そうかと思えば、「いま話題のホリプロさん」(船越英一郎が所属しているため)とか、あの籠池さんが手にしていた中心が紙切れの札束のオモチャを見て「流行りの…」と言ってみたり、“毒”も持ち得ている。
首相官邸前での中継経験談にも「(なんのニュースだったか)憶えてない」、国会記者会館のフジテレビの部屋でも「(取材テープを伝送している間)、私はここでお菓子をたべている」と屈託ない表情でソファーを指さす久代アナ。
渡辺和洋アナから「せっかくだから」と促されて、同室のブースに座る際も、「どっち側に座るんですか?」と質問してしまうのである。ちなみに渡辺アナの答えは「見ればわかるでしょ?」だった(苦笑)。
この日ずっとバスガイドのコスプレで、番組タイトルが入った旗型のプレートを手にしていた久代アナがロケ中もっとも気にしていたのは、そのプレートをカメラに向けることだったようで、それは見事に達成されていた。こうしたプロ意識はもっているのだ。
そんな中、もっとも驚いたのは、東京スカイツリーの展望台で床がガラス張りになっているところに立ち、渡辺アナからスカート姿なので気を付けるように言われたときのこと。久代アナは「下の人にパンツが見えるってことですか?」と言った後、下を向きながら「今、チャンスですよ〜〜〜」と2回も言ったのだ。
う〜む。この人の思考回路はいったいどうなっているのか?
ネットでは「ブスかわいい」などとも言われているし、石橋貴明が『とんねるずのみなさんのおかげでした』で「ブスパン」と呼び、物議を醸したこともあった。だが、石橋が女子アナをこんなふうにいじるのは気に入っている証拠だと思う。
明石家さんまを通じ、久代アナの品の良さやアナウンス力を褒めていたのは佐藤浩市だ。
実際、久代アナは小顔でスタイル抜群で“お嬢さん顔”。日本語検定3級、言語能力検定2級だけに語彙が豊富でアナウンス能力も実はひじょうに高いのである。
もう一つ、久代アナだけスタイリストが違うのかな?と思えるほど、毎回、上品でかわいくて必ずどこかにトレンドのポイントが置かれたセンスのいい衣装であることも、私が彼女に目が留まる大きな理由だ。
あのカトパンが『めざましテレビ』を卒業するとき、「次は久代アナでは?」なるウワサを耳にしたこともあるので、局内にもファンが大勢いるのだろう。
真の天然さん、久代萌美アナに今後も大注目だ。