◆「11月中の決断」 囁かれるタイミング
11月30日には秋篠宮さまの53才の誕生日が控えている。過去にも、皇太子さまによる「雅子さまの人格否定発言」についてなど、率直な思いを語られてきた秋篠宮さまの誕生日会見に向け、皇室記者たちは眞子さまの結婚問題の行方についての質問を準備しているという。今がターニングポイントの時期でもある。
「“11月中の決断”が囁かれる中での美智子さまのお言葉には相当な重みがあるはずです。このタイミングでお話しされたということは、ようやく眞子さまに、穏やかな気持ちで人の話に耳を傾ける心の落ちつきが出てきたということなのでしょう」(前出・宮内庁関係者)
この関係者によると、美智子さまは来年の「御代がわり」で、秋篠宮家が皇嗣家になることをとても重くお考えだという。
「眞子さまは皇嗣家の長女であり、将来の天皇である悠仁さまの実姉でもあります。天皇をもっとも身近で支える存在として、より身を律し、高潔でいなければならない。それは、美智子さまご自身が皇后として長年、心を込めて実践されてきたことでもあります。眞子さまのこれからのお立場に照らし、小室さんが本当にふさわしいかたなのか―そうしたことを静かにお話しされたのだと思います」(前出・宮内庁関係者)
婚約者である小室圭さんは米ニューヨークで3年間留学生活をし、ニューヨーク州の弁護士資格を取得するプランだ。
「仮に小室さんがニューヨークで弁護士になったとしても、日本では弁護士の活動はできません。仕事のためにはアメリカで暮らすことになるでしょうが、元皇族として公務の一翼を担っていただくべき眞子さまがニューヨークで暮らすことは考えられません」(別の宮内庁関係者)
最後に決断されるのは、もちろん眞子さまだろう。物事を理路整然と、突き詰めて考えられる眞子さまは、美智子さまのお気持ちを重く受け止めたに違いない。
皇居・半蔵門から走り出た眞子さまの車は、いつになくスピードを上げ、赤坂御用地へと走り去った。カーテンの影に見え隠れする眞子さまの表情は、心なしか硬く見えた。
※女性セブン2018年11月15日号