間放送の長丁場である朝ドラは、主人公の半生を描くことが多く、このように物語の舞台が変わるのは定番であり、珍しいことではありません。ただ、視聴者がSNSで自由に発信できるようになった最近では、「舞台が変わるたびに批判的な声があがる」というケースが増えていました。 その点、『なつぞら』は、巧妙かつ視聴者に優しい構成が見られます。「東京・新宿編」のはじまる3週前の第5週で、なつは兄探しのために上京し、週をまたいだ第6週の月曜まで、東京での様子が描かれました。“プレ・東京・新宿編”“プレ・アニメーション編”と言いたくなるような異例の構成だったのです。 そこに登場したのは、なつの兄・奥原咲太郎(岡田将生)、空襲のときになつを助けた佐々岡信哉(工藤阿須加)、カフェオーナーの前島光子(比嘉愛未)、大型書店社長の茂木一貞(リリー・フランキー)、クラブ歌手の煙カスミ(戸田恵子)、元人気ダンサーのおでん屋女将・岸川亜矢美(山口智子)、「東洋動画」アニメーターの仲努(井浦新)などの魅力あふれるキャラクターと俳優たち。それぞれの人柄と謎をチラ見せすることで期待感をあおるとともに、視聴者の目に慣れさせておいたのです。 朝ドラの舞台が変わることで起きる批判の最たるものは、唐突さによる戸惑い。「連日の放送で愛着を持つキャラクターと俳優が突然いなくなり、なじみのないキャラクターと俳優ばかりになる」ことが寂しさや不満の声を招いていました。『なつぞら』は第6週の火曜から「北海道・十勝編」に戻りましたが、そこでも「東京・新宿編」「アニメーション編」のキャラクターと俳優をときどき登場させているため、舞台が変わる第8週に唐突さや戸惑いを感じさせることはないでしょう。◆「北海道・十勝編」は感動のクライマックスへ『なつぞら』は記念すべき朝ドラ100作目であり、「歴代ヒロインの大量キャスティング」を筆頭に豪華キャストをそろえました。 しかし、せっかくの豪華キャストも、ただ集めただけではその魅力が視聴者に伝わらず、制作サイドにとっては腕の見せどころ。SNSなどのコメントを見ると、「東京・新宿編」「アニメーション編」のキャラクターと俳優を「早く見たい」「気になる」などの好意的な声が多いことから、今のところは狙いが奏効しているのではないでしょうか。 もちろん残り1週となった「北海道・十勝編」のクライマックスも見どころ十分。なつを愛する柴田泰樹(草刈正雄)、柴田富士子(松嶋菜々子)、山田天陽(吉沢亮)らとの切ない別れや恋模様が予想されるだけに必見です。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2019.05.11 07:00
NEWSポストセブン
『なつぞら』に主演する広瀬すず
朝ドラ原点回帰の『なつぞら』、キャスティングに5つの保険
 早くも話題を呼んでいる新しいNHK連続テレビ小説『なつぞら』。朝ドラ初となる全編アニメーションのオープニングなど新しい試みが話題になっているが、そうしたチャレンジのカゲで、NHKは失敗しないようにキャスティングではしっかり保険をかけていたようだ。コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 前作『まんぷく』が好評のうちに幕を閉じ、4月1日から新たな朝ドラ『なつぞら』がはじまりました。同作は記念すべき100作目の朝ドラであり、NHKにとっては、絶対に失敗できないアニバーサリー作。初回視聴率が22.8%(ビデオリサーチ、関東地区)を記録するなど、順調なスタートを切ったことで胸をなでおろしているのではないでしょうか。 放送開始前、制作サイドは「困難に負けずひたむきな朝ドラらしいヒロインを描く」という原点回帰の方針を掲げていました。近年のヒロインは、『まんぷく』今井福子(安藤サクラ)のような天真らんまんなタイプ、『半分、青い。』楡野鈴愛(永野芽郁)のようなユニークなタイプ、『ひよっこ』谷田部みね子(有村架純)のようなドジなタイプなど、いずれもマイペースな印象。