国内

安倍昭恵さん「籠池夫妻に何があったのか聞いてみたい」

ヤラされ感が漂う“自粛ムード”(3月17日の愛知県の福祉イベントで)

 安倍政権を揺るがしている森友問題。野党は安倍晋三首相(63才)と妻の昭恵さん(55才)の関与について厳しく追及。昭恵さんの証人喚問を求める声も少なくない──。

 昨年4月15日、新宿御苑で開かれた安倍首相主催の「桜を見る会」に萌黄色の目立つスーツで出席した昭恵さんは、支持者から「昭恵さん、頑張ってね。森友に負けるな」と声をかけられるとみるみる目を赤くし、ぽろぽろと大粒の涙をこぼしながら、大きくうなずいて見せた。

 その前月の半ばからフェイスブックでの発信をストップしていた昭恵さん。活動を事実上、自粛していたのだが、この桜を見る会を機に、たった1か月弱で“反省ムード”もあっさり終了。3日後にはフェイスブックを再開すると、あとはどこ吹く風となった。

 昨年5月15日、東京・日比谷のパーティー会場で開かれた『安倍晋太郎氏を偲び安倍晋三総理と語る会』でのこと。

「会の席上、昭恵さんが、『騒動で有名になったのでおかげ様で(経営する)居酒屋UZUは繁盛しています』とおっしゃったのを聞いて耳を疑いました。また、『最近、有名になっちゃって警備がたいへ~ん』とニコニコしていました」(出席者の1人)

 昨年6月23日には、“反転攻勢”に出る。森友問題でバッシング報道が溢れたことを念頭に、「批判はしていただいて結構ですが、こちら側が伝えたいと思っていることもきちんと伝えていただきたい」とメディアに注文。

 極めつきは昨年末のイベントで「つらい1年だったが、頑張ってきてよかった」と発言し、もうすっかり森友問題は過去の話にしてしまった。

 そんな中で持ち上がったのが「安倍昭恵」の名前を隠蔽した森友文書騒動(3月2日)。改ざんを命じられたことを苦にした財務省職員の自殺が報じられた3月9日、ピンクのワンピース姿でイベントに出席して笑顔で鏡開きをする写真をフェイスブックにアップした。13日には《野党のバカげた質問ばかりで、旦那さんは毎日大変ですね》という投稿に「いいね!」を押したと報じられた。

 17日には愛知県内で開かれた福祉イベントに登場。

「私も過去を後悔したり反省したりはしますが、先に起こることを心配したり恐れたりするのではなく、日々の瞬間を大切にしたい」という発言はまたも波紋を呼んだ。

関連記事

トピックス

自身のYouTubeで新居のルームツアー動画を公開した板野友美(YouTubeより)
《超高級バッグ90個ズラリ!》板野友美「家賃110万円マンション」「エルメス、シャネル」超絶な財力の源泉となった“経営するブランドのパワー” 専門家は「20~30代の支持」と指摘
NEWSポストセブン
濱田よしえ被告の凶行が明らかに(右は本人が2008年ごろ開設したHPより、現在削除済み、画像は一部編集部で加工しております)
「未成年の愛人を正常に戻すため、神のシステムを破壊する」占い師・濱田淑恵被告(63)が信者3人とともに入水自殺を決行した経緯【共謀した女性信者の公判で判明】
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
《外道の行い》六代目山口組が「特殊詐欺や闇バイト関与禁止」の厳守事項を通知した裏事情 ルールよりシノギを優先する現実“若いヤクザは仁義より金、任侠道は通じない”
NEWSポストセブン
志村けんさんが語っていた旅館への想い
《5年間空き家だった志村けんさんの豪邸が更地に》大手不動産会社に売却された土地の今後…実兄は「遺品は愛用していた帽子を持って帰っただけ」
NEWSポストセブン
暑くなる前に行くバイクでツーリングは爽快なのだが(写真提供/イメージマート)
《猛暑の影響》旧車會が「ナイツー」するように 住民から出る不満「夜、寝てるとブンブン聞こえてくる」「エンジンかけっぱなしで眠れない」
NEWSポストセブン
寄り添って歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《木漏れ日のなかベビーカーを押す海外生活》眞子さん、苦渋の決断の背景に“寂しい思いをしている”小室圭さん母・佳代さんの親心
NEWSポストセブン
自殺教唆の疑いで逮捕された濱田淑恵被告(62)
《信者の前で性交を見せつけ…》“自称・創造主”占い師の濱田淑恵被告(63)が男性信者2人に入水自殺を教唆、共謀した信者の裁判で明かされた「異様すぎる事件の経緯」
NEWSポストセブン
米インフルエンサー兼ラッパーのリル・テイ(Xより)
金髪ベビーフェイスの米インフルエンサー(18)が“一糸まとわぬ姿”公開で3時間で約1億5000万円の収益〈9時から5時まで働く女性は敗北者〉〈リルは金持ち、お前は泣き虫〉
NEWSポストセブン
「第42回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
《ヘビロテする赤ワンピ》佳子さまファッションに「国産メーカーの売り上げに貢献しています」専門家が指摘
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(時事通信フォト)
《総スカン》違法薬物疑惑で新浪剛史サントリー元会長が辞任 これまでの言動に容赦ない声「45歳定年制とか、労働者を苦しめる発言ばかり」「生活のあらゆるとこにでしゃばりまくっていた」
NEWSポストセブン
王子から被害を受けたジュフリー氏、若き日のアンドルー王子(時事通信フォト)
《エプスタイン事件の“悪魔の館”内部写真が公開》「官能的な芸術品が壁にびっしり」「一室が歯科医院に改造されていた」10代少女らが被害に遭った異様な被害現場
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、インスタに投稿されたプライベート感の強い海水浴写真に注目集まる “いいね”は52万件以上 日赤での勤務をおろそかにすることなく公務に邁進
女性セブン