芸能

島田紳助「競売物件探しをするのが至福の時」と公言していた

 暴力団関係者との黒い交際を理由に芸能界を引退した島田紳助(55)。仕事を辞めても、彼が悠々自適でいられるのは、土地だけでも総額約15億円ともいわれる資産があるからだ。東京や大阪だけでなく、沖縄など各所に不動産をもち、飲食店も経営している。

 紳助は、芸能界で活躍するようになり、収入も増えると、すぐに投資をスタート。カネにとことん執着し、“芸能界の不動産王”といわれるまでになったが、その蓄財に力を発揮してきたのが、妻の由美子さん(54)だった。1997年1月、紳助は不動産会社『有限会社マイコーポレーション』を設立。それまで個人事務所で行っていた不動産投資業務をこの会社で行うようにした。資本金300万円のこの会社の社長を務めているのが由美子さんだ。紳助の友人のひとりはこう話す。

「実際に物件を探したりするのは、やっぱり紳助さん本人ですが、財布の紐を握っているのが奥さんなんです。彼があれこれ物件を見て、奥さんが承諾して、初めてお金が用意されるんです」

 なかでも紳助は競売物件に強い関心があった。時間が許す限り裁判所に立ち寄っては、競売物件閲覧帳をめくって、競売にかけられた不動産探しをするのが至福のひとときだと公言してきた。

 不動産投資については、著書『株・不動産 知識ゼロからの金儲け』『天下の廻りモノ オカネの正体』(共に幻冬舎刊)などで、「不動産を買うときは2年かけなきゃダメ」「資産運用の上手なスイスの銀行に預金にしろ」など、これまでに得た蓄財知識を披露している。

 実生活でも紳助は日本円とドルの口座を別々に持っており、その時々で得するほうを利用するなど、「カネ」に対して細かなこだわりを見せていた。これもすべて賢妻のサポートあってのことだったという。

※女性セブン2011年9月15日号

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