それだけに「両親を戦争で失い、引き取られた北海道の牧場で必死に働く」という『なつぞら』のヒロイン・奥原なつは、かつての朝ドラに戻ったような感があります。 近年、苦労を苦労と感じさせないようなマイペースなヒロインが多かったのは、「苦労が続く重苦しい展開を避けたがる現代の視聴者に対応しよう」という理由からでした。つまり、時代に合わせてヒロインのキャラクターや作風を変えていたのであり、その意味で『なつぞら』の原点回帰は、リスクのあるチャレンジになります。 しかし、そこはさすがNHK。前述したように「絶対に失敗できない100作目」だけに、リスクを軽減すべく、キャスティングで5つの保険をかけていたのです。◆7人の歴代ヒロインと10人のイケメン俳優 1つ目は、ヒロインに若手屈指の知名度と演技力を併せ持つ広瀬すずさんを起用したこと。前作『まんぷく』を飛び越える形で、約1年4か月前の2017年11月に早期発表されたのも、すでに人気があり、期待感を高められる広瀬さんだから成立したことです。 2つ目は、歴代の朝ドラヒロインを7人起用していること。ヒロインの育ての母親役を『ひまわり』の松嶋菜々子さんが務めるほか、2話に『娘と私』の北林早苗さんが出演し、今後も『おしん』の小林綾子さん、『純ちゃんの応援歌』の山口智子さん、『ふたりっ子』の岩崎ひろみさん、『どんど晴れ』の比嘉愛未さん、『ちりとてちん』の貫地谷しほりさんの出演が発表されています。さらに、まだまだ追加出演が期待できるでしょう。 3つ目は、幅広い年代からそろえた10人のイケメン俳優。ヒロインの養祖父役に草刈正雄さん(66歳)、養父役に藤木直人さん(46歳)、アニメーション編の作画監督役に井浦新さん(44歳)、兄役に岡田将生さん(29歳)、幼なじみ役に山田裕貴さん(28歳)と工藤阿須加さん(27歳)、ヒロインに絵を教える友人役に吉沢亮さん(25歳)、養父の長男役に清原翔さん(26歳)、友人の兄役に犬飼貴丈さん(24歳)、アニメーションの同僚役に中川大志さん(20歳)が発表されています。 4つ目は、舞台となる北海道出身の演劇ユニットTEAM NACSの音尾琢真さん、安田顕さん、戸次重幸さん。3人はドラマのPRにもひと役買うなど、序盤の物語に大きく貢献していますし、残る森崎博之さんと大泉洋さんの出演も噂されています。 5つ目は、語り(ナレーション)を内村光良さんが務めること。内村さんにとってドラマのナレーションは初挑戦であり、昨年大みそかに総合司会を務めた『第69回紅白歌合戦』の生放送中にサプライズ発表されたことからも、期待の大きさがうかがえます。◆総力を結集した“NHKフルキャスト” 特徴的なのは、朝ドラに限らずNHKのドラマにゆかりのある俳優が多いこと。大河ドラマ『真田丸』で真田昌幸を演じ、主役級の活躍を見せた草刈正雄さんを筆頭に、大河ドラマ『平清盛』で出演兼ナレーションに抜てきし、昨秋の『昭和元禄落語心中』で主演を務めた岡田将生さん、NHKのお笑い部門をけん引する『LIFE!~人生に捧げるコント~』の座長・内村光良さん。いずれもNHKの作品が代表作のひとつになっています。 その他のキャストでも、朝ドラ『あさが来た』の眉山惣兵衛役が記憶に新しい柄本佑さん、『悦ちゃん~昭和駄目パパ恋物語~』のヒロイン子役・平尾菜々花さん、『洞窟おじさん』で主演を務めたリリー・フランキーさん、20作超のNHKドラマに出演してきた小林隆さん、大河ドラマ3作ほかNHKドラマの出演が多い染谷翔太さん、さらに『べっぴんさん』『植木等とのぼせもん』らに出演した子役・粟野咲莉さんがヒロインの幼少期を演じるなど、まさに“NHKフルキャスト”。総力を結集している様子が伝わってきますし、今後もNHKにゆかりのある俳優が追加発表されていくでしょう。「NHKのドラマを見てきた視聴者になじみの深い俳優をそろえる」という戦略は堅実そのものであり、制作サイドにとっての保険。「ここまでやって駄目だったら仕方がない」と思えるところまで努力しているのは素晴らしいことですが、お金をかけて人を集めたことで、プレッシャーが増しているのもまた事実です。 もちろんドラマはキャストだけでなく、スタッフの力が重要なのは言うまでもありません。なかでも脚本の大森寿美男さんが、「どんなドラマティックな物語を作るのか」「豪華キャストをどう生かすのか」が成否のカギを握っていると言えるでしょう。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2019.04.06 07:00
