悠仁さまの伊勢参拝は、もう1つの摩擦も生んでいる。前述したように、天皇や皇族方は折に触れ伊勢参拝を行っている。その節目の1つが「成人」であるが、愛子さまは、成人から間もなく1年を迎えようといういまになっても、まだ伊勢参拝を終えられていない。
「両陛下の姿勢に倣われ、愛子さまも長らくおこもり生活を続けられています。遠方はおろか、大学のキャンパスにさえ通われていない。本来なら、成年会見に続いて伊勢参拝されたかったでしょうが……。もちろん、現在高校1年生の悠仁さまは、来年以降は大学受験を見据えた勉強が始まるなど“待てない”事情があるのでしょう。
しかし、愛子さまより先に悠仁さまが参拝されるというのは、まるで皇室内の序列が崩れたようにも感じられます。紀子さまがそういった配慮をされなかったとは思えませんが、卒業式と成年会見のバッティングや、2つの国葬を巡る不穏によって、紀子さまが限界を迎えられているようにも感じられるのです」(別の皇室ジャーナリスト)
天皇家と秋篠宮家の間に横たわる溝が、ゆっくり深くなろうとしている。
※女性セブン2022年10月13日号