相撲ファンには現役力士の土俵上の取り組みしか見ることができないが、実は相撲協会内部では、理事長や理事、副理事などの有力ポストを巡って「一門」を代表する親方たちが水面下で“ガチンコ勝負”を行っているのだ。
「昨年3月の理事長選には2人の親方が立候補しての一騎打ちになりました。1人は『貴乃花一門』を率いる貴乃花親方。まだ若いですが、その行動力とカリスマ性で若手親方を中心に貴乃花を推す声が大きかった。そのライバル候補が『高砂一門』のリーダーである八角親方(元横綱・北勝海)でした。理事による多数決の結果、反貴乃花票をまとめた八角親方が予想外の大差で勝利し、理事長に就任しました」(前出・相撲記者)
A子さんの父親の陣幕親方は高砂一門である上に、八角部屋に所属している、いわば“八角親方直属の親方”だ。
「理事の任期は2年。来年2月の理事長選を控え、高砂一門と貴乃花一門はしのぎを削っています。その最中に貴乃花親方の息子である優一くんと現理事長直属の陣幕親方の娘であるA子さんが結婚するなんて、角界の常識ではありえないことです。結婚が極秘扱いにされているのも、周囲に与える影響を配慮したからでしょう」(前出・角界関係者)
貴乃花親方に結婚について尋ねたところ、「結婚は事実ではありません。いずれそうなると思いますが、温かく見守っていただけると幸いです」というコメントが届いた。
※女性セブン2017年5月11・18日号