NEWSポストセブン
『家売るオンナの逆襲』に主演する北川景子
“家売るオンナ”では物語のカギ ドラマの飲食店の役割とは
 ドラマに必ずと言っていいほど登場するのが飲食店でのシーンだ。その店がドラマで欠かせない場所となることもある。北川景子主演の連続ドラマ『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)に登場するバーもすっかりお馴染みに。ドラマにおける飲食店の役割について、コラムニストのペリー荻野さんが綴る。 * * * 飲食店を制する者がドラマを制する。これは私が勝手に言っている原則だが、『家売るオンナの逆襲』を見ていると、飲食店シーンの重要さがよくわかる。このドラマに出てくる飲食店といえば、ファンにはおなじみの「BARちちんぷいぷい」だ。 赤・緑・青・黄色の原色しましま模様など70年代風ファッションのこころ(臼田あさ美)が営む「ちちんぷいぷい」は、BARとはいうが、ミラーボールきらきら、昼も営業中で定番はべちゃっとした焼きそば。雰囲気は街のスナックだ。ここは、ここは、主人公の三軒家万智(北川)の勤め先「テーコー不動産」の上司で彼女の夫でもある屋代(仲村トオル)をはじめ、チーフの足立(千葉雄大)、部下の庭野(工藤阿須加)らも入り浸る「心のオアシス」である。 無表情のまま「私に売れない家は、ありません!!」も「GO!!」と決めセリフを言い放つ三軒家とは対照的に、こころは、悩むテーコー男子たちに「気が優しいのよ」「変わろうとしてるのね、庭野ちゃん」などとほっとする言葉をかける。よく見ると、毎回手書きの「こころごはん」が変わっており、それは「筑前煮」「砂ぎも炒め」「豚の角煮」「おでん」など、胃袋つかみ系の心憎い路線なのだ。男たちは仕事や家庭の愚痴を言っては、「こころちゃん、アレやって」と頼み、マドラーで「ちちんぷいぷい」とおまじないをしてもらって、立ち直る(?)のである。 また、この店は「事件の現場」にもなる。屋代は、このカウンター席でスーパーの店長(真飛聖)に熱い視線を送られてクラクラ。あわや浮気!?という騒動に。こころは、事件の目撃者であり、観察者となる。「ちちんぷいぷい」は、まさにドラマの中枢といってもいい。(今シーズンは、この店を舞台にしたTikTokのオリジナルCMも放送されている) 思えば、『相棒』シリーズの「花の里」、まもなく「2」がスタートする『ひよっこ』の洋食店「すずふり亭」、「まんぷく」の喫茶店「パーラー白薔薇」、そして毎年スペシャルが続く長寿シリーズ「渡る世間は鬼ばかり」のラーメン店「幸楽」や和食「おかくら」など、名ドラマには名物飲食店がつきもの。 私は以前、ベテラン脚本家から、「飲食店を設定しておけば、誰が来ても不自然ではないし、みんなを集めて話を進めやすい」と聞いたことがある。確かに。みんなが集う店なら、登場人物の本音や思惑が語られ、視聴者に「心の中」を伝えやすいというものだ。「ちちんぷいぷい」でも、屋代は仕事に全力を注ぎ、ろくに家に戻らない妻について、人の家を売るのはいいが「自分の家が崩壊しちゃうよ」と嘆き、“サンチー(三軒家チーフ)の犬”と呼ばれる子分待遇の庭野は「三軒家チーフを卒業します!!」とカラオケ『青春時代』を歌いまくる。共感もあれば笑いもある。会議室でも家庭でも出せない人間味丸出しの飲食店シーンがいかに面白いか。やっぱり、これはドラマのカギだ。あっぱれ、ちちんぷいぷい!
