芸能

『バイキング』 視聴率1%台に落ち込めば打ち切り可能性も

 フジテレビ系で『笑っていいとも!』の後番組として始まった『バイキング』が大苦戦している。初回こそ6.3%とまずまずの視聴率だったが、4月15日と翌16日には2.7%と、同局の同時間帯番組で32年ぶりとなり低視聴率を記録した。業界では番組内容にも、批判の声が殺到しているという。ある放送作家がこう話す。

「方向性が見えてこない。『はなまるマーケット』の薬丸裕英と岡江久美子を共演させて主婦層の気を引こうとしたのかと思えば、ブリっ子キャラで主婦層に嫌われる小林麻耶をレギュラーで起用して花嫁修業をさせていた。

『はなまる』は番組終了間際の視聴率が2%前後だったし、小林麻耶は最近とんとテレビからご無沙汰。数字を持っていないタレントをあえて起用している理由がよくわからない」

 そうなると早くも“番組打ち切りが近いのでは?”との噂も立っているが……。

「帯番組としては、半年で終了はよほどのことがない限りはありえない。普通、数字が取れなければ、番組内でテコ入れを繰り返すものです。しかし、過去に『いいとも』の裏番組は、あまりに数字が取れず、半年での終了は珍しくなかった。

『まっ昼ま王!!』(テレビ朝日系・1994年10月~1995年3月)や『宮本和知の熱血昼休み』(TBS系・1998年3月~1998年9月)ですね。視聴率1%台を記録したことが影響しています。TBS系では『宮本~』の後番組として開始した『おサイフいっぱいクイズ!QQQのQ』もわずか3か月で打ち切りになっています。『バイキング』も視聴率が1%台まで落ちれば、さすがに打ち切りの可能性が出てくるでしょう」

 始まったばかりで早くも打ち切りの可能性が噂される『バイキング』。だが、月曜日・坂上忍の「泥酔」や火曜日の「江角マキコVSビッグダディ」など、番組の「目玉」になる可能性を秘めたネタも最近出始めている。

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