2019.03.13 07:00
NEWSポストセブン
川栄李奈&工藤阿須加のツーショットに「お父さんとむすめ感が凄いw」
川栄李奈&工藤阿須加のツーショットに「お父さんとむすめ感が凄いw」
日曜ドラマ「3年A組ーいまから皆さんは、人質ですー」の公式ツイッターに女優の川栄李奈さんが登場。水曜枠で放送されているドラマ「家売るオンナの逆襲」の出演している俳優の工藤阿須加さんとのツーショットが公開されました。https://twitter.com/3A10_ntv/status/1092746312007598080「奇跡のコラボ」とコメントが添えられた写真に、ファンからは「結ばれなかった2人が日テレで再会はエモい」「夢の共演!サイコー」「あら素敵♡」「お父さんとむすめ感が凄いw」と反響の声が寄せられています。2018年12月30日に放送されたNHK広島開局90年ドラマ「夕凪の街 桜の国」で川栄さんと工藤さんは共演しており、久しぶりのツーショットにファンは歓喜しています。
2019.02.18 02:55
SNSのニュースメディア Insty
工藤阿須加、深夜のバーから自宅で美女とお泊り密会
工藤阿須加、深夜のバーから自宅で美女とお泊り密会
 東京を寒波が襲った12月上旬の土曜日。都内の飲食店で“複雑な家族団らん”が目撃されていた。「午後8時頃かな。半個室に小さな子供や高齢女性ら5、6人の“家族”が入っていったんです。そのなかに工藤さんがいました。料理が運ばれるたび“ありがとうございます!”“おいしそう!”と工藤さんが大きな声で反応するから、周囲に丸聞こえでした(笑い)。チラッと見えた感じだと、工藤さんは隣にいた同年代の女性と仲よくしていて、子供もあやしていました」 居合わせた客は、工藤阿須加(27才)の存在に気づくと同時に疑問も抱いた。「彼は独身だったはず…」と。 福岡ソフトバンクホークスの監督・工藤公康氏(55才)を父に持つ彼が、俳優デビューしたのが2012年。翌2013年にはNHK大河ドラマ『八重の桜』に主人公の弟役で出演。その後も2014年に『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)や2016年にNHK連続テレビ小説『あさが来た』などで主要キャストを演じ、デビュー以来立て続けに連ドラに出演中。 この10月には朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)の水曜メインパーソナリティーに抜擢された。「『ZIP!』の初出演時、共演者の川島海荷ちゃん(24才)らから“さわやか!”“目がキラキラ! まぶしい!”と、彼の無邪気な笑顔は絶賛されていました。彼は5人きょうだいの長男で、工藤監督からビンタも辞さないスパルタ教育で育てられてきました。そのためか、礼儀正しく低姿勢、考え方もしっかりとしていると評判です。何より華があるので、今後ますます露出を増やしていくはずです」(テレビ局関係者) さわやかなイケメン俳優として知られる工藤。そんな彼が意外な行動を見せたのが、冒頭の日である。 工藤の隣にいた女性の名は関戸優希(27才)。2005年、「スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックス」で準グランプリを受賞したタレントだ。「この大会のグランプリは蓮佛美沙子さん(27才)で、審査員特別賞が土屋太鳳さん(23才)。当時は土屋さんより関戸さんの方が将来有望と見られていたんです。だけど彼女は5年ほど前に地元の名古屋に帰郷。実は結婚をして今では2児の母なんです。それでも彼女は芸能活動を諦めきれず、たまに上京しては仕事を続けていました。 知人を介して工藤さんと知り合ったのは1年ほど前です。最近になって連絡をとるようになり、家庭の悩みなどを相談していました。そのうち、ものすごく明るくて紳士的な彼に惹かれていったようです」(関戸の知人) その日、飲食店を出ると、関戸は子供を家族に任せ、工藤と友人の3人でタクシーに乗って10分ほどのバーに入った。深夜2時半頃、先に店を出た関戸はひとりで工藤の自宅へと帰宅。すぐ後、時間差で工藤も帰ってきた。 しかし、工藤の知人は首をひねる。「工藤さんには2年ほど前からつきあっている一般人の彼女がいたはずです。工藤さんは最近、“彼女とぶつかることが増えてきたんだ”とこぼしていました。それでも、仲はいいように見えましたが…」 まさか“二股”で“不倫”? 疑惑の夜を工藤の所属事務所はこう説明する。「その日、工藤の自宅には、関戸さんのことも知る友人男性もいました。関戸さんは友人の1人です」 一方の関戸の事務所はこんな話をする。「本人に確認したところ、工藤さんは関戸の兄の友人であり、そのような関係は一切ないとのことです。また、関戸はすでに離婚しております」 さわやかな工藤には似つかわしくない騒動。本命は…!?※女性セブン2019年1月1日号
2018.12.13 07:00
女性セブン
工藤阿須加、美女とお泊り直前の2ショット写真5枚
工藤阿須加、美女とお泊り直前の2ショット写真5枚
 さわやかなイケメン俳優として人気急上昇中の俳優・工藤阿須加(27才)のお泊まり現場がキャッチされた。13日発売の女性セブンで、タレントの関戸優希(27才)との深夜の逢瀬が報じられている。そんな2人の様子を5枚の写真で詳報する。 12月上旬の週末、夜8時頃、都内の飲食店で小さな子供や高齢女性も含めて5、6人と食事をしていたという工藤は、隣にいた関戸と、仲よくする姿や、子供をあやす姿などが目撃されていた。 関戸は、2005年、「スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックス」で準グランプリを受賞したが、5年ほどまえに地元の名古屋に帰郷。結婚をして2児の母となったが、芸能活動を諦めきれず、たまに上京をしては仕事を続けていたという。 この日、飲食店を出ると、関戸は子供を家族に任せ、工藤と友人の3人でタクシーで10分ほどのバーへ移動したという。 写真は、飲食店を出た時のショット。ブラウンのロングヘアの関戸は、パンツスタイルでダウンジャケットを羽織ったカジュアルスタイル。一方の工藤も、スニーカーだけ白のモノトーンのラフなスタイルだった。その後、深夜2時半頃、先に店を出た関戸は1人で工藤の自宅へと帰宅。そのすぐ後、時間差で工藤も帰ってきたという。 関戸の所属事務所によると、関度はすでに離婚しているそうで、“不倫”ではなさそうだが、工藤の知人の話として、工藤には交際2年ほどの恋人がいると伝えられている。果たして真相は…。
2018.12.13 06:55
NEWSポストセブン
新垣結衣&松田龍平が今夜スタートの新水曜ドラマをPR
新垣結衣&松田龍平が今夜スタートの新水曜ドラマをPR
朝の情報番組「ZIP!」の公式インスタグラムが更新され女優の新垣結衣さん、俳優の松田龍平さんが登場。10月10日スタートの新水曜ドラマ「獣になれない私たち」のPRを行いました。https://www.instagram.com/p/BovI1_fjeL7/?taken-by=ntvzip総合司会者の桝太一さん、川島海荷さん、メインパーソナリティーの工藤阿須加さんと“ZIPポーズ”をするおふたり。「VTRに新垣さん感動。ほっこりした1日のスタートになりました」とコメントが添えられています。なお、新垣さんと松田さんは2007年の映画「恋するマドリ」以来の約11年ぶりの共演となり、松田さんとの共演に新垣さんは「久しぶりに一緒にお芝居ができるのがとてもうれしいです」とコメントしています。久々のおふたりの共演に注目ですね。
2018.10.10 08:06
SNSのニュースメディア Insty

トピックス

紺色のお召し物だった紀子さま
紀子さま、悠仁さまに「悪夢の再来」 宮内庁17cm包丁送付事件、同封便箋には皇族批判
女性セブン
京都の街を歩く舞妓のイメージ(写真/イメージマート)
元舞妓の告発に有名歌舞伎役者たちが大慌て 関係が露見すれば廃業は必至か
女性セブン
逮捕された「RYO&YUU」
「バレないように森の中で」公然わいせつ逮捕「RYO&YUU」が語っていた野外動画撮影の“対策” 実際には公園、海岸でも裸に
NEWSポストセブン
よくぞ言った!江口のりこがぶっちゃけたテレビのタブー「番宣出演は意味がない」
よくぞ言った!江口のりこがぶっちゃけたテレビのタブー「番宣出演は意味がない」
NEWSポストセブン
ゴルフをする女性芸能人が増えている(左は小島、右は鷲見。ともに本人のインスタより)
タイトなウェア姿を投稿しまくりの小島瑠璃子と鷲見玲奈「ゴルフ女子」枠巡る熾烈な戦い
NEWSポストセブン
ポスト和久田麻由子アナに浮上 「元東大ミスコン」堀菜保子アナ(27)の“大きな武器”
ポスト和久田麻由子アナに浮上 「元東大ミスコン」堀菜保子アナ(27)の“大きな武器”
NEWSポストセブン
TBS・安住紳一郎アナウンサーの魅力の源は?(時事通信フォト)
「定年までTBSに」先輩・吉川美代子アナが期待する安住紳一郎アナのこれから
週刊ポスト
結婚を発表し、お相手を「建築会社」とした滝沢。「一般男性」とは言っていない
滝沢カレン結婚!「テラハ」出演“肉食系”ハーフモデルのどこに惹かれたのか
NEWSポストセブン
眞子さまの箱根旅行のお姿。耳には目立つイヤリングも(2018年)
小室圭さんの妻・眞子さん 華やかだった4年前の「箱根・女子旅ファッション」
NEWSポストセブン
逮捕された「RYO&YUU」
公然わいせつ逮捕「RYO&YUU」、性的動画アップは「親公認」だった 22歳の女は愛知・香嵐渓で全裸に
NEWSポストセブン
結婚し、日本メディアが情報をキャッチしづらいNYで、デイリーメールが追跡取材(写真/JMPA)
小室圭さん・眞子さん夫婦が「離婚で終わったとしても…」英デイリー・メールが報じた「茨の道」
NEWSポストセブン
高橋真麻
高橋真麻「おでんの卵8個食べても太らない」女性が憧れる美スタイルの理由
NEWSポストセブン